13−2. 氷河の末端 (スイスのローヌ氷河)

  
 
<解説> 

 氷河はわずかずつ動いており、ヨーロッパアルプスの谷では1日10〜40cmぐらいずつ上流から下流へ氷が押し流されています。その結果、氷河の末端部で滝のような段差があると、割れた氷が爆発が起きたときのような大きな音を立てて崩れ落ちていきます。このローヌ氷河の末端は現在はスイスのフルカ峠にありますが、18000年前はここから280km以上先にあるフランスのリヨンまで達していたということで、末端部分がどんどん後退したことがわかります。なお、氷河は末端でなくても氷の割れ目(クレバス)がたくさんあり、その割れ目から中を見ると大変きれいな水色をしていますが、下手にそこに落ちたら死んでしまうかもしれない危険な場所でもあります。この場所では、おみやげ屋さんから氷河の中へ橋を渡って入れるようになっています。 もちろんお金は要りますが、一度見たら忘れられないほどの美しい青色の世界が広がります。

<地図>ここをクリックしてください。

<交通>
  アンデルマットよりバスでフルカ峠下車。

<駐車スペース>駐車場あり

<参考文献>

 (1)ジェームス・ルール(2005):地球大図鑑 ネコ・パブリッシング p.276

<撮影日>1988年7月27日

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