FUKUSHI Plaza秘湯・名湯温泉の知識温泉名索引

温泉入浴法

最終更新日:2010年4月5日

入浴時の注意点

足元からはじめて徐々に上体に向けて体全体に湯をかけておくと、急激な温度の変化によるトラブルを防止できる。特に血圧の高い人は事前に十分にかぶり湯をし、ぬるい湯にゆったりつかった方がよい。 湯上がり前に真水で洗ってしまうとせっかくついた温泉の成分を落としてしまうことになる。ただし、肌に刺激を感じた場合や酸性泉、強い硫黄泉の場合は流した方がよいようだ。 入浴時間は湯疲れをおこさない10分程度が目安。

主な温泉入浴法

全身浴

半座位浴
比較的深い浴槽に半座位(中腰)または座位で入浴する方法。入浴方法の中でいちばん静水圧がかかるので、心臓に疾患のある人は注意が必要。
寝浴
比較的低温の浅い浴槽に横たわって長時間(20〜30分)入浴する方法。からだの受ける静水圧がもっとも少ない入浴法で、リラックスすることができ、精神疲労や不眠症、高血圧症や動脈硬化症などに効果があるとされる。

部分浴

かぶり湯
入浴前にひしゃくで頭部や首筋に温泉をかける方法。入浴初期の血圧上昇防止や脳貧血予防に効果がある。患部に直接湯をかけて療養効果を高める場合もある。 峩々温泉など。
打たせ湯(滝湯)
滝のように落下する温泉で、肩・首筋・腰などを打たせる方法。マッサージ作用があり、腰痛、肩こりなどに効果がある。10分程度が目安。 酸ヶ湯温泉など。
腰湯・足浴
腰下または足の部分だけを温泉にひたらせる方法。入浴部分の血流を改善し、冷え性・下肢の血圧循環不全に効果がある。
鯨噴浴
温泉を床面から上向きに噴出させて打たせ湯がかかりにくい部分にかける方法。痔・冷え性などに効果がある。
歩行浴
膝下までの深さの温泉の中で素足で歩く方法。自律神経失調症・冷え性に効果がある。

特殊な入浴法

持続湯
体温くらいのぬるい湯に長時間はいること。
泥湯
温泉に鉱泥、泥炭など天然の泥を加えたものに入浴する方法。浮力があるので棒につかまりながら入浴する。普通の温泉の約5倍の熱保有力があるので、熱さを感じないで入浴でき、体の芯まで温まる。
砂湯
海岸や川岸の温泉熱で温まった砂を掘って体を埋める。蒸し湯の一種。
蒸し湯
噴気口から噴出する蒸気を利用する。発汗による疲労回復を促す。水圧がかからないので、湯につかるより体への負担が少ない、
温泉熱気浴
温泉の熱で地面が熱くなった場所に横たわる方法。腰痛・神経痛に効く。
温泉運動浴
温泉の中で運動を行う方法。温泉全身浴と運動効果が同時に得られる。
飲泉
昔から鉄泉や炭酸水素泉などで積極的に行われて来た。お湯の注ぎ口にコップが置いてあったり、飲泉所を設けているところもある。近年は衛生上の問題から、保健所の許可がおりた温泉以外では認められていない。食後は避け空腹時にゆっくり時間をかけて呑む。1回に飲む量はコップ1杯が目安。 四万温泉など。