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  愛犬と富士登山

山頂の犬  なぜ、山頂に犬が? もちろん、ご主人様と下から登ってきたのでした。昼間に須走口を登っていたら、途中から、この犬ちゃんと同じペースになり、あとは山頂まで一緒に登ってきたわけです他には外人さんがシベリアンハスキーを連れていたのを見たことがあります。

 愛犬と富士登山を考えている方はけっこういると思います。実際、時々、犬と登っている人をみかけます。ただし注意点があります。高山病にかかったり、あるいは熱くなった砂礫で足の裏が擦りむけてしまって歩けなくなる場合があります。また下りの急斜面が怖くて下りられなくなる犬もいるそうでして、その場合は飼い主が背負って下山することを覚悟してください。一番肝心なのは、愛犬に絶対に無理をさせないことです。登山を無理強いすれば、それは虐待行為です。 くれぐれも愛犬に富士登山を無理強いしないようにお願いします。

 飼い主さんはあらかじめ低山で愛犬との登山を何度かこなしておいて慣れさせておくべきです。また、頂上を目前にしても、愛犬の調子が悪ければ潔く引き返すという気持ちが絶対に必要です。できれば、愛犬を連れずに一度登っておいたほうが良いでしょう。その方が頂上まであとわずかでも「すでに登ったから今回はここまででいいや」と気楽に引き返すことができますし、実際に富士山の状況を把握することができます。

 富士宮口は全般的に傾斜が急で岩場が多いので、愛犬の足への負担が比較的大きいです。河口湖口も七合目付近の岩場がちょっと難しい。それに人が多すぎる。岩場が少ないということだと須走口が有利なようです。

 自然公園法施行令が改正され、平成18年1月から、国立・国定公園の特別保護地区において、[1]木竹以外の植物を植栽すること、[2]植物の種子をまくこと、[3]動物を放つことが禁止されました。富士山は五合目以上はほとんど特別保護地区ですから、リード(ひも)をつけずに愛犬と登山することはできなくなりました。 環境省のページ

 2013年の世界文化遺産登録によって登山者数のさらなる増加が予想されています。そのため、行政的には愛犬との登山を控えて欲しいという雰囲気になっています。

「背負ってもらって、らくち〜ん♪」by かぼっちさん


■その他

 やはり中には「犬が嫌い」あるいは「怖い」という人もいます。足場の悪い岩場で、犬の出現にびっくりした登山者がバランスを崩して転落!なんてことになったら大変です。リードをつけておきましょう。

 まれに飼い主と離れてしまって「迷い犬」になるケースがあります。どうしても犬の方が行動が速いですし、飼い主は普段の下界にいる時のようなスピードで追いかけられません。もし犬がちょっと登山道を外れて進んでしまうと、もう飼い主は愛犬の位置を捕捉できなくなります。せっかくの楽しい愛犬との富士登山がかなしいものにならないように気を付けて下さい。この点からもリードは必要です。

※現在はリードがないと法律違反になります。

 愛犬との登山について考察しているサイトはたくさんあります。「犬連れ登山」というキーワードで検索してみてください。犬の糞が自然に影響するということで規制されているケースがあるようですが、富士山の五合目以上では高所ゆえに生態系への影響といった問題があまり論じられないため、他の山に比べて犬連れ登山については問題視されていないようです。そもそも吉田ルート五合目では馬糞が散乱していますし、これまでは全山で人糞が撒き散らされていました。いまさら犬の糞がなんだ、という感じです。(でも、もちろん犬の糞は持ち帰ってください)


富士登山をするワンちゃんをご紹介します。

善蔵君 タロー君 タロー君(2) タロー君(3)
善蔵君 タロー君 タロー君(2) タロー君(3)

■外部リンク

愛犬ネット 犬の身になって考えてみよう 犬の登山技術から国立公園へ犬を連れていく事の問題など、様々な考察がなされています。



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