4−13. 空から見た中央構造線 (三重県松坂市飯高町付近)

   
<解説>

 中央構造線は、長野県の諏訪湖付近から愛知県・三重県・和歌山県を通り、四国・九州にまで伸びる大断層です。日本の地質は、4−7で見た糸魚川−静岡構造線で東北日本と西南日本に分かれ、西南日本はこの中央構造線で北側の内帯と南側の外帯に分かれます。
 中央構造線がどこを通っているかは、地図を見てもある程度は判読でき、上の写真のように飛行機から地上を見ただけでもわかる場所もあります。白っぽく写っている林道の下側に山の斜面が少しへこんだ場所が連なっているのがわかるとおもいます。これが断層がある場所です。断層が通っているところでは岩石が粉々になっていることが多いため、雨などで侵食されやすく、その部分だけへこむことがよくあります。このような地形を断層鞍部(ケルンコル)といい、断層によって分離された丘陵地を断層丘陵(ケルンバット)と呼びます。

<地図>ここをクリックしてください。

<交通>この写真は羽田発関西空港行きの飛行機からとったものです。席は進行方向左側です。

<撮影日>2003年11月23日

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