コルトー・コレクション

ロンドンの南、ケント州の町アッシュフォードから更にしばらくバスに乗る。近くにはパブが一軒、郵便局をかねた雑貨屋が一軒あるだけ、しかも宿泊できるところは歩いて30分ぐらいのBandB、という都会が嫌いな私にとってはなかなか嬉しいところである。ここにハープシコード、フォルテピアノ併せて200台以上ある。かの有名なピアニストコルトーとは何の関係もない、一地方の建築会社のオーナーが、この膨大なコレクションのオーナーでもあった。キューレターがいなくなって久しいと言うこともあり、状態は必ずしも良好ではなかったが、今はどうなっているだろう。ハープシコードはそのほとんどがイングリッシュ、フォルテピアノもイギリス製が多いが、マテウス・シュタイン(ナネッテの弟)の大変良い6オクターブもある。

Colt Clavier Collection ;Bethersden,near Ashford,Kent,England

コルトー・コレクションのメインの建物
建物の中にはいると、圧巻
1820年代のエラール
エラール、そのごく初期のダブルエスケープメントを持ったアクション
右に見えている緑色の板が実は大変珍しい現存する第2響板。楽器はクレメンティの スクエア
そのクレメンティのスクエアピアノのアクション部分。弦の上に載っている可愛いひょうたんの様なものはダンパー(消音装置)
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