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| 福島競馬場〜街と共にある競馬場〜 |
千葉からバイクで6時間弱、福島競馬場は街の中にあります。
東北自動車道福島西ICを下りると、なんと親切なことに目の前の福島西バイパスには「福島競馬場→」の看板があります。市内に入って阿武隈川を2度越え、まだまだ先かなと思った繁華街に突然大きなスタンドと見慣れた緑のロゴマークが現れる・・・そこが福島競馬場です。
私が行った97年は福島競馬場新スタンドが出来た年で、夏競馬のメイン「七夕賞」の当日でした。それが理由かどうかはともかく、市内は混み合っていましたが、駐輪場にバイクは容易に停めることができました。しかし、駐車場はやはり混雑していたようで、行くならばバイクが一番です。
ツーリングでの泊支度をしていったので荷物はかなりの量でしたが、中に入ると手荷物預かり所があり、ここで荷物を預かってもらうことが出来ます。後は赤ペンと新聞を持って、参戦OKとなります。
この競馬場で思ったのは新装のスタンドが綺麗なのは当然として、場内の「おだやかさ」です。
手荷物預かり所のお姉さんも笑顔。馬券を勝っているおじさんも笑顔。お弁当屋のおばさんも笑顔。なんというか、ギスギスした感じがありません。みんな競馬が好きで、競馬が街に戻ってきた(スタンド工事で1年開催がなかった)ことが嬉しく、競馬を楽しんでいる・・・そんな気がしました。そんな様子を見ていると、福島の街自体が競馬を懐深く受け入れているような感じさえ受けました。場内も内馬場は当然としてコース前のスタンドでもシートを広げてピクニック感覚。でも直線の攻防ではやっぱり大歓声があがるので馬券派の方もご安心を。
福島の良い所はコースの幅員が狭いためにかえってスタンドとコースの距離を非常に近く感じさせることです(ローカル場所は大体一緒かな?)。目の前を馬が走っていくのを本当に生々しく感じることが出来ます。特にメインの七夕賞2000mの発走地点はスタンド前で、ゲートは本当に目の前にあります。また、福島の障害用襷コースには高さ約2.8m、小山のバンケットもあり、内馬場にいればこれも迫力満点で観ることが出来るはずなのですが、当日は障害レースがなく残念ながらそれを観ることは出来ませんでした。
ここには日本に唯一の2Fパドックもあります。綺麗で観やすいパドックではありますが、ビルの中の圧迫感があり、私が馬ならびびっちゃうかもしれないなぁなんてことを考えました。でも、出てくる馬は別段変わりがなかったから、実の所はあんまり関係ないのでしょう。
食ではお弁当を買いましたが、種類も豊富で美味だったのを覚えています。そして、リラックスしたい方は内馬場に「福島地ビール」が昇り旗と共に出ています。飲める方は是非御賞味下さい(酔いが覚めるのを逆算して午前中だけで何杯飲んだっけ・・・?)目の前に迫る山。その手前にあるはずの阿武隈川から流れる涼風。旅とセットで味わって魅力が倍増する、行って損のない競馬場でありました。
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by Hiro