バックナンバー118

過去の日記

2007.11.17〔sat.〕 :本よむ時間ぐらいはなんとか

2007.11.16〔fri.〕 :不戦敗は恥である

その他 やあやあ(初音ミク専用ヴァージョン)(→ ニコニコ / → Youtube )
実際には微妙な違和感があるし声質も20年前の山本先生にちかいから本人のはずがないんだけれども。でも原曲「やあやあ」じゃなくて「やあ。」のほうしか憶えてない(どっちでも同じです)。
けど区別がつかないのなら本物と言うことでよいではないかw そのパターンが大事なんだよ、うんうん。

追記:とか思ったらなんかカミングアウトしてた(→ ニコニコ)。

2007.11.14〔wed.〕 :漢字だらけ

四字熟語メーカー(うそこメーカー)
椎葉戯文堂をあらわす四字熟語、『満点美人』 素晴らしいッ。なんか八方美人みたいな、ステキな言葉じゃないかッ(←それホメ言葉じゃないです)。
ちなみに『椎葉たけしを表す四字熟語』は快便王子だったり。

椎葉戯文堂弁当 あとついでに
椎葉戯文堂弁当』。

極端だなヲイ。
580円っていうビミョーな価格設定とか。

2007.11.13〔tue.〕 :AIR

web おぼえがき。
こないだから巻き込まれてる新システム会議の合間に、今回の開発にはぜんぜん関係ない話ですけど、と言いながら SE さんがぽろりと『 Adobe AIR 』ってご存じですか、と訊いてきまして。
そのときは残念ながら何のことか思い至らなかったのですが、あとで調べてみたらコードネーム『 Apollo 』として紹介されていた Adobe の開発プラットフォームみたいでして。現在開発中、Adobe Lab からβ版が配布されてる状態、だそうです。

Adobe AIR = Adobe Integrated Runtime、 読み方はアドビエアー。

web ブラウザのように振る舞い、HTML と SWF の両方をネイティブサポート、AJAX もOK、ブラウザのコアは Safari と同じ WebKit 。
クライアント側に Adobe AIR 実行環境さえインストールしてしまえば Linux だろうが Windows だろうが Mac だろうが関係なく動作して、ローカルのデータと Web サーバのデータをシームレスに扱える(=いちいちアップロードとかしない)ためブラウザのウィンドウの中だけで完結する Web アプリよりはるかに使い勝手がよい、のだとか(→ IT PRO )。
基本が『 HTML + Javascript 』あるいはより高度な『 Flex や Flash で使われている ActionScript』で記述できるそうで、どうも「Flash CS3」や「Dreamweaver CS3」も Adobe AIR の開発環境として使えるらしい(Ruby on RailsとAdobe AIRでデスクトップアプリを作る → Think IT )。
話だけ聞いてると夢のようなアプリが開発できそう。
端末の OS やプラットフォームに依存しないサーバアプリケーションで、ローカルのデータもサーバ上のデータも共通で扱える。これがありゃ Win だの Mac だの不毛な論争せんと、どのクライアントだろうと共通のアプリが走るようにできるわけで。ほぼ理想的な仮想 OS といえない? 
でもサスガに Adobe らしく、開発者にとっては妙に敷居が高い、とっつきにくい、らしいです。

2007.11.11〔sun.〕 :オフ

平日に知恵熱のでそうなシゴトをしてる反動だか、土日は電池が切れたように脱力と惰眠に浸っているのですけれども、たんに寝るだけなのは勿体ないから積みあげてある本を手当たり次第に消化しながら、でも文庫はイタリアへの機内で読むためにとっておいて、大判や単行本サイズの本を優先。

2007.11.09〔fri.〕 

TV program げんしけん2 #05 『マダラメ総ウケ』(→公式

いやあああ。楽しいなあ。もうタタミかきむしりながら。地上波に流していいのかこんなポルノ(笑)。
マダラメにササハラ、ほかのキャストまで含めてみんながみんなタンビな芝居をしてるのがもう可笑しくて可笑しくて。スバラシイぞ、この無理あるキャスティング。腹筋つるかと思った。
勘違いに基づく咲さんの邪悪な笑み。偕老同穴。
脚本の横手美智子すげー(笑)。BL パート キャラデザ/作監、りんしん ってのもすげー。声優さんのタンビな芝居もスバラシイし(とくに斉賀みつきの男前っぷり)、とてつもなく濃厚な効果音つきキスシーン(笑)とかイロイロ凝りすぎ。

Book 疾走!千マイル急行』ソノラマノベルス
小川一水/朝日新聞社1,260円(B6 判 /513p)

TME = Thousand Miles Express /千マイル急行。
いぜんに上下巻でソノラマ文庫から出てたものの合本。

Book みなもと太郎先生ロングインタビュー(→ bk1
bk1 のメルマガより。
ちょっとダメ出ししちゃう。インタビューって、先生のコトバをそのまま文字にしたらいかん。
ヒトの話し言葉ってのは、じょうずに単語を整理して要約しないと何言ってるのか通じないもんです。座談会で喋った内容をそのままテープ起こしできる作家は筒井康隆くらい、と昔なにかで読んだ or 聞いた覚えがあるんだけど、つまり普通はそれくらい話し言葉ってしっちゃかめっちゃかになってるもんです。
あと全体を通して聞き手が語りすぎ(笑)。これは先生のほうにも要因はあるでしょうけど、もっと語ってもらわないとインタビューにならないよ。

SF 「空飛ぶセグウェイ」:1人用飛行装置の動画(→ WIRED VISION
1950 年代なかばに開発された『Hiller Flying Platform』。6基のダクテッドファンで浮くだけのものだそうですが。
ボトムズにこんなバケツ出てきませんでしたっけ。クメン編のラストくらいで AT がこんなんに乗って降下してくるシーンが確かあったかと。

2007.11.07〔wed.〕 :忙殺

その他 いそがしーというか。脳みそを振り絞るような、そのくせ即決を要求されるようなシゴトがわらわらと沸いてくるので普段以上に疲れます。デザインと組版の設計やなんかに苦労はしないけど、それ以外の段取りとか打ち合わせがもう。

でその関係で広島出張とか急に決まってもうワヤ(笑)。この金曜日。週末の仕事を明日中にかたづけろって?

そして、これは元から決まってた話なんだけど、11月22日からイタリアに研修旅行に 連れて行かれる 行くことになってるのです。や、3日ほどローマに滞在するだけなんですけどね。そんでその間のシゴトの引き継ぎがちっともでき(愚痴モードにつき以下削除)

なんでも 『学士号急増580種 文科省、ルール化検討へ 』(→ 朝日:071103)
日付は古いけど今朝の新聞で読んだ(気がする)。社会面とかはけっこう地域毎に記事の時差があるんかも(自分の気のせいかもしれないので語尾をぼかす)。
「カルチュラル・マネジメント学」「情報アーキテクチャ学」「人間環境マネジメント」――。いずれも大学の学部を卒業すると得られる学士号の専攻名だ。その数は少なくとも580で、6割は全国で一つしかない。文部科学相の諮問機関、中央教育審議会などは「名前から何を学んだのか分かりにくく問題だ」などと指摘。文科省は専攻名がこれ以上むやみに増えないよう一定のルールを設ける検討を始めた。 それに対する、我がイトコにして数学者である ROSSO さんの意見。マッチポンプとは言い得て妙。

だけど学科の名前が奇天烈になったのは今に始まった話じゃないし、そもそもその奇天烈な学科名そのものだって過去なんども話題になってるはずなんだけど。なぜ今ことさらに『問題』としてクローズアップするのかがわからない。
しかも筆頭がカルチュラル・マネジメント学って団長こと田尾さんとこだし。そりゃま日本唯一ですけど。
まあ無責任な外野の意見としては『いまさら何いってんだ』です。既にそのわかりにくい学士号の取得者が何百万の単位で世の中に出てることには目をつぶるんですね。単に四大卒の記号としての学士号。卒業見込みの学生が何を学んだか、そんなもの企業の採用担当は思った以上に軽視しているものです。

2007.11.06〔tue.〕 :Mac 使いでよかった

林檎 書籍等のビジュアルライブラリ作成ソフト「Delicious Library」
紹介テキスト(→ Mac テクノロジー研究所
これはすごい。書籍管理・蔵書管理たるもの、途中やめにしたら意味がなく、しかも新刊が入ったら随時更新、およそ生きている限り永遠に継続しなきゃならない苦行であって、自分の決めたフォーマットに則ってそれを実行し続けるのは果たして至難の業であることですけれども。
このソフトはカッコイイよ。COOL だ。何より入力系が『 iSight にバーコード読ませるだけ』っていう究極のシンプルさ。iMac とノート型 Mac には標準搭載の web カメラ iSight、使い途などビデオチャットくらいかと思ってたその iSight を使う、その卓越した発想。こういうのを見るにつけ、どうだ WinPC ではこんなマネはできまい(笑)、と意味もなく iMac ユーザであることに優越感をおぼえるね。

林檎 Leopard 発売以降の Mac 系記事の勢いたるや。
最速の『Vista』搭載ノートパソコンは『MacBook Pro 』(→ WIRED VISION ) なんて話題も出てるし。日経 TRENDY ネットでは辛口評論家が大絶賛と言っていいコラム書いてるし。マイクロソフトにうんざりしながらも Vista の次を待つしかない Win ユーザがうらやましそうに指をくわえてる姿が見えるようだわ(←林檎屋の驕り)。

でも冗談でもなんでもなく、最初に Mac に触れてからかれこれもう十数年、いまほど Mac 使いで良かったと思えた時代はありませんよ。Win 95 〜 Win 98 時代の逆風たるや、もう。

TV program 『 BLUE DROP 』 #05 Garden verbena (→ 公式
脇役・朱音の親子関係を主軸にしながら、戦艦 BLUE のコマンダー・萩乃の立場などもあきらかに。
伏線ぽいものも引いてるけど、基本はシンプルに。主要キャストは両手で足りるし、舞台は基本的に学園内だし、ヒトは派手なアクションをするわけでもないし。

ヒトの姿と心をキレイに描くことのみに注力した、首尾一貫して大真面目な(むしろストレートすぎる)演出。
戦艦 BLUE を含む、戦闘シーンの丁寧なCG。
BLUE が『ふた昔前』の戦艦デザインなのは、真面目なSFでいまどき甲板に砲塔ならべた戦艦デザインがあるかい(笑)、グレンラガンならまだしも、トカ最初は思ってたんだけど。
あれは絵づくりから逆算した姿だったのかも。派手な飛沫を散らす水面の演出、水中戦のエフェクトなど、あのスタイルの艦でないと美しくない。たとえばプトレマイオスやアークエンジェルやナデシコなんかじゃこうはいかん。

あとこの BLUE って艦、離水して雲の向こうに飛びさるシーンとか OP で描かれるからてっきりアルカディア号みたいな宇宙戦艦だと思っていたけど、本編中の話を聞いてると、別位相がどうとかこうとか、どうも微妙に様子が違うみたい。

2007.11.05〔mon.〕 :録画消化

Gundam OO #05『限界離脱領域』
あああ。見るんじゃなかった。SF者として突っ込みたいところが多すぎてもう(笑)。

キュリオスにしろティエレンにしろ、ものすげぇ比推力ですなあ(笑)。あれだけの質量を支えて何分噴射してたんだろー。GN ドライヴが如何に無限に近いと言ってもプロペラントはそうはいかんのだけど。
逆に『20メートルたらずのモビルスーツからは想像もできない比推力を持っている』としたらば、もしやキュリオス、単独で地上から宇宙まで上がれるんじゃないかい(笑)?

とりあえず OO 世界の『重力圏』の定義を誰か教えてください。椎葉の知ってる『重力圏』と、どうもこの世界では用法が違ってるんです。『この高さより下に行ったら落ちちゃう』的な使われ方してて。
まあ『加速すれば落ちないで済む』のは間違ってないんですけど(逆シャアのラストを否定する意見)。

Book とりあえず似たシチュエーションの『天涯の砦』などを連想。
ただしこちらは読者の物理センスに挑みかかってくるハード SF がベースにあるから、半端な科学知識だと何が面白いのか解らない可能性があります。

TV program ドラゴノーツ #05 交錯 ―降り出した雨―(→ 公式

月を舐めるな

以上。(出典 →間歇日記2000年10月

2007.11.04〔sun.〕 :多忙の言い訳

その他 しばらく前の話。

ある事業をシステム化するにあたり効率化優先のデータベースパブリッシングを検討していて、数ヶ月まえからちょこちょこと、椎葉ごときも重役連中にまぎれて検討会議に呼ばれたりするのですが。

事前に何社かに提案をいただいたなかで非常に興味深いシステムを見せてくれたところがありまして。
社内の OA 機器などで取引の厚い、いわゆる出入りの業者さん(と、その紹介で来たデベロッパさん)。

外回りの営業がプロジェクトの進行状況をリアルタイムで見られるとか、印刷工場に下版するまでの工程をほぼ一台の端末でリアルタイムにコントロールできるとか。そんな如何にもイマドキっぽいソリューションよりもなによりも、本当に驚いたのは印刷データのジェネレートに『 Adobe の技術をまったく使っていない』ことでした。
いちおう Illustrator のような独自のグラフィックソフトや InDesign の代替品となる DTP ソフトもシステム内に擁しているのに、説明を聞いてたら Adobe 製品との親和性がことのほか低い。妙だと思ってたら、1mm きざみのグリッドを説明しながらそこの SE さんが得意げに『内部の単位コードはミリ使ってます』。

ははん、単位コードがポイントでない= Adobe の PostScript 系の技術をまったく使ってないってことか。そりゃ互換性ひくいわ。
この事業にはじゅうぶんに魅力的な提案だったんだけど、Adobe 製品が使えなくなるのは無意味。だいいち他の(既存の)事業部は Adobe 製品べったりでシゴトしてるんだから、社内にかぎっても統一性がなくなる。印刷会社にも別のシステムを介して下版することになるし、だいいち将来的に Adobe とそれ以外を較べて、生き残ってる確率はどちらが高い?
残念ながら椎葉の意見は『ナシ』ですな。

と内部の検討会議(社外秘)の席で正直に言ったらその場の流れが完全に決まってしまいまして。あとで上司に『あんだけマメに顔を出してくれてる仲良しのベンダーさんなのに、椎葉の一言で切り捨てることになってしまった』と笑いながら言われました。断り文句に苦労する、と嘆かれながらw。

その他 で、そのプロジェクトが正式に立ち上がりまして。
けっきょくいま使ってる既存のシステムを開発したところにお願いすることにはなったのですが。
椎葉、いつのまにか実務部隊の中核に組み込まれておりました(組織とはだいたいそういうものだ)。
でも枠組みは決まってるから、決定権とかの権限はないんだよ(組織なんざたいがいそんなもんだ)。
しかもいまやってる業務は持ったまま、って。
をいをい。

2007.11.02〔fri.〕 :菌ぐるみってあったよね

Book もやしもん6巻』限定版 ぬいぐるみ付き
石川雅之/講談社2,480円 (発売日:2008/2/22)
予約限定らしい。
40cmものオリゼーが付くらしい。
ここぞとばかりに講談社が商売に走った(笑)。じっさいいまイブニングで連載してる分ではまだ6巻に収めるにはページ数が足りないはずで、どんだけ先走った商売してるんだ、てカンジだけど。アニメの好評を追い風にして、いまこのタイミングを逃すべからず。
にしても 40cm のオリゼーって。どうせ中国産の安物なのは解ってるけど(←予断)すげえことになりそう。
bk1

2007.11.01〔thu.〕 :深夜アニメ

TV program げんしけん2 #04 『デキテンデスカ』(→公式
いやあ。
ようは田中と大野さんがオフィシャルにくっつく話なんだけど、原作者みずからの脚本が掘り下げる掘り下げる。二人のココロの機微が青春だね、見ていてもう照れくさいのなんの。というかコレ見て照れくさくなるあたりはやはり勝者の余裕(by 斑目)なんだろうねッ。

ほんで次回は既に諸方面で話題の『斑目総ウケ』。本編の絵がすっかりおタンビになってしまう荻上ちんの脳内妄想全開話らしい。なんともはや。もしや最初から最後までこれでヤル気なんだろーか。

TV program ドラゴノーツ #04 飛翔 ―青の果てへ―(→ 公式
アバンタイトル。物語の発端である ISDA 29 便の事故直後、北島博士がアートルムに接触しかけていたシーンが描かれる(劇中ではアトルムって言ってるね)。

Dプロジェクトで秘匿されていること=人類が地球外生命からの危機に晒されている、政府公認で秘密裏にドラゴンを育てている、ネメシスがいずれ地球に迫ってくる…。第四話までみてようやくそこまでつかめた。しんどい(笑)。
でもまだ劇中でのジルアード軍とやらの説明がない気がする。平野綾の声で喋ってる司令官らしきおねーちゃんの立場がよくわからん。形式上 ISDA の味方みたいだけど、影で策を巡らしている風。
ジン『服、どうしたの』
ギオ『人間とはこういうもの、なんだろ』
いやその説明はどうだろう(笑)。
ジン『おまえ、トアの何なんだ』
ギオ『俺はトアを守るために生まれてきた。おまえはトアの何なんだ』
ジン『俺は、トアの…』
けれどもジンにだけ聞こえるトアの歌。トアは月に。
『あいつなら変えられるかもしれない、ドラゴンと人間の関係を』

…しかしなんでドラゴンが人格持ってるんだろう。普段ヒト型で、べらぼうな運動能力を持ってはいるけど人間扱いされてて、さらに人並みの感情を持ってるうえ、人並み以上に悩んだりもする。
そのくせ『マスターの命令には絶対服従』みたいなことも言いつつ、カズキと契約したはずのドラゴン:ギオは勝手気ままに振る舞ってるし、なんの契約もしていないジンは、本人も解らぬままにギオと協調して行動してる。このあたりが物語のキモなんだろうけど、腑に落ちないことが多すぎる。
どこかで『ドラゴン寝取られアニメ』みたいな感想を書いてた人がいるけど、ほんまわけわからんですなあ。

林檎 Mac OS X に感染するトロイの木馬(→Intego セキュリティ・メモ
知識のあるユーザから見れば怪しさ満点の釣り。どんな Mac ユーザが引っかかるんだ、とも思うけれども。
ただいっぺん感染してしまうと駆除・修正は非常に面倒。『危険性:非常に危険』になってるわけです。

Book IT 書籍のエクスメディア倒産――負債は11億(→ RBB TODAY
エクスメディアは「超図解」シリーズなどが主力商品である出版社だ。同シリーズは、フルカラーのPC入門書の草分け的な存在だったが、IT系書籍や雑誌の市場が冷え込むなか、今回の自己破産申請に至ったことになる。 倒産。自己破産を申請したのだとか。ソフトウェアの解説書など資産価値なきにひとしい、再建は至難ってこと。出版業からしても常識はずれな低価格のシリーズだったから、破綻は早晩予想されたものだったんでないかな。無理な拡大路線の末路、という気がする。

2007.10.28〔sun.〕 :電王

電王が怖い話になりかけてる。いままでにない展開、時間の分岐が発生した。ユウトがいないことになっている分岐。
予告によるとデネヴも良太郎に憑いてることになってるようで、次週は電王のさらなる別フォームが登場。いや予告映像から椎葉はてっきり電王+デネヴの新フォームかと思ってしまったけど、話によるとゼロノスの新フォームだとか? もう3クール終えようかというのにまだ着地点がどのへんに来るか解らない。

それにしても『時砂の王』を読んだ直後だったからか、いまの椎葉は時間 SF にたいする理解度が跳ね上がってるようで、作中の『時間』演出がとってもよく理解できる。少なくとも良太郎の記憶に残っていたはずのユウト、しかしイマジンを斃して時間が巻戻っても復活せず、それどころかそこで分岐した時間軸のひずみは『現代』では大きな乖離となってしまって…。おそろしか話じゃ。

TV program ドラゴノーツ #03 覚醒 ―集いし翼―(→ 公式
リンドヴルムユニット、アクチュアライズ承認。
へんしーんッ。

まあ OP みてて薄々感づいていたけど、ドラゴンってそういうことなのねえ。どうりでリンドヴルムユニットに意味不明なキャラが多いと思ったけど。まさかアンタまで! みたいなサプライズがたまりませんわ。

『アルブム・アートルムのどちらかを発見した際は、傷つけずに確保するという約束だったはずです!』
そうかやはりアートルムもいるのか。
さらに『これがアルブム。三体目のオリジナルか』という台詞もあるから、これより先に確認された『オリジナル』が二体あるということ。一体はアートルム、さてもう一体は。
CGのドラゴンがまあ良く飛び回ること。でも『動いている』じゃないんだな。戦闘機と大差ない『飛んでる』という感覚。
お話じたいは一体どこへいくんだろう。今回に限りカミシナジンは完全に傍観者で、バイプレイヤーですらない。ここで見たこと聞いたことがジンを傍観者から当事者へとシフトさせる要因になるんだろうけど、それにしてもパッシヴすぎるなあ。

2007.10.27〔sat.〕 :久々の読書感想

Book 『時砂の王』
小川一水/早川書房630円(ハヤカワ文庫 JA )→早川オンライン
〈時をめぐる大いなる戦いの果てに――著者が満を持して挑む、初の時間SF〉
時間線を遡行して人類の完全なる殲滅を狙う謎の存在。絶望的な撤退戦の末、男は最終防衛ラインたる3世紀の倭国に辿りつくが……
絶望的な撤退戦。
滅亡に向かう流れに抵抗しあがく存在。
やはりこういうノリの物語には血のたぎりを感じる。
たとえとして適切でないかもしれないけど、ガイナックスが好きそうなプロットだ(グレンラガンやトップなんか)。
世界は絶対的な存在を相手に為す術もなく破壊され、蹂躙され、消し去られてゆく、その最後の最後に、必ず何かがある。希望の残る、かすかな光。

敵の ET と、時間遡航を繰り返しながら戦い続ける存在『メッセンジャー』。ラスト直前までの絶望的な展開が、しかし意外にも悲壮感をあまり感じさせない不思議。つねに第三者視点で客観的に語られる内容が、あまり感情移入させないからか。これはSF全般にいえることだけど。突き放した描写、深入りしない書き方、起きた事象のみを記す。またラスト近くで語られる ET の存在意義や戦闘の目的も理解可能なものとして説明するのは、基本的に絶対悪を描かない小川一水だからなせること。数々の伏線が収束するラストのあざやかさも小川一水の得意技。

本筋に関係ないところで、ヒロインの名前『彌与』にルビが振られていないのが、すこし気にはなった。普通に読めば『みよ』か『やよ』か?

TV program OO #04『対外折衝』
今週はまた台詞回しが耳に付いた。
『我が国は軌道エレベータ建設計画に参画せずエネルギー供給権を保有しておりません。虎の子である石油が輸出規制を受けているいま、無償で援助してくれる国が果たしてあるかどうか』
なんという説明過剰な台詞だ(笑)。
中学生相手の脚本と思えば理解もできるが。後半の『タリビアの声明→米軍の支援』に至る政治的駆け引きの内容も繰り返し説明してたし。トミノ監督なら一言で流してしまうことを、噛み砕いて説明してるのは悪くない。けど不自然だ(笑)。

不自然というなら刹那がエクシアを隠してる場所もどうかと。しかもそこまで着衣のまま潜るって。さらに経済特区・東京から南米ギニア地方のタリビアまで飛んでくし。なんで刹那は東京に自室を持ってるんだ。

それにしても国別の人種の描き分けをこの作品は無視しすぎじゃ。グラハム中尉は地位と立場的に WASP だろうにちっともそうみえないし、セルゲイ中佐もあきらかなロシア名なのにモンゴロイドっぽいし。今回出てきた『アザディスタン王国第一王女、マリナ・イスマイール』嬢も、イスラム圏の姓なのに顔つきはぜんぜんアラブっぽくない(黒髪だけ)。
んでそのうち、このお嬢さんがソレスタル・ビーイングと手を組むことになるんでないかい。劇中にそれを裏付ける根拠はないけど。なんかそう思う。

ソレスタル・ビーイングの立脚する拠点が宇宙のプトレマイオスだけ、それすらガンダムの GN ドライヴ頼みでは長期の活動に支障をきたすのは必定。どこか地上の国家と提携する必要があるだろう。それがアザディスタンでいけない理由がどこにある?
それにアザディスタンが『石油の輸出規制を受けている』ということは、使い途のない石油が国内に残ってるってことだね。そうなら3つの軌道エレベータのどれも使わず(三国を出し抜いて)宇宙と地上を往還するための旧来の手段『ロケット』を飛ばすことも比較的容易じゃないか(公式サイトでは『石油の枯渇した』とか書かれてたけど)。

2007.10.26〔fri.〕 :虎よ!虎よ!(豹です)

林檎 Mac OS X 10.5 Leopard が出荷されてて、そこらの Mac ユーザが色めき立っている今日この頃。

以前にも書いたようにいきなりアップグレードはリスクが高いと思っていて、いざというときのためにクローンバックアップをつくっておきたいのだけれど、iMac 内蔵 320 GB のフルサイズのクローンを作れるストレージなど、諸事情ある今の椎葉に買う余裕はなし。もちろん Firewire で外から起動できないと意味ないから、そのへんで安売りしてる USB HDD などでは替えがたい。通販サイトのハイスペックな外付ストレージを羨ましそうに眺める今日この頃。

とりあえずいろんなサイトの使用感やなんやかやを見ておくことにしようか…。
Leopard だけさきに購入してインストールしないという選択肢は、ガマンできるはずがないので除外。
(→ Mac テクノロジー研究所など)

鉄道 ハイブリッド気動車。( → /.J毎日jp
既に小海線を走っている JR 東日本のはシリーズ式ハイブリッド車、いわゆる『ディーゼル発電機を積んだ電車』方式。いっぽう今回 JR 北海道のはモータアシスト式。発進加速などはモータのみ、加速段階でエンジンがかかる。
メカとして気になるのはやっぱり、ハイブリッドとかいうエンジンの仕組みが、ちっともシンプルではない、文字通り『複合機関の集合体』にすぎないこと。こまかく状況別に各機関の動作を制御しなければならないハイブリッドエンジン、メンテナンスにも手間はかかるだろうし、何か不具合が起こったりしたら原因究明にも手間取るだろうし。いろいろ無理してるシステムなんではないかしら。

なんかムリしてみなくてもいいのに、と思いつつ見ている深夜アニメ。べつだん人にオススメできるほどのもんじゃないのは承知しているけれど。まあ自分用の記録として。

TV program げんしけん2 #03『アツい夏の一日』(→公式
高坂のあれは反則だなあ。声の斎賀みつきってのも反則だけど、男が無理にトーン上げて喋ってるようにしか思えない声質は貴重だ。
ED は「くじ♥アン」テーマ曲の「あい」。アツミサオリのナチュラルなヴォーカルがいいよねっ。

2007.10.24〔wed.〕 :関西発・朝の連続テレビ小説

TV program 『ちりとてちん』の脚本がケッタイな件について。
主役は成り行きで落語家の家に居候することになってしまった女の子だけど、そこに至るまでの展開もまともじゃないし、出てくる登場人物がみなタガの外れた(でも関西ではわりとよくおるタイプの)変な人たちばかり。そんで主人公の子が借金とり相手に、自分のほうが悲惨な生涯やったと『哀れ合戦』やって追い返すとか、わけわからん展開が続出。藤本有紀(→ Wikipedia)という人らしい。言葉えらびがいちいち絶妙で話の展開も演出もかなり突飛。昨年の『芋たこなんきん』もたいがい変な話やったけど今回はずっと上をゆく。も、底抜けにしびれましたがな(徒然亭小草若)。

田舎から出てきたばかりのイモっぽい貫地谷しほりの、鳩が豆鉄砲くらったような、『はァ?』みたいな顔が印象的。つか、いっつもそんな表情してるんだわw、この子。

なんでも 1/1 AT をつくった鉄人・倉田光吾郎氏がまたとんでもないものを手がけているそうで。『4mのロボット作ったなんざちっちぇ話だ』。ほんとうに鉄人? …最後の写真。もしや本当に 1/1 ?

なんでも そして WIRED VISION にも素晴らしく無意味なアートの紹介記事が。
『段ボールで作った、こだわりの「実物大」アート』(→ WIRED VISION
合理的な意味を考えてはならないが、惜しみない賛辞を送らずにはいられない。芸術って損得じゃないわ。

その他 さらに素晴らしいアート・パフォーマンス、先日の Xウィングを実際に飛ばした映像。
X-Wing rocket disintegrates in flight - Interview and launch(→ http://www.youtube.com/watch?v=CGvMVn38Eu8
もちろん自力で空力飛行できるわけはないので『飛ばす』というよりは『吹っ飛ばす』と言った方が正確なのですが。

さらにそれを別角度から撮影した衝撃の真相(笑)。いやこれだけでも可笑しいから是非。
What Really Happened to the Life Size X-Wing( → http://www.youtube.com/watch?v=QgF9hBL-CuA

2007.10.23〔tue.〕 :かもすぞー

TV program 関西圏ではほぼ2週遅れの『もやしもん』(→ 公式 )。原作者は関西在住なんだからもうちょっと、なんかこう、配慮を(ぶつぶつ)
原作リスペクト。本編は原作のストーリーを忠実に守り、むしろ愚直なまでに原作のストーリー展開をなぞりながら、『アニメでないとできない』演出と音づくりで密度感を増しています。一緒に視ていたカミさんが『妙にクオリティが高いのは第一話だから?』と訝っていたけど、もともとフジのノイタミナ枠は高品質なんだわ。ハチクロしかりミーナしかりのだめしかり。
あと予想以上にツボにはまったのが菌どもの愛らしさ(笑)。こんなに CG 映え(←造語)すると思わなかったわ。

その他 カミさんが言ってたけど、今朝のめざましテレビで、黒カビ役で出演してるムーディー勝山がもやしもんを宣伝しに来てたらしい。黒カビってどこか目立つ登場シーンあったっけ。いやその前に黒カビとムーディーの芸風は別にかぶってないと思うんだけど、そのキャスティングは何故。これ二年前だったら HG だったんだろうか。

SF メモ:タービンを使わない風力発電『windbelt』(→ WIRED VISION :071017)
すこし前の記事。草笛とおなじ理屈で震動するウィングレットからエネルギーを取り出す。風の共振によって崩壊した、かの『タコマ橋』がヒントになってるそうな。
可動部分が少なくシンプルな構造、バードストライクもほとんど心配ないし、コスト面でも既存の風力発電より有利。性能は未知数だけど、きちんとブラッシュアップすれば、後進国といわず、或いは全世界的に大化けするかも。

2007.10.22〔mon.〕 :どこまでSF

SF ETV 特集『21世紀を夢見た日々〜日本SFの50年〜』(→ NHK 公式 )。昨日の録画を今日みました。

紹介されるのはSFの『歴史』。
我々の世代の原体験、SFの空気をジカに感じたのはヤマトあたりがたぶん最初期で、それ以前は『歴史』としてしか知らない。ウルトラマンは見たけど、物語の下地に敷かれたSFを理解するにはまだ小さすぎた。
そんな時代を懐古する番組。現在の、拡散と同時に希釈されてしまったSFはそのジャンルとしての独自性を見失いかけている気がする。ホラーやミステリやラノベなど、いまやたいがいのジャンルの通底にあるSF。人間が想像力を使って読む『小説』というジャンルに、いちばんSFは馴染むと思う。

だから番組としても、最後の20分、ヤマト以降・新劇場版ヱヴァまでのSFアニメシーンを駆け足でなぞるのは構成として不要なのではないかな。筒井康隆が1975年に主催した SHINCON のテーマとして『拡散と浸透』と言った、その証明として30年後の現代のSFシーンを見せるという意味はわかるけど。
まあ『SF第一世代』『黎明期のSFを支えた人たちの歴史』にコミットした、1970年以前の話、という歴史番組にしてもよかったんじゃなかろか。で、続編として第二世代、ヤマトからガンダムに至る、現代にも通じるSFアニメの創世記に立ち会った人たちの歴史に繋いでみたりすると。そうやって『浸透と拡散』を精緻に記録していったとき、はじめて日本SFの50年史になるんだろうな。

SF ちょっと話かわるけど。
小説は想像力を駆使して読むものだけれども、アニメは想像力を奪われるものだと思っている。
いや、それは語弊があるか。いずれ想像力の所産ではあるけれども、『文字から惹起される多様なヴィジュアルイメージ』に対して、もともとヴィジュアルとして提示されるアニメーションから新たな想像をはたらかせるのは難しい、という意味で。
アニメの製作サイドにはSFセンスが要るだろうが、視る側はとくにSFマインドを必要としない。『ヴィジュアライズされたSFに想像力の差し挟まれる余地は少ない』から。
SF者の冗談はだいたい論理性を無視した(←その段階で冗談と解るようになっている)荒唐無稽なホラなんだけど、その『グレンラガン最終話のような銀河投げつけあう戦い』みたいなホラを本当に絵にされたら、もう視聴者はそこから先を想像できない。文章で『木星を縮退させてブラックホール爆弾のコアにする』と描かれるものを、トップ最終回のように本当に『バスターマシン参号の中核で縮退した木星』という映像にされると、もう視聴者は『あれがブラックホール爆弾』という観念にとらわれて、それ以外をなかなか想像できない。
島3号コロニー。軌道エレベータ。宇宙の戦士。最初にヴィジュアライズされたイメージはその後の世代、その後の作品にずっと影響し続ける。
ということで、できれば誰も『リングワールド』を映像化しないで欲しいなあ、と思っている今日この頃。

SF あ。いま思いついたけど、近年のSFがヴィジュアライズしにくいのはやはり、アニメなどの映像表現に追いつかれないための表現を模索して先鋭化した結果なのかな。飛浩隆さんとかもヴィジュアルに落とせそうで落とせない話をお書きになるし、円城塔さんとか最早ヴィジュアル化など突き抜けた更に先を走っておられる。

その他 ゴキブリは核戦争を生き残ることができるのか? 米ディスカバリー・チャンネルが検証番組を制作 (→ テクノバーン:071021 )
来年2月頃に放送される見通しだそうで。
フツーに考えて、放射線に晒されて DNA が損傷したら、代謝が停止してしまって体組織が維持できなくなると思うんですけど(東海村の例の事件)。あるいは損傷した DNA を自己修復するような妙なメカニズムがあったりするとその限りではないかも。
ただ『また、SF映画でよくあるように放射線の照射を受けた生物は巨大化することがあるのか、科学的見地からの検証が加えられる』とかいうのは、イッタイ何年前ノSF映画ノ話ナノデスカ。


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