バックナンバー35

過去の日記

2002.7.18〜2002.7.31 | since 2000.10.25

2002.07.31

Book 今日買った本:
ダイホンヤ/とり・みき/早川書房1,500円
戦闘妖精・雪風 解析マニュアル/早川書房1,200円
銀河帝国の弘法も筆の誤り/田中啓文/ハヤカワ文庫 580円。

「ダイホンヤ」は昔友人宅で座り読みした気がするのですが、内容はキレイさっぱり忘れ果てていたのでした。とりみきのギャグ特有の“文法”に慣れない人は辛いかもしれませんが、中盤以降はミステリとしても通用する鮮やかな展開を見せます。これは名作。これで初版(アスキー刊)が十年前とは恐れ入ります。ただ、重要なキーとなる“あの”巨大な敵が、若い読者には解らないかもしれませんな。とんと見なくなりましたね、あのポスト。
「雪風」はアニメ化便乗(笑)の神林長平特集ムックみたいな中身です。ワタシの目的もむしろ18年ぶりに再録されたという短編「被書空間」だったり。
「銀河帝国〜」は初版2001年2月って書いてありますが、発行当時は(あまりに見事な表紙だったので)表紙買いを是とするワタシはあっさりと見送っていたのでした。それが何故か最近になって無性に読みたくなって奇跡的な出会いでもないかと思いながら探していたところが、たまたま“ハヤカワ文庫SFフェア 2002”のオビつけて平積みされていたのを発見して即買い。評判を聞く限り「しょーもない駄洒落が渦巻く日本SF界屈指の迷作」らしいのですが、じゃあ何故それがSFフェアのオビ着けて平積みされてたんでしょうね。隣にあったのは禅銃(バリントン・J・ベイリー)というのも謎。

おお、そういや昨日今日と早川書房の本しか買ってないぞ(笑)。

2002.07.30

ゴミ それにしても昼の蝉時雨のすごいことったら。エヴァをはじめ、テレビの効果音で蝉の声が入ってるのはよく耳にしますが、実際の蝉時雨はほとんど個々の音を識別できません。しゃわしゃわ、なんて可愛いもんじゃないです。どじゃーーーーーって鳴りっぱなし。壊れた目覚まし時計かおのれらは。スイッチはどこだ切ってやるっ。
それにしても毎年これだけ発生する蝉がいったいどこの土の中に暮らしているのか。いま鳴いてる蝉の、少なくとも幼虫はその5〜6倍はおるはずですよねぇ。

movie ちょっと前に書いた「スーパーマンvsバットマン」、主演のスーパーマンはジュード・ロウに決定したそうです。A.I. でジゴロ・ジョーってロボットの役やってた小粋なあんちゃん。共演はコリン・ファレルって人。しかし主役はやはりスーパーマン(あたりまえだ)。我らにとってクラーク・ケントはクリストファー・リーブの呪縛が強いのですが、きっとジュード・ロウもスーパーマンにしかみえないスーパーマンになるんだろうなぁ(←意味不明)。ハリウッド映画のすごいとこは、俳優が完全に劇中の人物に同化して、この人以外にこの役はあり得ないと思わせてしまうことです。ウィル・スミスとか、Jやってるときと ALI やってるときでぜんぜん顔ちがってみえますもんね。例外もありますけど。トム・ハンクスは悪いけど何やってもトム・ハンクス(←偏見?)。

Book 先日買い込んだ「君がいる風景:平谷美樹/朝日ソノラマ」読了。ジュブナイルと謳うだけあって、読んでいて安心できる佳作です。よくあるタイムトラベルもので、SF的な捻りも大人しいもので、もっぱら「過去に戻った主人公の逡巡」ばかりが書かれてるのですが、それがもう懐かしの「少年ドラマシリーズ」を彷彿とさせる面映ゆさ(笑)。不器用な主人公の行動に、うわ、そこはそうじゃないだろ! と照れながらツッコミ入れる気分。少年ドラマシリーズらしく、後味すっきり「ぼくのなつやすみ」みたいな一作です。軽くさくっと読み終えてしまいました。

本日のお買物:ウロボロスの波動/林譲治/早川書房1,600円。いきつけてない書店でウロウロしてたら(←実はウロウロせずにじっとガンダムエース立ち読みしていた)時間切れで他の本は探せず。明日は近所の行きつけの書店に行こうっと。

むう。なんやしらんけどまっとうな読書系サイトみたいになっりょるぞ。いやまっとうでない読書サイトってほうがごふげふがふ。

2002.07.29

なんでも 今更だけどウクライナ航空ショーの事故。不謹慎ながら、そこらじゅうのテレビが Su-27 の映像を流してるのが興味深い。NHK でもプガチョフス・コブラの映像を流してたし。で、その NHK のニュースで言ってましたが、墜ちたスホーイは「橋くぐり」?という機動をしている途中で失速した、みたいです。機首を30度くらい上に向けたまま低速で前進する技。低空でやるから、あたかも橋の下をゆっくりくぐってるように見えてそう言うんだそうですが、“橋くぐり”で google 検索してみましたがそんなアクロバット機動に関するものはヒットしませんでした。たぶん別の呼称があるのを NHK が無理矢理に日本語訳したのでは、と邪推。
あと、どうでもいいが何故マスコミはあれをスホイと読みますか。航空雑誌をはじめあらゆる飛行機系の本ではスホーイって表記が通例なのに。類似品にミヒャエル・シューマッハー。

参考:ニュースサイトより
朝日航空ショーで戦闘機墜落、78人死亡 ウクライナウクライナ航空ショー事故、死者は83人に
読売ウクライナ航空ショーで戦闘機墜落、78人死亡炎と破片、観客襲う…航空ショー墜落ウクライナ航空ショー事故の犠牲者は83人に
毎日70人死亡、110人負傷 ウクライナ航空ショー死者は83人に 空軍総司令官を解任

なんでも かと思えば今度はモスクワで旅客機がテスト飛行中に墜落(朝日)、モスクワの空港で航空機が墜落し炎上(読売)、航空機墜落:15人死亡、1人重体 モスクワで訓練飛行中(毎日)。イリューシン Il-86 だそうです。四発の広胴機、ボーイング 747 やエアバスに対抗する(予定だった)旧ソ連製の旅客機、だったかな。

なんでも 見ていたら更にこんな記事も→ウクライナでまたスホイ戦闘機が墜落(読売)、ウクライナで別の戦闘機も墜落(朝日)、戦闘機墜落:ウクライナ国防相が辞表 28日にも戦闘機墜落(毎日)。待てぃ。Su-25 って書いてあるやんか。Su-25 フログフット。そら攻撃機であって戦闘機ではない。Su-27 墜落直後だから先入観もって戦闘機って書いてるんじゃなかろか。それとも軍用機はぜんぶ戦闘機って認識か?

ゴミ 英文サイトですが、フランカーがどんな機動をするか、動画つきで解説してるサイト。ここで飛んでるのは Su-27 じゃなく Su-35(?) スーパーフランカーですけど。実際に飛んでる映像を見ても、とてもこれが飛行機の機動とは思えません。

Book 書店で偶然見かけて購入、「メルサスの少年」菅浩江/徳間デュアル文庫(→bk1)。イッキに読んでしまいました。後書きを読むまで知らなかったんですが、これ、星雲賞受賞作だったんですね。残念乍ら帯の外された背表紙のみの状態で衝動買いしたので煽り文句など一切なし、帯の惹句には星雲賞受賞作とか書いてあったんでしょうか。でも事前情報なしで読んだのが良かった。たおやかに凛と張った乙女の描写、滅びを予感させる退廃の街の光景、成長する少年の心の移りゆく姿、なにものにこの美しい文を紡げましょう。かの文体を“まるで泉鏡花ではないか”と評したのは「末枯れの花守り」(角川書店・→ bk1)に於ける夢枕獏氏の惹句。ストーリーテリングの巧みは言うに及ばず、菅浩江さんの文章の美しさは日本SF界の至宝です。

2002.07.27

なんでも 朝日新聞の記事、従業員6人の小企業、世界で唯一スターウォーズ玩具発売。SWマニア諸氏には今更説明の要なし、これはファインモールドのジェダイ・スターファイターのことですな。いやー、そうか。朝日新聞的には「従業員6人の小企業」になるんか。ワタシなどは「道楽が高じて本物の商売にしちゃったヘヴィな模型マニア」って認識だったんだけどなー。「小企業」って書き方をされると印象がとても卑小なものになってしまって、彼らのエネルギーも何も感じられませんよね。事業規模では量れない仕事の密度ってもんがあるですよ。銭カネじゃないですよ。彼らが「何が楽しゅーて」活動してるかなんてことは、この新聞タイトル考えた人には一生解らんかもしれません。

なんでも 今日の買い物:モデルグラフィックス9月号、THE ORIGIN 2巻、君がいる風景(平谷美樹/朝日ソノラマ)。
とりあえずモデグラ読む。ほお、さっさとガンダム SEED のキット情報が出てますな。MG慣れした濃ゆい世代を敢えて外したターゲッティングに「そう来たかバンダイ」な気分。とりあえず新規開拓って印象。そのうちきっとディティールばしばしのMGクラスが出るとは思いますけど。
しかし250万輌の戦車を日本中に配備した海洋堂(&タカラ)はすげぇ、と思わずにはいられない巻頭特集、「総力特集」と言うだけあってこれでもかという濃ゆすぎる内容。巻頭カラーが終わってモノクロページが来て、さらに次のカラーページでも戦車戦車戦車(笑)。160ページ中50ページ、レギュラー連載以外の七割が戦車(笑)。そんな感じ。
気になる第二弾は8月下旬発売。ほんで第三弾のラインアップ、フィーゼラー Fi156C シュトルヒには参った(笑)。そんなもんが出るとは思わんやん普通!
参考リンク→Fi156 シュトルヒ。こっちのシュトルヒではない。(←バカ)

あーもう今日は模型話でおしまい(笑)。

2002.07.26

Book あれ、THE ORIGIN の2巻(→ es! Books)ってもう出てるんですか。近所の書店では見かけなかったような、って25日発売か。んじゃまだこっちのほうは出てないっすね。しかし bk1 ではいくら検索しても出てこない罠。
同じく先日の見逃し。彼方から13(ひかわきょうこ/白泉社390円)2002.8.5。→es! books

ゴミ 「あっ!大ヤマトだ!」帰宅後ぼんやりとテレビを眺めていたら先日ネタにした大ヤマトが大空を悠然と航行している絵が流れてのけぞりました。おお、松本御大まで登場なさっておられる! でこれが何かというと車検のCM。“ヤマト車検”って、そのネーミングはどうなんですか。と思ってさっき検索したらばこんなん出てきて腰抜かしました(笑)。やりすぎですカーコンビニ倶楽部(笑)。

2002.07.24

SF この24日から9月23日まで日本未来科学館で行われる宇宙ロマン展なる催しの報道、→ ZDNet:日本化学未来館で火星に行く。館長・毛利衛氏と松本零二氏をフィーチャーして“ちょっと興味がある”程度の一般の方にも楽しめる演出を考えてるな、というのが第一印象です。記事自体は至って普通の報道なんですけど、その割にツッコミどころが意外と少ない。一般の人が火星旅行をするのにあと百年ってのもそれなりに考えられる数字ですし、軌道エレベータの実現性まで考えてある…それもそのはず、火星旅行のプロットを考えたのは金子隆一さんとのこと。そりゃツッコミどころなんかないや。

ゴミ 松本零二つながりって訳ぢゃないですが、ベンチャーソフトにこんなものが(→大銀河シリーズ 大ヤマト編 7vs7 )。既にこの段階で駄作の気配びしばし…。これでテレビシリーズ52話ですか。で、大銀河って何? 大ヤマトって? やっぱ大波動砲撃ったり大ワープしたりしますか。大アステロイドベルトぐるぐる回しますか。こんなこともあろうかと大真田さんが大空間磁力メッキを開発してますか。(←ひつこい)

Book いやあ徳間デュアル文庫発刊以来、ずっと月一冊ペースで文庫化されてた銀英伝もついに7月に「外伝5:ユリアンのイゼルローン日記(下)」でやっと終了。と思ったら次は「地球儀の秘密」行きますか。もと新書判の角川ノベルズ(1990年発行)、これ、シリーズとしては2冊しか出てないハズ。そもそも二作目は「地球儀の秘密」から5年も経って発行された「カラトヴァ風雲録」、しかもこれが前作とぜんぜん違うシェアードワールドにすらなっていない別世界の話を堂々と進めて、最後の最後で前作とリンクさせるという驚嘆すべき手法でシリーズと銘打っているしろもの。続刊を期待する読者はもう十年待たされて忘れ果ててたり。
徳間デュアル文庫はこの調子で田中芳樹作品を順次文庫化する気かとも思うけど、でも徳間が持ってる田中芳樹作品って、例によって未完のまま放置されている「タイタニア」1〜3と初期短編集くらいしかもう残ってないのでは。…あれ、まだ文庫化されてない銀英伝の外伝が二編ほどなかったかな。

Book それにしてもその徳間デュアル文庫、8月刊行のラインナップはどうしたものか。いま↑書いた《自転地球儀世界シリーズ1》地球儀の秘密/田中芳樹533円、野望円舞曲4/荻野目悠樹676円、イカ星人/北野勇作505円、ラーゼフォン・時間調律師(上)/神林長平505円。どれも買わずに済ませられないものばかり。うう。

以下備忘録:
7/下  戦闘妖精・雪風 解析マニュアル/早川書房1,200円(幻の短篇「被書空間」再録)(es! Books
7/下  アラバキ(上・下)/山田章博/潮出版社各933円(es! BooksAmazon←在庫切れって書いてあるけど、発売延期になってるみたいです)
7/下  君のいる風景/平谷美樹/ソノラマ文庫476円(es! Books
7/下  ウロボロスの波動/林譲治/早川書房1,600円(es! Booksbk1
8/3  まんがサイエンス 8/あさりよしとお/学研781円(bk1←殺風景 ・ Amazon
8/上  宇宙探査機 迷惑一番/神林長平/ハヤカワ文庫JA 560円 ←まだぜんぜん情報がありません。検索しても大昔の光文社文庫しか出てこないし。
8/中  DAI−HONYA/とり・みき/早川書房/1,500円(bk1)←7月予定が延びてるみたい。
8/1? MOONLIGHT MILE 4/太田垣康男/小学館ビックコミックスペリオール505円(es! BooksAmazon

…うわ。 amazon でいっぱい調べものしたら、トップの「Amazon.co.jp のおすすめ」ってのがワタシの趣味に合うものばっかり並ぶようになってきた(汗)。しかも探したのは上のタイトルだけのハズなのに、なんで「おすすめ」に星里もちるが並びますか。ワタシが“隠れホシサト”だとこのラインナップから類推するとは Amazon め、あなどれんな。ほんま血液中を駆け巡るよ。そらアドレナリン(C田尾和俊)。

2002.07.23

RPG のっぴきならぬ事情で19日のセッションは延期。テンション下がるな。

なんでも 新聞で何気なく世界最大の恐竜博の記事みておったら、このイベントにはセイスモザウルスのセイモくんなるマスコットキャラクタがおるのですな。あんまり可愛くないのですな(デフォルメした爬虫類が可愛いとは思わないけど)。そしてこのセイモというネーミングは危ないですな。世の小学生の8割はセイモスザウルスと憶えてしまいますな。ワタシも事前の知識があったにもかかわらず「セイスモで憶えていたけどもしやセイモスが正しいんか」と少し不安になりましたな。紛らわしーですなぁ。しかしだからと言うて「セイスくん」では呼びにくいし「セイスモくん」では語呂が悪い、いっそ「イスモ」くんや「スモザ」くんとかにしたほうがよかったのではないですかな(←半分以上本気)。

なんでも 日経新聞より、日商岩井・シャチハタなど、新見市に電子印鑑システム納入。「など」の一言で片づいてますが、中のシステムの開発元はワコムらしいです。テレビで記者会見の模様を放送してましたが、電子投票で選出されたことで一躍有名になった石垣正夫・新見市長が得意げにハンコ押してたのが妙でした。
リンク先の記事では“電子印鑑”の何たるかをこの記事では明記してませんが、これ、シャチハタが一枚噛んでることから想像がつくと思いますが、ほんま普通のハンコのカタチしてるんですわ。で、後ろを開けたら細長い基盤が出てくるという。普通の紙に押しても意味がなく、専用のハンコ台(読者諸賢ご想像の通り、これもワコム製のタブレット)に「ぽちっとな」したら、モニタに映し出された書類に「ぼて」と赤い印鑑がつく、と。そこまでしてハンコにこだわるか、とも思いますけど、“ハンコが全て”のお役所にとってはこういうニーズもあるんですなぁ。いや、ニッポンの役所にしかニーズはない、というか、ニッポンの役所のニーズをうまく掴んだ、とみるか。もしまかり間違ってこれがお役所のデファクトスタンダードにでもなったら、ワコムとシャチハタはきっとえらいことに。

なんでも VISA 、国内メンバーカード会社7社とインターネット向け本人認証サービス開始(→ ASCII 24)。個人認証システムということでは先述の電子印鑑と似た話。ただしこっちのほうがよっぽどスマート。

SF 20日付けのとこでちょっと書いた WaterScape 、それと同じ日付でもうひとつアップされていた“っぽいかもしれない”で、同じく日立が開発中の“脳の血流量変化を使ったインターフェイス”が紹介されてます。『筋萎縮性側索硬化症(ALS)』―運動神経に支障が出て身体は麻痺するが脳は正常、という病気で、本当に身体がまったく動かなくなった人の為のインターフェイス。思考するときの血流量の変化をオン/オフのスイッチにしようというものですけど、信号ひとつ検出する手順が36秒もかかって、認識率6割ですって。まだまだ実用化には遠いか、と思わせておいて記事の結びを J.P. ホーガンの BIAC でシメるなんざ、こばやしゆたかさんもやっぱりSF者。おもわずニヤっとしたじゃないか(笑)。

2002.07.20

林檎 長いこと尾を引くと思われる .mac 関係。
今日の話題は“Apple、『.mac』を大々的に宣伝”(CNet Japan)。無料サービスの有料化でまっとうに移行するユーザは10%。アップルユーザの10%が有料サービスを受けるとして、収入は2200万ドル。Apple の年間売り上げ60億ドルからすれば微妙な額に過ぎない。…ですって。否定派の意見代表。
同じく“「有料のMac体験」の需要はどのくらい?”(ZDNet)。情報の出所は同じ。

林檎 Mac のハードウェア・デベロッパのなかでほぼ唯一、やたらに元気な Sonnet Technologys が G4 1GHz アップグレードカードなど一挙7製品を発表。どれも目玉になりうる面白い製品群です。二世代前の PCI Mac(7500〜9600など)用の CPU アクセラレータカード“ Crescendo/PCI G4”など G4/800MHz のスーパーハイスペック。バスクロック 66MHz の12倍速!でアクセラレートしてる計算ですが。いくら DDR L3 バックサイドキャッシュ積んでるったって、可能なんですかそんなこと。
あと、ATA133 カードに USB 2.0 ポートと FireWire ポートを2基づつ搭載した複合インターフェイス増設カード“Tempo Torio”とか、PCI カードにそのまま 2.5 インチHD載せちゃった“Tenpo HD”とか、Mac 屋の酒飲み話としか思えないような製品も。いやしかし、どんくらい需要があるんでしょ。

なんでも 先日も“日立の技術はあなどれん”みたいな話を書きましたが、今回の“っぽいかもしれない”は Waterscape の話。Waterscape ってのは、新しいインターフェイスを研究してる日立の研究者が開発中の“ボタンのない PDA”みたいなもん。そんなものが何の役に立つの? ええ、役には立ちません。けど、未来の匂いがプンプンしてるんですわ、このデバイス。コンピュータをコンピュータと思わせないデジタル端末。これを中世ファンタジー世界に持ち込んだら、そのまんま魔法の水鏡です。なによりボタンが一切ないことが魔法っぽさの象徴。“充分に進んだ科学は魔法と区別がつかない”(A. C. クラーク)と申しますが通り。

2002.07.19

RPG リプレイ、第九話第三幕公開。本日(19日)23時のセッションに間に合わせるために大急ぎで作りました。ログのまとめは大したことないんですが、註釈をつけるのに今回は手間取りまして。話の流れに直接関係しない余談(というかギャグというか)にいちいち註釈いれるのも興をそぐかと思いつつ、調べるのが楽しいので毎回やまほど註釈いれてるんですがねー。

林檎 .mac shock!
一夜明けて、どうにかまとまったニュースが入り始めました。
まずは CNET Japan 、“アップル、新製品を一挙公開(上)(下)”。
続いて ASCII 24 の“基調講演速報”、“怒濤の製品発表を入手可能順に解説”。
ZDnet Mac は荻窪圭氏による、恒例“基調講演フォトレポート”。

気になる .mac 関係では ZDNet Mac のコラム記事“.mac は常識的なマトモなソリューションである”。うーん。だいたい Mac 関係のライターは Mac エヴァンジェリストとイコールですから好意的に書くのはアタリマエなんですけど、これはちょっと Apple に肩入れしすぎかなぁ。
ワタシはたまたま web サイトのファイル置き場として iDisk 使ってるから(homepage.mac.com のことね)49ドルくらいなら払ってもいいかなって気もしてます。年間6000円で 100MB ホスティングしてくれると思えば高くはないですし。でも、フリーメールのつもりで xxx@mac.com のメールアカウントを持ってる“だけ”の人が、年間49ドルも出すハズはないですよね。有料なら使わない、ってのはまぁ簡単な選択肢のように見えて、でも“代わりになる選択肢がない”という恐ろしさ。結局 ZDNet のコラムが指摘してるとおり、.mac 以外に“Mac 環境のことを考えて作られたサービス”がほぼ皆無な現状では、.mac を使わない=ネット関係のソリューションから完全に手を引く=コンピュータを使う人との格差が開く、という結果になるのでは。デジタルデバイドなんて心配もするけど、なにより Macintosh の普及率が下がる結果にならんきゃいいけど。
Mac 系サイトの大半は様子見状態みたい。そのものズバリ homepage.mac.com/xxxx/index.html みたいなサイトを運営してらっしゃる方などいきなり降ってわいた事態にどう対処なさるかしら。
Apple Room さんは“Tell US”への抗議を決めた模様。賛同者募集中。ワタシも賛同したい。

Book 驚愕の復刊、とり・みき「DAI-HONYA」1500円・早川書房(→bk1es! Books )、7月。さらに驚愕の続刊「THE LAST BOOKMAN」1400円・早川書房も予約開始(→bk1)、8月。bk1にとり・みきの著者コメントが出てます。

なんでも Hot WIRED 、水で作ったパビリオン。百聞は一見に如かず、この建物?の写真を見てください。規模と発想が違いますなぁ。

メモ: H2A 3号機打ち上げ予定、平成14年9月10日(火)。→ NASDA プレスリリース

2002.07.18

web 昨日の Yahoo!BB 12M について CNET の報道ASCII 24 の報道。ZDNet はソフトバンク系列だから自社に不利なこと書くはずがなく、第三者の報道を待っておりました。第一印象、“孫正義の一人舞台やなぁ”。製品の発表なんだか孫正義の自己アピールなんだかわからん内容だと思いました。“他社は高速ADSLの現物を見せていない”と会場に ADSL 回線引いて 10Mbps をデモしてみせるなんざ、ショーアップ以外の何者でもないでしょう。ジョブスも似たスタイルで新商品の発表をしますが、悪いんですけどワタシは孫社長にカリスマ性を感じません。故に胡散臭い印象しか持たないのですな。

とりあえずいろんなとこが新しいサービス始めるんですけど、それぞれの方式が少しずつ違うのが面白くもあり迷惑でもあり。アッカは Annex C.x 、Yahoo!BB 12M は Annex A.ex 、イー・アクセスはextreme DSL 。こうやって変な規格が乱立した挙げ句に全員共倒れになって、最後には FTTH に喰われてしまうんではなかろうか、という嫌な予測をしてみたりして。数年後に FTTH が来るのに、そんなニッチな技術で競い合ってどうする、と。みんな時代の徒花になるのよ。
参考→イー・アクセス“ADSLプラス”の詳報・ZDNetASCII 24。 また、impress Broadband Watch の中にあった「イニシャルB」なるコラム“ADSL 12Mタイプの方式乱立で混迷の時代となるか?”、この下の方に「オーバーラップによる干渉」についての問題点が指摘されてます。少し考えりゃ判りそうな問題ですな。

なんでも 日立、水冷ノートパソコン発表(→ ASCII 24・)正確には媒質が水じゃないんで液冷と言うべき。
これに関しては ZDNet がちょっと前に「水冷PCの開発者に聞く(前編)(後編)」という記事にしてます。開発者の顔が見えるとこういう技術は面白い。それにしても最近の日立はいろいろやりますな。ラスタビュー液晶のコロンブスの卵的発想もスゴイと思うし(→ ZDNet による開発者インタビュー)。

林檎 Mac World Expo N.Y. とりあえず第一報(→ ZDNet Mac)。iMac の17インチモデル登場、ピクセル数なんと一気に1440×900! G4/800MHz、80GB HD、SuperDrive 搭載。価格は1,999ドル。日本では249,800円で販売。既存モデルは値下げ。iPod も既存の 5MB モデルと 10MB モデルは値下げ、新たに20GBモデル登場。iPod for Windows 登場。iTools 、.mac に置換。いまの iTools はどうなるのか、とりあえず Apple のサイトから行ってみました。なんか途中から認証が英文表記になるんで最後まではやらなかったけど“Your trial account expires Sep 30, 2002”ですって。自動的に .mac お試し期間にされてるみたい。正式に使いたかったら49.95ドル払えって。うわ、有料サービスかい。
Apple による .mac の FAQ
“Q: .Mac のメンバーにならない場合、保存していたデータはどうなるのでしょうか。”
“A:60 日のトライアル期間が終了すると、iDisk に保存されているホームページ、バックアップファイル、その他のファイル、およびメールサーバに残っているメッセージは削除されます。”

…おいおい! 無料だと思ってたからファイルサーバとして使ってたのに。サイト引っ越し計画、もっぺん練り直しぢゃ。
明日になればもっと大量の情報が入ってるでしょう。いま時点で判るのはこれくらい。今日はもう情報収集終わり。寝ます。

メモコスプレ喫茶って何これ。…うわあ(絶句)。

メモ:7月17日、アクセスカウンタ21000突破。

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