バックナンバー119

過去の日記

2007.12.22〔sat.〕 :衰退

Book いまごろ知りました。チクマ秀版社が解散していたそうで。
書店員さんの間ではほぼ瞬時に知れ渡ったようですが、ネットで検索できる限り正式な情報は出てないみたい。会社のサイトはまだあるけど更新されずに放置されてる状態。
12月4日付。清算されるということで、今後もう出版物は手に入らないっぽい。もともと商売になりにくい(売れるかどうかバクチ半分)みたいなチョイスの作品群を、きっちりした装丁と意欲的な編集で発行していたのに、やはりうまくはいかなかったみたいですね。
リアル書店に卸したりすることを思えば、ネット通販全盛のこの時代だからこそこういうニッチな出版物の生き残る道もあるかと思っていたのに。それすらも駄目と言われたら、もう『知られざる/隠れた名作』みたいなものはどんどん埋もれていく一方。もう地方の弱小出版社(チクマ秀版社はもともとそういう成り立ちです)は手を出せない。それこそ体力のある大手にやってもらいたいもの。
…つってもソノラマがなくなる世の中だからなあ。大手は大手で大変。

QuickTime それにしても秋のアニメできちんと見てる作品の少ないこと。
とりあえず継続して見てるのは『もやしもん』だけか。『げんしけん』は途中で止まってる。OO はもう HDD にも残ってない。 (関係ないけど、もやしもん、関東に2週間遅れで放映していた関テレはラスト2話を一挙放映だw)
いまのアニメは原作付き(マンガにしろ小説にしろ)ばかり、それもフォーマットの決まったテンプレートに原作の要点だけを流し込むような粗製濫造がまかり通ってるようで、どれもこれも似通ったツクリのものばかり、深夜枠にやってるアニメどもの『互換性の高さ』たるや。MAD ムービーにしてニコニコにアップされてても、知らない者にとっては繋ぎ目が解らないくらい(偏見)。

そこでこの1月からのアニメ『狼と香辛料』(公式 ← URL の spicy-wolf って意味違う気がするんだけど)。
会話を基調としてその間に差し挟まれる心理描写や心象風景が延々と続き、それが独特のドライブ感を醸成している原作の空気を、アニメで壊さないように表現するのはかなり難しい話。まさか単なる萌えアニメなんぞにされたりしちゃたまんない訳ですが(原作の版元である電撃系のサイトではホロをネタにしたその手の商売が蔓延してたりもするようだけれども)、こればかりは携わるスタッフにどれだけ“原作を愛する心”があるかどうかが肝。

監督の高橋丈夫とやらは検索してもたいした情報が出てこないけど、脚本の荒川稔久は、かのデカレンジャーで唯一『ロボット戦もなければ5人揃って戦いもしない』という、Ep.38 『ハードボイルド・ライセンス』を書いた人だ。椎葉も当時の日記に書いてる(あまり褒めてもないけど→過去戯れ文79:041031)くらい諸方面にインパクトを与えた話。
ああいう話を書ける人ならまあ脚本は心配しなくてもよさそう。

2007.12.21〔fri.〕 :理由のあるエンジニアリング

コンピュータ 日立製作所の変形ロボット「EMIEW 2」を見てきました(→ Robot Watch
足の解釈が面白い。なんのためにこのサイズ(身長/体重)になったか、を含め、説得力に溢れるデザインのロボット。ちっちゃい写真でみたとき『ひこにゃん』かと思ったくらい(笑)可愛げのある姿。

なんでも 海上自衛隊の護衛艦「こんごう」による弾道ミサイル迎撃の瞬間(テクノバーン
なんか朝刊にも出てたようなネタだけど。
キネティック弾頭、ようするに火薬でなく運動エネルギーそのものを破壊力にするミサイル。ぶつけてでも仕留めろ! と。つか高速でぶつけるだけなんだから拳銃の弾とおなじだわね。

SF 運動する物体の破壊力は速度に応じて指数関数的に大きくなるうえ、特殊相対性理論によるとみかけの質量が大きくなるので、拳銃弾くらいの質量でも光速まで加速してやると破壊力はとんでもないことに。
SF的には『亜光速ミサイル』『準光速ミサイル』というネタもあるくらい。
あ。いま気付いたけど光速に近づきすぎるとがんがん質量が増大して最終的にブラックホール化するのか?(笑) 限りなく光速に近い速度で飛来するブラックホール、ってそんなん防ぎようがないぜ(笑)。

一年前にもメモしていた『キネティック弾頭要素の性能確認試験の結果について』(→防衛庁技術研究本部)。リンク先にムービーあり。

その他 日本違法サイト協会(→情報もと:/.J
違法サイト登録第一号は Mac OS のアイコンをパクったと話題になった文化庁のサイト。法律によると違法サイトにアクセスすること自体が違法なんだとか言うそうなので違法行為をしたくない人は文化庁のサイトを見てはいけません。
当時の記事↓
文化庁の著作権サイトが知的財産権侵害? Mac OS Xのアイコン画像盗用か(INTERNET Watch
「ダミーを差し替えるのを忘れた」文化庁、アイコン画像の無断流用認める(INTERNET Watch

メモ:F-35 の垂直離着陸型の実証機が完成、テキサス州で完成披露会が開催(→ テクノバーン

2007.12.20〔thu.〕 :賢狼

Book 狼と香辛料 遅い夕食を摂ったあと(12時前に喰うメシが夕食でいいのかというのはさておき)、先日届いたままそのへんに置きっぱなしになっていた『狼と香辛料』を手に取ってパラパラ眺めていたら止まらなくなって、深夜の台所で(立ち読み状態で)ラストまでイッキ読みしてしまいました。

中世欧州っぽい世界、主人公は行商を生業として馬車で村や街を渡り歩く、駆け出しというほどでもないがベテランとも呼べない商人。十年ほども行商を続けた最近は一人旅にすこし飽きてきて、秋の空にときどき人恋しくなる、そんなある日に遭遇したのが、自分を豊穣の神という娘ホロ。
2007年の『このライトノベルがすごい!』1等賞というだけあって、比較的しずかに進行するわりに、テンポよく話が進みます。とはいえそんなに突飛な展開でもなく、ストーリーの緩急、順当な構成などは定番の枠にきれいに収まっていて、センス・オブ・ワンダーを求めすぎるSF者には食い足りないと思います(そんな人はラノベなど読まんか)。が、ラノベの枠で商売人を主人公にして、商売の駆け引き、先物取引や為替のことまでさらりと触れて、それが話の大枠だったりするあたりはたしかに目新しい。
だけど、それよりもなによりも、このお話のいちばんの勝因はホロ。豊穣の神にして、本来は狼の姿で、でも今は十代半ばの女の子にしか見えず、行商人ロレンスの馬車に潜り込んでいたホロ。一人称「わっち」で語る、老獪なんだかコムスメなんだか、そのときどきに裏があるような台詞を吐くくせに、たまにその姿に合った本音をぽろりと見せたりもして、まったくもって扱いに困る、賢狼ホロ。これを愛でるためだけでも読む価値はあろうというものですよ。

唯一の難点は絵師がまだ未熟らしいこと。表紙と挿し絵で画風が違います。というかホロ以外の絵が下手くそ(笑)。

2007.12.19〔wed.〕 :クリエイタの領分

なんでも 夕張夫妻
なぞの夕張市公認キャラ。夫妻=負債。

なにが謎って、今の夕張市に余計なプロジェクトにかまけていられるカネなど、どこを逆さにして振っても出てこない訳で。それで敢えてこういうキャラクタが存在できる理由。

なんでも仕掛けた広告代理店がわがほぼ全面負担の持ち込みプロジェクトなのだとか。夕張をタネにして商売したところで、なにをどう頑張っても儲けがでるわけない。ビジネスモデルとしてはあり得ない、ほとんどボランティアに近いもの。
その広告会社はビーコンコミュニケーションズ(公式)。広告屋だから広告をつくるのが仕事だけどそれはスポンサーの制約の元での話、カネを払う企業がわがOK出さないと、どれだけクリエイティブで野心的な広告のアイディアを持っていても意味がない。
それでは未来がない、いまのゼニカネではなく将来の広告屋にとって必要になってくることを探せ、という過程で出来たのが、この持ち込み企画だったんだそう。
現代日本でモノづくりやってる限りスポンサーの意向は絶対にちかい。理解あるパトロンに恵まれたような一部芸術家でないかぎり『好きなものだけを好きなようにつくり続ける』ことと『生活する』ことは両立しない。生活のためにスポンサーの顔色を伺うのがワシらのお仕事。

それはそれとして『夕張夫妻』についてちょっと検索してみたら、そんなことやってる場合か、的な否定的な意見もちらほらあるみたい。だけど、その意見は的外れ。難しいことかんがえず、夕張をいじって楽しめればええやん、という程度のオマツリ心理で一緒に笑ってやるのが、クリエイターに対する賛辞になるんじゃないかい。

あ、元ネタは『日刊リウイチ』12月18日付ですけど、タニグチさんの日記読みにくいので(笑)万人にオススメはしません(笑)。

2007.12.18〔tue.〕 

QuickTime 県立北高文芸部 HP

このサイト、どこをいくらクリックしても、素人じみたやっつけのページ以外何も出てこない。
URL の トップページ、すなわち http://www.haruhi.tv/ にアクセスすると暗号がでてくる。
「消失」を読みかえしてパスワードを探すのもだるいので web カンニング。

★県立北高等学校 文芸部ホームページ
プログラム起動条件・鍵をそろえよ。最終期限・二日後(20日をめがけてカウントダウンしている、いま現在既に0日)
 ↓
プログラム起動パスワード:K・N・S・A・K (SOS団メンバーのイニシャルを1文字ずつ)
 ↓
長門のメッセージ終了後、エンターキー入力。それ以外だとdeleted
 ↓
告知ページ。

> 団長:涼宮ハルヒ
> 監督:武本康弘
> 原作:谷川流
> 原作イラスト:いとうのいぢ
> シリーズ構成:涼宮ハルヒと軽快な仲間たち
> 制作:京都アニメーション
> 製作:SOS団
> (C)2007,2008,2009谷川流・いとうのいぢ/SOS団

QuickTime ついでに拾ったネタ、『鋼のラインバレル』TVアニメ化(→公式
原作は一巻だけ読んだけど、主人公の性格がサッパリ理解できず感情移入もできず、親友かと思っていた人物が無惨に退場したあたりで気色悪くなったのでもう読まないと決めた。椎葉の世代にはたぶんこの話の燃えどころがよくわからないんじゃないかと思ってスルーしていたんだけどな。スタッフがむやみに充実してるからちょっと気にしておこうか。

あ、いや、
> キャラクターデザイン・総作画監督:平井久司
これはいかん。

> 監督:日高政光(千羽由利子のダンナ)
> クリエイティブ・プロデューサー:谷口“コードギアス”悟朗
> メカデザイン:鈴木勤
> キャラクターデザイン・総作画監督:平井久司
> 特技監督:板野一郎
> シリーズ構成・脚本:吉村清子
> 特殊設定・脚本:森田繁(スタジオぬえ)
> アニメーション制作:GONZO
> 早瀬浩一:柿原徹也
> 城崎絵美:能登麻美子
> 加藤久嵩:福山潤

2007.12.17〔mon.〕 

なんでも 遷音速の飛行機に雲が発生するメカニズム(→ WIRED VISION
去年も調べました。プランドル・グロワート・コンデンセーション・クラウド(Prandtl Glauert condensation cloud)。
…と思っていたら、おお、一年前にはなかった Wikipedia に項目ができとる(→ Prandtl-Glauert Singularity )。

SF 「アーサー・C・クラーク90歳の誕生日」専用ブログ(→ WIRED VISION /→ /.J

Gundam OO。義務だと思って見てたけど、もうそろそろ倦んできた。主人公チームが上から下まで揃いも揃って全員『うつむき加減で悲しそうな辛気くさい表情』してるんは何ともならんのか。苦悩の表情うかべとればリアルとかシリアスとか思ってるのとちがうか。おかげでキャラの互換性が高くて、たぶんどの役をどの顔で&どの声で芝居させてもよさそう。例えばオペレータのコムスメ二人を椎葉は区別できていないし。誰かさんが二重人格である理由がない≒誰が二重人格でも別にいいんじゃないの。
普通の漫画家さんなら『描き分けができてない』ってボツにするね。

そのほか全部は書かんけど見ない理由なら十指に余る。誰か椎葉にみどころを教授しておくれでないかい。

2007.12.15〔sat.〕 :天災は忘れた恋にやってくる

TV program 今週の『ちりとてちん』
寂しい話で、悲しい話で、辛い話で。
19歳の娘の失恋話だと思って見てるとそれはそれは可哀想で照れくさい展開なんだけど、単なるお涙頂戴にならないのは『現代の喜代美が過去を物語りながらセルフツッコミを入れまくる』というドラマの構造ゆえ。それは理不尽や、そんなことないやろ、とテレビのこっちで思ったときにすかさずナレーションで『ほらきた』『そんなん思ってないのに』と合いの手が入る。
つくづく、このドラマの基本はツッコミと合いの手の姿勢が絶妙であることよの。あとは貫地谷さんのけったいな芝居が見どころw

あと、こないだカミさんに言われるまで気づかなかったんだけど、喜代美の弟・正平ってマジレッドの人(橋本淳)だ。経歴みたらもう20歳で身長も178cmあるそうなんだけど、劇中では160cmくらいの中学生みたいに見えるw ←思いこみ。

2007.12.14〔fri.〕 :VTOL

SF 航空機用エンジンの驚異、ロールスロイス「リフトシステム」(→ テクノバーン
ペガサスエンジンの後継、と思っていたらもっと面倒な仕組みでした。

あとにも先にも一基のジェットエンジンで垂直離着陸を実用化したのはペガサスエンジン搭載のハリアーだけ。こんどの F-35B に搭載するのは、Yak-38 “フォージャー”のような Yak-141 “フリースタイル”のような、前方に搭載するリフトエンジン+後方のターボファンエンジン。…と思ってたのですが。前方のユニットはエンジンじゃなく『リフトファン』とありますよ。わー知らんかった。
なんでも主機であるプラット&ホイットニーのターボファンエンジン F135 からシャフトを繋いで回転力を得ているのだとか。ターボファンエンジン(いわゆるジェットエンジン)でありながらターボシャフトエンジン(ヘリコプタ用エンジン)としても機能する、しかも両者が同時に。なんたる野心的な構造。利点は『エンジンが一基で済むから軽くて効率的』ってことかな。いやリフトファン自体はデッドウェイトに違いないんだけど。それに、構造も制御も複雑にはなってるはずで、でもそれを補う経済性が得られるという判断でしょうか(wikipedia あたりに一応の説明があるけどよく解らない)。

ということでもうひとつ F-35 の記事、『F-35ライトニングII、約7ヶ月ぶりに試験飛行に成功』(→ テクノバーン)。こいつは SVTOL 型の F-35B じゃないみたいだけど。ナナメ後方からのアングルで撮ると胴体のフォルムがよくわかる。翼の形がまったくわからん、とも言う。

2007.12.11〔tue.〕 :ネット書店

Book ブリーダーサービスは終了しておりますが(→ 過去戯れ文110 )、依然として椎葉が本を頼むのは Amazon より bk1 のほうが多かったりします。
だって早いんだもの bk1 。土曜のひるに思い立って発注した本が日曜の昼下がりに来たりしますよ。実質24時間。
あと後払い制でコンビニ用振り込み用紙が使えるし、Amzon で売り切れてても手に入ることがあるし、わりと頻繁にギフト券くれたりするしw

↓ということでお誕生日に500円分ものギフト券もらってしまったので bk1 で散財。3000 円以上が条件だけどそんなん軽い軽い(笑)

昭和のロケット屋さん
林紀幸+垣見恒男・語り/松浦晋也+笹本祐一+あさりよしとお・聞き手
エクスナレッジ/1,890円(304p)
(→ bk1

新宿ロフトプラスワンのイベント「ロケットまつり」で語られたことが本になります。日本の宇宙開発の黎明期を支えたロケット屋さんたちの歴史、と言っても当事者たち〈林紀幸+垣見恒男〉が語るんだからナマの声と言っていいよね。

12月中には発行されるはず。現在予約受付中、けど何故か Amazon にないんですけど(13日現在)。

狼と香辛料
第12回電撃小説大賞銀賞。シリーズはいま6巻まで出てるけどまあ1から順に読んでみようかと。(いつ読めるかわからんけれども)
(→ bk1

ちりとてちん - 連続テレビ小説(NHKドラマガイド)
放送開始とほぼ同時に発売されたムック本。
Amazon では既にプレミア価格 1,980 円とかになってるけど他のネット書店では定価(1,050 円)で売ってるよ(→ bk1)。

ちりとてちん(上) (→ bk1
ノヴェライズ。半年シリーズの11週目、今週放送分の『天災は忘れた恋にやってくる』まで入ってます。
あの話はよく練り込まれた脚本に必ず一度はヒザを打ちます。
タイトルが、落語の『ちりとてちん』と、喜代美が三味線の稽古で挫折した練習課題曲『ちりとてちん』とのダブルミーニングだったとか、伏線の張り方がいちいちすさまじい。先週の『へしこ丁稚羊羹』はじめ、シリーズ最初・少女時代の2週間分のエピソードがほぼ無駄なく伏線として活かされている、とんでもない構成力。
まあ小説として読むとあんがいフツー(笑)なんだけど、これを15分刻み/6回単位の連続ドラマに収めて、毎週欠かさずクライマックスを用意して、ほんでそのクライマックスでたいがい泣かされるのは、やはり脚本の力、だと思うのです。

機動戦士ガンダムUC 4巻「パラオ攻略戦」特装版
4/26 発売、予約は1月末まで。ずいぶん先の話じゃな。バンダイの MG ユニコーンは年内には出るんですよね。
角川の通販ページに特典の「ビームガトリングガン」の画像が公開されていますね(→ web 角川)。二丁付属、というか二丁装備がデフォルトらしい。ヘビーアームズ改の持ってたヤツみたい。
しかしビームガトリングてのもたいがい破天荒な設定ですわね。ヤクトドーガのビームガトリングは反動でかなり銃身が振れていたはずで、片腕に二丁も装備してしまうとおそろしいことになりそうなんだけど、ガンダムが高性能ってことで解決しちゃうんだろーか。

Book 無料マンガ誌「コミック・ガンボ」1年足らずで休刊(→ 産経
ありゃっ。やっぱり無理でしたか(笑)。
休刊の理由が『諸般の事情』っていうあたりが、このビジネスモデルそのものを否定しているわけではないと思いたい。けどたぶん戦略的なミスを重ねた末の経営の悪化でしょうな。
日高トモキチのトーキョー博物誌が中断してしまうのは残念なり。

GUNBO.jp からのお知らせ(→コミックガンボ
もきログのコメント( 12/12 )。「でも明け方に金星が見えるのは東の空なのよ、ダン!」

なんでも 渇水に悩む長崎県佐世保市、「人工降雨」を実施へ(→ 朝日
佐世保市は『航空機から雨雲に向けて液体炭酸をまいて雨を降らす「人工降雨」を年内にも実施し、水不足の解消を目指すことを決めた。人工降雨の研究を進める九州大学に実験してもらう形式で実施する』のだそうです。手段は『気象レーダーで雨雲の位置を確認、航空機からマイナス数十度の液体炭酸を噴射して雲の中の水分を凍結』するというもので、厚さ1キロ以上の雨雲があることが条件で、いままでの成功率は5/6。九州大の西山浩司助教(気象工学)。
人工降雨とは言いますが、触媒になる物質の散布量は微々たるもののはず。降雨の呼び水にはできるでしょうけど、まだまだ不確実なものでしょう。

メモ:「WindowsアプリをMacでそのまま実行可能」の日は近い?(→ WIRED VISION

2007.12.08〔sat.〕 :鼠が拗ねた

林檎 iMac の Mighty Mouse のスクロールボールが部分的に回らんようになりました。
上と左右は大丈夫だけど下方向が回らない。縦スクロールは web ブラウズの基本、これが禁じ手なんはめんどーだ。
ダメ元で分解清掃するか、と思ってネットで軽く検索してみたら、労せずして『Appleマイティマウスを分解しないで掃除する。』(→ Any Way You Want It )というブログエントリを発見。
どうせ壊れたら買い換えだし。
apple のサイトにある『Mighty Mouse の清掃方法』は漠然としてて具体性に欠けるし。
つーことで念のために他のサイトも調べて、と web をウロウロしていたら、はれ?
いつのまにか治っとる。
ホコリか何かが軽くひっかかってただけ、だったのかもしれませんな。
でもマウスを使ってると指の脂がいつのまにか中のほうまで浸透してホコリを巻き込んだりしてるもんです。冬の間はまだしも夏までにはこのサイトが役に立つこともあるでしょーな。

メモ:12月14日、双子座流星群(→ AstroArts )。
今年は好条件だそうですよ。

メモ:「朝ドラあけのアナウンサーの表情」のナゾ(→ Excite bit
気のせいです(笑)。

メモ:転んでもたたかれても痛くない服 イギリスの研究所が驚きの新素材を開発しました。 (フジ
SFだ。できてるらしいと噂は聞いていたけど、商品化ですか?

web その他、さいきん拾ったまま放置していたニュース/記事/備忘。

QuickTime マクロス25周年記念特番が12月23日(TBS)&12月28日(MBS)放送決定(→gooアニメ
マクロスFだそうです。Fはフロンティア。来年春からの TV シリーズ。監督はいつもの河森正治だから、いままでのシリーズとそう変わった話にはならんでしょう(ひどい)。
主役バルキリー?は VF-25。パースの強い設定画CGがもう模型誌などには載ってたりしてたけど、それから見る限り変形パターンは VF-11 あたりに近いような。

SF トヨタ、『トヨタ・パートナーロボット』の開発概要を発表(ニュースリリース
このどうしようもないデザインのダサさはどうにもならんかったんか。モビロとやら、80年代のC級ロボットアニメに出てくるゲストメカかと思ったよ。バイオリンロボットに至っては鉄腕アトム世界でモブシーンに描かれてるレベル。
それにしても理解に苦しむ。パートナーロボットとはいうけど、どのへんをターゲットにして開発してるのか見えてこない。先鋭的エンジニアリングの常として見えてくるハズの『こんなんつくったんやけど、どや!』という、技術者の矜持とか見栄とか自慢げな気配とかも感じられないし。

SF ビジネスデザイン研究所、恐竜型ロボット「PLEO」を公開(→ Impress Robot Watch
今のニュースとして価値のあるロボットってのは、例えばこんな『愛玩用』に特化した恐竜マスコットロボットとか。
技術者の『どうだいここまでキュートに動かすことができるんだぜ』オーラをまとっているよね。

QuickTime 福山“ロレンス”と小清水“ホロ”の旅路は?「狼と香辛料」アフレコインタビュー! (→ 電撃オンライン
福山潤+小清水亜美っちゃつまりルルーシュとカレン。インタビュー読む限りフツーのアニメになりそうにない、二人芝居の舞台演劇みたいに見えるんだけどな。フタを開けてみるまではなんとも。オンエアは2008年1月より独立U局、全12話予定。
公式

鉄道 次世代路面電車LRT続く進化…“都会の足”へスマートに (→ フジサンケイビジネスアイ
構想段階の話は何年も前からいろいろ聞いてるけど実用に至ったのは旧富山港線・富山ライトレールくらい。フル規格の鉄道新線をつくるわけではないから敷設コストは低いはずだけど、やはり道路に敷くとなるとクルマ乗ってる者には心理的圧迫があるような。記事では
「どうして鉄道にこだわるのか、道路を走るならバスでもいいのでは」。須田教授に率直な質問をぶつけたら、こう返ってきた。「道路に線路があると安心感が全然、違うんですよ」 って書いてますけどね。椎葉はまごうことなき鉄属性でレールマニアだけど、既存の交通インフラと相乗りさせるにはまだいろいろ面倒がありそうですよねー。

ローマ市内のトラム でもローマもナポリも、郊外と都市部を結ぶのはトラム(=路面電車)だったりしましたよ。三連接車輌の LRT 型電車もたっくさん走ってましたよ(右の写真は足回りがちょうど隠れてるけど台車3つの二連接車体です)。街並みは古いものをそのまま残しつつも、その隙間できちんとクルマと同居して走ってる姿に、なんだか妙な安心感を覚えたのも事実。

参考→ローマのトラムナポリのトラム

2007.12.05〔wed.〕 :ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる

おたんじょうびがあらわれた
おたんじょうびははっぴーばーすでーのうたをうたった
椎葉はとしをとらされた

CODE GEASS ルルーシュも今日が誕生日(笑)。
そういえば MBS 地上波は17:30-18:00 でコードギアスの再放送してるのですけど、12/8放送分は第06話(全25話)『奪われた仮面』で、そのままガンダム OO(18:00-18:30)に繋がってるんだけど、こっちは第10話(全25話)。

このままではガンダムのほうが1ヶ月もはやく終わってしまう。タイミングがあわん。ガンダムの後番組でコードギアスの第二期が入るという噂はやや信憑性を欠くんではないか。いやいや再放送コードギアスを1時間枠に拡大して、最後を2話ずつ2回放送すれば辻褄が合う…(妄想中)

その他 ローマに行った同行メンバーは10人、それぞれがデジカメを持っていたりいなかったり、誰かのカメラに写ってたり写ってなかったり、椎葉のように電池切れで半日以上の空白があったり、あるいは椎葉のように行き帰りの機内食まで記録してるヤツがいたり(笑)、せっかくだから10人みんなで写真を共有しましょう、と呼びかけて(←これは現地でそういう話になった)、椎葉がそのとりまとめをやることになっておりまして。

膨大な量になるだろう写真データ、CD-R で何枚組になるかな、と思案していたところ、web 上で大量の写真データを保管・共有できる JOYPIX というサービスを発見。PhotoWonder なる会社がやってるサービスらしい。(→紹介記事
なんせ最大 5GB で無料だし、ライブラリからプリントしてくれるサービス(@29円)もついてるし、まあ試しにこれで公開してみるかとアカウントをとったのが2日の夜中(日曜日)。まあこれならいいんじゃないかと思ってたら。

4日夕方からずっとメンテナンス中って白紙画面のまんま。

ソースも
<body>現在メンテナンスを行っております。<br>誠に申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。<br><br>制作チーム</body> などというシンプルきわまる表示。こりゃまた判りやすくトラブりましたな(笑)。大丈夫かなこのサービス。

6日朝:まだメンテ中。一時トップページだけ復旧したけどあらためてメンテ画面になった。もっとマシな画面ですけどね。17:00終了予定って書いてありますよ。

6日夜:トップページが戻りましたけど『現在機能の一部及びオンラインショップはご利用できません』状態。オンラインショップはともかく、機能の一部が何かわからない。とりあえず使ってみたけど、
写真のアップロードができんじゃないか
みんなの写真をアップロードできないのでは意味がない。しかも復旧がいつになるかわからんというし。

林檎 .Mac の web ギャラリーなら iPhoto 連動だし Mac からアップロードするのは JOPIX の3.6 倍くらい楽なのは解ってるんです。
だけどこやつ、けっこうハイエンドの動作条件を要求してくるうえ、生半可な win PC ではかなり表示が遅くなるみたいし、なによりこのアカウントを職場にはヒミツにしてるのがナヤミドコロなんですわ。…まいいや、使えないよりはマシだ。web ギャラリーで公開しようかな。

2007.12.03〔mon.〕 

ローマ行ってた一週間、浦島太郎になっているあいだに仕事の段取りはめちゃくちゃになってて。

帰宅後、録画分も消化せねばならぬとテレビに向かうも、それこそ旅行前から二週間ちかくも撮り溜まって溢れかけている HDD レコーダにげんなりして、ん、あと3時間分残ってる、今日見なくてもまだ大丈夫、足りなくなったらガンダム消しゃいいし、とか思いながら後ろ向きに倒れ込む。

2007.12.02〔sun.〕 

土曜は午前中にムスメの学芸発表会のために小学校まで出向き。
午後は旧知の仲間で集まって忘年会とかいろいろ。

一次会の料理はとても旨かったのですが、どうもいつも以上に深酒をしたようで、二次会のカラオケ(むろんメチャクチャ濃い選曲ばかり)のあたりからよく覚えてなかったりします。翌日になって腕や足に身に覚えのない筋肉痛が起きてたりして。なんか知らないうちに大立ち回りをやらかして皆様にご迷惑でもおかけしたかと戦々恐々。

そして日曜日は、二日酔いというわけではなかったものの(あれだけ深酒をしてなんで残らないのかも謎)、しかし何故だか起きあがる気力が湧かず、日がな一日のんべんだらりと寝て暮らしておりました。
夜になって、ああ折角の休日アレもしたかったこれもしたかった。後悔先に立たず。

2007.11.30〔fri.〕 

TV program 『ちりとてちん』の細かすぎる演出が話題!?(→ エキサイトニュース
だっておもろいもん『ちりとて』。伏線がどうとかいうんはもうドラマなんだから当たり前、そんなのひっくるめた脚本がものごっつしっかりしてて、『意地の上にも三年』なんてタイトルの週なんざ、主人公のみならずその家族一族郎党にくわえて徒然亭一門とその周囲のひとたち、いろんな三年の意味をぜんぶのっけて、徒然亭草若の三年ぶりの高座『愛宕山』にもってゆく、その練り込まれまくった脚本と演出にまんまと載せられて、土曜日の放送で滂沱のごとく泣いてしまいましたわいな。

それにしてもさいきん涙腺ゆるんでるみたい。『グレンラガン』で泣かされ『電脳コイル』で泣かされ『ちりとて』で泣かされ『電王』で泣かされ。

2007.11.28〔wed.〕 :洋行帰り

なんでも イッターリア行ってまいりました。研修という名目で。
スペイン広場 総務のほうからさいしょに希望を訊いてきて、どこでもいいと言うからエジプトに行かせろと答えたのに聞き入れてもらえませんでした(当然だ)。ならすこしでも地中海に近いほうを、と希望したらローマになりました。そんな経緯なので、失礼ながら別にローマでなければならない理由はとくになかったのですが。

でも行ってみたらことのほか楽しめました。
歩いて回れる範囲に1000年単位の名所旧跡がゴロゴロしていて、その密度は京都どころではありません。ローマの休日で有名なスペイン広場からトレヴィの泉、パンテオン、ナヴォーナ広場、フォロ・ロマーノからヴェネチア広場をぬけてコロッセオまで、ぜんぶ徒歩で移動できる驚愕の距離感覚。東京駅からお茶の水を経由して東京ドームまで、あるいは梅田から心斎橋まで、くらいの距離感。じっさいに日本では歩くより電車だけど、ローマ旧市街は道がブツ切りでまっすぐでないうえ、さらにその途中がコマギレの一方通行になってたりして、バスもタクシーも迂回しまくるので、結局あるいたほうが早かったりするのです。
まあそんな次第で、ローマ市内観光 MAP みたいな雑誌にのってる地図の範囲って思ったよりずっと狭いのでした。

実質滞在したのは三日。
一日目の午前中にデジカメの電池が切れるという大惨事に見舞われてえらい騒ぎに。
二日目にも午後の比較的早い時間に電池残量の警告が出て、はてそんなに酷使してるつもりはないんだけれども。
三日目はローマ市内を自由行動だったからそんなに撮影頻度は高くなくて何事もありませんでしたが。
ちなみに持って行ったのは、カミさん所有の Panasonic DMC-FX30 なる、胸ポケットにおさまるコンパクトデジカメ。
教訓:まったく使ったことのないキカイを旅行に持ち出すのは止めよう

なんでも CVN75 ナポリの港で、沖合にどうみても米軍の空母に見えるシルエットが見えていますよ。ガイドさんに訊いても解らないと言うし(あたりまえだ)、ズーム最大でも3.5倍にしかならないので厳しいかと思いつつ写真だけは撮っておいて。
帰って調べてみたら案の定、アメリカ海軍の空母ハリー・トルーマン USS Harry S. Truman CVN 75 というやつでした。11月20日から6日間ナポリに寄港していたんですと。(→ アメリカ海軍ニュース
Wikipedia によると 1998 年就航のニミッツ級8番艦、ほぼ最新鋭と言ってよい空母みたい。なんでナポリにいたのか知りませんが。なんにせこんなとこで米海軍の原子力空母に遭遇するとは思わなかったわ。

2007.11.20〔tue.〕 :英雄譚

movie 映画の『ベオウルフ』のタイトルを聞くたび何故かいつもミッターマイヤーを連想していて、はてミッちゃんの名前はウォルフガングなのにどこで記憶のすり替えが起こったのかと思っていたけど、そういや乗艦の名前がベイオウルフだったか。すっかり忘れていた。

あと思い出すのはベーオウルフ・シェイファー。
『生まれつきトラブルを避ける処世術に欠けている』と評される、でも死なない程度の巡り合わせは持ち合わせている、不幸なトラブルにまみれている人。ノウンスペースシリーズの主役級の人物。中性子星の探検をしたり、超光速艇ロングショット号で銀河中心にブラックホールを発見してパペッティア人逃亡のきっかけをつくったり、ルイス・ウーの養父だったり。

いまそのへんを調べてて呆れたのだけど、なんで Wikipedia には『ウォルフガング・ミッターマイヤー』の項目が単独で存在するのだ。むろんオーベルシュタインやロイエンタールも存在する。もうそれ以上は調べてないけど。

林檎 無料動画配信サービス「GyaO」が、Microsoft(R) Silverlight(TM) による配信を開始 (→ MS
まぢですか。いや silverlight での配信がはじまれば Mac でも、という話は聞いてたけど、もっと先だとばかり思ってましたよ。

ところで GyaO のトップページにも『 Macユーザーに吉報! PC環境を選ばずに話題作が視聴可能』トカいう記事があることにになってるんだけど、クリックしたらレジスト画面になってメアド登録しろって言われるの。ニュース見るだけでなんで登録せにゃならんのだ。

2007.11.19〔mon.〕 :生物化学

SF オイルを作る藻が、日本を救う?(→ WIRED VISION :071116 )
新種、『軽油産生微細藻』というもの。どういうことか細胞内に軽油と同じ成分を蓄えるのだそうで。
『先端生命科学研究所』の『細胞のメカニズムのシミュレーション』とか『メタボローム解析技術』とかいう記事の内容ももなかなかですが、ここからリンクされている『大腸菌の細胞内で起こっている代謝を図にしたもの ExPASy - Biochemicals Pathways 』が、目眩がするほど魅力的。大きくプリントアウトして系を辿ってみたい。一日やっても飽きないよ、きっと。

バクテリアで水素を生成する新手法(→ WIRED VISION
実は水素を生成するのはたいへんです。電気分解でできるじゃん、というのはエネルギー効率を無視した場合(水素を燃焼して得られるエネルギーより電気分解のエネルギーのほうが大きいから)。
だから水素の効率的な製造は重要な研究テーマ。ペンシルベニア州立大学の研究者によって発表された、バクテリアを使って有機物質から水素を抽出する新手法だそうです。


椎葉戯文堂バナー