バックナンバー57

過去の日記

2003.08.20 

SF H2Aロケットの輸送力を増強 新型ロケット開発へ(→朝日

H2A 改良型としてロードマップに描かれていた『増強形』(→NASDAプレスリリース/020510)とは違うようです。いわゆる増強形は本体一段目と同等の液体燃料ブースターをくっつけるタイプ、こんどのは本体に主推進エンジンを二基備えた改良型。いろいろネットを漁ってたら一年くらい前に『H2Aの新タイプを提案 より安全、高性能 宇宙開発事業団(→毎日)』という報道があったのを見つけました。しかし新型ロケットというからには、これは H2B ロケットかな? ←たぶんみんな思ってるだろうけど。
なんにしても改良型に対してきちんと承認がおりて予算がついたというのはめでたくもありがたい話です。それもこれも6機連続で成功という実績あらばこそ。

movie 「鉄人28号」平成によみがえる 来年にも実写映画で復活(→日本工業新聞

写真付きで出てますが、これはちょっとシュールな絵です。瓦礫に埋まる鉄人(原作版)のクビ。
びゅーんと飛んでくてーつじん♪ おかげで今日はこの歌が脳内ヘビーローテーション。びるーのまちーにがおー♪
ただやはり不安なのは制作が東宝だったりすること。オープンセットとCGで鉄人を再現するそうですが、これをゴジラ映画の作法で作られるとちょっと辛いなぁ。

なんでも っぽいかもしれない『家族みんなで熱くなれ! ROBO-ONE Jr.大会』(→ZDNet

熱い。たしかに熱い。これが小学生のワザか、と思いますよ。たいがいの場合おとうさんがブレーンについてるんでしょうが、それにしてもレベル高い。ムービー見てると引き込まれます。ナレーションというか実況中継のアナウンスがまた熱いし。

林檎 Power Mac G5 出荷開始(→PCUPdate)。

アメリカにて。1.6GHz と 1.8GHz の2機種の出荷が18日からスタートだそうです。8月中にはハイエンドモデルも出荷開始の予定。
そういやまだ現物を拝んでないことにいまさらのように気付くワタシ。どこやらの量販店にデモ機があるとか聞いたことはあるのですが、それだけのためにわざわざ出向くのもなぁ、というものぐさ精神によって未見であります。

2003.08.19 

ゴミ さすがに盆の間は諸方面いつもの生活パターンではないようで、先週一週間のアクセスも少なめ。
そもそもこのワタシからして5日も休みにしてしまったら日常のペースがくるいまくってます。なにより普通は一週間に一冊読めるかどうかの文庫を最初の2日で三冊読んでしまいまして、あとの3日は半ば禁断症状の様相を呈しながら昔の本を漁っておりましたよ。いつのまにワタシはこんなに活字中毒になったんだろうと思うくらい。

SF 白い花びらはバイオ色 サントリー、目的遺伝子を制御(→日本工業新聞

既に花の色“ぐらいは”遺伝子操作でどうとでもなる、ってことですか。青い花のカーネーションも実現してるし、さいきんの野菜の種は雑種一代で結実はしても二代目は発芽しないように予めプログラムされてるし(←いわゆる遺伝子操作とは違うけど)。
そのうち人間の瞳や髪の色“ぐらいは”遺伝子操作でDどうとでもなる時代がきっとくる。それも発生の段階(受精卵)ではなく、十分成長した成体の遺伝子であってもウィルスを使って書き換えてしまうような技術。理論だけで考えれば充分に実現可能。たぶん二世代も経たない間に青や緑の髪をした若者が渋谷とか闊歩する時代が来るにちがいありませぬ。そして今どきチャパツや金髪にしてる連中が年をとったとき、きっとそれをみて眉をひそめるのです。いつの世も年寄りは例外なく『ちかごろの若いもんは』と愚痴ることになってますし。

なんでも 専門家の懸念が的中、北米の大停電(→HotWIRED

北米東部大停電の原因は送電インフラの老朽化、という専門家の意見。
いざコトが起こってから『だから危ないって言ってたじゃないのぉ』と声を上げる専門家は後を絶たないもんですが(シャトルが墜ちた時も似たことをいう人がたくさんいたような気が :-P)、既に業界では数年前から危険要因として認識されていたッてことみたい。ただ、危険要因を放置していた責任を誰にとらせるのか、ということになると、この手の主張は有耶無耶にされてしまうのが常だったり。言うまでもなく、やるべきことは責任の押し付け合いではなく再発防止の対策よな。今回の場合は個人のエゴが公共の利益にしばしば反するという民主主義に於ける悪例になったみたい。
あと、気をつけなければならんのは、このニュースがすなわち大停電の原因を解き明かしたものではない、ということ。そういうこと言ってる人たちが専門家に多い、ってだけであり、本当の原因はまだまだ謎のままなんですから。

2003.08.17 

SF さる筋から王立科学博物館の4番、「赤いロボット」ルノホート1号を入手いたしました。予定では18日発売だからほんんの1〜2日早いだけなんですけど。
しかしなるほど、このパンフレットの情報密度は異常です。ルノホートに関連した『にわか知識』を仕入れるにはもってこい。旧ソ連の宇宙開発についてワタシでも30分は語れますよ。その方面の濃い人ならまちがいなく3時間は熱く語れますよ。台紙ウラには「宇宙の方程式04/プランクの黒体輻射の式」が印刷されてるし。ええ、プランク定数のマックス・プランクです。これも妙にそそります。
なにより面食らったのが、ジャストA4寸の紙を8折した16頁立ての、表4にあたるとこに奥付がちゃんとあること。2003年7月1日初版第一刷発行、印刷製本/凸版印刷って。
フムン。食玩ならぬ食本、と言われるだけのことはある。海洋堂の宮脇専務が岡田斗司夫を敵呼ばわりするのも解る(笑)。申し訳ないけどワタシも模型より本の方が面白い(笑)。

なんでも ゼファー、100%国産の小型風力発電機で海外進出(→日本工業新聞

ペラの直径180cm以上、出力500ワット以上。発電効率も既存機種の37〜38%を超える世界最高の効率を目指している、んだそうな。

ゼファーの企業サイトに設置事例の紹介ページがあるんですが、そのなかでもっともココロ惹かれるのは大阪市北区西天満に建ってると言うリコーのネオン広告塔でしょう。小型風力発電機26基、ソーラーパネル39枚、平均発電量 21.06kwh /日で、ネオンサインを7時間分点灯できるそうな。商用電源への切り替え機構を持たない、完全自給型の電源システムだそうです。実際問題として曇天/無風が続けば電力量が足りなくなるので点灯できないわけですが、そのときは『自然がご機嫌ななめのときには諦めよう』っていういさぎよさ。カッコいいじゃないですか。

ちなみにこのゼファーって企業、ベンチャーらしい元気に満ちたとこみたいです。サイトの更新もマメで、ワタシが北米東海岸大停電を知ったのはこのサイトのトップニュースだったりします(15日の話)。

なんでも かと思えば風車がらみで『国立公園にふさわしい? 風力発電の巨大風車めぐり議論』(→朝日)なんて記事が。
「100メートルの物体は自然公園に望ましくない」(島根県浜田市・風力発電計画)、「海外では鳥の衝突、渡りルート変更の報告もある。影響評価が必要」「人工物が景観を引き立てる場合もある」 (環境省・風力発電施設設置検討会)。利尻礼文サロベツ国立公園は地元の幌延町による「公園に指定されると自由に開発できなくなる」という反対意見を受けて、国立公園の指定域拡大から風車の建ってる地域を外したそうです。
賛否両論。日本の狭い国土には風車建てられるとこもないんですなぁ。

メモ:エスアール、超臨界二酸化炭素を使用した洗浄装置を開発(→日本工業新聞、科学技術振興事業団による詳報)。
超臨界二酸化炭素! 半導体洗浄などに使われてきたフロンや有機塩素系洗浄溶媒(トリクロロエタンやクロロフルオロカーボン)の全廃を受けて代替品を模索した結果だそうです。
超臨界とは気体と液体の中間的な性質、つまり気体の拡散性と液体の溶解力をあわせもつ形態。以前にも超臨界水を日記ネタにしてます。

2003.08.14 

ゴミ 今年の正月にばんぺいゆを送ってきた宮崎の親戚が、今度はドラゴンフルーツなるものを送ってきてくれました。これまたワタクシ不勉強にして聞いたことのない果実でございます。
けっこうでかい楕円形で大きさは軽く20cm以上、質感は刺のないサボテン、いうなればシャコバサボテンとかアロエみたいな感じ。なかなか他に例を見ない特徴的な外見であります。中は白い果肉に種のツブツブがみっしり入ってて、これもなかなか類似の品を思いつきません。サボテン科。月下美人なんかに近い種だそうな。にょきにょきとつる状に伸びる(登攀性といいます)茎が、竜がのたくる姿に似てるからこういう名前になったんだそうです。
ということで google さんで画像でも探すべか、と検索したらこんなサイトがありましたよ旦那。

www.dragon-fruit.jp

沖縄のドラゴンフルーツ専門の通販サイト。いちおう栽培方法なんかも出てますのでどんな植生かもあるていど判ります。
また、漁ってるうちにりんかんフルーツ園なるところに栽培風景を発見したのですが… なかなか異様な光景ですね、これは。

なんでも ペットボトルで電柱を長持ち、NTT東西が「エコ鋼管柱」 (→日本工業新聞)。

へぇ(×7)。7へぇ獲得。
鋼管電柱。ようするに鉄パイプ。電柱ってコンクリのものばかりかと思っていましたが、鋼管のもんもあるのですな。主に『山間部や海辺で使用されている』から都市部ではなかなか見かけないわけだ。そう言われれば確かに海沿いの道なんかには鉄パイプのような電柱をみたような気がする。で、今回のニュースは破砕したペットボトルで埋設部分をコーティングして耐食性を高めた、という話。べつにペットボトルでなくてもいいような気もしますが。単なるプラスティックでない理由は何でしょう。

2003.08.13 

林檎 アップル、家庭向けパソコンの回収・リサイクル料金を発表(→ PCUPdate)。

デスクトップパソコン 3000円
ノートブックパソコン 3000円
液晶ディスプレイ 3000円
CRTディスプレイ 4000円
液晶デイスプレイ一体型パソコン 3000円
CRTデイスプレイ一体型パソコン 4000円

アップルリサイクルセンター:03-3553-3782、受付/月〜金(祝日除く)9:00〜17:00。

林檎 The Omni GroupがWebCoreベースのOmniWeb 4.5をリリース(→ PCUPdate

“第三のブラウザ”の筈だったのに後発の Safari にすっかりお株を奪われてしまった OmniWeb、バージョン4.5 として(ようやく)最終リリースを発表。ここにきて Safari と同じHTMLコア『WebCore』を搭載してきました。
選択肢は多ければ多いほどよい、けど現時点で Safari に満足しきっているワタシとしては乗り換える必然性がないんだよな。
Omnigroup のサイトから無償でダウンロード可能。

SF 多自由度を実現する「超音波モーター」でロボットの体重は軽くなる(→ ZDNet

超音波モーターなんてタイトルの割に、記事の前半は『テクノパーク THINK』と、そこの『ロボットベンチャー企業作業棟「THINK未来工房」の開所式』の様子。後半でやっと超音波モーターが出てくるけど、多自由度モーターの話ばっかで、どこに超音波が使われてるのかそのメカニズムに関してぜんぜん触れてない。ワタシとしては非常に消化不良。
で、この『多自由度モーター』ってのは平たく言うと球体関節のこと。通常のモーターは1軸でしか回転しないけれども、『ボールをドーナツで保持する』形の多自由度モーターだと1点で3次元の可動軸が得られる。これをロボットの関節に使えば『○○軸の関節で人間並みの自由度』みたいな形容に意味がなくなります、ってそんなもん今更なんの説明が要りましょうか。ただ、球体を1軸回転させる場合 ――例えばクルマの車輪を駆動するようなときには、ボールを正しく1軸で回転させなきゃならないからヨーイングのコントロールが難しい。記事中で『まだ軸制御の精度が低い』って書いてるのはそういう意味ね。

web ワタシが更新サボってる間にこばやしゆたかさんの『っぽいかもしれない』で面白いネタをいっぱいやっていたことを、今更ながら発見してしまった。日付は6月まで遡ってしまう。あれ、そんなに長いこと不真面目更新を続けてたかな、とあらためて驚いたりして。

っぽいかもしれない 夏休みはロボットを見よう(→ZDNet 7/25

頼れるヤツらはこんなヤツ――ヘビ型・クモ型、ジャンプに変形……(→ZDNet 6/27

いざという時、頼りになる“彼ら”――レスキューロボット大集合→ZDNet 6/25

SF 新アイデアが意欲的に盛り込まれた第3回レスキューロボットコンテスト(→ MYCOM PCweb

そして MYCOM のほうでもレスキューロボットコンテストの模様が。

林檎 Mac版Office値下げ、新バージョンも発表(→ ZDNet

通常パッケージの office for Mac を499ドル→399ドル、新たに『Mac 上で Windows をエミュレートし、ユーザーが Windows 用プログラムを利用できるようにした』プロフェッショナル版を499ドルでリリース。
Connectix を買収して先日 Virtual PC の新バージョンをリリースしたマイクロソフト、そうかこういう手に出たか。つか、ワタシは Mac で Windows をエミュレートしてまで office を使おうとは思わんなぁ。そんな必然性も感じない。ワタシにとって office は可能な限り使いたくないソフト。word 文書が万能だと信じ込んでるおバカさんがメールに添付してくる文書を開くのに必要なだけ。

メモ:Photoshop 8.0、年内登場の期待(→ ZDNet
同時期に Illustrator と InDesign の新バージョンも出る可能性が高い、そうな。

2003.08.11 

ゴミ 日頃の行いが悪かったのか World Tank Museum 第4弾、いままで AH-1 コブラが出てませんでした。過去形なのは今日やっと1機出たおかげ。なにしろ現時点での我が機甲師団の陣容は、戦車戦車自走砲戦車自走砲戦車戦車対空砲戦車戦車ってな感じでヘリが一機も飛んでないというありさま。もう既にいくら買ったかなんて覚えてませんけど、率として非常に偏ってます。稜線射撃(今回のシークレット)だって2輌出てるっていうのに。日常の生活パターンからしてコンビニに寄る用事もそう多くないので、だいたいほかの買い物のついででちまちま買ってる状態だったのですが、さすがに(田舎とはいえ)コンビニ店頭からも姿を消しつつあるので少々焦っていたのですよ。

で、やっと出たコブラを眺めた感想『パーツ分割多すぎ』。パーツ分割が尋常でない。攻撃ヘリのパーツ分割としては至極まっとうな分割なんですが、このスケールでそれをするか、と言わんばかりの構成です。これは他の車輌に比べるとはるかに手間ヒマかかってます。この手間を考えたら、実はコブラだけ生産数が少ないんぢゃないかと勘ぐりたくもなりますわ。

なんでも 食玩の話その2。
モノマガジンの今月号には特別付録でアポロ宇宙船の模型がッ。ネットで見かけて、これは見なければなりますまい、と思っていたところが、たまたま立ち寄ったコンビニに山積みしてあったのでほとんど脊髄反射で買っちまいましたよ。
内容を一瞥、いやこれは素晴らしい。模型もさることながら解説文も白眉。さらにモリナガヨウさんのマンガに爆笑。もう二度とお目にかかれない(かもしれない)ジーン・サーナンのインタビューや、さらにさらに僅か3ページに収められた『岡田斗司夫vs海洋堂のクオリティアップ・チキンレースの全真相』なんて記事の恐ろしいまでの情報密度。普通の組版屋は7Qの文字で8段組なんてレイアウトはせんやろいうくらいテキスト量が多い。ディレクターが『3ページあれば収まるだろう』と思って指示出したら予想の3倍くらいのテキストが来た、しょうがないからレイアウトも可読性もデザインも全て犠牲にして無理矢ページ数を合わせた…いや、ありありと目に浮かぶ(イヤな読者だこと)。
これは陳列用に一冊、保存用に一冊買わなければなりませんねぇ…と、よくよく見ると今回のやつ、実はバージョン違いが存在するらしい
…さらにもう2冊ワタシに買えと(笑)?

2003.08.09 

なんでも 台風です。10号です。国際名は Etau アータウ(嵐曇の意)っていうそーです。
沖縄を直撃した頃からちょくちょく日本気象協会のレーダー画像を見つつ、コイツは目がハッキリしてるなぁ、強力な台風で沖縄は大変そう、などと勝手な感想をほざいていたら、そのまんま弱まることなく本州に接近してきてますよ。さっき(8日22時)の段階では四国全域が暴風雨県内でしたよ。室戸岬から紀伊半島あたりを通りそうですよ。雨量もシャレにならんみたいだし。何もなければいいけど。

ほんで台風関係でウロウロしていたら『デジタル台風』というサイトに、まさにいま現在進行中の台風10号のページを発見。国立情報学研究所の人が、どうも個人的にやってるサイトみたいです。今年になってから本格稼働したようで、昨年以前のものはほとんど見られませんが。

SF 科学技術振興事業団のサイトにあった細菌鞭毛繊維のステレオ図。すげー。かっこえー。ちゃんとした三次元立体の奥行き感がありますよ。
しかし最近はこんな分野でも立体視の技能を要求されるんだなぁ。三次元ホログラフィの技術でも確立しない限りこのパラダイムが覆ることはないだろうから、分子生物学とか高分子化学とかの立体モデルを見る研究者にとっては実は必須スキルだったりして。

ちなみに親記事は『「細菌べん毛繊維の全体構造の原子配置の構築に成功」-- ポストゲノム時代の超分子複合体の構造解析 --』という発表。前にウチでも書いた『細菌べん毛はもっとも小さなモーター、回転するナノマシンである』という研究がついに英国科学誌ネイチャーに掲載されるんだそうです。

SF 火星観測週間/マーズウィーク

大阪市立科学館の渡部義弥さんが立ち上げた火星大接近ポータル。予算0(^_^;)ってことは殆ど趣味の範疇かも。

メモCubeSat物語

2003.08.08 

なんでも 鳥人間情報追っかけwebサイト『とりっぱ』というところに、鳥人間コンテストの今年の記録が出てます。上位チームの数字はとんでもないですな。もう20キロ以上飛ばないと勝負にならなくなってます。1位の NASG 日大理工航空研究会の記録は 34.654キロ。2時間ちかく飛行して、なんでも琵琶湖大橋まで辿り着いたところで強制着水させられたんだとか(パイロットは橋の下をくぐるつもりだったらしい)。

で、ぼーっと下の方を眺めていたら『おいでまい さぬきトライズ/パイロット:なかやまきんに君』などというチーム名を発見。なんじゃこりゃ、と検索かけてみたら四国新聞の記事に『鳥人間コンテストにうどんPR機を』なる記事が出てたじゃありませんかッ。
それによると、高松まちづくり協議会地域PR実行委員会が『おいでまいさぬきトライズ』というチーム名で鳥人間コンテストに参加したんだそーな。パイロットは吉本興業の誇る健康芸人なかやまきんに君、ボディビルダーの筋肉は運動神経に関係ないからいくら筋力があっても無駄だなんてことはたぶん百も承知でこの人選。完全にウケ狙いですなー。目立つんは目立つやろけどなー。
ほんで何に参加したかというとこれが

人力ヘリコプター部門

うどんの丼を模したヘリコプターだそうですよ。なんだか正面に『肉』とか書いてあるそうですよ。いかにもウケ狙いらしく記録はわずかに1.31秒。ちっとも滞空してません。参加5チーム中4位。ちなみに最下位のチームは計測不能だったそうな。でもまぁ一等賞とったチームでも2.89秒だそーですから、って気休めにもなりませんな。
…いいかげんこの部門やめたら?

とりあえず丼が飛ぶ映像は鳥人間コンテスト、9月6日午後7時からの放映で。

メモ女が邪悪であることの数学的証明
メモ男が邪悪よりさらに悪いことの数学的証明
(いずれも風野春樹さんの読冊日記より)

『時は金なり(Time is Money)』を使った数学的証明、ってのは既に定番ギャグと化してますな。コンピュータジョークの中にも『給料の法則』っていうのがあるし。
法則「エンジニアと科学者は、ビジネスエグゼクティブやセールスの人々ほど稼ぐことが出来ない」
(中略)
結論「知っていることが少なければ少ないほど、より給料が増える 」

メモ:Mac 専用 HTML エディタ『Ju's iEdit』(→ Junnama Online )。Carbon 版・Classinc 版あり。

2003.08.06 

web 重い腰を上げて、書き殴りっぱなしで放ったらかしていたメモを日記の体裁に再編集。いちおう時系列に並べてますが、7月29日以降の日記はすべて本日(6日)アップしています。

ゴミ 森山和道さんの日記で拾った『ガンダム、既に完成していた 「全日本ママチャリレース」でその姿を初お披露目』(@とかちナビ)。

基本的にバカネタだけど文体もコメントも奮ってる。『撮影時は雨が降っていたが、何の問題もなく起動し、優れた耐水性能を証明した』。着ぐるみのバランスが意外とカッコいいとかこれ着たまま12時間走った苦労とか、そんな俗なコメントは一切なし。ここまで堂々と書かれるといっそ清々しい。

なんでも スズキ、二輪車生産で全車種4スト化へ(→日本工業新聞

2006 年1月から欧州排ガス規制・通称『ユーロ3』が適用され、国内でも同様の排ガス規制が見込まれるために、低排気量スクーターで辛うじて生き残っていた2ストエンジンを完全に切り捨てるということです。ヤマハも追随する見込み。ホンダは02年末に全車種4スト化。カワサキはもとより低排気量スクーターなんか作ってない。80年代に RZ あたりを口火にして燃え上がった2ストロークエンジンのムーブメント、完全に鎮火してしまいましたなぁ。CASTROL の2ストオイルはいい匂いがしたんだが(←元バイク乗り)。
あっ。いま気がついたけど2ストオイルが売られなくなったら混合油が作れないじゃないか。ウチで使ってる田植機も稲刈り機も(いずれも20年もの)混合油でないと動かないんだぞ。

2003.08.05 

なんでも アーベル賞というのがありまして。というか今年から賞の授与がはじまったらしいんですけど。ノルウェーが数学者ニールス・アーベルにちなんで創設したそうです。ノーベル賞に数学賞がないので数学分野の研究者のためのノーベル賞として云々、と聞いたことはあったのですが、なんでノーベル数学賞じゃなくてアーベル賞にしたんでしょうね。賞金もノーベル賞に準ずる600万クローネ(約1おくえん)だそうですし。たぶんなにがしかの理由でアーベルの名を残したかったんではないでしょか、などと外野の勘ぐり。

なんにしてもこの話を聞いたのはしばらく前の話で、それにしても何の報道もないなあ、と思ってちょっと検索してみたところが、さすがに新聞社をはじめとする大手報道サイトはほとんどヒットしませんでした。新聞とか一般的なメディアにとって、数学は「説明しづらい」学問ですからこの結果もむべなるかな。例えばあーたら大学のかーたら教授が三次元のポアンカレ予想を解いた功績で受賞しました(←たしか三次元の場合はまだ証明されてないハズ)、とか言われても、まずそのポアンカレ予想自体を説明することから記事にしなきゃなんないから面倒くさい。

しかしことは数学に限らず、ノーベル化学賞や物理学賞などでも日本人が受賞したとき以外のマスコミの対応は冷淡なもんです。でっかい研究所や大規模な設備を使ってハデな実験やった人なら例外的に説明しやすいけど(カミオカンデの小柴先生です、とか)、不斉合成の野依先生と言われてもピンとこないし、文学賞も経済賞も医学・生理学賞も、一般人からすればとってもとっても遠い世界の話としか思えない点で同様のハズ。

アーベル賞も例えば、コンピュータのアルゴリズムなんかも本来は数学の分野だから(計算をするのはコンピュータ、計算をさせるアルゴリズムを考えるのは人間の仕事)、そのへんの分野で受賞者が出てきたらもうちょっとは身近になるかも。ただしこれは「○○の暗号アルゴリズムの基礎理論を考えた数学者」みたいに枕詞がつけられればメディア的には説明が楽 …って程度の認識で書いてますから深く突っ込まないでください。

ちなみに第一回アーベル賞受賞者はフランスの『ジャン・ピエール・セール氏』だそうです。受賞理由は『代数トポロジー、代数幾何学及び整数論を含む多岐にわたる数学の現代フォームの推進において中心的役割を果たしたことによる』…ほらやっぱり一言では説明できない(^_^)。

ところでアーベル賞ができたことでフィールズ賞の立場はどうなるんでしょう→ Rosso さん(名指し)。数学分野でもっとも権威ある賞って認識でしたけど、年齢制限はあるし4年に1度しかないし賞金もほとんどないそうですし、外野の意見としては名誉以外になにもないように思えるんですが。

参考→アーベル賞(WIKIPEDIA)・アーベル賞公式サイト(英文)

2003.08.04 

SF 『シーグラフ』の『未来技術』展、今年も奇妙な新技術が多数登場(→HotWIRED

Fog Screen ってのが驚異的。なにもない空間に映像を投影することはできないから何か媒質を用いる必要がある、それを霧(=超微細な水滴)スクリーンに求めたのですな。これの精度がもっとこまかくコントロールできれば、近いうちに透明なスクリーンがぽこぽこ浮いてる作戦司令室が現実のものにッ。当面の問題は機械に付着する水滴をどうするかだ(笑)。
あ、筑波大学の『フード・シミュレータ』も出てる。食感を再現するシミュレータなのに『リンゴの味がするまでにはまだまだ』、ってコメントがなんとも。先日ワタシも書いたけど、こういうのが来ると普通は味覚シミュレータを想像するんだな、やっぱり。

SF 日本初の人工衛星「おおすみ」、大気圏突入(→朝日

まだ飛んでたんですか、というのが正直な感想。いやぁ理屈では抵抗のほとんどない宇宙空間で軌道に乗ってるかぎりいつまででも飛ぶってのは解るんですが。スカイラブとかミールとか、衛星としての寿命はともかく、けっこう早い時期に落ちたでしょ。
いま調べたところでは、スカイラブ(1号)の打ち上げは1973/5/15、墜落は1979/7/11でわずか6年。ミールは1986/2/20打ち上げで、墜落は2001/3/23。15年。ミールの場合は制御不能になる前に墜としたっていうほうが正確ですが。

メモ:顕微鏡のなかにカブトムシ 東京でマイクロアート展(→朝日

メモ:5年後には現実になる「ミクロの決死圏」(→ZDNet)。
おなじくマイクロアート展の、名古屋大学の生田教授による関連イベントの記事。

2003.08.02 

なんでも 毎度おっかけ、こばやしゆたかさんの『っぽいかもしれない』今回は「ネコからトランペットまで――おもちゃみらい博」。

おもちゃショーから分離独立した一般向けの展示会っていう位置づけなんで技術的にとんがったものは少なく、商品化を前提にした最終試作品みたいなもんばかりですけど。
セガトイズの NECOT の写真がでてるけど、やっぱイマイチ。まだまだツクリモノくさい。元になったオムロン製の NECORO よりはマシだけど、やっぱ生きたネコに比べると『ブキミ』な、動くヌイグルミ以上のもんではないと思いまする。ワタシとしては(技術的には素直に感心しますけど)こんなもんに癒されたいとは思わない、という点でやっぱり AIBO と同じ評価しかできません。
(関連→ NECOT に関するZDNet の記事

ゴミ 火星大接近! だから火星PC(→ZDNet

ミもフタもない言い方をしてしまうとハロ型パソコンの色替えです。火星ブームに乗るのはかまわんけど、これ誰がどこにおいて使うんだろう。
ところでジオンってホンマにあのジオンと同じ表記なんよなぁ。ZEON。サイト(→www.0809.jp)には Zero Eight O Nine って語源らしき文字も書いてあるけど。
前に ZION って書いてジオンと読ませる会社があったけど、それは英語読みでは普通ザイオンで、マトリックス世界のアレだったりイスラエルのシオン山のことだったり。

2003.07.30 

SF 荒地を進み目的地に到達せよ! 究極のロボット自動車レースから米軍に採用(→MYCOM PCweb

いつぞや HotWIRED で記事になっててワタシも日記ネタにしたやつ。こっちはいくつか実物の写真が載ってます。

2003.07.29 

SF 未知の食感再現、食感シミュレーター試作 筑波大教授ら (→朝日

食感の再現だけで味覚の再現でないところがちょっと残念。あらゆる味覚を数値化したうえで舌の味蕾を選択的に刺激すれば味覚の再現も可能だな、と一瞬だけ思いましたが、じゃ具体的にどうするかとなると見当もつきません。味蕾は溶液中のイオンを感知して神経に伝達するわけだから、そのイオンを電気信号として仮想的に与えてやれば、あるいは今の科学技術でも不可能ではないような気もするなぁ。うん、似非SFネタとしては面白いけど、あらゆる食材の味覚を数値化する手間を考えるといまの段階ではまだムリかも。食材の風味の衰え=“時系列に沿った劣化の状態”まで数値化しなきゃなんないんだもの、想像を絶する手間でしょう。それにそれが実現したとして、単に『既存の味覚の再現』だけではもの足りない。なにか奇想天外な味覚の組み合わせで想像を超えたあたらしいドラッグめいた味覚を作り上げないとSFのネタにもしにくいですなぁ。

メモ:『「悲しいとき、“電子バイオリン”の原理が分からないとき」――トミーが「evio」発売イベント』(→ ZDNet
「いつもここから」の二人が芸をやったらしい。

メモタイムテーブル別SF大会リンク集


椎葉戯文堂バナー