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-グリーンガイド・ハトの穴-

ハト係長の1つ穴、2つ穴**、3つ穴***

私が2002年に訪れたサイトのうちで2003年には訪れてもらいたい、そんなサイトを集めてます。ミシュラン風に穴が最高で3つ、穴はそのカテゴリーにおける非常に質の高いサイトを示しています。また1度は見ておきたいサイトです。2つ穴は何度でも訪れたくなるような魅力的なサイトを。3つ穴は忘れられない鮮烈なメモリーのために毎日でも訪れたいサイトを示します。

サイト紹介の見方

サイト名 & 管理者(敬称略)
解説

 

"FUNNY" GAMER'S HEAVEN (FGH) 石橋(宿無彦)
クソゲー(クソみたいなダメダメゲーム)レビューサイト

侍魂斬鉄剣といった10万アクセス/日のビックサイト(コミケをやるとこではない。が、まぁ同じようなもんか)の始祖となったサイトとして有名。口の悪い人は全てがFGHの亜流、パクリだとすら言われます。

ですが、内容はまったく違いますので注意。

クソゲーレビューの先駆けとして、また個人サイトからメディアへと出た先駆けとして、故に多くのテキストサイトの目標となり、テキストサイトそのものの始祖の1人だといえます。FGHが流行った頃はみんな侍魂みたいなサイトデザインでした。競馬の始祖で言ったらダーレー・アラビアンです。注・サラブレッドは全ての馬が、たった3頭の馬の子孫で成り立っています。その中でもサラブレッドの8割がダーレーアラビアンの直系の子孫です。あまりに多くの人が模倣したので逆説的に廃れていくのはファッションと一緒です。

クソゲーレビューは本になっていますので、運がよければ手に入れることができます。ちなみに私はもってます。

手に入れることが困難な場合はFGHでその一端を垣間見ましょう。

参考 機械 現在の石橋さんのサイトです。

 

侍魂 建
サイトを見る限り、気軽に友達になれそうなデザインに内容なんですが、その実は社会現象となるほどの影響力を持ったサイトです。

新しいモノやオリジナルのモノはありませんが、これぞテキストサイトと言った趣があります。私にとってはオースティンパワーズを見ているような、タイムスリップ感覚を楽しむサイトです。

もしくは、特別なモノが無いこのサイトが、膨大なアクセスを得る様を見て楽しむのがよいでしょう。

 

ろじっくぱらだいす ワタナベ

元々はエロゲーレビューサイトでしたが…

"FUNNY" GAMER'S HEAVEN隆盛以降、文字サイズを大きくするフォント煽り系は廃れ、代わりにコジャレ系と呼ばれるファントは小さく、色合いを統一してサイトイメージをポップにしたものが流行りましたが、その中で漫然とシンプルサイトを貫きとおしたのがこのサイトです。

とにかく更新量が半端じゃありません。ほぼ毎日更新。ほぼ100%オチのある文章を書いてます。これはハマリますヨ。

運営方針もいたって前向きで、ワタナベさんは間違いなく日記を書くことが無上の悦楽と化しています。読んでいて、本人が愉しんで日記を書いているのが伝わってきます。注・こうゆー場合、往々にして実生活が楽しいとは限らない。またポジティヴなわけでもない。ダウナー系のドラックをやっている感覚だろう。

人気の割に大きく打って出ないのがやきもきするファンも多いでしょう。しかし、インパクトのあるコンテンツが無いのも事実です。

しかし、彼は常にそれ(自分のサイトで武器になる、勝負に出れるなにか)を探しています。その意味ではまだまだ発展途上と言えるかもしれませんが、大きな可能性を感じつつ…

***

 

抹風(トマホーク草) ゴレ

対話形式のシュールコント。パラレルワールドを楽しめます。

趣きとしては、星新一のショートショートに近いかもしれません。でも星新一先生よりもおもしろいこと請け合いです。私が今一番好きなサイトです。

非常に完成度の高い日記が頻繁に更新されます。普通の日記とは違うので、新作が発表されたといった感じです。ありがたみが違うね。

しかし、タダ(無料)でコレが読めてしまうのは逆にインパクトを弱めているかもしれません。それだけレベルが高いのでちょっと存在を遠く感じてしまいます。

ネット日記でありがちで、そして多くに求められるであろう、プライベートな事情から起こる感情の発現たる文章が少ないのが、また魅力でもあり物足りなさを感じるところかもしれません。

あくまで作家と言う感覚…

しかし、本人の文章を読む限り、だいぶ抑圧された感情を貯めていそうですから、いつか感情が爆発したような文章にお目にかかれるかもしれません。もしかしたら、まったく別のサイトとかで人知れず爆発させているかもしれませんね。

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肉球学入門 nifty

肉球です。みんな好きだと思いますけど…どうでしょう?

しかしテーマとして肉球はイイと思います。

ここで扱っているのは「肉球の正体」「肉球の育て方」のふたつだけですが、他にも「肉球の野望」「肉球の車窓から」「肉球の建物探訪」「肉球onLine」とかいろいろ企画を考えられますが、考えてみただけです。

穴 ナシ

 

ネカマ道 ネカマ裁判

ネカマをなさってる方々のサイトから代表たる二つを紹介させていただきます。

過去、ネット上には女性は存在しないとされていました。もし、貴方がネットで女性と出会ったら、それは架空の存在、捏造された遺跡、秩父原人…そうネカマ以外の何者でもないのです。

現在、出会い系もエスカレートし、それがきっかけとなった犯罪が多発しているのを見ると、、、あんな犯罪しちゃうような奴にひっかる女がいると言うことは、そーとー女性が増えてるぞ! 簡単にひっかるじゃないか! 出会い系やんなきゃ!

そんな男達のおかげでネカマサイトは不滅です。

しかし昔と違って、ネットをやる人間もマトモになってしまいました。

ネカマ道では比較的古い世代のネット者がネカマに会っています。パソコンオタク、アニメオタク、素人童貞、自称バンドやってます、竹之内豊似です、セックス上手いです、私とセックスすれば絶対にイケます、慶応です、そんなクズな人たちの痴態を思う存分楽しめます。

翻って、

ネカマ裁判のほうは、比較的マトモ…でも、薄皮1枚はがせば下心ミエミエな彼らの姿を嘲笑できます。さらに、このサイトではあまりにも下卑た下心を持つ人間には、裁判の判決としてメールボムが送られてきます。しりきれトンボになりがちなネカマですが、このサイトはちゃんと制裁を加えているので読後感も清涼です。

ま、一般の男性像に当てはまる人でしたら、ほとんど有罪になってしまうと思いますが…

**

 

atoz

すごい事やってますが興味は分かれるかもしれません。

3D Escher、コンテンツはこれだけですけども、これはエッシャーのだまし絵を3次元化しています。それもCGじゃなくて模型…だまし絵って絵だから可能なんじゃ? とか思っていましたが、それが乏しい想像力を自覚していたにすぎません。やっていることは分りづらいと思いますが、すごいと思うのです。労力、知力、創造力、並々ならぬものを持っています。

このサイトでは、エッシャーのだまし絵の模型を360°回転してみれたりもできます。すごいです。

また模型の解説、エッシャーの解説、トリックの解説の端々に、彼のエッシャーに対するリスペクトと哲学が溢れています。

笑えるようなものではありませんが、このサイトまで辿り着くような人は言葉のロジックを愉しむのが好きだと思います。これは画像のロジックですが、イマジネーションの世界をたゆたゆとするのにはうってつけだと思います。

「相対性」という題名からして、エッシャーの真意というかメッセージは別 にあるのではないかと考えているうちに、エッシャーが夢に出てきて語ってくれました。 この絵は、人間社会の縮図です。価値観、考え方の異なる人間同士を、XYZ軸それぞれ異なる次元で活動する人間にたとえました。建物内部は、XYZ軸それぞれの次元に住む人間、すなわち価値観の異なる人達が入り乱れて社会生活を営む場であり、建物の外部はそれぞれの次元の人間が作ったユートピア、すなわち価値観を同じくする人間だけの世界であり、次元の異なる人には絶対踏み込めない領域です。

**

 

大夜逃げ学
夜逃げの仕方を教えてくれるわけじゃありません。逆です。取り立て屋の取り立て講座です。それも事故寸前の案件を担当する(と言うか、払えない、払わない人)金融業(けっこう大手)の法律専門員のお話です。

しかし、堅い話はまったく無く、著者の取立屋さんは、相当な鉄道マニアで、かつ取立マニアです。この取立マニアと言うのは、借りた方にとっては不幸極まりないマニアで、

「結果的には金は回収できなかったが、債務者をとことん追い詰めたので満足。だってマニアだから。」

取立人は会社のため、正常契約中お客さんへの低利資金提供を維持するため、でまあ何より知的満足のため、がんばっとります(^^ゞ

と言う、(採算度外視の)取立を行っております。(それも取立が不可能と思える案件を担当しているからこそできる遊びなんだそうですが)

世間でよくある「自己破産」とかしても諦めない取立(自己破産しても借金が消えない場合もあるそうです。破産はするのでイイコトなし)が爽快です。その語り口も

取;まあ、こんだけ悲惨な状況であるし^^;
取;ぼく一人だけ異議申立しても・・・
取;裁判官止めてくれるだろう(^^)
と、他力本願な思いと共に

レッキとした定職あるサラリーマンが、欲かいてやった先物取引で1,600万も損したなんざ、浪費ってんじゃないすかねえ?

という趣旨で異議申立いたします。

 ところが。
 その異議申立通っちまったのであります^^;

取;おわわ〜^^;
取;ごめんよう(^^ゞ

と、軽快です。文字煽り系もやっぱなにかスキルを持つ人がやると日記系とは意味合いが違います。

語り口がわかり安いし、なにより口調がカワイイです。

私;あ、テレビだ!
執;2台目だね
私;もらおう、もらおう(^。^)
執;(べた)→赤い紙を貼る
子:おじさん、なんで持ってっちゃうの?
執;んー
私;うん、おとーさん家の中身いらないんだって

あははは、コエー

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