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冷蔵庫ライブカメラの作り方

 
 冷蔵カムへ

冷蔵庫からライブカメラ中継する方法です
カメラ特有のドライバーソフトのインストールや設定については
申し訳ありませんがそれぞれの取扱説明書をよく読んで、容量・
用法を守って正しくお使い下さい。ここでは冷蔵庫に入れる時の
注意に重点を置いて説明します。


◆ PC
 当然ですが、MacかPCを用意します。性能はいいにこしたことはないですが、いろいろな
ホームページの例を見ると、よっぽど古い機種でない限りそこそこ動くようです。

 冷蔵カムをお送りしているMacは、PowerMac G4Cubeをメモリ576MBにして、ハード
ディスクをSeagateのBarracuda(流体軸受らしい)に交換しています。CPUは今となっては
e-Macにも負けるPPC G4の450MHzなので、iMacDVを買ったもののホコリをかぶってる
なんて方はメモリを何とかすれば大丈夫だと思います。128MBでは足りませんが、256MB
あればできます。OSX 10.2.6でもやってみましたが、G4Cubeでは重くなるのでOS9.2.2で
お送りしてます。

 基本的に24時間動かす場合、速いけどうるさい音のするPCはダメダメです。CubeかiMac
で運用するのが最もよいと思います。

 G4Cubeに使えるメモリ(Apple Tech Info Library)
 iMacに使えるメモリ(Apple Tech Info Library)
 新iMac,G4のメモリ追加手順(プリンストンテクノロジー社)

PCの場合、こんな製品もあります。業務用のオーディオみたいですが無骨モノ好きには
かえっていいかも。G4Cube同様、PCには見えません(^^;)

◆カメラ
 次に用意するのは、USBカメラです。PCの場合だとビデオキャプチャーのボードを挿して
RCAプラグ(テレビとビデオをつなぐ線)かS-Video端子に普通のビデオカメラをつなげられる
そうですが、USBカメラでしかやったことがないので判りません..
 ハンディカムをiLinkでつないだり、デジカメを外部ハードディスク扱いにしてLinuxアプリで
操作したりいろいろやってる方がいますが、普通はお手軽なUSBカメラで十分だと思います。

 PCの場合はドライバーソフトが自分の使ってるOSに対応してるかを注意すればいいだけ
ですが、Macの場合は選択肢が限られます。詳しくはこちら(Karasu.netさん)
 冷蔵カムは、Logitech QuickCam Pro4000を使ってます。同じLogitechのQcamExpress
QV30や、パーソルのPBC004は動きませんでした。
 予算に余裕があるなら、Apple純正のiSightもありますが、ちょっともったいないですね。

 PCの場合は、使っている素子がCMOSかCCDかを選べばいいと思います。CMOSだとノイズが
多い感じなので、ぜひCCDメガピクセルにしましょう。値段も\3,000位しか違いません。

 いずれにしろ画素数は多いにこしたことはありません。10万画素はちょっとおいおいなので、
最低30万画素は必要です。30万画素もあれば、ドライバーが640x480で出力できればブラウザで
表示する時に320x240に縮小してきれいに見せる、という小細工が可能です。

◆USBケーブル、HUB
 冷蔵庫とMac、PCは離れていることが多いと思います。USBは5m以上は延ばせないらしい
ので延長ケーブルとHUBが必要です。
このケーブルがクセモノで、同じ5mでもつながったりつながらなかったり、起動する時は抜いて
いないと"カメラがない"って止まったりします。

 結局、冷蔵カムでは次のようにつないでいます。ポイントは全部のUSB-HUBに電源付のものを
使うことです。"バスパワーのリピーターケーブル"は経験上、うまくいかないことが多いです。

USBカメラ(ケーブル1m)→極細USBケーブル(30cm)→(冷蔵庫を出る)↓
USBのLED蛍光灯(〃1m)→極細USBケーブル(30cm)→(冷蔵庫を出る)→USB-HUB(電源付)で合流
→USB延長ケーブル(5m)→USB-HUB(電源付)→USB延長ケーブル(5m)→USB-HUB(電源付)→Mac

カメラの取付 USBの配線

 冷蔵庫から出るところは、極細のUSBケーブルを使います。柔らかく薄いゴムのテープで並列に
きしめんのようにして、ドアのパッキンに貼り付けます(断面図はこんな感じ→ <○○> )
 これでもケーブルの左右にすきまができるので、薄いゴムと目の細かいスポンジでパッキンを
作りふさいであげます。ケーブルの太さが2mm以上あるとかなりキビしいので、頑張って細い
線を探して下さい。

◆撮影・送信ソフト
 Macの場合は、EvoCAMOculusが有名ですが、PCの場合はListCamが主流みたいです。
 それぞれのインストールや設定は、詳しいページがいっぱいあるのでここでは書きません。
 GoogleYahoo!Japanで検索してみて下さい。

 冷蔵カムでは、1枚撮影してサーバに送るたびに過去の59枚のファイル名を変えているため
ADSLで上り回線は1Mbps弱の速度ですが、かなり負荷がかかります。MacとPCを100Mbpsの
スイッチングHUBを通してルータからサーバに送っていますが、1サイクルに20秒くらいは
かかります。高速なPCを使っていてプログラムを自分で作れる方は、自分の方でファイル名を
変えて毎回全部をサーバに送るか、最新の画像だけを毎秒1枚送ってもいいと思います。
どっちにしろ、ftpでの名称変更を含めて送れる枚数は回線速度とトレードオフなので、みな
さんの環境にあわせて選んで下さい。もちろん自分のドメインを持っていてFTTHなんてうら
やましい方は別ですが。その場合は撮影するPCとWebサーバをわけるか、直近より1枚前の
画像を公開用にすると排他処理をあまり気にしなくてもよくなるそうです。

 ダイヤルアップでする時は、数時間に1回接続して、撮りだめした枚数を一気に送らないと
財布の方が大変です。

◆防湿・結露対策
 これが何と言っても一番大切です。カメラが壊れます(経験者は語る)。
 技術的に詳しいことはよくわからないですが、PeterRabbitさんのページその1その2
よく読んで下さい。冷蔵カムでは、姉妹カメラ"冷凍カム"のテスト中にカメラ2号があえなく
天に召されました。

 ポイントはカメラを分解して、回路の全面に防湿剤をきちんと塗ることと、カメラを冷蔵庫
に入れる前に室内で電源を入れておくか、ドライヤーで暖めてからいれることです。
 尚、防湿剤は東京なら秋葉原、大阪なら日本橋の電子部品店に売っているそうです。
 その道に詳しい人が身近にいれば頼んで買ってきてもらうのもいいですが、間違っても上記の
PeterRabbitさんのところへ購入希望メールを出さないこと。迷惑しているそうです。

 結露する以外は、低温でもカメラはきちんと動きます。しばらく低温にしたまま起動すると
かなり暗い画像が出てきますが、カメラ内部が暖まるにつれて通常の画像になります。

高周波ワニス カメラの内部

◆広角レンズ
 400L級のでっかい冷蔵庫なら別ですが、普通の冷蔵庫は意外に狭くて、カメラの撮れる範囲が
限られます。デジカメ用の広角レンズを前につけてもよいですが、\7,000もして買えないので
東急ハンズで住宅用ドアビューアーの超広角型を買ってきました(\1,500なり)。

  これをそのまま使うと190°丸見えでインパクトはあるんですが、画面全体の1/6くらいの
ちっちゃな画像が丸く映るだけになります(このページの一番右上参照)。
 そこでこれを分解して前から2番目と3番目のガラスの凹レンズを抜くと、いつもご覧戴いてる
画になります。


◆Just do it
 こんなに簡単にできる"冷蔵カム"。あなたもやってみませんか? 立ち上げたらご連絡下さい。
 トップページにてご紹介させて戴きます。


Back to Fridge!