バックナンバー62

過去の日記

2003.12.03 

なんでも iTunes Music Store が来年にも国内でサービス開始、という報道もあったのですが(→朝日/11月27日付)、ソニー(SME)が12月3日から洋楽の音楽配信をスタート、12月24日から邦楽でもサービス開始ですって(→ZDNet)。ラインナップが出てますが、ELO や ECHOS なんかがあってとっても惹かれるもんがあります。ただ MAGIQLIP 2 なる専用ソフトウェアが 窓98SE 以降のみ対応なんすけど。やっぱ SONY は敵か。はやく来い iTunes Music Store。

なんでも アイ・オー、容量1テラバイトの外付けハードディスクを発表(→MYCOM PC WEB

テラへ。これがミュウのサイコバリヤーだっ(←脊髄反射)。
冗談はさておき。1.0TB モデルが175,000円、1.2TB モデルが248,000円(こっちは受注生産)だそうな。家庭用モデルについに TB っていう単位が来ましたか。業務用だとけっこう見慣れてますが、やはりコンシューマ用途ではこれは目を引く。
中に4本のハードディスクを持って、マルチトラックワンボリュームに見せてるみたい。250GB×4か。それにしても RAID も何も用意せず、徹底的に機能を限定して廉価に抑えた製品ですなぁ。ハードディスク4本あるなら RAID 5 で1本をパリティにしても 750GB 確保できる、などとワタシなどは考えてしまうのですが、そのへんの回路組み込むだけでもえらいコストになりますからねぇ。

なんでも “究極のスキャナ”に見るエプソンのマニアックさ(→ZDNet
エプソンの新型フラットベッドスキャナ GT-X700 ベタ褒めの記事。だけどワタシの意見ははっきり言って『コンシューマにはオーバースペック』だと思いますが。このスキャナ、実解像度 4800dpi ってのがウリなんですけど、 誰が使うの、その解像度? 反射原稿なら 1200dpi で十分だし、透過原稿でも 2400dpi あれば十分ですよ。
例えばフィルムを光学解像度 4800dpi で撮ったら14倍ちかい拡大率で使うこともできるんだけど、実際に 35mm フィルムを 14 倍なんかにしたら粒子のツブツブがもろに出てとても仕上がりが汚くなります。つまり 4800dpi で撮るメリットはないのです。
あと Epson Scan もかなり褒めてるんだけど、これもワタシのような業界のディープなところを知ってる人間が見ると『帯に短しタスキに長し』で、デバイスのカラープロファイルを持ってるから Color Sync. 機能でカラーマッチングができるとか長所もたくさんあるんだけど、いま一歩のコントロールが面倒くさい。もともとギョーカイでは『EPSON のドライバはいまいち』と言われてたせいもあって色眼鏡で見ちゃうせいもあるんだけど。

たらたら文句ばっか書いてますけど、入出力とも16bitカラーに対応してる点やなんか考えると、これはプロユースにも十分使える製品(Photoshop もようやく 16bit カラーに完全対応するらしいし→過去戯れ文)。製品にはケチのつけようがないんであって、むしろ記事中で、フィルムを4800dpiで撮るのは実用的でない筈なのになぜそれに言及していないのか、あるいはフィルムを 4800dpi で撮ることのメリットにどうして言及していないのか。それが気になるんであります。

メモ:「最大の素数」見つかる(→ZDNet)。
SETI@HOME みたいな分散コンピューティングをやってる GIMP プロジェクトの成果。630万桁以上ですって。単純な数字の羅列だから1文字1バイトとしても、プレーンテキストで 6.3MB ですよ。

メモ:『セグウェイ』にライバル出現? 一輪で走行する『エンブリオ』(→HotWIRED・上同・下
先日の“一輪車”ボンバルディア The EMBRIO concept の記事。実現までのハードルは壁のように高い。

web まえ更新したのが11月24日付ということは10日も放ったらかしになってたことになるんですねぇ。その間にアクセスカウンタは51000をはるかに突破しております。いま見たら51233。

2003.12.01 

ゴミ うかうか。
なんだかさいきん一週間が早くて。ぼんやりしてるうちにもう師も走る月ですよ。師じゃないけどワタシも走りますよ。隣の部署でやってる月刊誌が今月は年末進行なんですよ。いつもより2週間も早い工程。ワタシは週刊誌の部署なのに毎度のコトながら巻き込まれてるのですよ。今日やっと12月発行のぶん仕上げたのに。うひゃ。

Book まっすぐ天へ/的場健

のっけから H2A ロケット打ち上げシーンで背筋を走るものがあった宇宙開発漫画、今でてるイブニングでたしか第6話(5話かな)。宇宙開発にかつてない逆風が吹きまくり、日本の打ち上げ施設や研究所のことごとくが解体/閉鎖されつつあるところへ、ここにきてついに軌道エレベータに対するモチベーションが提示されましたよ。まっすぐ、ってのは文字通りまっすぐなんですよ。

デブリ対策のひとつの解として軌道エレベータを使う、っていう発想は順番が逆のような気もしますが、言われてみれば低軌道を巡ってるデブリのすべてはいずれ赤道面の一点を通るわけで。うーんコペルニクス的転回を見たようだ。

あと、カーボンナノチューブの引っぱり強度が14GPa(ギガパスカル)っていう時事ネタもきっちり盛り込んで、さらになお夢の新素材までいっちゃうあたり、シナリオのフットワークの軽さも特筆ものでは。14GPa って数字の発表があったの、ほんの1月くらい前ですし(ひょっとしたら100GPa、って言われてたのに筑波大学のの木塚徳志助教授らが実験したら 14GPa くらいしか出なかった)。現実の実験結果をふまえた上で“100GPa の夢の新素材”を提示してみせる。最初の予定では CNT を使うつもりだったがそうもいきそうにないので新素材を出した、というようには見えないんですよ、話の流れが。最初から新素材を出すつもりだったのかと疑うくらい。直前でシナリオ書き直したんだとしたらすごい構成力。今後の展開に期待。

web ネットに『まっすぐ天へ』関係で参考になるサイトがないかとうろうろしてみましたが見つからず。イブニングのサイトすらなかったんですが、かわりに講談社のイブニング進行表なんてもんを発見しました。広告代理店向け入校締切みたいなもの(ワタシは見慣れてるけど/笑)。こんなもんがネットにあろーとは。

メモ:一方でウルトラジャンプの米村孝一郎 STREGA! は連載終了らしい。打ち切りかッ。集英社のバカっ。

メモ:アップルストア銀座オープン。こばやしゆたかさんによる開店直後のリポート(→PCUPdate)。

メモ:H2A、打ち上げ失敗 ブースター切り離せず、発射10分後に爆破(→毎日
H2A打ち上げ失敗 噴射口が異常高温、切り離し機器の作動妨害か(→毎日

ブースターノズル外壁が異常高温に晒され、周辺を通っていた導爆線に悪影響を及ぼしたらしい、ということ。

2003.11.29 

SF H2A 打ち上げが初めて失敗に終わりました。

個体ブースターロケットの切り離しがうまくいかず、10分くらいデッドウェイト(乾燥重量でも10tくらいあるらしい)を引きずったまま飛んで、管制側が最終的に目標の高度まで上がれないと判断して爆破コマンドを送ったのだそうです。

しかしワタシの直観的な感想を申し上げれば、この程度であれば H2A の安全性に対する懸念には及ばない、であります。「うまくいかなかった」のが判ってから10分後に「指令爆破」ですから、突発的に起きた事態に対処しきれないで為す術もなく失敗したのとは訳が違います。あれよあれよの間に火を噴いて瞬時に爆発したチャレンジャー、再突入シークエンスの途中で空力破壊を起こして原因究明に何ヶ月もかかったコロンビアに比べるとおとなしいトラブル。

ということでスペースシャトルと比べて思ってしまったのですが(本当はチョロQと電動RCを比べるくらい無謀な比較だと判ってはいますが)、「もしこれが情報収集衛星じゃなくて有人カプセルだったらどうなっただろう?」。
どうもなりません。最終的には失敗します。しかし、今回のような事態であれば10分の間に脱出の判断ができます。
「ロケットそのものに人が乗ってたらこの事態を収拾できたか?」
いや無理だと思います。打ち上げシークエンスの最中に人間ができることは何もありませんし。しかし有人であれば、軌道に上がれないと判った段階で脱出の判断を下すでしょう。

普通のロケットの脱出システムってのは本当に簡単な仕組みながら実に効果的で、いままでに打ち上げ時に事故を起こして死亡した例はありません(ソユーズのパイロット3人が再突入時に酸欠で死亡したことはあるけど)。脱出の間もなく失敗したことはないのです。
こないだのポピュラーサイエンス(飛び出せ!脱出テクノロジーの号)にスペースシャトルに於ける脱出システムのことが(ほんのさわり程度ながら)書いてありましたが、あれに比べると有人のカプセルを切り離すだけで済む脱出システムなんて簡単なもん。

えーと、本筋からだいぶ離れてしまったけど、今回の事故はワンメイクで『家内制手工業的に』作るロケットの宿命、『製品の歩留まりの悪さ』っていうことかと。いまは“職人”の腕に頼る部分がまだまだ多いのでどうしても品質にバラツキがでる。もし(あり得ない話ですが)自動車なみに量産される部品だったら信頼性も歩留まりも安全性もはるかに高いものになるんじゃないかしら。
個体ロケットブースターが工場のラインで生産される世界。うーん。昔のガンプラのCM『続々と生産されるモビルスーツ、ジオン脅威のメカニズム』とかいうフレーズを思い出したぞ。あのレベルで量産したら製品のバラツキって少ないでしょうねぇ。

メモ:ファンロード復刊の正式アナウンス(→ファンロード・ホームページ)。

メモ:導きの星1〜3を bk1 で衝動買い。

2003.11.28 

月末ちかくなると雑誌も書籍も文庫も新刊が大量に。それを今日になってまとめて買ってきました(ようするに今週はずっと書店の開いてる時間に帰宅できなかったわけだ)。

Book 「ヴェイスの盲点」野尻抱介/ ハヤカワ文庫(→ bk1
ハヤカワで再版のクレギオンシリーズ第1巻。10年くらい前に出た富士見文庫の初版を持ってるにもかかわらず、表紙に描かれた撫荒武吉さん画のアルフェッカ号と目が合って購入。あのシャトルをほんまそのままキレイな絵にしてあって見事です。
今更だけど、このシリーズのネックは野尻抱介の他にホビーデータもクレギオンの著作権をもってたことで。富士見書房版では事情があってもう新作は出ないと数年前に作者が申しておりましたが、ひょっとしてホビーデータ側となんらかの(利害関係とは限らない)問題があったのかと邪推。しておったところですけど、ハヤカワで再販というのは何かまた別の事情があるのでしょう。それにしてもこのタイミングで再販というのは因果なもの。ホビーデータが倒れてまだ1ヶ月ですよ。

Book 小川一水「導きの星4 出会いの銀河」小川一水/ハルキ文庫(→ bk1
全4巻、2年がかりの書き下ろし長編完結。
『書店で目が合ったら迷わず買え』の家訓通り迷わず購入。しかし問題は「導きの星」1〜3までを入手していないことだ(笑)。既にワタシの行動圏内ではどこの書店にも在庫がないことを確認済み。これを機に bk1 で揃えるかな。

Book 「楽園の知恵 あるいはヒステリーの歴史」牧野修/ハヤカワJコレクション(→ bk1
これは正直なところ『買うたやめた音頭』を踊った本。牧野修が面白いのは知ってるしJコレクションの新刊だし買って損はしないと判ってるけど、今日の予算を既に超過気味なところへさらに1700円上乗せするのは気が引ける、と思って見送り。帰ってからネットで評判でも読んでから、と思ってたらスズキトモユ(@みさげはてたひびのくわだて)さんが大絶賛。このヒトが勧めるなら読まねばなりますまい。

Book 同じく今日買ってきた日経キャラクターズにあったのですが、ええ歳した大人の間でヒソカに萌えられている通称“マリみて”ことコバルト文庫「マリア様がみてる」(今野緒雪/コバルト文庫)がアニメ化されるそうな(→アニメ公式サイト:私立リリアン女学園)。
原作は既に文庫15冊、ウカツに手を出したらずぶずぶと深みに入るのが(ワタシの性格からして)わかりきっているので今まで手を出してませんでしたが。
マズいな。衝動的に全巻揃えたりしたらどうしよう。

Book 日経キャラクターズのサイトにあったプレゼントの頁(PDF)。おいおい、これ
Quark のドキュメントそのまま PDF にしてるよ
肩に《三校》とか入ってるし、作成日時まできっちり入ってるし。しかもプロテクトかかってないから元のテキストくらい簡単に拾えちゃう。画像も抽出できちゃう(さすがにweb用に変換されてて印刷データそのままじゃないけど)。でもワタシだったら恐ろしくてこんなデータUPしないなっ。

ザレゴトはともかく、ここまで手の内をさらしたデータを見る機会はなかなかないのですよ(ウチの本あんまり外注に出さないし)。参考になるなぁ。タチキリ周辺の処理が見事。というか、代理店やデザイン屋さんからたまに貰う広告データの中に、ここまで気を遣ったものをとんと見かけなくなったことのほうが問題なんですけど。

2003.11.27 

ゴミ 今日は何故か一青窈江戸ポルカがぐるぐる脳内リフレイン。ててとてとてとしゃん♪

林檎 PCUPdate:これからは「毎日がMacWorld」
こばやしゆたかさんによる、アップルストア銀座の開店直前プレスリポート。いろんな意味で『日本じゃない』店になりそう。

なんでも ZDNN:デジキューブが破産申し立て
将来の基軸になると思っていた事業がコケて屋台骨がゆらいだ。社運を賭けた末路。わかりやすい。

2003.11.24 

SF 直径8キロ、香川に隕石クレーター 列島形成に影響か(→朝日
香川のいん石クレーターは直径8キロ=ボーリングと衛星写真で確認−山口大助教授(→BIGLOBE news
地元高松では10年以上前から『高松クレーター』として認知されており、既に『高松クレーターの湯』なんて温泉施設まであるくらい。
発見自体は1989年で、直径8kmにおよぶ二重リングだそうです。一説には約20億トンにおよぶ水が溜まっているとも言われております。ただでさえ水不足気味の香川県、地下に早明浦ダム7杯分の水源があるというのは地元では結構センセーショナルに取り上げられていたような。もっとも実際には回収不能とその後判明しましたが。
高松クレーターの経緯に関しては四国新聞の記事が詳しいので参照のこと。99年3月時点での特集記事、高松クレーターに新事実

日本は火山活動なんかでクレーターが残りにくい、とは朝日の記事中にも書いてあることですが、現在日本でクレーターとされているのはこの高松クレーターのほかには『南アルプス御池山の900mの半円形の地形』、『秋田県五城目町の大谷地という100mのクレーター(真贋不明)』、『奄美クレーター(未確認)』の三カ所しかないんだそうです。へぇ。

ゴミ 日曜日は昼間ちょろっと遊びに出かけていて、帰ってテレビつけたら高専ロボコン決勝戦なんかやっててのけぞりました。なんでこんな時間にっ。決勝前のエキシビジョン・マッチからしか見られず、準決勝以前にどんなロボットが出たのかわからんのがちょっと悔しい。今年は詫間電波はどうだったんだろー、とか気になる気になる。
それにしても 3:45 から 5:30 までって中途半端な時間帯やな、放送内容自体も妙にだらだら進むし、編集がへたくそなのかカメラの台数が少ないのか迫力あるカットは少ないしアングルも悪いし、なんでロボットも操縦者の表情もきちんと映らんかなぁ、昨年のアレの反動で予算削られたか、とまで思いましたが。
これ、今年は生放送だったんですね。日程から気づくべきでした。なら妙に演出が間延びしてるのも納得(←というか生放送に演出が介在できる余地は少ないって)。

ゴミ 1/1スケールナウシカの長銃。35万円。しええ。

こういうン十万円クラスの商品が堂々とまかり通る背景には、ニッチなヲタクさんの嗜好に合わせれば高額商品でも売れるとメーカーが気づいたことがあるでしょうな。想定するユーザ数を数百人単位にまで絞れば、十分ペイできる商品として成立する。そしてユーザ数を少なく見積もるのは最近の時代の風潮であり、逆を返せばユーザの嗜好が果てしなく細分化していることの現れ、あらゆるエンタメのジャンルで『大ヒット』が減ってることの裏返しとも言えるか、な。

なんでも 11/21 プラネテス OP/ED 曲のマキシシングル発売(→ HMV)、12/17 プラネテスサントラ発売(→ HMV/情報もと→プラネテスポータル)。
オープニングの Dive in the Sky、ギターサウンドと男声コーラスと編曲の巧みさがこの歌の聴きどころなんですが、旋律と詞は割とフツーかも。カラオケで歌ってもスベる気がする。

余録:プラネテスのOPムービーがJVCのプラネテスページで見られます。要 Real player 。

メモ年末に特番、たぶん来年に第四期。ほほー。特番は地方ではやらないかも。

メモカトキ立ちの最適角。そうだったのか。

2003.11.21 

林檎 iMacにシネマディスプレイが載った──アップル新製品説明会レポート(→ PCUPdate)。
先日発表された 20インチディスプレイの iMac に関してのレポート。レポーターはこばやしゆたかさん。
新型は、既存のラインナップとはぜんぜんちがう液晶パネルを使ってるそうな。この記事中にある小さな画像で既に歴然と発色が違うのがわかります。そうかー、シネマディスプレイかー。

ほんで重量が 8kg も増えた理由は、どうもこのディスプレイそのものの重量増によるものらしい。最初に 8kg 増と聞いたときは、ディスプレイの重さに対して本体側にカウンターウェイトでも置いたのかと思っていましたが。
マサカ普通に使っててディスプレイの重さで iMac がコケる、なんてことはないんでしょうなぁ。

関連:おなじく PC Watch によるレポート

メモ:早大とテムザックが開発した“人を載せて2足歩行するロボット”(→ZDNet

メモ印刷用語辞典(日本印刷出版株式界社)

メモ:ブリット・フランシスの電子メールのネチケット(J智大学電子計算機センター ←伏せ字にあまり意味がない)

メモ東京ゴッドファーザーズ

2003.11.19 

林檎 いつも何の前触れもなく突然のように我らの前に姿を現す Apple の新製品、今回は iMac 20インチモデルと G5 1.8GHz×2(→ Apple , ZDNet , ASCII24 , PC Watch)。

新型 iMac のディスプレイ解像度は1,680×1,050ピクセル(妙に半端な数字)、CPU は G4 / 1.25GHz、SuperDrive 搭載、Graphic チップは NVIDIA GeForce FX 5200 Ultra 搭載、内臓 HD は 80GB。USB 2.0 ポート×3。メモリは標準 256MB で最大値が 1GB。OS は当然 Panther 。
なんか豪華なスペックだな。249,800円という値段もすげぇし(笑)。初期の iMac はデスクトップ用 Mac のエントリマシン的な位置づけだったのに、この値段は既に『気軽に手に入る廉価モデル』という意識を完全に一蹴するもの。もはや一体型デザインだけが iMac 最大にして唯一の存在意義。廉価版デスクトップの座は eMac に譲ってしまったし。

同時に現行モデルも価格改定されたんでキレイに5万円刻み、 iMac のラインアップは15インチ/149,800円(▲10,000円)、17インチ/199,800円(▲20,000円)、20インチ/249,800円。

ほんで G5 も新機種投入&価格改定。1.8GB モデルがデュアルプロセッサになって、実質これは値下げと同じこと、コストパフォーマンスの高さを感じます。発表直後のワタシのコメントでは『コストパフォーマンスではハイエンドモデルがベスト』と言ってるけど。

G5 1.6GHz / 199,800円(▲45,000円)、G5 1.8GHz ×2 / 299,800円(現行のシングルプロセッサモデルは294,800円)、G5 2GHz ×2 / 349,800円(▲15,000円)。

web  Microsoft、デジタル音楽ストアでAppleと直接対決へ(→PCUPdate

なんかなぁ。半年前までこの手のサービスには参入しないと言ってたから余計に『急になにかのメリットに気がついて方向転換した』ようにしか見えない。
あたらしい文化を作ろうとする Apple (どーだっこんなことできるんだぜすげえだろーっ)、儲かると思えば何にでも手を出すMS(よのなかしょせんゼニもうけてナンボや)。

メモ:世界最小 空飛ぶマイクロロボット μFR(マイクロ・フライング・ロボット)を開発、「2003国際ロボット展」に出展(→セイコーエプソン

2003.11.18 

Book 会社からの帰宅途中にサンリオSF文庫がある件の古本屋に立ち寄ってみたら、改装中だとかで地下室いっぱいに溢れかえっていた文庫は二階に押し上げられ、しかも本の数自体もずいぶん減らされて妙にスッキリしてました。かつての迷宮っぷりはすっかり鳴りを潜め、けしてキレイといえない店内は明らかに書棚の数もすくなく。そういえばまた支店を出すとか言ってたな、しかもこんどの支店は過去最大級とか謳ってたし、ははん、ここの在庫を整理して新店に持っていったなッ。あろうことかこの新店、悔しいことに帰宅ルートから見事に逆方向で、家からだと優に40kmは離れているのですが。ちくしょッ、ふらりと覗きにいけないトコじゃないかッ。

それでも折角きたんだからと思って古いハヤカワを漁って、名作の呼び声たかい『ハイウェイ惑星』(石原藤夫)と、その続編のひとつ『タイムマシン惑星』をゲット。わー、初版が昭和50年だって。30年ちかく前だよ。まいいや、日本SFの重鎮、石原藤夫さんのデビュー作だ。味わって読ませていただこう。

あッ。いま google で検索してたら、徳間デュアル文庫の『ハイウェイ惑星』がヒットしたッ。忘れてた、これ再刊されてるんだ。そういやこのあさりよしとお画の扉絵に見覚えがッ(笑)。
…まーいーや、オリジナルの初版だというのと、二冊あわせて263円という異様に高いコストパフォーマンスに満足しておこう。

メモ:『光世紀世界への招待』石原藤夫/裳華房・ポピュラーサイエンス99

web 第2回 「外来語」言い換え提案
まぁ今更のリンク。

言葉とは新しい概念を提唱するたびに生み出されるものであり。
新しい概念を思いついたが日本語で説明しきれないので海外の言葉を借りる、というケースもあろうかと思いますが、これが海外で新たに提唱された概念でその国の言葉として定着してるもんだったりすると、それを日本語に置き換えるのはムリがありますな。

世の専門用語の全ては『その言葉があるがゆえにいちいち面倒な説明をしなくてですむ』ことが存在意義だと思っています。ただし使う側がその概念を理解してないとならないのが専門用語の欠点。
そういう観点で、ワタシは『外来語の言い換え』そのものに重要性はなく、むしろこの提案から、それぞれの言葉の意味を理解させようとしてるんぢゃないか、という気がしてるのですが。モチベーションとか、単に『ヤル気』っていう意味で使ってるヒトも多いでしょ。

2003.11.17 

SF 先日の一輪バイクにBBSでしの原さんからレスがついたので気を良くして、一輪バイクの思い出話など少々。
ザブングルの一輪バイク ザブングルの一輪バイクってのは恥ずかしながら記憶に残ってませんでした。だだっと google 検索してもそれらしい絵になかなか尋ねあたりませんで。ようやくいくつかそれっぽいのを見つけたんですが、いずれも個人サイトだったんでリンクは遠慮しときます。かわりにざらっと書いた絵→を一枚(笑)。横罫がはいってるのは、見ての通りノートの切れっぱしだからです。
しかしこれは『ハンドルでウォーカーマシンを操縦する』世界の話だから考証もへったくれもない単なる小道具でしょう。劇中でも小道具以上の使われ方をしませんでしたよね、たしか。

かわりにワタシがかなりのインパクトで覚えてるのは模型店でしか頒布してなかったバンダイの模型情報なる月刊誌(ペーパーに毛が生えたていどのもん)で伊藤和典が書いてた小説『スパイラルゾーン』の『モノシード』なる一輪車。たしか挿絵は北爪宏幸。これはそれなりに『走りそう』なデザインだったと思います。ライディングポジションも例の EMBRIO concept に近い、大きな車輪を抱き込むようなスタイルだったような。

で、絵描きやってた当時のワタシもその手の機械をマジメに考察したことがあるのですよ。
車輪一個で自走するマシン、というのを。ホイールそのもので動力を完結させたほうがいい、だったら電気モーターしかありえない、重心位置が常にタイヤの接地面にないとコケるから静止状態でも走行状態でもアクティブな姿勢制御は必須、タイヤ一個の接地面などほんの数センチ四方の筈だからコントロールはシビアきわまる。
といろいろ考えた挙げ句『一輪でないとならん理由』というのをついに思いつかず。結局『二輪で十分』という結論に達したのでした。もちろんそっから先、縦二輪だけでなく横二輪も考えましたが、これは segway が実現しちゃったのはご存知の通り。

というふうに自分のなかではとっくに決着がついてしまったものなので、もはや一輪バイクそのものが現実のものになろうが夢で終わろうが、実はたいして感動もなにもないのでした。
おかげで漫画版ヴィナス戦記の1トンバイクが劇場アニメでは一輪車になってしまったのには落胆したり。絵的には(たしか横山宏画伯のデザインだったはず)あの一輪バイクもアリなんですけど、それが現実にありうるデザインかと言われると、否定はしませんけど疑問符をつけてしまうのです。

ゴミ ほんまにどうでもええ話:
ナージャってナディアの愛称ですよねっ。ナディアはたしかロシア語で希望を意味する言葉で、もともとロシアの人名ですよねっ。ねっ。
で、問題です。なんでウイーンの貴族が娘にナージャなんて名をつけたんでしょう。

2003.11.16 

SF 火星探査機「のぞみ」、火星衝突の危機(→読売

既にSF系/宇宙系サイトでは盛り上がっている話題。
何が盛り上がってるって、どこをどう間違えたらこんな記事になるんだ、というくらいに誤報だという点。

可能性としては1%以下だが『もし』火星に衝突することがあれば破壊して衝突回避もやむをえず、といった仮定の話が、取材記者の思い込み/とり違いで頭の中でどんどん増幅されて、さも一大事であるかのような文章になってしまったものと推察。のぞみの火星到達に関する単純な余録として公開された筈の内容があたかも現実に起こっているかのように書かれたんでしょうか。あるいは本当に重大事だと思ってしまったか。

1%以下の確率とはいえ『火星衝突の危機』には違いあるまい、というなら、スペースシャトルの損失確率が1%って言われてる現実をどうしましょ。常に『爆発の危機』と隣り合わせってことになりますわな。仮にそうであっても現実にはそんな報道はしないか、あっても関連するほかの報道にまぎれた小さなものになるはず。
問題は、関連情報がほとんどない状態で『衝突の危険がある』という報道が聞こえてくること。そうでなくても宇宙開発関係の情報は乏しいんだから、ゴシップ記事ならまだしも、仮にも科学の名を冠する報道ではマイナス材料をことさらセンセーショナルに書くのは止めて欲しいもの。これでは公正な報道など望むべくもなし。

とは言ってもねぇ。ワタシらのやってる本(週刊)では、掲載確認として載る前のゲラを取材元に送るのが当たり前なんですが、速報性を重視する新聞社のシステムではそうもいかないのでしょう。事件なら速報性は必須としても、科学の記事ではスピードはさほど重視されないと思うのですが。そうもいかんのでしょうな。

Nozomi on Course -- Not to Hit Mars (THE PLANETARY. SOCIETY)なる海外サイトに、読売を反駁する記事がでてるそうです。
曰く、
現在のぞみはとくべつな軌道修正なしでも上空900kmを通過する軌道に乗っていて、衝突の確率は誤差を考慮しても1%程度。ただ、2002年4月に太陽フレアの影響で稼働しなくなったサブシステムのひとつが復旧しないままになっており、それが復旧しない場合にはさらに遠ざかる方向に軌道を修正する。
JAXA の中谷教授は「のぞみは火星との衝突コースなどとっていない」と、読売オンラインの記事に反論した(大意)。

参考リンク→のぞみについての JAXA の解説、PLANET-B HOME PAGE

web おすすめ生物学系サイト、謎の巨大生物 UMA

ワタシがリンクするからにはオカルト系サイトじゃありません。ものすごくまっとうな生物学のサイトです。有名サイトみたいですが、ワタシが知らなかったのは単に名前がそのまんますぎるから(笑)どこかで見ていたとしても無意識に却下していたからかと。リンク先を辿ってのページに行き着いたのですが、トップページ見たら MMR みたいな絵が出てるから最初はちょっと引いたぞ(汗)。
けど読み込むほどに味のある科学的『燃え』サイト。新ネタをつまみぐいするだけでも十分面白いのですが、むしろ時間の余裕があるときに一気読みしたいサイトです。

メモ:足を覆う硫化鉄の「うろこ」 新種巻貝、インド洋で発見(→朝日
へぇ。深海の熱水孔周辺に生息する貝ですって。硫化鉄の骨格をもつ生物が発見されたのは初めてのことだそうな。
と思ってたらすかさず上記 UMA のサイトにも紹介されてるじゃないですか(→鉄のウロコを持つ貝参上!!!)。

2003.11.14 

SF 今月のポピュラーサイエンスの記事にあった一輪車の写真がステキ。セグウェイを越える未来のハイスピード一輪車The EMBRIO concept
The EMBRIO concept カナダはトロントに本拠のあるボンバルディア(元々は雪上車なんかのメーカーだったが、80年代以降カナディアやリアジェットやデハビランド・カナダをどんどん吸収して世界第三位の航空機メーカーとなった。鉄道車両も作っている)が提示したモックアップで、実際には動かない『こんなカタチどうでっか』状態のもの。
面白い。面白いけどこのサイズのものを動かそうと思ったらホイールの中に動力を仕込むしかない。その分野の開発は大手でも基礎研究くらいしか進んでないハズなんで、実用化するまでには相当な開発期間が必要でしょうなぁ。しかもそれで二輪車以上のメリット/アピールポイントがないと商売としては成立しないような気が。

大きい写真つきの解説記事がこのへんやらこのへんに載ってます。ただし英文。

Book どうでもいいですが、ポピュラーサイエンスってのはなかなか素敵な視点を持ってますなぁ。12月号の表紙にはくらっときましたよ。マーチンベイカー射出座席が F-14 のコクピット(試験用)から射出された瞬間を撮った全面写真に、コピーが『緊急事態発生!! 飛び出せ!脱出テクノロジー』って。それで記事の内容は最新の脱出システムについてのわかりやすい解説なんですよ。ワタシ的にツボつかれまくり。
航空機の射出座席メーカーって現用のものはマーチンベイカーしか知らなかったけど、グッドリッチってのもあったんですか。エーセスII/エーセスIII。タイヤで有名な B.F.グッドリッチのこと?

SF 100円玉サイズのガスタービン発電機がケータイに搭載される日(→ZDNet
第9回国際マイクロマシン・ナノテクシンポジウムのリポート。理論上、ガスタービンエンジン(技術的にジェットエンジンと同義)はシンプルでコンパクトでリーズナブルな、非常に効率の良い動力源です。問題は高温になりすぎること、くらい。20ミリサイズにまでコンパクトにするにしても、熱対策をよっぽどしっかりやらないと携帯動力には使えない。

メモ:950万ドルで人工衛星のオーナーになれる(→PCwebHotWIRED)。
イーベイで10日から販売。競売ではなく「バイ・イット・ナウ」という固定価格の方式で行なわれるそうな。

メモドラム缶がヘリで飛ぶ!? 空中静止する無人偵察機

メモレーザー光線で飛行する世界初のプロペラ機!


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