FUKUSHI Plazaみちのくの秘湯・名湯宮城県温泉名索引

青根〔あおね〕温泉

最終更新日:2009年11月4日

概要

特徴

伊達家ゆかりの温泉。青い木の根元から湯が湧き出していたため「青根」の名がついたという説もある。近くには別荘地やゴルフ場があり、夏山登山の基地にもなっている。

環境

蔵王山系のひとつで大平洋の日の出が見られる山として知られる花房山の東側中腹、標高600mの地に湧く。 東方が開けていて展望がよく、仙台の平野部や太平洋を見渡せる。晴天の日には遠く松島、金華山まで見えるという。

由来・歴史

1528年に当時の川崎領主・砂子氏の家臣・佐藤掃部が発見し、1546年に掃部の二子・佐藤彦惣が湯小屋を開いたのがはじまりとされる。 「名号〔みょうごう〕湯」は同じころ彦惣が見つけたものという。 「新湯」は1720年に発見された。 伊達藩の歴代藩主が入浴した。船岡城主原田甲斐もたびたびこの地を訪れた。

温泉街

じゃっぽの湯を中心に、みやげ店、飲食店、旅館がたち並ぶ。

散策・観光

青根洋館
青根洋館
東北学院と仙台教会の宣教師住宅だったものを1958年に解体移築し、東北学院大学のセミナーハウスを経て、2002年に川崎町が譲り受けた。内部が一般公開されていて、1階が観光案内所と休憩室、2階が古賀政男記念館になっている。
[写真](2009年10月撮影)
野鳥の森自然公園
古賀政男の「影を慕いて」の歌碑、伊予の象石、東屋などがある。
温泉街の裏山にある。

外湯(共同浴場)

「名号湯」は2006年に閉鎖された。また、「大湯」は不忘閣専用となった。

じゃっぽの湯

2006年にオープンした。研修棟や野外ステージも併設されていて、温泉街の中心施設。「じゃっぽ」は方言で風呂のこと。

風呂

券売機で入浴券を買う。

足湯

停車場の湯

バス停近くにあるので名づけられた。バス倉庫を利用している。「大湯」源泉を使用している。冬季休業。

朝日の湯

朝日が見える小高い場所にある。「不忘の湯」源泉を使用している。

宿

旅館・ホテル10軒。

湯元 不忘閣

青根御殿

青根温泉を発見した佐藤掃部の代から現在に至るまで、佐藤家がここを経営してきた。1612年、仙台藩主伊達政宗より号を受け、湯主に任じられた。 慶長年間(1596〜1615年)には藩祖伊達政宗が、後には歴代の藩主が保養のために滞在した。 1906年の青根大火で藩政時代の建物は焼失し、蔵だけが残った。 秘湯を守る会

青根御殿は伊達家一門の別荘として造営された桃山式の総檜二階建ての建物。 30km離れた仙台城を望むことができ、有事の際は合図ののろしが上がったという。焼失後1932年に当時のまま再建された。 館内には伊達家ゆかりの品々が展示されていて、朝食後に見学ツアーがある。 御殿の前に広がる流れる山水の日本庭園は慶長年間に造られたものである。
[写真](2009年11月撮影)

別館の前に与謝野鉄幹・昌子の歌碑がたっている。

山本周五郎はこの宿で大河ドラマにもなった小説「樅の木は残った」を執筆した。題名は宿の裏手にある樅の大木から思いついたという。

風呂

立寄り入浴不可

[2009年10月宿泊]

不忘館 岡崎旅館

純和風の旅館。

風呂

源泉かけ流しの大浴場。
立寄り入浴可

勇太朗の湯 坊源

土・休前日も同料金で持ち込みも自由。

名号館

湯治

自炊で宿泊できる。

風呂

立寄り入浴可

青根温泉エコーホテル

高台の宿。

風呂

立寄り入浴可

温泉データ

源泉情報

周辺で湧出する7つの源泉を混合し集中管理していている。

温泉地情報