こ な か ら (大塚・銘酒処)

予算をあまり気にしない時に予約で

  
訪れたときの様子
「おっ、早めに来て良かった。まだけっこう空いてるよ」と思ったら、「すいません、既に予約の方でいっぱいで・・」
混んでるとは聞いていたが、週末でもないピーク(午後7時)前で・・ おそらく、開店時(6時)に来てもだめだったろう。

連れと相談。「予約客はおそらく7時から、それが帰るのを待っていると9時半にはなるから・・」
ちょっと歩いてから電話。「2人です。今からだと何時くらいに入れそうでしょうか?」「予約という形では受けられないのですが、8時半くらいに席が空くかもしれません。その頃一度見に来てもらえますか。もしかしたらそこでもお待ちいただくかもしれませんが」
うーん、予約はその日の一回り分しか受けないのかな?

とりあえず時間つぶして8時半に店のぞいたら満席のまま。もう20分ほどつぶして店の人に声をかけたら、カウンターのお客さんが気をきかしたのか席を空けてくれた。入るまでにこんなに苦労したのは初めてだ。

これでたいしたことない店なら恨み節になるところ。だが、特に料理は良かった。平たい土鍋で出てきた「もつ煮込み」(680円)は辛味が効いているせいか全くしつこさが無く肉のうまさが際立つ。「夏タコのやわらか煮」(880円)はパサパサしないぎりぎりまで煮たであろう柔らかさで見事に味がしみている。おひたしのだしも上品だ。店主のレシピが紹介されるのが(下記)わかる気がする。
酒のほうは、今注目の人気銘柄を日本酒20種・焼酎10種ほど厳選。ただ日本酒に関していえば、純米吟醸と大吟醸がほとんどだったのでもう少し純米・本醸造の選択肢があればいいなあという気はした。あと、これは恨み節になっちゃうけど、たまたまこの日の日本酒の品揃えは都内某有名酒店のおすすめそのままでした。まあ、こんなこと考えるほうが悪いんだけどね。ちなみに生ビールは噂どおり見事な泡で注がれてきて、味が深くておいしかった。

もう3軒目だったので頼まなかったが、岩がき(1000円)やたらばがに(1500円?)などがおすすめだったよう。また、これは売り切れて頼めなかったが、ポークのスペアリブのトマトソース(980円)や「めじまぐろ押し寿司」(1000円)がとてもうまそうだった。

私たちの他には再来の客が多いらしく、店の人ともよく話していた。お酒もハーフサイズがある大吟醸(1杯120mlで1500円前後、ハーフは半額)を通常サイズでどんどん頼む人が多かった。すでに(値段は気にしない)いいお客さんがたくさんついている店なんだなあ、としみじみ感じた。
その日の一軒目として予約を入れて、一人7000円から1万円位の予算で飲み食いすると存分に良さが味わえる店だと思う。
この日注文したもの

茶豆(新潟、700円)1、新さんま お造り(釧路?、960円)1、露地みつば えのきのおひたし(飯能、650円)1、ゴールデンポーク もつ煮込み(日高、680円)1、夏タコ やわらか煮(佐島、880円)1、
生ビール(キリン「ブラウマイスター」、グラス、600円)2、「土佐しらぎく」(吟醸、H12BY、七勺半、660円?)1、「墨廼江」(純米ひやおろし、七勺半、600円)1、「東洋美人」(山廃吟醸、常温、一合半、1200円)1、「ちびちび」(焼酎、ショット、900円)1、
お通し(生しらす、だし、しょうが)2、
2人で8700円(2時間ほど滞在)

勝手なコメント
値段はあまり気にせずにおいしく飲みたいときにとても良い店。飛込みでは入れる保証がないので(残念ながら)要予約だと思う。
★★★★(5つ星が最高)
詳しい紹介

「こなから」
豊島区北大塚1-14
18時から23時半の営業、ラストオーダーは1時間前。
水曜定休。

JR山手線大塚駅北口 または都電荒川線大塚駅前 から徒歩2〜3分
駅北口を出て右へ、都電の線路を渡るとJRの高架下からつながるブロックにぶつかる。それに沿って回り込むように歩いていくと、赤い看板の「コージーコーナー」が前方に見えてくる。「コージーコーナー」の前まで行き、左へ。黄色い看板のほか弁屋を通り過ぎたすぐ先が店。

「こなからによく行く」という方からメールをいただきました。「料理重視」ということで、恵比寿の和(なごみ)も気に入っているそうです。けっこうこの二つのお店は似た感覚があると思います。

⇒「新精選 東京の居酒屋」 太田和彦  草思社


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