中山グランドジャンプ回顧

今日の格言 ワイドを買ったら1着4着

記念すべき国際化初回のグランドジャンプ。雨の中行ってきました。

レース短評から。
予想通り、ファンドリロバリーがハナを切りました。5馬身ほどのリードを取りながら大障害コースへ。大竹柵は全馬成功しましたが、飛越の際は結構ゴンゴン足がぶつかるような音がしてましたから、ツメぐらい引っかける馬は何頭かいたようです。その後大土塁までは全馬揃っていたのですが、私も気がつかないうちにポレールが落馬(ToT)、そのあおりを食ってセリベイトが落馬。大土塁のあと各馬が仕掛けはじめ、まずメイビーラフがハナを奪い向こう正面の走りではこのまま行ってしまうのかとも思えたのですが、最終障害後にボカボカ、ジアウトバックウェイがそれにとりつき、直後に上がってきたゴーカイが最後これを交わすというスリリングな展開でした。

今回びっくりしたのは、外国馬のスピード適応力です。初めて日本馬と外国馬が一緒に走ってわかることでしたが、最初の1週目逃げたファンドリロバリー以外は一団。マスコミで懸念していたような、「速い展開についていけない馬」はいませんでした。結果を見ても、外国馬は軒並み上位を占め、日本馬はゴーカイが勝って面目を保ったものの、もしゴーカイがいなかったら・・・と思うと冷や汗の出る結果です。馬場はやや重でしたが、タイムの4.43.1もほぼ標準的なものですから外国馬は十分日本型のスピード障害への適性があったことになります。やはり、世界は広い。外国馬あなどるべからずです。ただ、2着のボカボカにしても地元では重賞未勝利ですから向こうでの競走成績がそのまま通用しないという点は、ジャパンカップと同様「日本向きの馬」を見極める目を連れてくる調教師、馬券を買うファンともに持つというテーマが残りました。

今回参加した外国馬の陣営がどういう感触を持ったかはまだわかりませんが、私はこのレースは大成功だったのではないかと思います。多くの地域の馬が一堂に会し、接戦を繰り広げた今回の結果は一番望ましい形でした。私自身、中山大障害は好きでしたが、それが国際的にどういう位置付けにあるのかということを気にしていました。国際レーティングのない障害はいわば「ローカルスタンダード」です。そのレースが今回レースとしての「意味」を試される−主催者はどう考えていたかは知りませんが、私にとっては国際化というのはひとつの賭けに思えたのです。失敗すれば、また障害レースの人気も低迷してしまうのではという心配もしていました。
今回の接戦を見ていると、馬の能力はいろんな国の形態・馬場差・斤量の違いこそあれ、非常に拮抗しているのだなという思いを強く持ちました。中山大障害コースは、それらの馬が覇を競える舞台である−そのことが確認できたことをとても嬉しく思います。
残念だったのは天気が悪かったため、おそらく客足が延びなかったこと。それでもB地区の屋上ではいつもながら私も含めた大勢の人が走り回っていました。

願わくば、来年もまた素晴らしいメンバーが集まることを。
なお、落馬した2頭は人馬ともに異常なしとのことです(中央競馬ダイジェストより)。


by Hiro

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