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過去の日記

2007.09.23〔sun.〕 :ダチ公

title="おまえやったんか!" QuickTime グレンラガン #26 『いくぜ、ダチ公』
中島かずきの脚本はいちいちツボを突いてくる。
『自分が選んだひとつのことが、お前が選んだ宇宙の真実だ』。
多元宇宙に囚われて自分の可能性の多様さを見せつけられ、基軸がブレかけたところにあらわれるのは、アニキだ。平行世界の可能性に晒されてとまどうヨーコに真実を選ばせるのも、アニキだ。手に握られるコアドリル。ダヤッカも、ダリウも、ギミーも、ロージェノムも、ほかの生き残りのグレン団メンバーも。螺旋力を持たず子孫を残せないはずのヴィラルですら、妻と幼い子供が一緒に暮らす平和でのどかな生活を夢見て、そしてそれを振り捨ててコアドリルを握りしめる。『おれも甘い夢を見たもんだな』。もう見ながら滂沱の涙。
過去25話の全てはこのためにあったのかと思える構成の巧みさ。

たったひとつの最終目標、そのためにあらゆる多元宇宙を否定してみせる。選択するのは自分自身だ。言葉にすると酷く陳腐だけど、目的をひとつ選びとるために他の可能性をすべて放棄する、その覚悟をカミナがくれた。

SF 最終回のタイトルはガイナックスの伝統に則りSFの名作から、フレドリック・ブラウンの代表作のひとつ『天の光はすべて星』。
しかし 2,857 円って(9月23日現在)、既にアホほどプレミア価格がついとる。まだ上がるかな。

メモ:バイオ燃料は地球温暖化防止には貢献しない、ノーベル賞化学者が警告(→ technobarn
べつにたいしたこと書いてません。バイオ燃料を燃やすと通常の二倍の亜酸化窒素 (N2O)を排出し、この温暖化効果がバカにならない、という話。

2007.09.22〔sat.〕 :炎天下

title="運動会070922" その他 世の習いに『暑さ寒さも彼岸まで』と言うをものともせず、もう九月も半ばを過ぎたというのに連日35度ちかい酷暑を続けるお天道様の異常な仕打ちを恨みつつ、娘の運動会に出向いて参りました。いやしかし暑い。
隣家の甥ッ子(小四/隣に住んでいるのに私立に通っているので休日なんである)を連れて行ったのですが、まあ私立に通うお坊ちゃんらしく体力に欠けておりまして。炎天下に10分いると音を上げて日陰に逃げようとするのを、せめてムスメの演技くらい撮影しておきたい椎葉がなだめつつ引き留めつつ。
つか同じ小学生が炎天下に運動会しよんのに、なんで見よるだけのアンタが先に泣き言を言うのよ。
とは思ったけど暑いのは椎葉も同じ。用が済んだらとっとと日陰に撤退です。
でもみな考えることは同じで、ちょっとでも影になってる立ち木の下とか既に先客があったりして。

メモ:【REMIX07】USENが「GyaO」をSilverlightへシフト,Mac対応とDRMに期待(→ ITPro

2007.09.20〔thu.〕 :製版不在

Book 絶望した! 低解像度グレイスケールでスキャンしたデータをそのまま印刷に回してしまう品質管理スキルの低さに絶望した!
とさいきん定番のフレーズで嘆いてみたのは、いま出てる COMIC リュウ 11 月号に載ってたあさりよしとおの特別読切がジツはどこかの使い回しで、しかもそれが低解像度のスキャン画像だったこと。元の原稿が何であったか判らない(トーン部分に激しいモアレ出てるから印刷物でしょう)けど、印刷用画像データの扱いを知らないと見える。主線すら網点に踏まれてかすれてしまっているなんざ、商業誌にあるまじきダメなデータの見本だ。さいきんの雑誌の製版レベルの低さは目を覆わんばかり(というか最近のワークフローは編集部→印刷直行で製版部門を通らないことの方が多い)、現場のオペレータじゃなくて指示したディレクターあたりの不見識を罵っておこう。
…という『COMIC リュウ』そのものの品質管理に不信感を持ってしまったので、特別付録の『銀河英雄伝説 DVD 』のクオリティも疑問符付きと判断、そのまま買わずに帰っちゃいましたとさ。

ところでこの『ミライノヒカリ』というか『ラジヲマン』、軽くしらべたところでは原典は朝日ソノラマの小説雑誌グリフォンで連載してたらしいけど(→ wikipedia ・94年休刊)、今回のネタはあきらかに東海村事故(1999.9.30)なので同人発表かなにかデスか?

2007.09.19〔wed.〕 :創世だか創星だか

web 毎週上映予定を貰っているシネコンは強気のシフトを崩しておらず、既に公開四週目になる来週にも上映回数は維持され続けております。さて。
二度目のヱヴァをいつ行こうかと画策中。

その他 さいきんアクエリオンなどというパチンコ台の CM ががしがし流れてて『一万年と二千年前から愛してる』なるフレーズが妙にひっかかる今日この頃、と思ったらそのフレーズそのまんまはてなキーワードになってて、あらまそんなに有名なネタでしたか。アクエリオンに対する椎葉の認識は、河森正治がトチ狂ってバンダイに二万円の超合金をつくらせた、という程度。もちろん TV 放送など見たこともないのですけど。
でもまあ特徴的な旋律で、強力な前拍のリズムで、聞き流した歌詞の意味を思い出してはじめてその意味のぶっとび具合に思い至る、そのインパクトはたしかに強力ですな。

Book 買わなきゃならん本リスト。
『時砂の王』小川一水/早川書房651円(ハヤカワ文庫JA ) 2007/10/10
『そばかすのフィギュア』菅浩江/早川書房714円(ハヤカワ文庫JA ) 〔ハヤカワオンラインAmazon 〕2007/09/21
『遺跡の声』堀晃/東京創元社777円(創元 SF 文庫 / 316P)2007/09/28

遺跡の声は、かの名作『太陽風交点』からはじまる一連の短編集。椎葉は web で堀晃本人の日記を読み、図書館でアスペクトノベルズ版(アスキー刊)を発掘した。ながく入手困難だったもので、文庫になるならぜひとも手元に持っておきたい一冊。
東京創元社のページ文庫版あとがき

リュウ11月号 9月19日発売:特別付録 銀河英雄伝説『わが往く星の大海』DVD
おいッそれは何ということだッ。

2007.09.18〔tue.〕 :文化祭前日

QuickTime らき☆すた #24 『未定』
文化祭、前夜にまで仕込みと準備に忙しい高校生。準備にかまける期間の楽しさと、終了の狼煙よろしく全てを燃やしてしまうファイヤーストームに尽きる。当日なにやってたとかは最早ちっとも思い出せず、準備期間の大変さとかも全ては記憶の彼方ではあるけれど、楽しかったことだけおぼえてて、同時に我らの世代がちょうど当事者であったときに『ビューティフルドリーマー』なぞ視たこともあって、余計に『文化祭の準備』に関しては異様な思い入れがあったりする。
だから歳をとって視点も変わり既に傍観者になってはいても、毎年この空気に浸ることのできるたっけん先生とかが少しうらやましくなったり。

だもんだからエンディングが『愛はブーメラン』だったりした日にゃ、たとえそれが白石みのるの下手くそな生歌であったにしても、我々のような年寄り世代は感涙を禁じ得ないのであります。や、じっさいには大爆笑しましたけどね。
本編は原作者美水かがみ脚本ということで至極まっとうにお話が進行してゆき、まるでフツーの少女漫画のような展開。最初からそれとほのめかし、これはもしや本編中でやるのか、と思っていたら最後にきちんと『もってけ!セーラーふく』やってみせたのはエライと思った。この振り付けはまた山本寛でしょうな。クレジットに明記はされてなかったけど。でもこの時期にこんなもの投下したらまたそこらの文化祭に火がつくじゃないか(笑)

メモ:アマゾン Widget
ちょっと Amazon widget で検索したら本家 Mac OS X 用の Widget にこんなもの発見→ Amazon(Jp) Widget 。Amazon 専用の検索 Widget です。

2007.09.16〔sun.〕 :アニメ噺

QuickTime グレンラガン #25 『お前の遺志は受け取った!』
がちがちの定番的展開。そう来たか、ほなこうならないかんやろ、おっとそんなことしたら、ああやっぱり案の定。…的な話がてんこ盛り。いま風の書き方をすれば『お約束』とフラグ立ての連続で、もう先の展開をあからさまに暗示しながら進む話に、その手に載るかちきしょーめ、と思いながらも涙する。まあキングキタンのギガドリルブレイクは燃えたから良し。

ここからはちょっと小言。
ここ2週間はやや違和感を感じる。なんだか不思議なぐらい舞台転換がとろい。グレンラガンらしからぬ、状況の変遷のおそさ。テッペリン攻略戦のときなど、あれよあれよとステージが変転して、前後編の間にどれだけ状況が変わったことか。先週今週と二週間かけて、超銀河ダイグレンは結局ひとところから移動していない。舞台劇なら一幕で収まる話。この間に、作劇的にはほぼ唐突に脇役キャストが失われてゆき、シモンひとりがただ熱く燃え上がる。
現時点ではグレン団のメンバーが何のために死んだかよくわからない。グラパール隊だって(劇中の役割ではなくメタ視点での作劇の要請として)なんのためにいたのか判らない。だいたいグレンラガンは『顔の見えないモブ=名無しの群衆』に冷たいんだけど、それにしたってスペースグラパール隊、いつのまに全滅してたの。背景の爆発の中で四散するスペースグラパール、それ誰が乗ってたの。そもそもグラパール隊って総数すら明かされてなくて『グラパール隊、残存数52%』みたいに数字で語られるだけ、ギミーとダリウ以外はモブ以下、顔も出してもらえない。本筋には関係ないんで敢えて抽象化してるんだろうけど。

そういう『シモンだけ別格』に扱うからにはそれなりの物語を用意して欲しい。人類の存亡のための戦い、ニアを助け出すための戦い。前者は人類全体の目標、後者はシモン個人の目標。劇中ではたぶんそれは等価(ニアを助ける=人類の勝利)なんだろうけど、残念ながらあまりそうは見えない。それはシモンがニアのことしか口にしないせいか。散ったグレン団のメンバーは、ニアを助けるために犠牲になったのか? そこまでして助け出すニアに価値があるのか? そんなことを考えてしまう。
グレン団なら『ニアも助ける、人類も救う、だけどみんなも生きて帰る』のがすべて等価値の目標、優先順位はぜんぶ一番、無理を承知で押しとおす、気合いと根性で乗り越える、そんな物語であって欲しい。ここで死んだみんなのことを、シモンのモチベーションとしてきちんと拾ってくれたらいいんだけど。

四の五の言ってもあと二回、最後は期待に違わぬ燃える展開を是非ともおねがいしますよ。

QuickTime 10月の番組は32本!? ガンダム新作を初め、注目作が目白押し(→ webアニメスタイル
一覧で視るのに便利なこんなもの→ http://image.blog.livedoor.jp/guideline/imgs/e/0/e064293b.jpg も。
世間様なみの萌え回路が欠損しているらしい椎葉には、絵だけ見てもピンと来るものがありませんなあ。『ガンダム OO』はもはや義務として、あと『げんしけん』は監督変わってるし、『もやしもん』はあのマンガの何をアニメにするつもりなんだか戦々恐々(だいいちいまだに地方の放送スケジュールは不明だし)、原作にノリきれなかった 『BLUE DROP』も既にモチベーション低い(さらに放送局がビミョーに偏ってる)。いずれも現時点ではなんとも。
レンタルマギカ、原作の評価の高さと主役『伊庭いつき』の福山潤は見どころ。ヒマで時間が合えば、まあ視るかも(らき☆すたの後だし)。
あとよくわからない『ドラゴノーツ』とかいう謎のアニメ。事前情報だけでは制作者がどんな話をやりたいのかちっとも判らん。ただ絵がシンプル=物語重視? アクション重視? あと主役二人が小野大輔・茅原実里って古泉と長門なうえ他にも後藤邑子・杉田智和・平野綾ぜんぶ揃っちゃってるとか。
ほかラノベ原作やエロゲ原作はプライオリティ低めに設定。いまどき系の絵はたぶん視ないでしょう。

2007.09.15〔sat.〕 :自動書記

web 一昨日は眠さのあまり途中やめにして放置していたつもりだったのに、昼間に見たらなぜかこの日記が更新されていて吃驚(笑)。こびとさんがイイ仕事をしてくれたようです。

こびとさんの欠点は日付を間違うことくらいなのだ。

林檎 Apple と Jaguar のコラボ、『2009 XF』のシフトレバー(→ WIRED NEWS
インターフェイスの目新しさはともかく、これがクルマのシフトノブだというのは意表を突く。いくらフライバイワイヤが進んだからといって、マサカこんなのでギヤチェンジするとは思わないな。
ただまあ記事からはあまり『Apple らしさ』が見えてこないのが残念。

SF google、ロボット月面探査 X PRIZE に出資、賞金3000万ドル(→ Engadget japanese
Google LUNAR X PRIZE
X PRIZE のスケールアップ版。
賞金の三十億円強というのはかなり強気の数字です。JAXA の年間予算の倍くらいに匹敵します。無事に目的を達成したら、十分にゴホウビになる金額じゃないかな。
17日追記:↑ふた桁ちがいますがな。JAXA の年間予算がそんなに低いわけないです。

クリアすべきハードルはみっつ、『民間の宇宙機を月面に軟着陸させ』『月面を500メートル以上探査し』『動画・画像などのデータを 1GB 以上送信すること』。月面に送る手段は条件に入っていないけど、さすがにロケットの自力発射まで条件に入れるとハードルが高すぎますか。
しかし偶然だとは思うけれども、かぐやが上がるこのタイミングを図ったかのように。世界的に月探査の機運が高まってることの証左。みんなで月を見上げましょう。

参考:「民間の月探査」+「10ドルで、月に自分の写真とメッセージを」(→ WIRED VISION

その他 なにぶん8月中はめちゃくちゃなスケジュールで、日曜日こそ休めるもののそれ以外の日は午前様の連続、シゴト帰りに書店も行ってない、まして模型を買いに行くヨユーもないというアリサマでしたが、さいきん多少は落ち着いたので久々に買い物三昧。と思ったのに、さいきん物欲が枯れかけてるのか、あまりピンとくる出会いがなくて今日のトコロはこんなもの。
昔は(いまでもだけど)『書店で目があったら迷わず買え』が家訓なんだけどなあ。

2007.09.13〔thu.〕 :まだまだ

web 先日視たときに諸般の事情で買いのがしたヱヴァのパンフレット買いに行った。またレイトショーが満席寸前になってた。多少減ったみたいだけど、まだまだ大繁盛の様子。

web パンフレットの中にある氷川竜介のテキストが白眉。現時点における『ヱヴァ』の解説としては最も一次情報に近く、最も密度と完成度の高いものでしょう。ネットでいろいろ書かれてる感想(椎葉のも含む)に対する、ひとつの回答として機能する文章。ようするにweb に直感的な感想あげる前にパンフくらい読もうぜ、ということ。とくに旧作の記憶を色濃く引きずっているような、いま三十前後になってしまってるエヴァ直撃世代はマスト読むべし(ただし視たあとで)。

その他 首相辞意表明でマンガ・アニメ株が高騰(→ /.J
12日午後の東京株式市場の商いで突如として「マンガ・アニメ関連銘柄」が値を上げた(→ 毎日
ああ。日本はなんて平和な国なんだろう。この美しい国『日本』を、美しい国のまま次世代に引き継ぐために、あんたたちのできることは他にないのかい。

2007.09.12〔wed.〕 :次回もサービスサービスぅ♪

web ゆうべアップしてから読み返してみたら、どうも椎葉は劇場版ヱヴァをけなしてるようにみえてしまうことに気づいた。もちろんそれは本意ではないので多少加筆/訂正。どうも9月1日の公開前後から、各所で必要以上に『煽って』るような気がしてて、それに乗せられてヘンな期待をしすぎて見にいったら疲れるよ、という程度の意味で『たいしたことない』と書いたんだけど。

まったく期待しないで視た人はきっと幸せ。これからヱヴァにハマれる人は本当に幸せ。
たとえばウチのムスメとか(いくらなんでもまだ早いと思います←完結編が再来年ならそのときはもう小四だから大丈夫)。

あと椎葉の周囲でどうも見にいってる人がいないと思ったら、地方でのヱヴァの公開状況って思った以上に貧弱なのね(goo 映画:上映情報)。中四国では岡山と広島と山口でたった4スクリーン、四国など全滅ですよ。高松の友人たちが何も言わないわけです。

ただそれでも興行収入が HERO に次いで二位というのはやっぱり尋常ではないと思うのですけど。

なんでも 核に匹敵する通常爆弾を開発 ロシア軍(→ 朝日
はあ、核に匹敵。朝日の記事(一般紙)だから詳細は期待しないけど、『燃焼気化効果で威力が核兵器に匹敵する通常爆弾』というからには燃料気化爆弾か、それに類するものなんでしょうね。けど、すくなくとも『全ての爆弾の父』というネーミングはいただけませんなあ。アメリカが開発した『世界最大の爆弾』MOAB が、正式にはともかくスラングでは『 Mother of All Bomb 』の略と言われてますから。たんなる粗悪なパロディに見えるだわ。
(ほんとうは Massive Ordnance Air Blast bomb → wikipedia

2007.09.11〔tue.〕 :僧侶カフェの愉悦

QuickTime 『らき☆すた』 微妙なライン
いやあまさかゴトゥーザ様とはのう。いよいよスタッフが何やりたいんか解らんよんなってきた。
CB400 に見えるなあ、と思ったらこういうことなのね。もうはてなキーワードにも映像付いてるし。

その他 シブヤで精進料理、写経体験も…「高野山カフェが登場」 (フジサンケイビジネスアイ
こッ高野山金剛峯寺! 総本山じゃないですか。
11日から16日までの期間限定で、渋谷区の「Hy's (ハイズ)」の併設スペースにオープンだそうな。
血迷ったか金剛峯寺、と一瞬おもったけど、期間限定だったり協賛が南海電鉄だったり、どうも観光誘致のイベントの一環、という種類のものみたい。この程度で観光誘致になるのか、効果のほどは未知数ですなあ。
どうせならもっと本気で、渋谷に『執事カフェ』『ギムナジウムカフェ』みたいな、袈裟着た坊さんが給仕してくれて、一日に何回か徳の高い高僧による有難い生説法まであるような血迷ったカフェでもつくればよいのです。精進料理と修行と和菓子メインで。しかも女人禁制(意味ないと思います)。

SF 流星の輝きは幅わずか数ミリメートル すばる望遠鏡がはじめて測定(→ AstroArtsすばる望遠鏡
『すばる望遠鏡が流星を撮影しても、その画像から直接幅を求めることはできない。すばる望遠鏡は無限遠に焦点を合わせていて、高度110キロメートルの流星さえもピンぼけになってしまうからだ。』
そうだよねえ。主鏡直径8mで数ミリの軌跡を捉えられるわけないもんねえ。

2007.09.08〔sat.〕 :Fry me to the moon

エヴァ 視てきました。エヴァ。
サキエル・シャムシエル・ラミエル。ヤシマ作戦まで。
ストーリーラインはほぼ踏襲しつつ、ヤシマ作戦は演出をがっさり変えて、より緻密に精密にディティールを追加して、ほぼ新規作り直し。全体的な演出はシンジにコミット。一貫して、シンジはどうしてエヴァで戦うことを受け入れたかを描く。
CGの威力もあって絵は劇的にクオリティアップ。かつて見たものと同じ構図で同じ絵なのにずっとキレイ。

だけど基本的な印象はそこまで。ヤシマ作戦のクライマックスは旧作通り『笑えばいいと思うよ』だし。
フムン。
大騒ぎするほど極端な演出の違いもない。早い段階から人類補完計画やセントラルドグマ、ゼーレが明示されてるのは、旧作を知っている者にとってはあたりまえの辻褄合わせであって、なんら目新しいものでもなし。
現段階で過度の期待は禁物だ。決してたいしたことをしているわけではない。あたりまえの辻褄合わせを、細心の注意を払って、緻密に行ってるだけだ。四部作のベースになる『序』、じっくりじっくりと醸すように、旧版のストーリーを丁寧になぞるのが、今回の目的。目を見張るような大変更、例えば早い段階で○○が出てくるとかラストシーンが○○だとか実は○○が○○だとか、●号機とか○号機とか◎号機とか、そんなサプライズは本編中に一切ない(本編中には)

《→ 続きを読む

エヴァ でも帰ってきていろいろ思い返しているうちに、じわじわと効いてきた。

劇中の変更点のすべては単なる辻褄合わせなどでなく、むしろ辻褄合わせというなら『いつのまにかそうなっている』ようなシーンがまったくないところが、首尾一貫した演出の姿勢だろう。『シンジに向かって天井から落ちてくる構造材を起動前のエヴァが右手で遮るシーン』がなくなってるのは、その後の演出との整合性を考えてなくされたのだとも思うし、ゼーレの老人たちが最初から SOUND ONLY なこと、話の前半にシンジと綾波との接点がほとんどないこと、なども同じ理由だと思う。
むろん伏線や用語や、当時の設定の全てを知っているのが前提にではあるけど、当時のストーリーを単純に端折った(いわゆる『劇場再編集版』にありがちな)ダイジェストではない。描かれなかったシーンは『起こらなかったこと』なのだ。

あと絵に関して。 CG はたしかに多用されてるけれども表面にそれと解る出方をしている部分はさほど多くない。だけど 3D モデリングばかりが CG じゃない。作業の大半がデジタル化されているいま、極論すれば目に見えているすべてが『コンピュータ経由の映像』という点であまねく CG と呼ばれるべき。
とにかく新作部分と旧カットの違和感が、意外なくらい、ない。過去ずっと見慣れてきた『絵』、その元々のクオリティが高かったのもあるけど、仕上げ工程以降すべて作り直した、その効果がてきめんに出ている。

ジツは帰ってきてTV版第一話を見返したんだけど(なんと LD だw)、今回の新劇場版、とにかく導入部分はTV版とまったく同じカット同じレイアウトのシーンが続くのね。ただし背景から動画に至るまでほぼ全ての絵を描き直し、演出/間の取り方も緻密にして、『脳内で美化されている12年前の記憶』を、ほんとうに現実の『美化された映像』にしてしまった。だから劇場で見てるときにはTV版との明確な違いを認識できなかった(ぶっちゃけていうと、TVと同じじゃん、てこと)。とんでもない。同じなのは本当に『原画だけ』なんだ。
エヴァ EVA
左:TV 第一話キャプチャ。右:新劇場版プレス画像。

エヴァ ひそかに拝読している上海さんによる『まだ観てない俺様が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』について書く 』。ネタバレとは言えない、けど、旧作のエヴァを愛するもの、とくに終盤以降の迷走具合を肯定的に捕らえられなかったファンとして、珠玉の考察だと思う。

椎葉もエヴァが『SF』になったあたりから違和感を感じていたので、中盤くらいまでの『エンタテインメント』の流れがラストまで続いたら、という妄想を抱いたことがある。『トップをねらえ!』や『ナディア』や、いままさに進行中のガイナックスアニメ『グレンラガン』並の、物語の極端なインフレと、壮絶なストーリー展開の果てに得られる最期の希望、そんなお話にもできたんじゃないか、と。

エヴァ 実はカミさんとムスメも一緒に見にいったんだけど、さすがにムスメには難解だったもよう。
カミさんと結婚する前後がちょうどブームの真っただ中、同じようにTV放映を心待ちにし、劇場公開にもいそいそと二人して出向いて、がっくりと肩をカカトまで落としてきたりしたものであったよ。いまだから言うけど結婚式の入場曲にも『アリア』や『パッヘルベルのカノン』ほか劇場版最終章のサントラなど使ってみたりしたヲタ夫婦。

そのカミさんが10年ぶりにみたエヴァ、10年前には思いもしなかったことだけど『暴走するエヴァに感情移入した』んだそうな。曰く『ウチのシンちゃんに何すんのよ!』。
母親の視点、なんだと。そりゃたしかに中身はユイさんなんだろうけどさ(笑)。
椎葉はべつに、ゲンドウに感情移入したりはしませんでしたよ(笑)。

2007.09.06〔thu.〕 :満席!

movie エヴァ見に行こうと思ったら満席だった。仕事帰り、レイトショー21時半だったのに。こんなん初めてだ。口惜しいので近日リベンジの予定。

『初速が出ている』とは週始めに書いたんだけど、どうもスタートダッシュだけでなく更にものすごいイキオイで加速していってるもよう。これがエヴァの実力か。とうぶん満員御礼が続く見込み。

2007.09.04〔tue.〕 :初速

ヱヴァンゲリヲンがたいへんなことになっている。
毎週シネコンから貰っている上映時間表、来週以降エヴァの上映回数が5割増になってるわ(笑)。公開直後の土日、そんなに初速が出たのかと思って軽く検索してみたら出るわ出るわ。

9月1日〜2日・動員数23万6158人、興収2億8000万円。

新宿の公開では、当初上映を予定していたシネマスクエアとうきゅうの224席では対応出来ないとの判断から、座席数が4倍以上1046席のミラノ1に急遽劇場を変更した。それでも初回から立見がで、結局、初日の7回の上映は全て立見が出ることになった。
9月1日、2日だけで、新宿ミラノ1の動員数は12500人、興収1500万円を越えている。全国的にも一館あたりの平均興収が300万円を越えるなど、ほとんどフル稼働状態になっている。
(→アニメ!アニメ!『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』初登場1位)

凄まじい出足。スクリーン数100以下(全国84プリント、つまりフィルムがそれだけしかない)の公開とは思えない数字。公開前には危惧する声も聞かれたけど(つか椎葉も危惧していたクチだけど)、ここまで見事に覆されるとは。これはヤバい。

QuickTime 『らき☆すた』 ここにある彼方
ウチは『とーちゃん』なんだけど、ムスメにきちんと『おとうさん』と呼ばせるのも良かったな。

2007.09.01〔sat.〕 :ポケモンまつり

title="大阪ドーム"

世間ではワールドコンとか JGC だとかのイベントが目白押しですが(どこの世間だ)、椎葉が本日出向いたのは京セラドーム大阪、ポケモンパルシティだったり。
もちろんムスメにせがまれて。

9時開場なのに10時半の段階で既に入場制限かかってて、球場の外で炎天下1時間待ちw。入場ゲートを北側の1ヶ所に絞ったのは、少しでも日陰になるようにとの配慮もあってかな。
じわじわと進む列を乗り切った球場内もまたたいへんな人出で、どのイベントも既に長蛇の列があふれかえっておりましたよ。広いドーム球場ではありますけど、それでもディズニーランドなみの行列が十重二十重にアトラクションを取り囲み、さらに通路まではみ出したりして(笑)。

アトラクション(40分待ち)をひとつこなして、ムスメが次に行こうとしたぶん(迷路系)を見たら 120 分待ちとか書いてある。もう1時すぎてるし、とりあえず腹拵えをして(球場内協定価格800円のマクドナルドAセット)もうひとつふたつアトラクションを見て、さっきのとこに戻ったら『160分待ち』になっとる(笑)。ムスメに算数をさせて、2時間40分ってどのくらい長いか判るか、とはいちおう諭してみたけど、ムスメの意思は妙に堅い。わかったじゃあ付き合おう。
ただ既に時刻は15時半ごろ。イベントそのものは17時ぐらいまでのはず、今から160分では到底この列をさばききれない計算なのに、まだ列を打ち切ってないのは何故だ?というウラを読んで、ちょっと賭けに出たのはオトナの判断。事実、けっこう早いペースで列が流れていって、約1時間待ちでなんとかアトラクションに辿り着きました。

察するに、参加者が迷路に入場するピッチを短くしたのでしょう。じっさい、中でウロウロしてたら、前に入ったヒトや後ろから来たヒトと遭遇したりしてw、けっこうぐちゃぐちゃに。

その他 別行動のカミさんと待ち合わせるべく梅田ヨドバシで時間つぶしをやってたら、退屈したのか、展示してあるピアノで勝手に『残酷な天使のテーゼ』とか弾き始めるムスメ(笑)。音を探しながら一本指で弾いて、他人のふりするわけにもいかんし(笑)しばらく一緒にいましたけど、いたたまれなくなってガチャガチャのコーナーに連れて行ったり。

2007.08.26〔sun.〕 :過ぎた季節を嘆く暇はない

QuickTime まさかアークグレンラガンすら通過点だとは思わなかった。
たった一話でかつて見たことのない大インフレ。アニメに限らずこんな話が過去あったか、と考えてみてもトップをねらえ(1も2も)くらいしか思いつかないんだけど、それにしてもわずか20分そこそこで 10^8 倍くらいにスケールがでかくなってしまって、さあこれなら本当に宇宙を敵に回してもどうにでもなるぞ。
ただ現時点で考え得る最大のオブジェクト『月』まで使ってしまったので、これ以上を望むならもう『銀河』くらいのスケールにしなきゃだわ。恒星サイズのロボットが、マシンガンのようにブラックホール弾を乱射しつつ、繰り出す拳の先端はかるがると光速を超え、最後はうずまく銀河をまるごと敵に投げつける、そんな想像を絶する展開を期待。グレンラガン、ほんらいSF者の与太話だと思っているんで、どうせならそのくらいまでヴィジュアルとして見せてくれなきゃだわ。

ということで次回からは第四部。たのしみたのしみ。

2007.08.25〔sat.〕 : 小言

その他 都会暮らしのヒトと話をしていて思うのは、彼らの行動の基準がどんだけ鉄道≒駅に依存してるかということだったり。
中央ではたいがい『駅を中心にして描く』地図のスタイルが定着してるようで、おかげで打ち合わせのとき都会のヒトはまず『基準点』を駅にしたがる。いちばん近い駅と目的地を地図の中に収めて、その間を描く。だけど現地を知らないから地図だけを頼りに細い県道を描いたりして(≒細い県道しか描かなかったりして)、結果的に地元のヒトに伝わらないものを描いてくる。

郊外の施設・事業所はだいたいそうだけど、駅などまるで無意味な場所に建ってることのほうが圧倒的に多い。
たとえば徳島のジャストシステムとか。郊外の田園風景の中にとつぜん屹立する巨大なビル。最寄り駅が4キロぐらい先の徳島駅なんで徒歩など論外、むしろ徳島空港からタクシーのほうがよっぽど近い。

そんな地図のスタイルが一般的になってるせいか、ちかごろ職場の若いヤツらも駅を目印に入れたがる。駅を描いておけば安心、とでも思っているようだけど、一時間に数本の短編成のディーゼルが停まるだけの無人駅に、目印としての価値はほとんどなかったりするんだよ。駅より交差点、県道より市道、郵便局や交番のかわりにコンビニやファミレスのほうが目印になる。クルマ中心で暮らしてる地方在住者を読者に持ってる以上、クルマ中心の地図にしなきゃならないよ。たとえば北海道の原野の真ん中に建っているホームと看板だけしかないような駅が何の役に立つ。

と思ったけど、本当に何にもない北海道の原野だったら無人駅でも多少は目印になるなw

2007.08.24〔fri.〕 :小物

なんでも トヨタ、ソニーの開発要員受け入れ・ロボットに活用(→日経
つまんない話だ。ロボット開発がイッキに面白くなくなった。
SONY だから SDR -4X が出来たんだ。トヨタロボットは思想の点で SDR-4X や AIBO におよばない。愛地球博のオートマトンでは比較対象にもならん。
しかし SONY のエンジニアをとりこんでトヨタのロボットが格段に進歩するか、というのはまずないでしょう。そもそもトヨタじゃあ結局『5年以内に実用化できないもの』になかなか予算がつかない気がする。
トヨタはハイブリッドで先鞭を付けたけど、あれだってかなり無理して(トヨタくらい体力がないと開発できないとまで言われたほど)赤字覚悟で事業化したようなもの。そもそも力業で合成したようなハイブリッドエンジンからして、技術的にはそんなにエレガントなメカじゃないし。
トヨタに何か、ロボット業界のエポックになるものが開発できるか。

web Google マップが簡単に設置可能に(→ /.J
Google Map の一部を切り抜いてカンタンに HTML 中に設置できるようになったのだそうで。ブログでも使えるらしい。
どーれ試しにどこか貼ってみましょうか。


拡大地図を表示
わははは。おもしれー。
この小窓の中でもちゃんとスクロールするし。

メモ:今日の早川さん(→ ハヤカワオンライン

2007.08.23〔thu.〕 :コネタ

movie 新劇場版エヴァのフライヤーに『エヴァの実力』と称して小さな文字で書いてあったテキストで、
TVシリーズCD・ビデオグラム累計1000万枚、とか
貞本義行によるコミック版(角川書店刊)累計1500万部突破、とかはまあともかく
パチンコ「エヴァンゲリオン」合計50万台以上を出荷
とかいう数字にはさすがにたじろいだ。

パチンコ屋が何万店あるやらパチンコ人口が何千万人おるやら知らんけど、このわけのわからん普及率は何。こんどの新劇場版がパチンコマネーで出来ていると揶揄されるのも致し方なし。
なにゆえ今エヴァ? というのも、北斗の拳の劇場版という先例があるがゆえにどうしても『二匹目の泥鰌』という色眼鏡で見られてしまうし。あと版権はガイナックスが持ったまま制作の名義は別会社にしてたり(万一コケても累が及ばぬよう)するあたりにも、いろいろオトナの事情が見え隠れして。製作側もオフィシャルな情報を絞り込んでて、聞こえてくるのはどうでもいいノイズ寸前のジャンク情報ばかり。

そんなのはべつに何だっていい。椎葉は単純に作品を評価したい。

SF 欧州とロシア、共同で新型有人宇宙船を開発へ(→ テクノバーン:070822)

2007.08.22〔wed.〕 :小事

その他 こだわりという言葉はほんらい『小さなことを見逃せずに追求してしまう』ような負の印象が強い言葉だと椎葉は思っていて、おかげで同義の言い換えをしようとしたときには固執とか執着とか拘泥とかいう言い回しばかりがスラスラと出てくる始末、はたして『シェフのこだわりサラダ』トカ、どの単語に置き換えてやったものかと小首を傾げる今日この頃。
『シェフのテキトウ思いつきサラダ』?
よけいカドが立つ。

2007.08.21〔tue.〕 :RPG アニメ?

RPG テーブルRPGの傑作『ナイトウィザード』がテレビアニメ化決定! ( goo アニメ
最初に聞いたときは何の冗談かと思った。本当にやるんですなあ。
だって原作は『きくたけ』だよ? アニメ化したってしっちゃかめっちゃかになるに決まってるじゃないか(←偏見)(←でもそんなに的を外していないと思っている)。
しかし『ナイトウィザード』そのものが出来合のギャルゲをメタなレベルでパロディにして RPG システム化したようなもので、その RPG システムから生成されたシナリオでアニメを作ったとして、結局ほかのギャルゲ原作アニメと区別がつかないんじゃないかしらん。

キャラクター原案はTRPG『セブン=フォートレス』のイラストを手がけた石田ヒロユキ セブン=フォートレスのイラストいわれても『すずたけ』しか思いつかんのう(年寄り)。

職場で見るのを躊躇う FEAR 公式サイトとか。→ http://www.fear.co.jp/nw/index.htm

監督の描きたかったこと、プロデューサの意図、誰が何のためにつくりたかったのか、そんな話がほとんど聞こえてこない『ベクシル』などという映画。だいたいの映画評で酷評されてるみたいだけど。
鎖国云々にかんして15年も前に N◎VA が世界を作ってるからちっとも面白くない。むしろN◎VAをそのままやってくれたほうがなんぼか(以下妄想モードに没入)

2007.08.19〔sun.〕 :俺を誰だと思っているッ

QuickTime かぁ。やりやがるなあ中島かずき。
17 話以降の脚本を全部自分で書いてると思ったら、ようするにこういう話をやりたかったのだな。陰惨たる展開、絶対的絶望。わずかに残った希望こそが、我らがグレン団。
ヨーコの守りたい子供たちの未来。客観的に視てすべてマイナス要素しかない情勢を前に、何一つ臆することなく立ち向かう。

人と獣の二つの道が
ねじって交わる螺旋道
昨日の敵で定めを砕く
明日の道をこの手で掴む
宿命合体 グレンラガン
俺を誰だと思ってやがる!

未来の見えない現在、結局それを切り拓くのは人の思いだ。盲目的に未来を信じる、一種暴力的なエネルギーを期待したいってもんじゃないか。
中島かずきにしろ誰にしろ、いまTVメディアに情報を載せてる世代は既に次の世代に未来を託している。他のメディアには既に若い世代が台頭しているが、それは本当に次世代に伝わっているのか。散発的に行われるパフォーマンスは、必ずしも『次世代』へのメッセージを含んではいないだろう。画家、書道家、劇作家、写真家、諸々のジャンルにわたる数多のアーティストたち。それはTVというマスメディアに較べてあまりに非力ではないか。TV というメディアに載せられる情報に、ありったけの思いを注ぎ込みたい。くだらない時間つぶしのバラエティなど、その思いと密度の前には塵芥に等しい。

たぶんいま制作に携わってる連中は、いまの十代にその熱い思いを託したいのだ。
正しく伝わらなくても、クリエイターの自己満足に過ぎないにしても、その思いだけは表現したい。
それがグレンラガンだ。それこそがグレンラガンだ。
『俺が信じる、お前を信じろ。』
これこそが、制作者の世代から、次を担う十代の連中への、何一つ『てらい』のない、ストレートなメッセージじゃないか。

その他 などと思うのは、東京から帰省している姉一家の、姪14歳が読んでいたのが『灼眼のシャナ』『ひぐらしのなく頃に』はじめとした一連のラノベだったり、甥18歳が読んでいたのが新紀元社 Truth in Fantasy XX 『武器と防具 西洋編』だったりして、日常生活にほとんど接点のない次世代の連中に、椎葉と同じようなミームが発生している事実を見たせいもあります。
姪がピアノで『残酷な天使のテーゼ』を弾くとか(おかげでムスメが覚えてしまった)、訊けば文化祭でやるんだとか(いやそれ何部の活動だ)、オリジナルが聞きたいと言う姪に当時の劇場サントラまで含めたエヴァ CD まとめて5枚出してやったらバカ受けしたとか。
ヲタクのミームが濃縮されて相乗効果でまくり(笑)。

コンピュータ 2008 年北京オリンピック、公式 OS は Windws XP (→ テクノバーン:070816)
2008年北京オリンピックのオフィシャル・スポンサーのレノボは15日までに、オリンピック会場に提供するパソコンのOSにMicrosoftの最新OSのWindows Vistaではなく、 Windows XPをインストールすることを決定した。
くう。あまりにもオロカだ。


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