FUKUSHI Plaza 秘湯・名湯目次へもどる長野県湯田中渋温泉郷温泉名索引

渋〔しぶ〕温泉

最終更新日:2009年1月6日

環境

志賀高原から流れる横場川の流れに沿って、湯煙を上げる。

由来・歴史

1300年前の奈良時代に全国を行脚中だった僧・行基によって発見されたのが始まりとされている。 戦国時代には武田信玄の加護を受け、江戸時代には真田氏に愛用された。 今から300年ほど前より次々と新しい湯が発見され、外湯として守られてきた。

江戸時代には、佐久間象山、小林一茶、葛飾北斎などの著名人も数多く訪れている。

温泉街

志賀高原を源流とする横湯川北岸に密集し、温泉寺を起点とする石畳が、渋と安代の二つの温泉街を貫いて通っていて、旅館、酒処、土産屋、それに外湯などが軒を連ねている。

外湯(共同浴場)

詳細

足湯

渋の足湯 のふとまる

のふとまる

「のふとまる」はこの地方の言葉で「あたたまる」の意味。腰掛けに挟まれた浴槽には大湯と同じ茶色の湯が注がれる。源泉は55℃でかなり熱い。手前の出入り口のところは温めである。
[写真]2008年12月撮影
【所在地】渋大湯の屋上

宿

旅館35軒。

歴史の宿 金具屋

風呂

4つの源泉があり、「浪漫風呂」「鎌倉風呂」など風呂はすべて源泉かけ流し。

真田家本陣 つばたや旅館

創業200年で、「大沼池とつばたや」という伝説も残る。広々とした玄関を入ると、吹き抜けの広間から中庭が見える。

佐久間象山、若山牧水、夏目漱石らも宿泊し、日記その他にも書き記されている。  漱石ゆかりの地「渋温泉」

温泉データ

源泉情報

湯量は38箇所の源泉から合計毎分3,100リットルを超える。源泉温度は46℃〜98℃。 源泉により異なるが泉質はおおむね塩化物泉に属す。

地獄谷荒井河原源泉(比良の湯)

渋温泉街を流れる横湯川の少し上流にある源泉の密集地。源泉群を管理するため、地下約7mの深さに300mの隧道が掘られている。この隧道に沿って湧き出る源泉は、「小便地獄」(源泉温度98℃)、笛のような音をさせて噴出する「笛吹地獄」(源泉温度98℃)、「熱地獄」、岩肌が赤く染まっている「血の池地獄」、「紺屋地獄」の5つのグループに分かれ、21箇所もの源泉がある。 地下の噴騰泉が間近に観察できるのは全国的にも珍しい。 各源泉から集められた毎分1500リットルもの温泉が、約3kmにおよぶパイプの中を通って、渋温泉まで引湯されている。

渋大湯

大湯の直下にある四畳ほどの四角く掘られた大穴に湧き出したお湯が満溜まっている。

温泉地情報