FUKUSHI Plaza20世紀の切手と美術東京都千代田区

東京国立近代美術館

最終更新日:2011年7月27日

女

作品データ

もたれて立つ人

もたれて立つ人

朱色と褐色を基調にした暗鬱な色調と、上半身が誇張され肩や腰を急激に屈曲させた主観性の強い形態の分割に個性が現れている。

舞妓林泉〔ぶぎりんせん〕

舞妓林泉

京都南禅寺の天授庵の庭を背景に舞妓を描いた。 モデルは京都祇園の茶屋「清水この」に「鈴栄」の名で出ていた今井フミ子で、当時12歳。 緻密で厳格な構成を試みた麦僊の代表作で、国画創作協会第4回展に出品された。

荒磯〔ありそ〕

荒磯

金と黒と群青の諧調をまとめ、宗達、光琳らの日本的装飾主義の伝統を現代感覚でとらえたもので、大胆な筆の運びで描かれたうねるような荒波に羽を休める千鳥がアクセントを添えている。

サルタンバンク

サルタンバンク

南フランス滞在からパリにもどってのちシテ・ファルギエールで描かれたもので、帰国してはじめての二科展に滞欧作として特別展示したうちの1点である。 画家自身が「この絵はピカソに引かれ、ピカソから逃れようと、日夜苦しんでいた頃の絵である」といっている。 サルタンバンクとは大道芸人、旅芸人の意味。

長襦袢

長襦袢

序の舞

序の舞

1932年に13回帝展(東京府美術館)に出品された。

金蓉〔きんよう〕

金蓉

肥後細川家16代細川護立(細川護熙元首相の祖父)の依頼で、満州から帰国していた小田切峰子を描いた肖像画。峰子は10日以上モデルとして通ったが完成せず、チャイナドレスだけを残して満州に帰った。 「金蓉」の金は「美しい」、蓉は「峰」で、峰子の愛称。安井に頼まれて名付けた。

毋子

毋子

この絵の描かれた年に松園の母が亡くなった。生まれ育った京都の市民文化の伝統に支えられた高い趣味を示す着物姿の母子を、夏のすだれの前に描いている。

星を見る女性

星を見る女性

女性たちがのぞいているのは、東京・上野にある国立科学博物館の屈折望遠鏡。当時から科学博物館では日を決めてこの大望遠鏡を一般公開しいた。

搨上〔とうじょう〕の花

搨上の花

椅子や花や洋梨など対象物の形は単純化され、画面全体の明快な装飾的色面構成に組みこまれている。日本画において近代的造形に取り組んだ作品として注目された。

気球揚がる

気球揚がる

岳陵が生まれた年に軽気球実演が行われた。  軽気球実演(1890年)

貴婦人と気球が主題で、原画では空の部分が広く、画面左上部に気球が揚がっている。 清々しい鹿鳴館風の洋装の女性の後方には和服で手にもった扇子を上空に掲げている女性が描かれている。どちらの女性も三代目市川左団次の娘・荒川朝子がモデル。

雪柳と海芋に波斯の壺

柳と海芋に波斯の壺

鑑賞メモ

1952年に京橋に開館。1969年に現在の地に移転・開館した。 2002年に展示面積を拡大してリニューアルオープンした。