FUKUSHI Plazaみちのくの秘湯・名湯岩手県花巻温泉郷温泉名索引

大沢〔おおさわ〕温泉

最終更新日:2010年2月6日

概要

花巻南温泉峡の一つで、バス停からちょっと下ったところ豊沢川のほとりにある。いたる所から湯が湧いていてあちこちに温泉の煙が立ち上る。

由来・歴史

約1200年前、征夷大将軍・坂上田村麻呂が負傷した際、大沢の湯に入浴してほどなく傷が癒えたという伝説がある。

宮沢賢治が少年時代に信仰心の厚い父に連れられ花巻仏教会の講習会場だった大沢温泉に幾度となく訪れており、当時の写真も残っている。また花巻農学校の教師時代にも生徒たちをつれてきた。また1945年空襲で東京のアトリエを焼失した高村光太郎は、賢治の父を頼って花巻に疎開し、大沢温泉を「本当の温泉の味がする」と喜んだ。

一軒宿

いろいろなタイプの建物があるが、一つの宿。

山水閣・菊水館

自炊部 自炊部の廊下 菊水館
自炊部自炊部の廊下菊水館
99年11月3、4日撮影

近代的な雰囲気からひなびた湯治場の風情まで味わえる。 山水閣は宿泊客のみであるが、その他は自由に行き来できる。また、大沢の湯の前の廊下には、有名人(高橋圭三、北の富士、畠山みどり、上條恒彦、都はるみ、馬場のぼる、はらたいら、フランソワーズ・モレシャン他)の色紙がたくさん張られていて、歴史を感じさせる。 相田みつをが700枚以上の習作の末に書き上げ大沢温泉に贈られた「ゆ」の書がのれんや看板などに使われている。

宮沢賢治の『一九三一年極東ビヂテリアン大祭見聞録』(未完)の舞台は紅葉館となっている。

湯治

自炊部には、コイン式のガス台がある炊事場やコインランドリーがあり、玄関近くの売店では菓子類から生活用品までこまめに揃えている。また定食や麺類などが食べられるお食事処「やはぎ」や、「炊き出しコーナー」などがあり、長期滞在にも困らない。

風呂

湯量が豊かでいろいろなタイプの風呂を楽しめる。
立寄り入浴可

大沢の湯 大沢の湯 大沢の湯
大沢の湯
99年11月3、4日撮影
[1999年11月「菊水館」に宿泊]

温泉データ

源泉情報

温泉地情報