Top > WAP2.0 > EZweb用XHTML目次 > <input>

WAP2.0

EZweb用XHTMLタグリファレンス

<input>[XB][XM][EZ][W2][cH]

テキスト入力欄や送信ボタン等、入力フォームを構成する部品を作成します。
type属性の値により、一行テキストフィールド・チェックボックス・ラジオボタン・送信ボタン・リセットボタン等の異なる部品となります。
<form>〜</form>要素内に記述します。空要素なので「/>」で閉じます。

構文

<input 各属性 />

必須属性

なし

属性

属性名 対応状況 説明
id
class
title
xml:lang
nocH ユニバーサル属性」参照
style noXBnocH
type   入力欄のタイプを指定する。
説明
text 1行のテキストフィールドを作成する。
*size属性でフィールドの幅を指定可
*maxlength属性でフィールドの最大文字数を指定可
*format属性でフィールドの入力文字種制御を指定可
checkbox チェックボックスを作成する
主に選択肢の中から該当項目を複数選択できるように
する場合に用いる。
*checked属性で、あらかじめその選択肢をチェックして
おくことができる
radio ラジオボタンを作成する。
複数の選択肢のうち、1つだけ選択させる場合に用いる。
*checked属性で、あらかじめその選択肢をチェックして
おくことができる
password パスワード入力用の1行テキストフィールドを作成する。
このフィールドに入力された全ての文字は、アスタリスク(*)に
置き換えられて表示される。
*size属性でフィールドの幅を指定可
*maxlength属性でフィールドの最大文字数を指定可
hidden 画面上に表示されない(編集されない)フィールドを作成する。
ユーザーに見せる必要のない情報を格納し、外部プログラム
などに送信するために用いる。
submit form要素の設定に従い、そのフォーム内のデータを送信する。
*value属性により、その値がボタン上に表示される文字となる
*localsrc属性により、その値として指定したビルトイン・
アイコンを表示させることもできる
reset フォーム内の全ての内容を初期値に戻す。
*value属性により、その値がボタン上に表示される文字となる
*localsrc属性により、その値として指定したビルトイン・
アイコンを表示させることもできる
name   その入力フィールドの名前を指定する。
フォーム内容を受け取る外部プログラム等が、データを見分けられるように
するために指定する。
ラジオボタン・チェックボックスでは、共通の項目に対する選択肢には、
すべて同じ名前(name属性値)を指定する必要がある。
value   type="checkbox"または、type="radio"の場合、
→それぞれの選択項目の値となる。通常必ず指定する。

type="reset"及びtype="submit"の場合
→ボタン上に表示される文字列となる。
  省略するとブラウザ依存のデフォルト文字列が表示される

type="password","hidden","text"の場合
→そのフィールドのデフォルト値となる。
  type="hidden"の場合は必ず指定すること。
checked   値は'checked'固定。
フォームが読み込まれた時に、ラジオボタン・チェックボックスが
チェックされた状態となる。
共通の項目に対する選択肢のうち、1つのみに指定できる。
size   入力フィールドの幅を半角文字数で指定する。
デフォルトは"20"(20以上にしない方が無難)。
type="text",type="password"の時に有効。
maxlength   フィールド内に入力できる最大(半角)文字数を指定する。
type="text",type="password"の時に有効。
accesskey   '0〜9'|'*'|'#'
端末のキーパッドで該当キーを押すと、その番号(記号)に
結びつけられている入力フィールドにフォーカスが移り、
入力ができる状態となる。
各リファレンスによると、リンクの左隣に指定した番号(記号)キーが表示される
とあるが、SDKでは表示されない。<ol>要素等と組み合わせることを想定して
そのような仕様になっているのかもしれない。
WAP2.0対応機以前の機種では、<a>タグ内のaccesskey属性について
「0」及び「*」、「#」指定をサポートしていません。
emptyok noXBnocHnoW2 'true'|'false'
空文字列入力を許可するか否かを指定する。
  • 'true':空文字列入力許可
  • 'false':空文字列入力不可
デフォルト(省略時)は'false'
ただし、format="*M"がデフォルトなので、emptyok属性・
format属性ともに指定していなければ、空文字列入力許可となる。
format noXBnocHnoW2 入力フィールド内で、入力文字種制御を行う。
<input type="text">において指定可能。
この属性が指定されていると、value属性値がそれに適合しなかった場合、
ユーザーに通知して再入力を促すようになっている
(本来は、wml:name属性の働き)
デフォルト(省略時)は、"*M"
フォーマット指定について、気がついたことをページ下部
WAP2.0機におけるformat指定の注意事項」に記述しました。
文字種 説明
A 文字のみ(数字不可、句読点・記号可)
a 文字のみ(数字不可、句読点・記号可)
N 数字のみ(句読点・記号不可
C3003Pでは、「*」「#」の入力可
n 数字のみ(句読点・記号
C3002Kでは動作しません。C5001Tでは動作します。
 ご指摘下さったバーニィさんに感謝します。
 C3003Pではまともに動作しません。
 この文字種指定については、「注意事項」をご覧下さい。
X 文字・数字・句読点・記号
x 文字・数字・句読点・記号
M すべての文字
(最初は英大文字(EZwebでは全角漢字)モード
(変更可)
m すべての文字
(最初は英小文字(EZwebでは全角英数)モード
(変更可)
特殊指定 説明
* 上記文字種の前に付加し、文字数無制限とする。
文字種指定の最後の1種にのみ指定可能。
数字 上記文字種の前に整数値を付加し、文字数を制限する。
文字種指定の最後の1種にのみ指定可能。
\ この記号(\)のすぐ後の1文字を入力フィールド内に表示する。
XHTMLでは、value属性値によりデフォルト値を指定できる
ので、使う場面はないと思われる。
C3003Pでは不思議な動作をします。
この指定は、WAP2.0機では正常にサポートされていないかも
しれません。
localsrc noXBnocHnoW2 ビルトイン・アイコンNo.またはアイコン名を指定する。
type="submit"及びtype="reset"で動作する。
送信/リセットボタン上に指定したビルトイン・アイコンを表示する。
他の入力フィールドでは無視される。
もし、指定したアイコンが見つからなければ、value属性値が
代替テキストとして表示される。
念のため、title属性も指定しておくとよい。
istyle noXBnoW2 iモードの入力フォーマットとの互換を実現するための属性。
istyle指定   変換後
istyle="1"(全角かな/全角文字) format="*M"
istyle="2"(半角カナ/半角文字) format="*M"
istyle="3"(英字/半角文字(小文字)) format="*m"
istyle="4"(数字/半角文字(数字)) format="*N"
上記「istyle="4"」の変換後が「format="*M"」になっていました。
 (2002/4/10訂正)
このistyle属性の変換表は、auが公開しているもので、
 HDML機がHTMLファイルにアクセスした場合のものです。
  「WAP2.0機向けistyle指定の注意事項」も、ご参照ください。
tabindex noEZnocH 各リファレンスでは、数値が小さいものから順に位置づけを行う−と
あるが、SDKでは実行されない。
Openwave(TM)SDK5.0以前ではサポートされていない属性なので、
ユニバーサル・エディションでもサポートされないものと思われる。

サンプル

input要素

お名前(必須):

メールアドレス:

好きな季節:




性別:




  OK
<form action="some.cgi" method="post">
 <input type="hidden" name="タイトル" value="アンケート" />
 <p>お名前(必須):
 <input type="text" size="6" name="お名前" format="MM*M" />
 </p>
 <p>メールアドレス:
 <input type="text" name="Mail" format="*m" /></p>
 <p>好きな季節:<br />
 <input type="checkbox" name="好きな季節" value="春"
  title="春" />春<br />
 <input type="checkbox" name="好きな季節" value="夏"
  title="夏" />夏<br />
 <input type="checkbox" name="好きな季節" value="秋"
  title="秋" />秋<br />
 <input type="checkbox" name="好きな季節" value="冬"
  title="冬" />冬 </p>
 <p>性別:<br />
 <input type="radio" name="性別" value="男"
  checked="checked" />
 男<br />
 <input type="radio" name="性別" value="女" />
 女 </p>
 <p align="center">
 <input type="submit" value="送信"
  localsrc="inbox" title="送信"/>
 <input type="reset" value="クリア"
  localsrc="clear" title="クリア" /></p></form>

WAP2.0機におけるformat指定の注意事項

1.format="N"

この指定は、数字入力のみの指定ですが、C3003Pでは、「*」及び「#」の入力が可能でした。
Openwave(TM) SDKでは、数字入力のみです。

2.format="n"

実は、この指定は、WML2.0仕様で新しく追加されたものです。
数字入力の他、句読点・記号の入力を可能にするものですが、

という具合に、各端末により、サポート状態がマチマチです。ちょっと情報を先取りしすぎてしまいました。
現状では、このformat指定は使用しない方がよいかもしれません。

3.「\」によるデフォルト文字指定

これは、HDML仕様で入力フィールド内のデフォルト文字列を指定するものですが、WML1.3仕様では、リファレンスに記載されていません。WML2.0仕様にはあります。

Openwave(TM) SDKユニバーサル・エディションでも動作するので、WAP2.0実機でもOKと思っていたのですが、C3003Pにおいて、不思議な動作をすることを確認しましたので、ご報告します。

<form action="some.cgi" method="post">
 カードの有効期限<br />
 →月(2桁)/西暦(4桁)<br />
 <input type="text" name="Birth" format="NN\/\2\0NN" />
 <input type="submit" value=" 送信 " />
 <input type="reset" value="クリア" />
</form>
【本来、期待される動作】
「\」

カードの有効期限
→月(2桁)/西暦(4桁)

  入力
入力画面で「02」と入力
すると、自動的に「/20」が
現れる
「\」

02/20


  OK
さらに「05」と入力し、
入力完了する
「\」

02/2005


  OK
元の画面に
02/2005」が表示される
「\」

カードの有効期限
→月(2桁)/西暦(4桁)

  OK
【C3003Pの動作】
「\」

カードの有効期限
→月(2桁)/西暦(4桁)

  入力
入力画面で「02」と入力
しても、「/20」が現れない
「\」

02


  OK
さらに「05」と入力し、
入力完了する
「\」

0205


  OK
元の画面では、「/20」が
挿入され、 「02/2005」が
表示される
「\」

カードの有効期限
→月(2桁)/西暦(4桁)

  OK

結果は同じですが、上記C3003Pのような状態だとユーザーは混乱します。
入力フォーマット指定で、デフォルト文字列を指定する場合は、value属性により行ったほうが無難かもしれません。
ただ、上記の例のように、「途中で」文字を挿入(出現)させるようなことは、value属性ではできませんので、URLを入力させる時のように、最初が「http://」であるような場合に限定されてしまいます。

WAP2.0機向けistyle指定の注意事項

HTMLファイル中に、iモードの入力文字種指定であるistyle属性があった場合、HDML機でアクセスすると、ゲートウェイでのHTML変換機能の働きにより、それを、format属性に変換してくれます。
iモードとの入力フォーム共用などの際に、便利な機能ですが、C3003Pで確認したところ、format属性を直接指定した時とは、その動作が少々異なりましたので記述しておきます。
WAP2.0機では、搭載されているブラウザ自体がistyle属性を認識するようになっているための差違ではないかと思われます。
変換後のモードは、OEMメーカーにより違う可能性があることを、お含みおき下さい。
各WAP2.0機における動作報告をいただけると、大変ありがたく思います。

【auで公開されている変換表】
istyle指定   変換後(文字種指定の定義)
istyle="1"(全角かな/全角文字) format="*M"(全ての文字(最初は全角漢字))
istyle="2"(半角カナ/半角文字) format="*M"(全ての文字(最初は全角漢字))
istyle="3"(英字/半角文字(小文字)) format="*m"(全ての文字(最初は英小文字))
istyle="4"(数字/半角文字(数字)) format="*N"(数字のみ(句読点・記号不可))
【実際の動作(C3003P)】
istyle指定   変換後
istyle="1"(全角かな/全角文字) (全ての文字(最初は全角漢字))
istyle="2"(半角カナ/半角文字) (全ての文字(最初は半角カナ))
istyle="3"(英字/半角文字(小文字)) (全ての文字(最初は英文字))
istyle="4"(数字/半角文字(数字)) 全ての文字(最初は数字))

このC3003Pにおける動作が、他のWAP2.0対応機でも同様であるとすると、ちょっと面白いですね。
format指定では、デフォルト入力を「半角カナ」にすることはできませんので、「istyle="2"」と指定しておけば、実現できることになります。
反面、「istyle="4"」を「format="*N"」の代わりに使用するには注意が必要です。
デフォルトでは数字入力ですが、ユーザーによって入力文字種の変更が可能だからです。
※パスワード入力フィールドなどでは、数字しか入力できない「format="*N"」よりも、入力文字種を変更できる「istyle="4"」の方が使いやすいですね。


(2002/5/9追記)C5001Tでは、「istyle="2"」の働きが、C3003Pとは違うようです。
以下にC5001Tでの動作をまとめました。

【実際の動作(C5001T)】
istyle指定   変換後
istyle="1"(全角かな/全角文字) (全ての文字(最初は全角漢字))
istyle="2"(半角カナ/半角文字) (全ての文字(最初は全角漢字))
istyle="3"(英字/半角文字(小文字)) (全ての文字(最初は英文字))
istyle="4"(数字/半角文字(数字)) 全ての文字(最初は数字))

(2007/02/03追記)A5301T,W22SAでの動作は以下の通りです。

【実際の動作(A5301T)】
istyle指定   変換後
istyle="1"(全角かな/全角文字) (全ての文字(最初は全角漢字))
istyle="2"(半角カナ/半角文字) (全ての文字(最初は全角漢字))
istyle="3"(英字/半角文字(小文字)) (全ての文字(最初は英文字))
istyle="4"(数字/半角文字(数字)) 全ての文字(最初は数字))

【実際の動作(W22SA)】
istyle指定   変換後
istyle="1"(全角かな/全角文字) (全ての文字(最初は全角漢字))
istyle="2"(半角カナ/半角文字) (全ての文字(最初は半角カナ))
istyle="3"(英字/半角文字(小文字)) (全ての文字(最初は英文字))
istyle="4"(数字/半角文字(数字)) 全ての文字(最初は数字))

おそらく以下のような推測が成り立つかと思います。


ここで疑問
ひとつの入力フィールドで、format属性とistyle属性両方に、それぞれ違う値を指定したらどうなるでしょう?

→SDK及びC3003Pでは、format属性が優先されました。

Go to Top

最終更新日:2007年02月03日
© Kimura