3−3. 放射状節理 (北海道根室市花咲の車石)

   
 <解説> 

 放射状節理とは、枕状溶岩と同じように、まだ固まっていない溶岩が海水などで急激に冷やされたとき、放射状に割れ目が入って固まったものです。写真のものは日本の代表的な放射状節理で、車石と呼ばれており、国の天然記念物に指定されています。車石とはいっても、実際には車輪状ではなくドーム状であり、下の方はシート状になっていて、車石の部分はシート状の溶岩流がくびれてできたものです。岩石はアルカリ質の粗粒玄武岩で、直径は8.2mあります。車石のまわりには、枕状溶岩なども見ることができます。

<地図>ここをクリックしてください。

<交通>JR根室本線根室駅より根室交通バス花咲港行きで車石入口下車、徒歩20分。(花咲駅から
      徒歩だと40分)

<駐車スペース>大きな駐車場有り

<参考文献> 

 (1)道東の自然史研究会(1999):道東の自然を歩く 北海道大学図書刊行会 p.66−75 
 (2)特定非営利活動法人 地質情報整備・活用機構ほか(2009):写真と図で見る日本の地質
    オーム社 p.8−9
 (3)岡崎由夫ほか(1971):釧路市付近と釧路から根室へ 地質ニュース 第203号
    p.25−39
 (4)北中康文、斉藤眞、下司信夫、渡辺真人(2012):列島自然めぐり 日本の地形・地質
    文一総合出版 p.20−21

<撮影日>2008年11月8日  

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