6−15. メランジュ (高知県中土佐町久礼)

  

    左下のスケールは30cm
 
 <解説> 

 メランジュとはフランス語で「混合」という意味で、地質の分野ではいろいろな種類の岩石の礫が泥岩などに混ざり合ってできた岩塊のことを指します。
 写真の場所は、四万十帯(しまんとたい)と呼ばれる西南日本の外帯(中央構造線の南側)を構成する地質帯の一部で、四万十帯は海洋プレートが大陸に向かって沈み込むときにできた付加体によってつくられたものです。構成する岩石は泥岩を主体として、その中に砂岩のブロックが挟まれた部分が多く、まれに玄武岩、凝灰岩、チャート、多色頁岩が含まれているようです。

<地図>ここをクリックしてください。

<交通>JR土讃線土佐久礼駅より徒歩25分

<駐車スペース>2台くらい止められそうな駐車スペースあり

<参考文献> 

 (1)社団法人 全国地質調査業協会連合会ほか(2007):日本列島ジオサイト地質百選 オーム社
    p.144−145
 (2)坂口有人、橋本善孝、向吉秀樹、横田崇輔、高木美恵、菊池岳人(2006):沈み込みプレート
    境界地震発生帯破壊変形と流体移動:高知県西部白亜系四万十帯、興津、久礼、横浪メラン
    ジュ 地質学雑誌 第112巻 補違、p.71−88 (日本地質学会第113年学術大会見学旅行
    案内書)

<撮影日>2010年1月5日
この場所は日本の地質百選に選ばれています。

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