ミシガン州デトロイト生まれ。ウエイン大学で音楽を専攻した後,地元中心に演奏活動をはじめる。51年に Dizzie Gillespie のバンドでレコード・デビュー。55年3月,Herb Ellis が病気のため,Oscar Peterson 3 に参加。以後,フリーとなり,数々のアルバムを発表している。
すぐに彼とわかる音色とフレージングは,まさに「ミッドナイト・ブルー」。どんな編成のバンドに入っても,彼がソロをはじめると,とたんにブルーな彼の世界になってしまう。
(1)Yes Baby (2)Scotch Blues (3*)Autumn In New York (4*)Caravan
Kenny Burrell のオリジナル・ブルースでスタートする。いかにも,Burrell らしいソロが素晴らしい。
2曲のブルースと2曲のスタンダードという構成だが,どちらがいいか。Kenny Burrell のブルージーで叙情的な演奏は,甲乙つけがたい。
Tina Brooks と Junior Cook のテナーを聴き分けるのも面白い。
(1)Birk's Works (2)Lady Be Good (3)Lover Man (4)Swingin' (5)Hallelujah (6)Beef Stew Blues (7)If You Could See Me Now (8)36-23-36
テナーの Tina Brooks と Bobby Timmons がピアノに向かう (1) 〜 (4) とピアノが Roland Hanna に変わる (5) 〜 (8)。当初発売されたLPには入っていなかった (4),(6),(7) がCDに加えられた。
Bobby Timmons に Kenny Burrell とくれば,50 年代半ばのジャズのカッコよさを楽しめる。もちろん,ふたりの音楽の方向性には,ちょっと違いはあるが・・・・

(A-1)Chittalins Con Carne (A-2)Mule (A-3)Soul Lament (A-4)Midnight Blue
(B-1)Wavy Gravy (B-2)Gee Baby Ain't I Good To You (B-4)Saturday Night Blues
タイトルからして,いかにも Kenny Burrell だ。(2000.10.29.) (A-1)You And The Night And The Music (A-2)So Little Time (A-3)I'm Glad There Is You
(A-2)(B-2) の2曲ではアンプを通さずに生ギターを弾く。これがなかなかいい。もともと彼のギターは,硬質な音色だが,アンプを通ることで少し柔らかくなる。それが生ギターだと金属弦の硬質な音色なのに暖かさが増す。これが楽器の不思議なところだ。 (2000.9.10.) (A-1)When Lights Are Low (A-2)Body And Soul (A-3)Li'l Darlin' (A-4)Blue Muse
甘さを抑えたちょっとビターなギタリストというのが,僕の Kenny Burrell のイメージで,デトロイト出身だが,ニューヨークの夜をコートの襟を立ててポケットに手を突っ込んで歩く姿を思い描く。 (A-1)All Night Long (A-2)Will You Still Be Mine (A-3)I'm A Fool To Want You (A-4)Trio
確か2枚目に買ったアルバムで,日本フォノグラムから出ていた『スイングジャーナル 5ツ星コレクション』の一枚。表ジャケットは,ご覧の通りオリジナル仕様だが,裏面は,なんと日本語のライナーノーツになっている。昔は,こんなんでした。
♪ Kenny Burrell “HAND CRAFTED” (Muse)

Rec. Feb. 28, Mar. 1, 1978
(B-1)All Blues (B-2)It Could Happen To You
♪ Kenny Burrell “When Lights Are Low” (Concord Jazz, CJ-83)

Rec. Sep. 1978
(B-1)Ain't Misbehavin' (B-2)It Shouldn't Happen To A Dream (B-3)Blues For Basie
とはいえ,このアルバムは,彼にしては甘めの演奏だが,トロトロに溶けてしまうほどではないのはさすが。
♪ Kenny Burrell “A Night At The Vanguard with The Kenny Burrell Trio” (Cadet, 655)

Rec. Sep. 16, 17, 1959, live at <The Village Vanguard>, NYC.
(B-1)Broadway (B-2)Soft Winds (B-3)Just A Sittin' And A Rockin' (B-4)Well You Needn't
僕の Kenny Burrell へのイメージは,このアルバムで出来あがったといっていいだろう。それくらいハードボイルド・タッチな演奏だと思っている。