9−4. メサ(香川県高松市の屋島)

  
 
 <解説> 

 メサはスペイン語でテーブルと言う意味で、丘の頂上部が硬い岩石の水平な地層のために平らになっていて、そのまわりが急斜面になっている地形を指します。屋島の基盤岩は黒雲母花崗岩で、中腹の標高200mくらいまでつづき、その上に、凝灰岩、火山角礫岩、讃岐岩質安山岩(古銅輝石安山岩)がほぼ水平に重なっています。また、南峰の山頂部には八島れき層が2〜3mの厚さで発達しています。山頂部は3300m×540mとたいへん広くなっています。この地形は、もともと谷地形だったところに溶岩が流れ込み、その上に砂れき層が堆積し、その後にまわりが侵食されてなくなり、屋島の部分だけが侵食に強い溶岩であったために残ったためにできたそうです。
 なお、屋島は溶岩台地と紹介されていることが多かったのですが、単なる溶岩だけの地形ではないので最近はメサと紹介されていることが多いようです。

<地図>ここをクリックしてください。

<交通>琴平電鉄琴電屋島駅またはJR高徳線屋島駅下車、徒歩1時間。

<駐車スペース>大きな駐車場あり

<参考文献> 

 (1)森合重仁(1979):香川県地学のガイド コロナ社 p.18−26
 (2)青木正博、目代邦康、澤田結基(2009):地形がわかるフィールド図鑑 誠文堂新光社 p.138−141

<撮影日>2002年1月5日

 この場所から算出するサヌカイトという岩石が日本の地質百選に選ばれています。

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