6−8. コンボリュート葉理 (神奈川県三浦市城ヶ島)

   
<解説> 

 コンボリュート葉理は異常堆積の一つであり、小さな褶曲のようなものが波のように連続的につながったものです。原因としては、未固結の地層に力が加わって変形したり、水流の乱れなどがあるようです。写真の露頭では、石灰質砂岩がキャベツの葉のように層状になっていますが、下部のところで別の地層によって切られています。これは、この地層が逆転したことを示しており、もともとは石灰質砂岩のほうが先に堆積し、それがコンボリュート葉理を作った後にその上部が浸食され、そこに現在の下の地層が上に堆積して最後に逆転して現在の状態になっています。

<地図>ここをクリックしてください。

<交通>京浜急行三崎口駅より京急バス城ヶ島行きで白秋碑下車、徒歩7分。

<駐車スペース>あり

<参考文献>

 (1)神奈川の自然をたずねて編集委員会(2003):神奈川の自然をたずねて 
    新訂版 築地書館 p.64−78
 (2)奥村 清(2003):新版 神奈川県地学のガイド コロナ社 p.105−107
 (3)横浜地学教育研究所(1992):城ヶ島の地学案内 横浜市教育センター p.41

<撮影日>2006年3月12日
この場所は日本の地質百選に選ばれています。

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