1−6. 火山岩頸 (宮城県仙台市の太白山)

  
 
 <解説> 

 火山岩頸は、地下からマグマが上昇してきて火山が噴火し、溶岩が地表に流れ出したあと、まわりの部分が侵食され、マグマの通り道(火道)のマグマが冷えてできた硬い岩石の部分だけが残ったものです。そのため、柱状節理が見られることがよくあり、この太白山も安山岩の柱状節理が見られます。火山岩頸で有名なのは、日本では群馬県の子持山にある獅子岩(大黒岩)で、外国ではアメリカのワイオミング州にあるデビルスタワーで、デビルスタワーの柱状節理はたいへん規模が大きく、映画「未知との遭遇」にも使われました。
 太白山は標高320.7mの山ですので高くはありませんが、その特徴ある形はよく目立ち、東北新幹線からでもよくわかります。この写真は県道258号線の太白大橋の上から望遠レンズで撮影したものです。

<地図>ここをクリックしてください。

<交通>

  JR東北本線南仙台駅より徒歩15分。

<駐車スペース>川原におりる道に停められます。

<参考文献> 

 (1)竹内貞子 編著(1991):宮城の自然をたずねて 築地書館 p.100−109
 (2)地学団体研究会仙台支部(1993):せんだい地学ハイキング 宝文堂(仙台市)
    p.44−45 

<撮影日>2009年11月3日

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