4−12. 糸魚川−静岡構造線の大断層 (山梨県早川町新倉)

     
              全体                            断層面

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 <解説> 

 糸魚川-静岡構造線は、日本を縦断する大断層で、写真はその中でも最も大規模で見栄えのする露頭です。高さは約30mあり、見る人に感動をおぼえさせます。断層の左側は古第三紀の雨畑川層という頁岩〜千枚岩でできた地層であり、右側は中新世の櫛形山塁層仙城層という凝灰岩でできた地層からなっており、古い地層が新しい地層に乗りあがった逆断層です。断層面は小規模ながら岩石がこなごなになった断層破砕帯になっています。

<地図>ここをクリックしてください。

<交通>JR身延線身延駅より山交バス奈良田行きで田代入り口下車徒歩5分

   注.ここはまわりの山や木のために断層部が影になりやすいので、夏の昼間に行ったほう
      がよいでしょう。また、雨のあとは川の水量が多く、断層側に渡れなくなります。

<駐車スペース>駐車場あり

<参考文献> 

 (1)田中収(1987):山梨県地学のガイド コロナ社 p.187−194 
 (2)山下昇(1995):フォッサマグナ 東海大出版会 p.V(口絵)、p.25−26 
 (3)小山彰(1984):山梨県早川沿いの糸魚川−静岡構造線−特に断層帯の形成について
    −  地質学雑誌 第90巻1号 p.1−16

<撮影日>2006年8月7日
この場所は日本の地質百選に選ばれています。
 

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