FUKUSHI Plaza秘湯・名湯温泉名索引

道後〔どうご〕温泉

最終更新日:2011年4月22日

概要

由来・歴史

3000年の歴史を誇る日本最古の温泉。古代、伊予の温泉熱田津の温泉といわれていたが、大化の改新で国府が置かれ道後の名称が生まれた。 1400年前に聖徳太子も訪れたと伝わる。

足をいためた白鷺が岩間に湧き出るで傷をいやして飛び去ったという温泉開創説もある。この地を鷺谷といい、後世の人たちが鷺石を置いた。現在は放生園に保存されている。  放生園

夏目漱石の「坊ちゃん」に登場して一躍有名になった。  漱石ゆかりの地「道後温泉」

長い間入浴施設は道後温泉本館だけだったが、1940年のボーリング以降次々と源泉が開発され、1956年に各旅館へ配湯を開始して、旅館の近代化が進んだ。

温泉街

道後温泉駅と道後温泉本館を結ぶ道後商店街は石畳の道で両側に土産店が並び、浴衣姿で散策する宿泊客も多くて活気がある。

外湯(共同浴場)

道後温泉本館

道後温泉本館 道後温泉本館

1894年に建てられ、改築を重ねながら今なお建築当時の姿を残している。 和風建築の中に洋風建築の要素を取り入れた趣のある城郭式・木造三階建て。 屋上には振鷺閣〔しんろかく〕という名の小さな塔があり、朝6時、正午、夕方6時に「刻太鼓〔ときだいこ〕」を鳴らして時を知らせる。  道後温泉本館完成(1894年)

2階の大広間ではお茶と浴衣のサービスがある。3階は個室になっている。

又新殿〔ゆうしんでん〕

1899年に皇族専用の湯殿として、本館の東側(裏手)に建てられた。桧皮ぶきで桃山風の破風造りとなっている。手前から、玄関の間、御次の間、玉座の間となっていて、隣は武者隠しの間がある。桃山時代風の建物で、室内は金泥絵巻に囲まれ、天井は高麗張りの桐の三枚重ねになっている。

入浴はできないが、有料で観覧ができる。

風呂

朝6時の太鼓を合図に開館する。玄関脇でコースを選んで入浴券を購入して、入口正面の改札口を通ってそれぞれのコースの脱衣室または休憩室へ進む。

【塩素混入】 残念ながら2003年から消毒のため塩素を入れるようになり、3000年の歴史がある天然温泉は本物ではなくなってしまった。

[2005年9月入浴]

椿湯

1953年に増設され、1984年に現在の白壁土蔵風に改築された。

散策・観光

坊ちゃん列車
道後温泉駅前の坊ちゃん列車
2005年9月撮影
道後温泉駅
古風な建物の駅舎。軽便鉄道が復元されて、坊ちゃん列車として運行されている。  漱石ゆかりの地「伊予鉄道」
湯神社
温泉の守護神である大国主命と少彦名命の二神をまつっている、
【所在地】松山市道後湯之町4(冠山)
放生園〔ほうじょうえん〕
聖徳太子が来浴した時の行在所跡と伝わり、放生池が設けられていた聖浄の地を公園にしたところ。湯釜から流れ出る温泉に足を浸す足湯がある。また、温泉開創伝説の「鷺石」がある。  歴史・由来
【所在地】松山市道後湯之町6(道後温泉駅前)
伊佐爾波神社〔いさにわじんじゃ〕
1667年に建立された。楼門、回廊、幣殿、本殿からなる八幡造りの社殿。
【所在地】松山市桜谷町
宝厳寺
漱石ゆかりの地「宝厳寺」
子規記念博物館
漱石ゆかりの地「子規記念博物館」
湯釜薬師
この湯釜は749年に作られ、1288年に一遍上人によって名号が彫られた。県指定文化財。
【所在地】松山市道後公園(県立道後公園の北端)
道後公園
1585年に落城した湯築城跡を公園にした。中央が小高い丘になっていて、展望台からは松山市内が見渡せる。

宿

100軒ほどの旅館が坂の街に建ち並ぶ。

ふなや

江戸時代寛永年間(1624年〜1644年)開業の宿。清流の流れる約1500坪の広大な純日本庭園をもつ。  漱石ゆかりの地「道後温泉 鮒屋旅館」

温泉データ

源泉情報

温泉地情報