1−5. 溶岩円頂丘 (北海道壮督町の昭和新山)

   
 <解説> 

 昭和新山は、その名の通り昭和18年に有珠山という火山の隣の畑が突然に盛り上がり始め、粘性の高いマグマがドーム上に固まってできた溶岩円頂丘という形式の火山です。現在の標高は407mで、この成長の様子は、地元の郵便局長であった三松正夫氏によって正確に記録され、三松ダイヤグラムと呼ばれています。三松ダイアグラムや氏の残した貴重な資料は、昭和新山の麓にある記念館で見ることができます。現在でも昭和新山は白い噴煙をあげて活発に活動しています。 なお、昭和新山のできかたについては、多くの教科書では溶岩円頂丘となっていますが、固まった溶岩が隆起した溶岩岩尖(火山岩尖)であるという説もあります。

<地図>ここをクリックしてください。

<交通>JR室蘭本線洞爺駅、壮瞥駅、伊達駅、有珠駅より道南バス洞爺湖温泉行きで洞爺湖
      温泉下車、そこで道南バス昭和新山行きに乗り換え終点下車すぐ。

<駐車スペース>大きな駐車場あり

<参考文献> 

 (1)北海道新聞社(1988):北海道自然ガイド 北海道新聞社 p.50−67 
 (2)高橋正樹ほか(1998):北海道の火山 築地書館 p.92−115 
 (3)昭和新山生成50周年記念誌編集委員会(1994):昭和新山生成50周年記念写真集
    麦畑山ヲ生ズ 麦圃生山  昭和新山生成50周年記念誌編集委員会
 (4)北海道新聞社(2011):洞爺湖有珠山ジオパークガイドブック 北海道新聞社 p.57−63

<撮影日>2006年8月23日

 この場所は日本ジオパーク(洞爺湖有珠山)および世界ジオパークに認定されています

この場所は日本の地質百選に選ばれています。

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