FUKUSHI Plaza20世紀の切手と美術京都

洛東、東山

最終更新日:2011年6月19日

京都国立博物館

阿国〔おくに〕歌舞伎図屏風

阿国歌舞伎図 阿国歌舞伎図

男装したお国が扮する「かぶき者」が奴をつれて女郎屋に行き女と戯れている様子を物まねで見せる趣向の「茶屋あそび」が演じられている。

風神雷神図屏風

風神

建仁寺から寄託されている。  作品データ

鑑賞メモ

日本三大博物館のひとつで、1895年に建てられた煉瓦造りの本館は重要文化財に指定されている。

京都の寺社から預かった仏像や書画を展示している。また、博物館が所蔵する書画・彫刻・陶磁器・考古資料も公開されている。 「風神雷神図屏風」は常時展示されているわけではない。

養源院

本堂

杉戸絵

唐獅子 唐獅子

表獅子裏波ニ麒麟図4面、白象図など全8面。自刃した将士の霊を慰めるために描いたもの。

切手の図案になった唐獅子図は玄関をはいってすぐ正面にある。

鑑賞メモ

秀吉の側室・淀君が父の浅井長政の供養のために1594年に建てた浄土真宗の寺。火災で焼失後、1621年に徳川秀忠夫人崇源院の願により伏見城の遺構を移し再建したのが今の本堂である。以来徳川家の菩提所となり、歴代将軍の位牌を祀っている。

血天井、狩野山楽の襖絵、鶯張廊下などがある。

総本山智積院〔ちしゃくいん〕

収蔵庫

障壁画が納められている。 桃山時代に長谷川等伯、長谷川久蔵父子をはじめとする長谷川派が制作にあたった。 過去に何度か不慮の災禍に遭い、原型の1/4以下にカットされている。 豪快かつ繊細な画風で、障壁画としては第一級の作品とされる。 「楓図」「松と葵の図」も国宝に指定されている。

桜図

桜図

長谷川久蔵25歳の作とされ、2本の桜を中心に、しなやかな枝や八重の花を散らし、地面には野の草花、他に金雲や群青の池を配し、春爛漫の景を描き出している。

松に秋草図

松に草花図

松の巨木をめぐって、芙蓉〔ふよう〕、菊、ススキなどの秋草が咲き乱れる。

鑑賞メモ

真言宗智山派三千ヵ寺の総菩提所・総祈願所。 徳川家康が紀州根来山〔ねごろさん〕の寺を再興させたもの。もと豊臣秀吉が愛児の菩提をとむらうために建てた祥雲寺があったが、根来寺智積院と改名した。 1882年に火災で金堂を焼失し、1975年に再建され本尊の大日如来像が安置された。

書院に障壁画の復元模写がある。

清水寺

本堂

清水寺 清水寺本堂 清水寺本堂

1629年に焼失した後、徳川家光の援助で再建されたものが現在残っている。巨大な木材を組み合わせた束柱に支えられ断崖の上に架かっている懸造り(舞台造り)で、「清水の舞台」として知られている。本来は舞楽を奉納する場所である。

本尊の十一面千手観世音菩薩立像は中央の厨子内に安置されている秘仏で33年ごとに開扉される。

西門、三重塔

西門と三重塔

仁王門(山門)の右手奥(東南側)に八脚門の西門が建てられている。 門から見る夕日は西方極楽浄土を見ているようだとされた。

西門の奥(東側)に「三重塔」が建てられている。 847年に嵯峨天皇の皇子の誕生にあたり創建されたと伝えられている。現存の塔は1632年に再建されたもの。一層内陣に大日如来坐像が安置されているが通常は公開されていない。

鑑賞メモ

寺の縁起によれば、778年に夢に導かれて音羽山に湧く清水にたどりついた延鎮〔えんちん〕上人が庵を結び、坂上田村麻呂の寄進を受けて798年に伽藍を創建したという。1629年に仁王門以外の堂宇のほとんどが焼失しその後再建された。

漱石ゆかりの地「清水寺」

1994年に世界遺産に登録された。

建仁寺〔けんにんじ〕

風神雷神図屏風

風神

風神雷神は千手観音に従う鬼神。 金箔の天空を背景に、筋肉たくましい躍動感あふれる二神を描いている。 右隻〔うせき〕の風神は緑の体で、目を見開き天空を駆け抜けようとしている。左隻の雷神は白い体で、威嚇するように下界を睨んでいる。

落款も印章もないが、上塗り絵の具を垂らして雲を描いた「たらしこみ画法」や画面構成などから俵屋宗達の晩年の作品と信じられていて、宗達の最高傑作とされる。

後に、 尾形光琳(東京国立博物館所蔵)、 酒井抱一(出光美術館所蔵)、 鈴木其一が模倣した作品を残している。

鑑賞メモ

京都で最初の禅寺。1202年(建仁2年)の開創で、寺名は当時の元号から名づけられた。たびたび火災に見舞われたが1573年〜1592年に復興した。 現在も多くの塔頭があり、書画の名品を数多く伝えている。  建仁寺創建(1202年)

「風神雷神屏風」は京都国立博物館に寄託していて、複製を展示している。

慈照寺〔じしょうじ〕(銀閣寺)

観音殿(銀閣)

銀閣 銀閣

二層からなり、一層の心空殿は書院風、二層の潮音閣は唐様仏殿の様式。柿葺〔こけらぶき〕の屋根の上には鳳凰がのる。 錦鏡池〔きんきょうち〕に面して建つ。 銀箔が貼られていたという説もあったが近年の調査で否定され、銀閣という江戸時代からの通称は金閣との対比から生まれたとされている。

鑑賞メモ

国宝の東求堂〔とうぐどう〕は現存する最古の書院造り。

1994年に世界遺産に登録された。

京都国立近代美術館

天壇

天壇

鑑賞メモ

1963年にオープンし、1986年に現在の近代的な建物に改築した。

京都市美術館

南波照間〔はいはてろま〕

南波照間

画室の客

画室の客

鑑賞メモ

煉瓦作りの西洋建築、京都ゆかりの美術工芸品を多く収蔵している。