2−5. 氷穴 (山梨県鳴沢村の鳴沢氷穴)

   
<解説> 

  流動性の高い溶岩が地表を流れると、表面は比較的早く冷えて固まりますが、内側は固まらずに流れていったりガスが放出されたりして、空洞ができてしまうことがあります。このようなものを溶岩トンネルといい、富士山麓にはたくさんあります。写真の鳴沢氷穴も溶岩トンネルの一種で、内部の気温がー3から+3度であるために、したたり落ちる地下水が凍って氷柱ができているため、氷穴と呼ばれており、天然記念物に指定されています。(写真の下部の黒い部分はフェンスの陰です)ここの近くには富岳風穴や西湖蝙蝠穴(こうもりあな)などの観光施設となっている溶岩トンネルがいくつかあるので、それらを比較するのもおもしろいでしょう。

<地図>ここをクリックしてください。

<交通>富士急行線河口湖駅より富士急山梨バス新富士駅行きで15分、氷穴下車、徒歩2分。

<駐車スペース>大きな駐車場あり

<参考文献> 

 (1)高橋正樹、小林哲夫(1998):フィールドガイド日本の火山2 関東・甲信越の火山II
    築地書館 p.40−58
 (2)加藤陸奥雄ほか(1995):日本の天然記念物 講談社 p.946−957
 (3)北中康文、斉藤眞、下司信夫、渡辺真人(2012):列島自然めぐり 日本の地形・地質
    文一総合出版 p.114−119

<撮影日>2012年5月4日

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