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過去の日記

2002.11.06〜2002.12.12 | since 2000.10.25

2002.12.12

なんでも 昨日のつづき。森山和道さんが HRP-2 Promet の取材に行かれて写真をいっぱい撮ったページを作ってらしたのでリンク。あわせてPC Watch の記事にもリンク。こっちには出渕裕氏のコメントつき。
細かく見ていくといろいろ見るべきモノがあって楽しい。顔の横(ほっぺた)にあるのが CCD カメラで、これで立体視してるらしい。目の位置にあるバイザーは本当に飾りなのかな? それにしても腿にはちゃんとブチ穴が開いてるとゆー。しかも元デザインになかったものを「放熱用の穴が要る」ゆーて川田工業の人が「このデザインならこれしかあるめー」と後からあけたんだそうな。登場の BGM にもパトレイバーの劇伴(←せめてサントラと言え)だったそうですし、記者会見の最後にはバビロンプロジェクトまで紹介したそーで、どこまで確信犯なんかわかりませんなぁ川田工業。一般報道関係者は完全に置き去りだったみたいだし(笑)。

ちなみに Promet は「プロメテ」と読むそうな。むろんプロメテウスのこと。VF-1をたくさん載せる。ちがう。

雑知識メモ:無意識にワタシらはプロメテウスとダイダロスを対にして考えますけど(原典は言うまでもないでしょうけど、劇場版にはダイダロス出なかったからいまいち影うすいかも)、ギリシャ神話のプロメテウスにはエピメテウスという兄弟がおるんだそうです。プロメテウスは「先に考える男」の意、エピメテウスは「後から考える男」の意。プロローグ・エピローグのプロ/エピと同義ですな。これは知りませんでした。あと、土星の第二衛星の名前もプロメテウスです。

なんでも これも正確には昨日付けの報道、 ZDNet による「産総研オープンハウス2002」レポート。「アタマのヒレはデザイン上のこだわり」「機能的には意味はない」。やっぱりそーでしたか。隠し機能はありませんか。ロボットが危機に陥ったときに前に飛び出して自衛システムになるとか(なるかい)。
それから上↑で「ほっぺたの CCD 」カメラで立体視云々と戯れ文を書いてますが、実際にはバイザーの中にもう一個カメラがあって、単なる立体視ではない“実時間三次元ビジョンシステム”を構築してるそうです。「HRP-2 のプロトタイプでは大きなバイザーで三つとも覆ってたので頭でっかちになっていたが、このデザインのおかげでフェイスラインがすっきりした」んですって。
“実時間三次元ビジョン”。動いてるものを三次元空間できちんと認識する、ってこと。むろん動きの予測ができないと意味がないのでリアルタイムで。いずれは飛んでるハエを箸でつかめるようになるに違いない。

なんでも “新しいコピーコントロール――レーベルゲートCDの「認証技術」ってなんだ?(→ ZDNet )” ソニー・ミュージックエンターテイメントが来年1月から導入する新型コピーガード技術。いやコピーは可能なんですけど、暗号復元に専用キーを必要とするシステム。 やっぱ理想はコピーユーザーと正規ユーザーの差別化ですけれど、正規ユーザだからといってそんなに待遇がイイわけでもないってのはパソコンソフトのユーザ登録をちょいとでもやれば判ることだったり。 某30万(少しは下がったんだっけ)のソフト買っても正規ユーザにはサポートメールが数回来ただけですよ。

ゴミ かと思えばこちらでは「完全 DVD コピーツールを DVD+RW ドライブに同梱(→ CNET Japan)」なんて報道が。アメリカの話ですが。

2002.12.11

web いままでの埋め合わせのように、過去に遡って数日分の日記を追加してます。更新サボってる間にも面白いネタは転がってるもの、リンク先だけ控えてたものの在庫放出です。

林檎 日曜日(8日付)の朝日新聞に山形浩生氏が書評を書いていて、紹介していた本のタイトルが「あなたはコンピュータを理解していますか?」だったので、うむぅ何の捻りもないタイトルだなぁどうも初心者向けの入門書かなんかみたいだと思って読むと、けっこう高等かつ基本的なリクツを比喩を多用しつつかみ砕いて説明したものらしく、比喩を多用すると言えば“窓と林檎の物語”を思い出すなぁと思いながら著者名をみると“梅津信幸”、まさにその本人やないですか(笑)。
慌てていま梅津さんがやってるサイト“Think difficult.”見に行ったら“Think difficult. が長い間滞っていた理由”ってページでしっかり紹介してありました。そのまま書店に赴き速攻で所望してきましたよ。コンピュータ関連書籍で平置きしてあったからすぐ見つかったし。
で、月曜日はずっと脇目もふらずに読み耽って一日かからずに読了。文体こそ一般読者を意識した丁寧語ですけど(“窓と林檎の物語”の文体なんか『であるだ調』のうえ一人称が『我輩』だったからなぁ)、あいかわらず巧みな比喩でムズカシイ概念をびしばし解説していく手腕はサスガです。さらに後半、インターフェイスを論ずるところにくると現在のプログラマの欠点(とくに窓系ソフトのインターフェイスについて)をビシバシ批判しまくってて、窓嫌いを公然と吹聴するワタシとしてはしっかり溜飲を下げたのでした。窓系ソフトのインタフェースの拙さにはほとほとうんざりしてるんです。会社でその昔使ってた(=使わされてた)システムでもわけわからん確認ダイアログに辟易してましたし。プログラマの思想というか哲学というか美学というか、そんなものを微塵も感じないインターフェイスを押しつけられているユーザはなんでそれが平気なんでしょう。初心者もベテランも一読を強力にオススメします。

なんでも 川田工業の HRP-2 のガワが出来たそーです(→川田工業の紹介頁)。出渕裕がデザインしたやつ。量産型(^_^)の名前は“ Promit ”だそうで、これも出渕氏のネーミングですって。こーしてみるとアタマのデザインだけが浮いてますな。他の部分、たとえば腕・腰・足首なんかは可動部を殺さないようにどうしてもデザイン状の制約があるんですけど、アタマだけは独立したユニットゆえデザインの自由度が高い、それ故に無意味にフィクションが混ざったものになってるようです。そもそもアタマなんか飾り以外のモノではないのだから(ガンダムのアタマ吹っ飛ばされたアムロが“カメラをやられただけだ”って強がりますわね)、ロボットの機能的にはムリしてつけなくてもいいってのがワタシの意見。あ、飾りだからこそ自然にハッタリを効かせるデザインになるのか。でもそれじゃ孔雀の尾羽と変わらないのでは。

ゴミ Hot WIRED 経由で見つけたバカ絵。久々に林檎 vs 窓をパロった絵を見ましたわ。Mac 屋さんで SW 属性の人は必見のこと。JOBI-WAN STEVNOBI。

2002.12.10

SF 少々古いネタですがスラッシュドット・ジャパンより、“光学迷彩、実用化”。(いま変換してみたら最初の候補が“高額明細”だった。閑話休題)
東京大学・舘研究室による光学迷彩の解説ページ。なるほど文末の参考文献の筆頭が攻殻機動隊だ。
マンガやアニメの影響力はおそろしいもの。いまの日本のロボット研究は鉄腕アトムに端を発するといわれるくらい。ロボットの研究者の最終目標はアトムを作ることだと言われるぐらい。
などとそんな例をひもとくまでもなく、空想科学(≒SF)が現実を引っぱるのは非常によくある話だということです。いまでこそごくあたりまえのインフラとなった“通信衛星”だって最初に提唱したのはA.C.クラークですし(1945年・"Wireless World" 誌10月号に「静止通信衛星を3機、120度間隔に並べて世界通信網を作成する」と発表したものの、当時は誰もそのことが現実的に理解できず、一笑に付されたそうですが)。
ほんでスラッシュドットからリンク辿っていった先にあった面白い話。Pathfinder Physics Team(このサイト、ワタシにはかなりツボです)の“カリキュラムへの意外な提言”より引用。あ、三体問題については以前の日記参照。
そこで試みに、三体問題という言葉に何の反応も示さない学生に「ラグランジュ点というものについて知っているか」と尋ね、イエスと答えたならば、続けて「三体問題とはその話のベースになっているものだ」と言うと、見てわかるほどに態度が違ってくるのです。

Book 日本SF大賞、古川日出男、牧野修の両氏が受賞(→ asahi.com、もうちょっと詳しいMYSTERY-Z の NEWS)。
牧野修『傀儡后』(ハヤカワSF・Jコレクション/1,700円:→ bk1)は既読。退廃的にして幻想的。舞台は大阪。ただし狂った大阪。SFらしいアイテムと世界設定は随所に見られるものの決して掘り下げて語られることはなく、緑麗病というキーワードが全ての根元として存在するものの、それ自体の成立も語られることもなし。そして全編を通じて地上を見下ろし、ただ狂的に輝く月。ストーリーは重要でなく、絵的な美しさを積み重ねて進行する小説。めくるめくイメージの奔流に当てられるような不可思議な読後感です。
古川日出男『アラビアの夜の種族』(角川書店/2,700円:→ bk1)は発売当時に大森望さんがそこらじゅうで宣伝してたので「脳内必読リスト」の上位にランクされながら、値段の高さに躊躇して買わなかったもの。行きつけの図書館でもいつも運悪く貸し出し中なんでいまだに読んでません。はあ。角川が調子に乗って文庫化してくれないかしら(はかない希望)。

ついで。12月2日付で発表された日本オタク大賞 2002。大賞は数百万両規模の機甲部隊を日本中に配備した海洋堂。いやまだ速報の段階ですからホンマに戦車が受賞理由かどうかは知りませんが(笑)。そして、おお、初夢ジャンボオタク賞として“ガンプラモデラーの夢と煩悩と飢餓的欲求の結晶”GP-04D デンドロビウムの名前が(笑)

2002.12.08

web 移転にあわせてトップページのデザインをがらりと変えてみました。
トップページだけ作ってもあとのページが変わってなければ片手落ち(←放送禁止表現)、ここ一月というもの、細かい辻褄合わせに終始してました。本業でいいかげん参ってるもんでなかなか進みませんでしたけど。朝8時から23時まで会社にいたら(←通勤時間含まず)サイトなんかいじってるヒマあるはずもなく。
ちなみに今週またぶっ倒れましたよ。うう。起き抜けにカラダがあまりにも動かないんで発熱はしてない自覚はあったけど念のため体温計で測ったら 34.1 って出て。なにその数字。ワシは変温動物ですか。そりゃカラダ動かないっすよ。ええまったく。

ゴミ しかしこのタイトル画像はちょっと機械的すぎるかな。ど真ん中にフランカーがいるのはちょっとなぁ。自分でも判ってるんだけど、ここぐらいしかおさまるところないんだもん。またヒマをみつけていぢくることにして、とりあえずこれでアップしとこうっと。

あとは、CSS を多用したせいか、ブラウザによって見え方のゆらぎが大きいのが気になるところ。いまでこそだいぶ落ちつきましたけど、最初に CSS 書いたときには Mac と Win でずいぶん寸法が狂っててあきれたもんです。そもそも自宅と会社の Mac ですら見え方が違うもんなぁ(汗 まったく同じ設定で使ってる筈なのにどーしてこんなことに。

なんでも おれたちはエチゼンクラゲだ。日本海で問題になってたエチゼンクラゲが太平洋三陸沖でも漁船の網にかかっているというニュース。津軽海峡経由で太平洋側に流されてるそーです。それにしてもこの記事書いた人は妙なセンスもってるなぁ(笑)。これじゃまるで海のギャングみたいですやん。クラゲにしてみれば海流に乗ってたゆたゆと流れてるだけなのに。
記事中にもありますが、エチゼンクラゲは中華の高級食材として珍重されてるもんです。ところが“大量に水揚げされても国内に加工ルートがない(水産庁)”ので捨てるしかないとのこと。日本では全く生産してないみたいに聞こえますが、実際には国内産のクラゲが出回ってます。何故? 実はクラゲ専門の漁師さんが、ぜんぶ自分とこで加工して出荷してるから。加工ったって、獲ってきたクソ重いクラゲを干して切って塩すり込んで樽に漬けてまた干して、みたいな感じで、非常に手間がかかる。自分で獲るクラゲで手一杯で、よそから原料のクラゲ買ってまではできません。いわば全部自家製。しかも季節もので一年に獲れる量もたかが知れてるから大量生産するような設備にも投資しない。…ということで日本には、折角獲っても、それが流通されるしくみが確立してないんですね。しかもクラゲ漁がさかんなのは九州有明海、漁期はなんと真夏。場所も季節もちがうんです。(→資料:JELLYFISH

2002.12.04

インテルが火星にインターネットを(→ CNET Japan)。まぁなんて気の早い、有人火星探査すら30年後(=科学技術系のヒトにとっては“ほぼムリ”と同義)と言われてるのにもう火星植民後の通信インフラを研究してるんか、と一瞬思ったことだよ。違います。単に火星や海底に送り込む探査機あるいは無人観測拠点との通信回線を TCP/IP プロトコルで繋ごうって話です。火星表面の自動センサが拾った情報を衛星軌道上のルータに集めて、地球まで“生”で送信するんですな。
むろんこの話は応用分野の一例で、無人探査だけではなく会議室のサーモスタットや病院のカルテまでがこの“プロアクティブ・コンピューティング”構想(→ CNET Japan の別の報道)に含まれて、ようするに人の代わりにリモートセンサがコンピュータに情報を入力する、ってことです。これが行き着くといずれ、コンピュータは“人間がのろのろと入力してくれるのをじっと待つことなく必要なときに必要な場所の情報を勝手に収集できるようになる”と。将来は我々の知らないところにそんなリモートセンサが蔓延していて、いつでもコンピュータに情報を盗み見られる世界になる、かも。それももちろん盗聴とかそんな甘いレベルじゃなく。

2002.12.02

ゴミ 「先生! ギャラクシーエンジェルのおちゃらけた歌が脳裏に焼き付いて離れません!」
「はやくカミングアウトして楽になりなさい」
覚えるつもりなんかなかったのに。なんの意味もない歌詞なのに。音域は狭いしやかましいし勢いだけで歌ってるような素人くさい歌なのに。こないだ脳内でOP・EPともに完璧に歌いきってしまったのには自分でも吃驚しましたよ。ああ。くだらねぇくだらねぇと吐き捨てながら、でもまた日曜日にはいそいそとテレビの前に座るんだわ。

2002.11.28

なんでも 今年も NORAD によるサンタ追跡サイトがオープンしました(→ Hot WIRED)。去年から日本語のページも用意されてるのでリンクもらくちん。『ノーラッドは、クリスマスイヴに北極を出発しようとしているサンタクロースの動きに、レーダーの照準を絞ります。』毎年のことなんだけど、このへんのくだりは最高です。

2002.11.26

なんでも 業界震撼。スクウェア/エニックス合併。(→ロイターZDNet)ロイターのほうは関連トピックがいっぱい。
株式比率はスクウェア0.8対エニックス1。つまりスクウェア0.8株に対してエニックス1株を充当。数字だけならスクウェアのほうがまだ強い、ってことになるのかな?
スクウェアの純利益が△165.5億円(14年3月期)ってのが驚きの数字。SCEが資金援助した148億円をすっかり喰ってしまってるんですなぁ。なかなかゲーム系のニュースサイトではそこまでの情報が流れてこないから気付かなかった(経済誌には出てたのかな)けど、スクウェアの収益ってそこまで悪化してたのか。
参考:“FF”と“ドラクエ”が手を組んだ理由

2002.11.06

林檎 Apple、iBook ラインを一新(→ MacWIRE)。CPU はサスガに G3 のままだけどクロックは 700MHz と 800MHz になり、価格も下がってエントリモデルで12万円台、ハイエンドでも20万円をわずかに切るくらいの設定。うむ。iMac より安いってのは素晴らしいぞ(*^_^*) ちなみに iMac は149,800円〜249,800円。
メモ
iBook 12 インチ(CD-ROM) 124,800円
12.1 TFT 液晶、ATI Mobility Radeon 7500、128MB SDRAM、20GB Ultra ATA HD、CD-ROMドライブ搭載
iBook 12 インチ(コンボドライブ) 159,800円
12.1 TFT 液晶、128MB SDRAM、30GB Ultra ATA HDD、ATI Mobility Radeon 7500、DVD-ROM/CD-RW コンボドライブ搭載
iBook 14 インチ 199,800円
14.1 TFT 液晶、256MB SDRAM、30GB Ultra ATA HDD、ATI Mobility Radeon 7500、DVD-ROM/CD-RW コンボドライブ搭載

林檎 同日、PoweBook G4 もモデルチェンジ、ついに SuperDrive 搭載(→ MacWIRE)。しかも価格は前モデルより若干引き下げられてます。上位モデルでは最速 1GHz の G4 プロセッサに業界初のスロットローディング SUperDrive。うむ。下位モデルでも G4/867MHz。うむうむ。下位モデルですらウチのG4(Quicksilver/867MHz)と同等になったか。初代PwerBook(G4/400)も持ってる人間としては寂寞たるものがございます。
メモ
PowerBook G4 867MHz 299,800円
1MB DDR 三次キャッシュ搭載、256MB SDRAM(最大1GB)、40GB Ultra ATA HDD、ATI Mobility Radeon 9000(32MB DDR SDRAM 搭載)、DVD-ROM/CD-RW コンボドライブ搭載
PowerBook G4 1GHz 379,800円
1MB DDR 三次キャッシュ搭載、256MB SDRAM(最大1GB)、40GB Ultra ATA HDD、ATI Mobility Radeon 9000(64MB DDR SDRAM 搭載)、DVD-R/CD-RW SuperDrive搭載、AirMac 標準装備

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