12−1. カレンフェルト (山口県秋芳町秋吉台)

  
 
 
<解説> 

 カルスト地形とは、石灰岩が雨水や地下水などで浸食されたことによってできる特有の地形です。地上では写真のようにところどころに羊のような石灰岩のかたまりが見られます。このような原野をカレンフェルトといいます。この石灰岩の表面は雨水によって溶食されて縦に筋が入っています。また、フズリナ・サンゴ・ウミユリ・腕足貝の化石を含むものもあります。秋吉台は日本一のカルスト台地で、古生代の石炭紀から二畳紀あたりの珊瑚礁が隆起してできたものです。台地には科学博物館と自然研究路がもうけられており、それぞれの見所には質問が書いてあるプレートが設置されていて、観察・学習に便利になっています。

<地図>ここをクリックしてください。

<交通>JR山陽本線・山陽新幹線新山口駅より防長交通バス秋芳洞行きで終点下車。
      徒歩1時間。

<駐車スペース>台地の入口や横に大きな駐車場あり

<参考文献> 

 (1)山口地学会(1984):山口県地学のガイド コロナ社 p.249−254 
 (2)庫本正ほか(1993):秋吉台の自然観察 秋吉台科学博物館 p.32−33 
 (3)友成才(1998):日本列島ロマンの旅 景勝・奇岩の地学探訪 東洋館出版
    p.115−118

<撮影日>2009年5月2日
この場所は日本の地質百選に選ばれています。

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