歴史

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火縄銃の操作指導の受講風景 (昭和62年3月)

操作指導の写真

1.はじめに

 岩国藩に伝えられた石田流砲術と岩国藩鉄砲組を復興し、これを後世に継承したいとの機運が高まり、昭和61年8月6日、東京在住の砲術指導家名和弓雄氏、岩国市、岩国商工会議所、岩国市観光協会、岩国警察署、日本甲冑武具研究保存会会員などの出席のもと、「岩国藩鉄砲隊設立準備委員会」を発足、委員長に仲本幸人氏を選任した。
 委員会は、設立趣意書、鉄砲隊規約、十五ヶ条法度、予算等の決定を行う。

2.火縄銃

 使用する火縄銃は、(財)にしむら博物館より無償にて提供していただくこととなり、収蔵の内より30丁を名和弓雄氏により選定、岩国警察署防犯課の調査の後、登録審査手続きをおこなった。火薬取扱責任者は、海島火薬銃砲店の海島孝生氏を専任とした。
 登録終了後、30丁の火縄銃について、修理、整備を東京の村上古式銃砲店の村上藤次郎氏に依頼する。

3.隊員募集と装備品の調達

 一方、隊員の一般募集を行い、岩国市を中心に近郊からの応募者中26名を委員会審査を経て決定した。
 また吉川家々紋、「蛇の目九曜紋」の使用許可を吉川家より得て、陣幕、幟旗、吹流し、具足、鎧下着、袴を発注。また、火縄、陣太鼓、陣螺、采配、胴乱、早合、カルカなどの装備品をはじめ、火縄銃の掃除道具、分解用具を調達する。

4.隊員の養成

 隊員の養成には、東京の一火流砲術宗家で、石田流砲術の流れをくむ有坂流の末裔有坂成章家と親交のあった名和弓雄氏及び岡山市在住の砲術指導家八田 一氏の指導のもとで訓練を繰り返し、銃の操作、放ち方、火薬の取扱いなど危険防止に万全を期した。

5.初演武

 昭和62年4月5日、岩国市横山開花亭において、岩国藩鉄砲隊保存会の発会式を行う。
 昭和62年4月29日、錦帯橋まつりにおいて、錦帯橋下河原会場にて鉄砲隊初演武を公開披露し、その迫力に多くの観客から絶賛をうける。


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