FUKUSHI Plazaみちのくの秘湯・名湯山形県温泉名索引

姥湯〔うばゆ〕温泉

最終更新日:2010年5月8日

概要

特徴

大自然の中の一軒宿と絶景露天風呂、まさに秘湯である。

環境

桝形屋スタンプ

磐梯朝日国立公園  山形県で最も高いところにある温泉で福島県との県境付近、吾妻連峰の薬師森山の南東麓、標高1250mの奥深い谷間に湧く。背後に大日岳の崩壊壁をひかえ、獅子岩、姥岩、白象岩、虎岩、観音岩、蜂巣岩などと名付けられた荒々しい赤茶けた奇岩がそそり立つ絶壁に囲まれている。その奥はブナ、ダケカンバなどの原生林地帯である。山の斜面にカモシカの姿が見られることもあるという。
[図]「日本秘湯を守る会」の桝形屋スタンプにはカモシカが描かれている。

由来・歴史

開湯は1533年とされる。 寛永年間(1624〜44年)に山師の遠藤孫作が鉱脈を求めて山中をさまよっているとき女が子どもを抱いて湯浴みしているのに出くわした。女は「この温泉をあなたにあげるから、しっかり守っていきなさい」と言い残して消えて行ったという。そこで近くに笹小屋をつくり、湯守となった。女は山姥に違いないと信じて「姥湯」の名前を付けた。以来、代々遠藤一族で湯を守り続けていて、現在の当主は17代目になる。

1965年に車道が開通した。

一軒宿

桝形屋旅館

玄関 廊下

かつての米沢藩の金鉱採掘に従事し、鉱石を桝に盛って納めたことから「桝形屋」の屋号をもつ。 1916年に宿が建てられた。道路が整備されて物資の輸送がスムーズになったことから、1970年から食事付きになった。 山小屋風の木造2階建てで湯治場の雰囲気があったが、2004〜05年に改築され、全室にウォッシュレット付きトイレが完備されるなど、普通の近代的な旅館になってしまった。
[写真]かつての桝形屋の玄関と廊下(2001年9月撮影)

風呂

混浴露天風呂

露天風呂のみ日帰り入浴可(時間制限がある)

[1998年8月宿泊][2001年9月宿泊][2010年5月宿泊]

温泉データ

源泉情報

湯畑

渓流を挟んで向こう側の岩の間からの湧出口は6カ所であるが、使用しているのは1本のみで、残りは川に流れている。 露天風呂の上にある湯畑を通過することで温度が調整され、濁りも取れる。湯の花の原料も作られている。
[写真]湯畑(2001年9月撮影)

温泉地情報

吊り橋 上り坂 滑車