素晴らしき”文科系ハム”に

 ナーンデカ、12BY7とか、6146Bとか、少し気になる球の名前なので、@庄や並にシャシャリ出ました。

12BY7と、12BY7Aとでどう違うか、6146と、6146BとS2001でどうか、とか、はたまた6146並の電極構造で、オーデオにしか使えない7189でしたっけ・・とか、そのPP用の、8千番台の球とか、ありますよね、@庄や・講習会で、中国製の球は飾りにはまことによいが、「煮炊きをしてはいけない」「「第一原因」」は、完全にご理解いただいたようです。これらは、「「第2原因」」にかなり関わります。

 5極管の構造とビーム四極管の構造の違いは、御存知のことと前提にお話を進め刺していただきますが、色々詳細は省略して、ビーム管は只でさえ、pれーとの正面側と裏ジョウメン側では、ビーム集中して突き当たってくる電子密度にアンバランスが出来やすいのです。規格一杯近い動作では「片焼け」と言う症状が出て、裏正面ではなんともなくても正面桟敷は、酔っぱらい客ばかり、真っ赤で、プレートという大向こうだけでなく、gリッド土俵に近い、砂っかぶりのスクリーンまで、真っ赤になって、寿命をチジメル事が多いのです。

 12BY7という高gm((確か6AG7よりか高いと思った))でありながら、プレート板は、確か正面gahaと裏正面側は殆ど切り離されていまして、その一方の下で、ゲッターが焚かれていて、この「片やけ」を助長していたので、電極寸法精度と共に、ゲッターの位置を余り関係のない真空管の上の吊り天井の所に持って行って、四本柱ならぬビームのアンバラ原因を少なくしたのが、12BY7Aの様です。

 6146と6146Bではこの片焼けは、目立って改善されて居て、そのため、規格一杯近くでも無理が利くようになってます、S2001でも電極構造や精度はいいようですが、ゲッターの位置の工夫が無く、九ジンの功を一気に欠いている感があります。7189でしたっけ?Bの無い頃の6146並、このもじり球の8千番台は更にもっと片焼け死相な球デスよって、左様ご承知あれ、とご注意申し上げておきます。詰まり、無理どころかたった一度の張り切りで、腹切り同様の焼け球に変シーンです。そんな死相が見えるんですわ。

 832A, 829B 涎垂らすて指くわいて見てました。専用の、米国製の、球足に無理が掛からないソケットが又随分と高かったですよね、友人が、国産の829Bを手に入れたまでは、良かったんですが、予算大幅超過で、見栄えは悪くないまがいの新品ソケットに挿して144だったと思いますが、フルパワーまで上げたとき、小さくピシッ!と音がして、直ぐおかしくなり、冷えるのを待って抜いてみたら、ゲッター跡の周りは真っ白で、お釈迦になり果てておりました。今中国製で多い、@庄や講習会に出た、問題と似てるんです((ボタンステムの抜き出しの所ですから))が、原因は、球自体の膨張のせいでなく、まがいのソケットの足の構造がリジッドに過ぎて球足の膨張力を吸収しきれず、ピシッと来たものでした。エーコン管のソケットでもよくありましたけども。

イソップの寓話、狼が手の届かない、たわわに実る葡萄の房を見て、「あれは、渋い葡萄なのだ!」と言って立ち去る、あの心境。

そこいいぐと、2E26はジャンクの山でしたから、何とか、使えそうなものがありそうに思って、何度か挑戦してみましたが、ジャンクは、80%以上、スクリン焼けと、これで発熱によりゲッターマグネシュームが再蒸発してそれが、カソードについてしまっての事故球が多く、駄目でした。当時、純正ステアタイト磁器「特にドイツ製」の可使限界周波数と言われた、54メガサイクル((この為アマチュアバンドは戦前は28x2=56メガ以上だったのが、戦後は、54メガ以下にシフトされた のです!))まで使える小型送信管が無く、807A位が、一寸無理無理使われていたのに、スマートな優等生ぶったGTベースに袴の2E26に、過大の期待が掛けられたのかも知れませんね?オーデオ屋が、使うと、/~イッッパーッツ!」でお釈迦、何で送信管にあんなに高いスクリン電圧掛けて赤く焼いて使うのか解りません。オーデオ屋って言う人たちは!?殆どプレート電圧と同じくらいの高圧平気で掛けますが、807にしろ,829Bにしろ、許容規格のSG電圧は、プレート電圧の40%以下の筈で す。ご注意下さい。直ぐ野火ます。ましてや、優等生2E26、成型のバリに見えるような放熱フィンなどは一切省略されているので、全くオーバー仕様での無理は利かないのでした。2.5Vフィラメントの、直熱管2E24もほぼ同様でした。

そうゆう意味から、50まで使える球としての6146のB改造は、画期的なものでもあったのでした。今もし、中国に「40年の工業技術心の空白」の主犯となった文化大革命((産業逆革命))なかりせば、・・・中国製真空管は安くていいだったでしょう。規格や、標準、さえ、真剣になりつつあるのは、幹部技術者だけで、その精神が解ってません。ましてや「信頼性工学」は理解の彼岸です。自動生産はまだしも自動運搬設備などは、21世紀の投資事項としていて、今は未だ、人海戦術で雇用 の創出を図るのが、ガイドラインです。一木博士や一の瀬さん達が、ソ連に真空管技術を輸出してソ連製のニッケル((プレート用材))では役に立たなくて、真空管工場内の空き地にニッケル精錬所を作って初めて使える球が出来てから40年、漸く「スベトラナの球は、当たり外れがあまりなく使えるようになった」と言われるようになりました。技術にも結構心構えが大切って事だと思います。


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