12−10. 竪型洞窟 (新潟県糸魚川市のマイコミ平)

     

           日本一深い竪型洞窟 白蓮洞                         日本で第二位の深さの千里洞

   それぞれの写真をクリックすると大きな画像になります
<解説> 

 カルスト地形の場所では、12−9で示したポノールと呼ばれる地表を流れる水が鍾乳洞などの地下に入り込む穴が大きくなって竪型の洞窟をつくることがあります。写真に示したマイコミ平には深さで日本一から四位までの竪型洞窟があり、左の写真は日本で最も深い白蓮洞で、深さが513mです。右の写真が第二位の千里洞で深さが405mあります。どちらも近くで穴をのぞくことができますが、真っ暗なので見てもその深さを実感することはできません。この2つの竪型洞窟は互いに近い場所にありますが、ここへ行くまでがたいへんで、急な山道を泥だらけになりながらたどり着くような感じです。付近には真夏でも気温が8から9度程度で残雪が残っているため、標高が600mくらいしかないのにもかかわらず、ムシトリスミレなどの標高2500m付近に生えるような高山植物が見られます。

<地図>ここをクリックしてください。

<交通>JR北陸本線青海駅から車で50分でマイコミ平入口。そこから徒歩1時間20分。ただし、マイコミ平は
       許可を受けないと入れません。一般の人が入るには、糸魚川市のフォッサマグナミュージアムなどが
       主催するマイクロバスによるツアーに参加する必要があります。

<駐車スペース>マイコミ平入口に駐車場あり

<参考文献> 

 (1)天野和孝(1990):新潟県地学のガイド(上) コロナ社 p.20−22
 (2)小野健(2007):糸魚川の自然を歩く ウェイツ p.42−43
 (3)フォッサマグナミュージアム(2004):よくわかるフォッサマグナ
    とひすい  糸魚川市教育委員会フォッサマグナミュージアム p.163


<撮影日>2014年8月9日

 この場所は日本ジオパーク(糸魚川)および世界ジオパークに認定されています。
  

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