鈴 傳 (虎ノ門・銘酒処)

酒飲みの聖地で「今おいしい日本酒」を飲もう

  
訪れたときの様子
浜松町から新橋にまわり、酔い覚ましにとぼとぼ歩く。やっと訪れた「酒飲み(酔っ払い)の聖地」。

もう8時になるというのに、会社帰りのグループ(女性も結構混じる)でぎゅうぎゅう。皆大声で語りあっていて、すごい熱気だ。一人客の私は一番手前のカウンターのような席に座る。
噂通り、日本酒はそうそうたる顔ぶれが500円〜600円で並ぶ。しかも(定食屋でよく見る)ビール会社のコップにあふれる量だ。まずは「東洋美人」から。

1杯飲み終わった頃、グループは続々帰りだした。手の空いた「鈴傳」のご主人(この店の店長ではない模様)が茶碗を片手に目の前に座る。「中身は水ですよ」なんて言うが、絶対ウソだ。
1杯目の銘柄を伝えるとお勧めを教えてくれた。「飛露喜がいいけど売り切れだな」「綿屋は今うまいよ、飲んだことあるかい」「天法は磯自慢にいた杜氏がつくっている。飲んでみな」 初めて飲んだがうまいですね、と言うとうれしそうだ。
次を聞くと「翠露もいいよ」 もう一杯というと「いろいろ飲んだから(味がわからないだろうし)、どうしてもというならにごりでも」 さらに一杯と言ったら「もうやめときな」とぴしゃり。

ちなみにここはつまみも300円台が中心。量が多くて味も十分。後日友人を連れてきた時にはたくさん頼んだが、「生揚焼」(350円)、「かつを刺し」(650円)などがいけた。このときもご主人に、最近脚光を浴びている某蔵元(「十四代」以外にも複数あるそうです)が度々店に来ていた話なぞを聞いた。
ここに来て日本酒以外を飲むのはもったいない。

p.s.
11月に行ったときのおすすめ銘柄は「綿屋」と「大信州」でした。「大信州」は春にはなかったかも。香りがやわらかく甘い、ふくらみが感じられながらすっきりとしてうまかったです。「天寶一」も真っ白な品書き(紙製)で新登場していました。
この日注文したもの
白魚(500円)1、ほか2品
「東洋美人」(純吟、550円?)、「綿屋」(純吟、600円?)、「天法」(純吟?、600円?)、「翠露」、「菊姫」(にごり)、450〜600円各1
1人で4200円(2時間ほど滞在、明らかに飲みすぎ) 

翌週
おぼろ豆腐(300円)、生揚焼(350円)、かつを刺し(650円)、もずく酢(350円)、おでん(400円)各1、ほか1品
ビール(大瓶、490円)、「雑賀」(純米、400円?)、「丹沢山」(純米、500円?)、「富久長」(純吟、550円?)、各1、ほか1品
2人で5200円(1時間半ほど滞在、こちらが適正)
勝手なコメント
ここで日本酒以外を飲むのはもったいない。酒の染み込んだテーブルが若干酒場臭いが、それもまた雰囲気。
★★★★★(5つ星が最高)
詳しい紹介
港区虎の門1-2
17時から22時半の営業。土日祝定休。

営団銀座線 虎ノ門駅 から3分ほど
営団丸の内、日比谷、千代田各線 霞ヶ関駅 から5〜6分
JR山の手線、営団銀座線、都営浅草線、ゆりかもめ
 新橋駅 から15分弱
  

@虎ノ門駅
からは、地上(文部省のある虎ノ門交差点)に出てみずほ銀行の右裏手に入り、三井ビルの左脇に入る。左手にam-pm(コンビニエンスストアー、写真右)があるのでそこを左に曲がるとすぐの左手。
A霞ヶ関駅からは、地上に出て2分ほどで虎ノ門交差点。以下同じ。
B新橋駅からは、烏森口を出て左(烏森方面)。そのままニュー新橋ビルの脇(新橋烏森通り)をひたすらまっすぐ。大通りを3本(烏森神社の飲み屋の小道、構えがすごい蕎麦屋「砂場」などを)越え、賞品カップが並ぶ「東京カップ本店」を越えたら右手。帰りなら、酔い覚ましにちょうどいいくらいの距離です。

⇒「新精選 東京の居酒屋」 太田和彦  草思社
(但し、外で並んで待っている時の「酒1杯サービス」には出会わない)
http://izakayadaisuki.at.infoseek.co.jp/
 (個人作成「jirochoの居酒屋大好き!」内「ある日の居酒屋探訪日記」の「日記3」)

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