爺怪説:電波望遠鏡概史(7)お詫び訂正と、現状

1:お詫びと訂正と追補:

 重要な乱丁落丁があるのにたまたま文意がしっかりが繋がったため見落としておりました。 ご指摘いただいた皆様大変失礼いたしました。 お詫びして、訂正させていただきます。ついでの訂正も。

(1)イギリス:ジョドレルバンク:
   戦艦の副砲の砲塔を経緯儀の経の回転装置に使用。パラボラ径76m。経緯儀。
   緯の方は高射速射砲の旋回装置を応用。鉄骨構造にはマスト類を可能な限り応用
   1957年完工1958年観測開始。

(2)オーストラリヤ:パークス:
   1964年完工:パラボラ径 64m:
   1978年、野辺山の情報をもとに、パラボラ変形精度を上げるために
   ホモロガス変形則型に改造工事開始。

(3)アメリカ国立、グリンバンクス(ウエスト・ヴァージニア州):
   1964年完工、パラボラ径 91m。
   完工するも、運転により精度低下、修整頻度上昇、自動停止装置不調等により一旦解体の憂き目

(4)ドイツ:ボン近郊エッフェルスバーグ:
   1967年修整完工、セミホモロガス型パラボラ計算修整でスタート。
   パラボラ径100m。大径の割に精度良好。

ジョドレルバンクのみ経緯儀型。2以降はすべて赤道儀型可動パラボラ。

2:その後と現状:


(1)各電波望遠鏡の性能現状:(理科年表:2002)
名称所在地口径分解能観測周波数
Effelsbergドイツ100m30"22GHz
Green banksアメリカ100m6.2'2GHz
Parksオーストラリア64m4.4'5GHz
LMTメキシコ50m建設中
国立天文台野辺山日本45m15"115GHz
Haystackアメリカ37m49"43GHz
通信総研鹿島日本34m50"43GHz
IRAM(pico-veleta)スペイン30m13"230GHz
Onsalaスウエーデン20m33"115GHz
JCMTアメリカ15m14"435GHz
SESTチリ15m23"230GHz
FCRAOアメリカ13.7m45"115GHz
大徳電波天文台韓国13.7m46"115GHz
紫金山天文台中国13.7m46"115GHz
Kitt Peakアメリカ12m30"230GHz
CSOアメリカ10.4m20"345GHz
国立チリASTEチリ10m建設中
HHTアメリカ10m22"345GHz
国立天文台水沢日本10m5'22GHz
国立天文台鹿児島日本6m8.3'22GHz
名古屋大ナンテンチリ4m2.7'115GHz
名古屋大日本4m2.7'115GHz
KOSMAスイス3m80"345GHz
AST/RO南極1.7m2'490GHz
東京大学富士山日本1.2m1.8'490GHz
CfAアメリカ1.2m8'115GHz
東京大学VST1日本0.6m8'230GHz
東京大学VST2チリ0.6m8'230GHz
Arecibo固定球鏡プエルト・リコ300m3'1.4GHz
RATAN-600特殊固定ロシア600m 
Ootacamund半固定インド529x30Ant2.3度x3.3'330MHz
NanCayフランス300x35Ant3.5度x19'1.6GHz

*注)代表的な値のみを示した。他の周波数でも使えることが多い。

 


(2)開口合成望遠鏡:(含む干渉計)
名称所在地全体の大きさアンテナ分解能周波数
VSOP(はるか)軌道上etc約30000km8m径他30台0.001"1.6GHz
VLBAアメリカ8000Km25m径X10基0.0003"22GHz
VERA日本2300m20mX4基建設中
JNET日本1300m45m-6m計4基0.002"22GHz
Merlinイギリス6-133m76-15m計7基0.35"1.6GHz
GMRTインド25m4.5X30基9"330MHz
VLAアメリカ0.6-21Km(Y字)25X27基0.4"5GHz
ATCAオーストラリア6km25m径X6基1"10GHz
Cambridgeイギリス5km13m径X8基4"5GHz
Westerborkオランダ3.2km25m径X14基3.9"5GHz
SMAアメリカ508mリング状6m径X8基建設中
BIMAアメリカT字2200x1000m6m径X10基0.4"115GHz
Owens ValleyアメリカT字440x400m10.4m径X6基0.5"230GHz
国立野辺山日本T字570x545m10m径X6基1"115GHz
IRAM/BureフランスT字160x288m15m径X5基1"115GHz
早稲田大学日本20mx20m2.4mX64基6'10.6GHz
国立野辺山2日本T字489mx220m0.8m径X84基10"17GHz
SSRTロシア622x622m2.5m径X256基15"5.73GHz
オーエンス谷  27m径x2基+  
太陽干渉計アメリカ670mx366m2m径X3基5.1"18GHz

引用2002年理科年表 172pp. 丸善刊


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