最終更新日:2011年6月19日
重大ニュース
- 日本国憲法施行
- 詳細
- 臨時石炭鉱業管理法の成立
- 労働者の全面参加・国家の生産指揮という革新性は与党3党の調整で骨抜きにされたが、それでさえ国会審議では反対が多く、議事は大混乱し、乱闘が3日も続いた。大幅修正の上法案が成立。しかし反対運動にからんで疑獄が起り、田中角栄ら13人が起訴された。
- キャスリン台風、関東・東北水害
- 詳細
- 全官公労総罷業(2・1ゼネスト)中止
- 戦後のインフレでの官公労働者賃金は民間の約半分に落ち込んだ。このため1月、全官公共闘は2月1日に史上空前のゼネストを宣言、吉田内閣打倒をめざした。政府は社会党右派のだきこみを図り、GHQもスト中止を勧告したが組合側は拒否、突入必至の情勢となった。しかし、大詰めの1月31日、マッカーサー元帥の命令でストは中止された。
- 社会党首班内閣成立
- 詳細
- 古橋選手、400m水泳世界記録
- 詳細
- 民間貿易再開
- GHQが6月に特別発表を行い、8月15日から対日民間貿易が再開された。しかし、外為レートは設定されず、価格はドル建てでGHQの商品専門家が決めるという内容だった。
- 八高線転覆
- 詳細
政治![[ページの先頭へ]](../img/top.gif)
- 3月8日:国民協同党が結成(協同民主党、国民党合同)。
- 3月31日:民主党が結成。委員長は芦田均。衆議院で第1党。
- 2月7日、マッカーサーが吉田首相にできるだけ早い時期に総選挙を実施することを指示。
第1回参議院議員選挙(4月20日)
日本国憲法下での最初の国政選挙。
文化人や旧貴族院議員などが多かった。無所属のうち91人が山本有三らの呼びかけで「緑風会」を結成して第一勢力に。
[社会]47、[自由]37、[民主]28
第23回衆議院議員選挙(4月25日)
[社会]143、[自由]131、[民主]124
5月3日:【日本国憲法施行】
日本国憲法が施行された。新憲法は、「基本的人権」を不可侵の権利として確立し、「主権在民」で政治が国民に基礎をおくことを明確に認め、国際平和を希求し戦争の放棄をうたった「平和主義」などで、敗戦後の民主国家建設のための基盤となるものであった。 同日、雨の中皇居前広場では記念式典が行われ、参加者1万人は新憲法の船出を祝い、民主主義の実現と永久の平和を祈った。
政府はこの新憲法の理念を広く国民に知らせるため、小・中学生、高校生向きの副読本を作成したり、憲法普及会を組織したりした。
公布(1946年)
[切手]幼児を抱いた婦人と議事堂
- 5月3日:国会法施行。従来の本会議中心の審議方式をやめ委員会中心制を採用。
- 10月26日:改正刑法公布、不敬罪や姦通罪が廃止に。
- 12月12日:15歳未満を対象に就労制限を設けた児童福祉法公布。
- 12月17日:警察法公布、「国家地方警察」「自治体警察」の2本だてに。
- 12月22日:改正民法公布、家父長制の家制度から夫婦単位の制度になった。改正戸籍法公布。
- 1月16日:内閣法公布。
- 3月31日:衆議院解散(新憲法解散)、帝国議会終幕。
- 3月31日:教育基本法・学校教育法公布。
- 4月1日:児童福祉法施行。児童福祉審議会、児童福祉士、児童相談所などが設けられた。
- 4月7日:労働基準法公布。1日8時間労働や女子労働者の保護などが規定された。
- 4月14日:独占禁止法公布。
- 1月1日:【「不逞の輩」】
吉田首相はラジオ放送で年頭の辞を述べ、労働争議などが頻発していることを述べたあと「私はかかる不逞の輩がわが国に多数あるとは信じない」と労働者を見下した発言をした。
- 1月4日:公職追放令が改正され、追放範囲が財界、言論界、地方公職、三親等に拡大された。
- 4月1日:町内会・部落会・隣組が行政の組織としては廃止。
- 4月17日:公共職業安定所が発足。職業の紹介、職業の指導、失業保険などを扱うための公的な機関。
片山内閣(5月24日〜1948年3月10日)
新憲法下における最初の内閣。自由党は社会党の片山哲を首班に指名した。
[総理]片山哲
- 7月1日:公正取引委員会が発足。
- 9月12日:労働省(現=厚生労働省)が発足。
地方自治
- 3月15日:東京都の35区のうち極端に人口の少ない24区が11区に整理統合され22区になった。
麹町区・神田区が千代田区に、日本橋区・京橋区が中央区に、芝区・麻布区・赤坂区がが港区に、牛込区・四谷区・淀橋区が新宿区に。
- 8月1日:【東京都が23区制に】
東京都の板橋区から練馬区が分離し、現在の23区制がスタート。
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1947年
司法・裁判![[ページの先頭へ]](../img/top.gif)
- 2月27日:【2・28事件】
[中]台北の路上でヤミたばこを売っていた女性を専売局の取り締り官がなぐりつけ、銃を発射した。
28日、事件に抗議する住民に対して武装警察官が一斉射撃で応じたことをきっかけに台湾全島での住民運動が始まった。
- 2月:[仏]パリのコレクションでクリスチャン・ディオールがニュー・ルックを発表。
- 6月:【マーシャル・プラン】
[米]ジョージ・マーシャル国務長官が、欧州経済の復興をめざして「マーシャル・プラン」を提唱。トルコとギリシャを積極的に援助し、共産圏を封じ込めようとする政策。
- 8月14日:パキスタン独立。
- 8月15日:インド独立。新政府首相はネルー。
- 12月30日:ルーマリア人民共和国成立。

1947年
- 3月:第1回農地買収を実施。
- 7月1日:飲食営業緊急措置令で外食券食堂・旅館・喫茶店以外の飲食店は営業禁止になった。しかしこっそり裏口営業している店が多かった。
- 9月:日雇労務者の賃金が1日240円と決まった。
ことば「ニコヨン」
- 10月1日:青果物統制撤廃。
- 12月1日:酒類が自由販売となった。
- 日経連が発足。
会社創立
物価
- 【郵便】
封書1円20銭、はがき50銭、外国郵便書状4円、外国はがき2円(4月)
- 【電話】度数料50銭(4月1日)
- 【交通】
国鉄最低料金50銭(3月)→3円(7月)、
国鉄東京〜大阪三等45円→155円(7月)、
都バス50銭(2月)→1円(6月19日)→2円(9月)
- 【飲食】ビール59円61銭(配給19円60銭)(4月)→100円(配給40円)(12月)、
清酒1級43円(2月)→119円(4月)→132円(8月)→250円・闇550円(12月)
- 【たばこ】ピース10本入)30円(4月)→50円(11月)
- 【雑誌】「週刊朝日」3円50銭(2月)→5円(6月)→8円(11月)
- 【新聞購読料】朝日新聞朝刊月決め12円50銭(5月)→20円(10月)
- 自転車用補助エンジン ホンダA型[本田技術研究所(現=本田技研工業)]
- 自転車 十字号[三菱重工業]
<ジュラルミン製>
食料品・嗜好品
- 菓子 バンビキャラメル[松尾糧食工業所(現=カルビー)]
- たばこ 光
[日本専売公社(現=日本たばこ産業)](12月20日発売)
- たばこ 新生
[日本専売公社(現=日本たばこ産業)](11月1日発売)

1947
社会![[ページの先頭へ]](../img/top.gif)
暮らし・流行・話題
- 1月21日:【璽光尊事件】
金沢の新興宗教団体本部を警察が摘発し、教祖の璽光尊〔ながこ〕こと長岡良子〔ながこ〕(本名=ナカ、43)と幹部らを食糧管理法違反で逮捕。
教祖を守ろうとした信者の時津風親方(元横綱双葉山)も公務執行妨害容疑で逮捕された。
- 10月11日:【ヤミを拒否して死亡】
東京地裁の判事(37)が、職業がら一切のヤミを拒否して配給生活を送り、療養先の佐賀県で栄養失調で死亡した。
- 11月2日:【集団見合い】
結婚雑誌「希望」の発行元・希望社が読者のために「花嫁花婿の見合い大会」を東京・多摩川の河原で開いた。男女386人が参加。
ことば「集団見合い」
- 11月25日:【共同募金運動開始】
第1回全国共同募金運動が始まった。ブリキ製の赤いバッジを渡したが、1948年から赤い羽根になった。
- この年に戦後初めて外国人観光客が入国。
- 【ファッション】アプレ族スタイル(アロハシャツ、リーゼント、サングラス、スリーブレスの水玉ワンピース)が流行。
風俗
- 1月15日:【初めての額縁ショー】
東京・新宿、帝都座のバーレスク・ショー「ヴィーナスの誕生」で日本初のストリップ・ショー「額縁ショー」が行われた。
ショーの中の一景で、額縁の中でひとりの女性が腰のあたりを布でかくし、乳房とへそを出したままで、名画のポーズをつくって動かずに立っていた。
額縁ショーの開始日に2月説、3月説もある。
ことば「額縁ショー」
- 8月:東京・浅草に「ロック座」がオープン。日本初のストリップ専門常設館。
- 1月4日:国鉄ダイヤ改正。石炭不足から列車の大幅削減で急行列車が全廃された。
- 4月24日:国鉄ダイヤ改正。東京〜門司間に急行列車が復活。
- 5月:中央線で「婦人子供専用列車」が登場。混雑から女性や子供を守るため。
- 空襲で被害を受けた中央停車場の丸の内駅が2階建てとして修復工事が完成。東京駅と呼ばれるようになった。
- 2月12日:30銭切手発行。「日本郵便」の文字が左書となった。
- 1月20日:【全国で学校給食】
GHQの指示により、全国の主な都市の国民学校で学校給食が週2回おこなわれるようになった。
東京と近県で(1946年)
- 4月1日:六三三四制がスタート。小学校6年、中学校3年が義務教育に。
- 6月8日:日本教職員組合(日教組)が発足。
- 8月2日:文部省が小冊子「あたらしい憲法のはなし」を発行。国家の戦争責任を明確にうたっていた。
中学校の社会科で教科書のように使用された。
- 9月30日:「帝国大学」から「大学」に。
- 5月6日:昭和天皇とマッカーサーが4回目の会談。通訳の奥村が記者団にオフレコとして内容を打ち明け、アメリカの新聞ラジオで報じられた。マッカーサーは有事の際に米国が武力で日本に守ると天皇に約束したとされる。
奥村はGHQに謝罪。

1947年
ことば(流行語・話題の発言)![[ページの先頭へ]](../img/top.gif)
- 「オンリー」
- 特定の相手ひとりだけに売春する「オンリー・ワン」と称する高級街娼。
- 「額縁ショー」
- 舞台に設けた大きな額縁の中に名画に見立てた上半身が裸の若い女性がじっと立っている、というもの。音楽にのって、左右にカーテンの開いた額の中に胸と腰に布を置いただけの裸女が浮かび出、30秒ほどでカーテンがまた静かに閉まる。動くと風俗紊乱になるということで、モデルは身動きもしなかった。大成功をおさめ、浅草の常磐座をはじめ関西にも波及していった。
初めての額縁ショー
- 「ご名答」(和田信賢)
- クイズ番組「話しの泉」でのことば。
- 「集団見合い」
- 戦争によって婚期を逸した男女のために流行した。
復員者が巷にあふれて男性過剰だった。
初めての集団見合い
- 「冷たい戦争」
- 米ソを中心とした自由主義圏と共産圏と対立をさしたことば。転じて冷えた夫婦関係などにも使われた。
- 「土曜夫人」(小説の題名から)
- 極端な住宅難で夫婦ふたりだけの時間を持てず、土曜の夜を旅館などに泊まって夫婦生活を営む主婦のこと。
小説「土曜夫人」
- 「ニコヨン」
- 日雇労働者のこと。日当の240円を100円が二コと10円が四ツとした自嘲の名。多くのインテリも従事していた。
- 「不逞の輩〔ふていのやから〕」(吉田首相)
- 一部の労働運動指導者を指して言った言葉。
詳細

1947年
人![[ページの先頭へ]](../img/top.gif)
誕生
デヴィッド・ボウイ[英、歌手](1.8)、
岸部一徳[俳優](1.9)、
北野武(ビートたけし)[タレント・映画監督](1.18)、
衣笠祥雄[プロ野球](1.18)、
高田純次[タレント](1.21)、
星野仙一[プロ野球](1.21)、
尾崎将司[ゴルフ](1.24)、
西郷輝彦[歌手](2.5)、
弘田三枝子[歌手](2.5)、
鳩山由紀夫[首相](2.11)、
奥村チヨ[歌手](2.18)、
井上順[歌手](2.21)、
エルトン・ジョン(3.25)[歌手]、
伊東ゆかり[歌手](4.6)、
千昌夫[歌手](4.8)、
伊奈かっぺい(4.16)、
せんだみつお(7.29)、
アーノルド・シュワルツネッガー[米、俳優](7.30)、
和泉雅子[俳優](7.31)、
中原誠[将棋棋士](9.2)、
泉ピン子[俳優](9.11)、
神和住純[テニス](10.2)、
西田敏行[俳優](11.4)、
森進一[歌手](11.18)、
根津甚八[俳優](12.1)、
布施明[歌手](12.18)、
柏木由紀子[俳優](12.24)
物故
アル・カポネ[米、マフィアのボス](48歳、1.26)、
ヘンリー・フォード[米](4.7)、
幸田露伴[作家](81歳、7.30)
切手に描かれた人物、
横光利一[作家](50歳、12.30)

1947年
ベストセラー
- 旋風二十年(森正蔵)
- 愛情は降る星のごとく(尾崎秀実)
- 凱旋門(E・M・レマルク)
- 夏目漱石全集[岩波書店]
- 人生論ノート(三木清)
- 自叙伝(河上肇)
- キューリー夫人伝
- 風知草(宮本百合子)
- 完全なる結婚(ヴァン・デ・ヴェルデ)
- 哲学ノート(三木清)
- 荷風日記(永井日記)
その他の話題の本
- 斜陽(太宰治)[新潮社](12月)
- ヴィヨンの妻(太宰治)[筑摩書房](12月)
- サザエさん 1(長谷川町子)[姉妹社]
- 新宝島(画:手塚治虫、構成:酒井七馬)
<40万部の売り上げ>
作品掲載
- 肉体の門(田村泰次郎)[群像](3月号)
<終戦直後の東京有楽町を根城にするパンパンの生態を描いて評判になった。>
- 青い山脈(石坂洋次郎)「朝日新聞」(6月〜)
- 斜陽(太宰治)「新潮」(7〜10月)
<没落する旧華族を描いて評判を呼んだ。>
ことば「斜陽族」
- うず潮(林芙美子)「毎日新聞」(8月〜)
テレビドラマ
- 続雪国(川端康成)「小説新潮」(10月号)
<『雪中火事』(1940年発表)の一部と『天の河』(1941年発表)の改稿。すでに1937年に単行本として出されていた『雪国』はこれをもって完結し、1948年に決定版を上梓した。>
雑誌創刊
- 座談(2月〜1950年3月)
<カストリ雑誌。「阿部定・坂口安吾対談」を載せ反響が大きかった>
ことば「カストリ雑誌」
- アサヒ芸能
- 小説新潮[新潮社](9月)
- PHP[PHP研究所]
- 婦人生活[同志社]
- 婦人[世界評論社]
- スイング・ジャーナル[三葉社]
- モーターファン[自動車通信社」
- 漫画少年[学童社](12月)
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1947年
ラジオ![[ページの先頭へ]](../img/top.gif)
- 4月10日:NHKの「街頭録音」で、有楽町ガード下でのパンパンへのインタビューを放送。大きな反響があった。
- 8月:GHQによる事前検閲廃止。
事後検閲廃止(1949年)
番組
- 名演奏家の時間(NHK、1月13日〜)
- 向こう三軒両隣(NHK、7月1日〜)
- 上方演芸会(NHK、7月1日〜)
- 連続ラジオドラマ 鐘の鳴る丘(NHK、7月5日〜)
<戦災孤児を扱ったドラマで、青少年不良防止のための企画という意味が含まれていた。最初週1回だったが好評で週5回になり、3年6ヶ月、600回を超える大ヒット番組に。主題歌が流行。後に劇化され映画化。>
[原作]菊田一夫
- 主婦日記(NHK、7月14日〜)
- 日曜娯楽版(NHK、10月12日〜)
<三木鶏郎グループの「冗談音楽」コーナーが鋭い社会風刺で好評。>
ユーモア劇場(1952年)
- 二十の扉(NHK、11月1日〜1960年4月)
<最初に「動物」「植物」「鉱物」といったヒントだけが与えられ、解答者が「それは人間ですか?」など「はい」か「いいえ」で答える20の質問をしながら出題されたものを当てる。
アメリカのクイズ番組 " Twenty Questions" がモデル。
単純だが面白いのですぐに子供が真似た>
- 素人のど自慢(NHK)
<聴取者直接参加の公開番組。三段階にわけてチャイムをならす採点方式>
日本
- わが青春に悔いなし
- 安城家の舞踏会[松竹](11月6日封切)
[出演]原節子、滝沢修、森雅之
- 素晴しき日曜日
外国
- 心の旅路[米]
<戦傷によって記憶喪失となった男と旅芸人一座の踊子の波瀾万丈のラブ・ストーリー>
- 殺人狂時代 Monseur Verduox[米](1952年日本公開)
<「戦争で百万人を殺す人は英雄と讃えられ、一人殺す者は死刑になる」と主人公の殺人狂が叫ぶ>
[監督・出演]チャールズ・チャップリン
- ガス燈
<叔母の遺産をねらう夫の巧妙な心理作戦>
[出演]イングリッド・バーグマン
- 断崖[米]
[監督]ヒチコック
- ブルックリン横丁[米]
- 荒野の決闘
[出演]ヘンリー・フォンダ

1947年
- 5月3日:国立博物館(現=東京国立博物館)開設。
- 8月1日:東京・新宿、帝都座で演劇『肉体の門』初演。
その後700回以上の公演を記録した。
日本のヒット曲・流行歌
- 啼くな小鳩よ[作詞:高橋掬太郎](岡晴夫)(1月発売)
♪ 啼くな小鳩よ 心の妻よ なまじ啼かれりゃ 未練がからむ
- 雨のオランダ坂(渡辺はま子)[作詞:菊田一夫](1月発売)
♪ こぬか雨ふる 港の町の
- 夜のプラットフォーム(二葉あき子)(2月発売)
♪ 星はまたたき 夜ふかく
<曲は戦時中に、出征する兵士を見送る新妻の姿に心を打たれて作ったもの>
- 夜霧のブルース(ディック・ミネ)(2月発売)
♪ 青い夜霧に 灯影が紅い どうせ俺らは ひとり者
<映画「地獄の顔」の主題歌>
- 長崎エレジー(ディック・ミネ)(2月発売)
<映画「地獄の顔」の主題歌>
- 港が見える丘(平野愛子)(4月発売)
♪ 波が歌うよ 長崎の 港めぐれば 石だたみ
- 夢淡き東京(藤山一郎)[作詞:サトウハチロー、作曲:古関裕而](5月発売)
- 白鳥の唄(藤山一郎/松田トシ)[作詞:若山牧水、作曲:古関裕而](5月発売)
- とんがり帽子(川田正子)[作詞:菊田一夫、作曲:古関裕而](7月発売)
♪ 緑の丘の赤い屋根 とんがり帽子の時計台 鐘が鳴りますキンコンカン
<ラジオドラマ「鐘のなる丘」主題歌>
- 山小舎の灯(近江俊郎)[作詞:米山正夫](11月発売)
<NHKラジオ歌謡で放送されレコード化された>
♪ 黄昏の灯は ほのかに点りて なつかしき山小舎は 麓の小径よ
- 星の流れに(菊地章子)[作詞:清水みのる、作曲:利根一郎](12月発売)
♪ 星の流れに 身を占って 何処をねぐらの 今日の宿 荒む心で いるのじゃないが 哭(な)けて 波だも 涸れ果てた こんな女に 誰がした
<奉天から引き揚げてきた21歳の女性がモデル。当時、生活のためやむなく街角に立っていたという。東京日々新聞に掲載された「顛落するまで」という50行足らずの投書を読んで一晩で歌詞を書き上げたという>

1947年
スポーツ![[ページの先頭へ]](../img/top.gif)
- 1月:東京〜箱根の関東学生駅伝競走が再開。
- 8月9日:[水泳]全日本選手権大会で、古橋広之進選手(日大)が400m自由型競泳で非公式ながら世界記録を上回る記録。
- 経営面で行き詰まったセネタースを東急電鉄が肩代わりし「東急フライヤーズ」に改称した。
- 球団名にニックネームをつけることが決まり、太平パシフィックスは「大洋ロビンス、金星は「金星スターズ」、中部日本が「中日ドラゴンズ」、近畿日本グレートリングは「南海ホークス」、阪急は「ブレーブス」となった。発足当時からの「ジャイアンツ」、「阪神タイガース」とあわせて全球団のニックネームがでそろった。
- プロ野球
- [優勝]阪神
- 第19回選抜中等学校野球大会
- <6年ぶりに復活>
- [決勝戦]徳島商(徳島) − 小倉中(北九州)
- 第29回全国中等学校優勝野球大会
- [決勝戦]小倉中(北九州) 6−3 岐阜商(岐阜)
- 夏場所(6月)
- 羽黒山政司〔はぐろやま まさじ〕[横綱、立浪]9勝1敗(5回目)
<明治神宮外苑相撲場で晴天興行。相星の場合は番付上位の優勝であったのをやめて優勝決定戦制度を導入。9勝1敗の4人で同点決勝。>
- 秋場所(11月)
- 羽黒山政司〔はぐろやま まさじ〕[横綱、立浪]10勝1敗(6回目)
<明治神宮外苑相撲場で晴天興行。東西制から一門系統別総当たり制に。協会は「部屋別総当たり」と呼んだ。殊勲、敢闘、技能の三賞を制定。>

1947年
囲碁・将棋![[ページの先頭へ]](../img/top.gif)
囲碁
- 4月:春の大手合が行われた上野・東華亭で主人が暴れる事件があった。
- 5月18日:前田陳爾七段、坂田栄男七段、梶原武雄五段、山部俊郎四段らが日本棋院を離脱して囲碁新社を創立。
復帰(1949年)
- 第4期本因坊戦
- 岩本 薫七段 3(●○○●○)2 木谷 實八段
<五番勝負、コミ4目半>
- 第6期名人戦
- 塚田正夫 4(●●持○○千○千○)2 木村義雄
<1946年から開始されたA級順位戦の優勝者が名人挑戦資格を得るようになった。同率首位の3人によるプレーオフで塚田が挑戦資格を得た>

1947年
科学・技術![[ページの先頭へ]](../img/top.gif)
- [英]パウエル、中間子を発見。
- [オーストラリア]エディアカラ丘陵で軟体動物と思われる海洋生物の化石を発見。その後、カンブリア紀以前のものと判明した。
宇宙・天文
- 6月24日:【空飛ぶ円盤】
[米]ワシントン州で正体不明の飛行物体を目撃したという証言があり、"flying saucer"(空飛ぶ円盤)と表現された。
事件・事故
- 2月25日:【八高線転覆】
国鉄(現=JRグループ)八高線で、八王子発高崎行きの列車が下り勾配でブレーキがきかず転覆。買出し客で超満員だったため大惨事となった、死者184人、負傷者497人。
- 9月4日:東京・数寄屋橋で女が米兵に川に投げ込まれて死亡。
- 4月18日:青森市で大火。
焼失家屋800戸。
- 4月20日:長野県飯田市で煙突の飛び火が原因で出火し、強風で大火に。
焼失家屋4010戸。
- 4月29日:茨城県那珂湊町で煙突の飛び火が原因で大火。
焼失家屋1558戸。
- 5月16日:北海道三笠町で煙突の過熱が原因で大火。
焼失家屋1450戸。
- 8月14日:浅間山が爆発、登山者20余人の死者を出した。
- 9月14〜17日:【キャスリン台風】
房総半島南端から三陸沖へ抜けたキャスリン台風は、関東、東北に大被害を及ぼした。死者・行方不明者1529人、全半壊家屋1万2761戸。
- 10月17日:山口県下関市で七輪の残り火がペンキに引火したのが原因で大火。
焼失家屋800戸。