FUKUSHI Plaza20世紀の切手と美術

滋賀県

最終更新日:2010年11月22日

大津市

延暦寺〔えんりゃくじ〕

根本中堂〔こんぽんちゅうどう〕

延暦寺根本中堂 延暦寺根本中堂

延暦寺の総本堂。 正面11間、側面6間、屋根は入母屋造。滋賀県内では最大の仏堂で、日本では3番目に大きい木造建築。

内陣は中陣より低い石敷きの土間で、須彌壇中央の厨子内に最澄上人の作とされている本尊の薬師如来が安置されているが秘仏である。 本尊の前にある3個の釣灯籠が菜種油の燃焼する光を放っている。これが延暦寺創始以来1200年間消えたことがないという「不滅の法灯」である。

参拝者がはいることのできるのは中陣までである。

鑑賞メモ

788年に最澄が平安京の鬼門鎮護のために一乗止観院〔いちじょうしかんいん〕を建立し、比叡山寺としたのが始まりとされる。天台宗の総本山。  焼き討ち(1572年)  火災(1956年)  百人一首ゆかりの地「比叡山」

比叡山頂から東側斜面にかけて、三塔十六谷三千坊と言われる大寺である。三塔とは「東塔〔とうどう〕」、「西塔〔さいとう〕」、「横川〔よかわ〕」の各エリアを指している。根本中堂は東塔地区にある。

10件の国宝、64件の重要文化財があるが、彫刻・絵画・書跡などは国宝殿で公開されている。

1994年に世界遺産に登録された。

石山寺〔いしやまでら〕

多宝塔

多宝塔

源頼朝が建立したもので、創建当初の原形がよく残るわが国最古の多宝塔。

鑑賞メモ

滋賀県立近代美術館

飛鳥の春の額田王

飛鳥の春の額田王

鑑賞メモ

彦根市

彦根城

天守

彦根城天守 彦根城 彦根城天守

3階3重で、切妻破風、唐破風、入母屋造の屋根やなどが配されている。 2階と3階には花頭窓〔かとうまど〕、3階には高欄付きの廻縁〔まわりえん〕を巡らせている。 優美な姿で、琵琶湖八景にも数えられた。
[写真](2009年4月撮影)

1957年から1960年にかけて解体修理が行われ、もともと5階4重の旧天守を移築したものであることがわかった。

彦根城博物館

彦根藩の政庁であった表御殿を復元したもので、井伊家に伝わる美術工芸品や能や茶器の愛蔵品、古文書の展示等を展示している。表御殿の中央に占める能舞台や藩主が日常生活をいとなんだ「奥向き」は、御座の間や茶室・庭園が復元され、能舞台では春と秋に能が催される。

彦根屏風

彦根屏風彦根屏風

近世初期風俗図の傑作。 代々彦根藩主であった井伊家に伝来したことから「彦根屏風」の名で知られている。

京の遊里で過ごす男女15人が洗練された感覚で繊細に描かれている。 左は「琴棋書画」の見立てとされ、三味線、双六、艶文、「画中画」の水墨山水図などが描かれている。

1880年の記録では、すでに屏風からはがされ、ばらばらの絵の状態になっていたという。 1997年、彦根市が取得。パネル6枚にして横一列に並べて展示していた。 2006年から本格的な保存修理をおこない、2007年に元の屏風の姿になった。 毎年連休を含めた4月〜5月の1ヶ月間展示される。

鑑賞メモ

彦根城と城下町の建設は1604年に始まり20年近くかかって完成した。現在の本末には天守の建物しか残っていない。