FUKUSHI Plaza20世紀の切手と美術

福岡県

最終更新日:2012年11月9日

福岡市博物館

金印

金印

「漢委奴国王〔かんのわのなのこくおう〕」と刻まれ、鈕〔ちゅう〕(つまみ)の部分にはとぐろを巻いた蛇がデザインされている。

57年に授けられたものとされている。1981年2月、中国で似た金印が発見された。「二つの金印は後漢〔こうかん〕(947〜950年)初めに同一工房でつくられたのではないか」という説もある。  金印(57年)

金印発見(1784年)後、筑前藩主の黒田家に代々伝わったが、1978年に福岡市に寄贈された。

鑑賞メモ

1989年に開催されたアジア太平洋博覧会のテーマ館として建設され、博覧会終了後も博物館として残された。

石橋美術館

わだつみのいろこの宮

わだつみのいろこの宮

『古事記』『日本書紀』の神話に取材した。「わだつみのいろこの宮」とは海神〔わだつみ〕の「魚鱗〔いろこ〕の如く造れる」宮殿のこと。 兄の海幸彦から借りた釣針を探して、山幸彦が海底にある宮殿へくだり、井戸で水を汲みにきた海神の娘トヨタマヒメ(豊玉毘売)(画面左)とその侍女に出会った場面が描かれている。

「海シリーズ」は、房州冨崎村布良〔めら〕海岸(現=千葉県館山市布良)への写生旅行で描いたもの。 覗き込んだ海底の色彩の変化に驚いたことが着想のひとつといわれている。青木作品の中ではもっとも完成度が高いものとなっている。

漱石の小説にも描かれている。

いつかの展覧会に青木と云ふ人が海の底に立つてゐる脊の高い女を画(か)いた。代助は多くの出品のうちで、あれ丈が好(い)い気持に出来てゐると思つた。つまり、自分もああ云ふ沈んだ落ち付いた情調に居りたかつたからである。 『それから』 五の一

鑑賞メモ

久留米市から同時期に育った青木繁と坂本繁二郎をはじめ、九州出身の近代洋画家の代表作を集める美術館。