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秘湯・名湯とは

最終更新日: 2004年 9月 23日

温泉

なんと言っても、自然湧出の源泉そのまままの本物の温泉であることが基本条件である。

秘湯とは

「秘湯」とは「人にあまり知られていない温泉」(広辞苑)ということのようだが、インターネットが広まり、ガイドブックが氾濫している今どきそのような温泉があるはずはない。現代における秘湯とは、次のようなイメージであろう。

環境

秘境の地にある。人里から離れていて、一軒宿もしくは数軒の宿があるだけである。

いくら名湯でも都会にあっては秘湯とは言えない。最近は交通の便がよくなってきたものの、最寄りの駅からバスや送迎車で1時間ほどのは普通である。中には長時間かけて歩いていかなければならないところもある。

宿

ひなびた素朴な宿である。近代的なホテルのような鉄筋のビルでは興醒めである。

秘湯に、「トイレ付きの客室」「鍵付きの個室」「豪華な料理」など都会のホテル並のサービスをを求めるのは、お門違いであろう。宴会場やカラオケも似合わない。テレビや新聞がなくてもかまわない。秘湯を守るのは客の方の責任でもある。

名湯の条件

満足度は各人が感じることであることは言うまでもないことで、どんな温泉でも満足してまた来たいと思っている人にとってはそこは名湯ということになるのかも知れない。しかし温泉好きの日本人の大多数が求めている条件もあるはずで、Webmasterなりに考えてみた。

湯船や浴室にも風情が欲しい。露天風呂は絶対条件ではなが、自然に溶け込んだ造りのものがいい。単に屋根がないだけというような形だけのものならない方がましである。

環境

自然の中の一軒宿か、複数の旅館がある場合は浴衣姿の似合う情緒ある温泉街が望ましい。

宿のもてなし

こんな温泉はいかがなものか

以下の問題はすべて利用者側に帰っくる。実際に客として利用するということは、支持していることになるからである。

風呂

大量の水道水を加えて沸かしているのであれば、わざわざ温泉地に出かけることはなく、近くの銭湯でことが足りる。肝心の風呂をないがしろにして、その他の設備や施設で客を呼ぼうとするのは、本末転倒であろう。

屋根や窓がないだけで景色も楽しめないものを露天風呂と称しているのもあるが、スペースがないのに無理して露天風呂を造る必要はあるまい。

宿

団体客優先

部屋が空いていても、ひとり客や少人数の客を断るところがある。団体客目当ての儲け主義に陥っていて、ひとりひとりの客のことを考えないようでは困る。

料金格差

料金格差は実に不合理である。結局、金を取りやすいところから取ろうということであろう。たくさん客が来るときに儲けようという魂胆が見え見えで、客本位にはほど遠い。一方でこのような不合理な格差を撤廃する動きも見られるのはうれしいことである。

【休前日】平日より休前日に高くする合理的な理由があるのだろうか。高い分だけサービスがいいとも思えない。「平日に割り引いているのだ」と言っても単なる言いかえで本質的には同じことである。

【時期による格差】 年末年始など客の多い時期は1人当たりのコストを低減できるので安くするというのならわかるが、実際は逆なのである。中には、時期によって1.5倍の料金を設定しているところもある。もし時期によってサービスの内容が変わるのだとしたら、サービスを何種類か用意して客に選択させるべきであろう。

【人数による格差】1室あたりの利用人数で1人あたりの料金が異なるのは、合理的な理由があるとも言えるが、それも程度問題である。あからさまな団体客優先の料金設定は、個人客のことを考えていないと言える。いっそのこと部屋代と1人あたりのその他のサービス代と分けて表示して欲しいものだ。

【その他の格差】 部屋や料理による格差であればその旨を明示して客が内容を知った上で選べるようにして欲しい。

不明確な料金

例えば「1万5千円から」という表示で上限を明示しないのもいかがなものか。電話で確認すればわかるのだろうが、事前にわかっていたほうが無駄な手間が省ける。それとも交渉次第でどうにでもなるということなのだろうか。

【おとり商法】サイトには低価格を表示していて電話をしてみると高い宿泊料を提示するところもある。サイトの料金表はおとりなのだろうか。秘湯として割と有名な群馬県のT温泉でそのような経験をした。