獣医さんの打ち明け話 by ZL2PGJ鶴田さん

 私は獣医畜産学部を出まして、同期で動物病院を開業したのが何人かいます。 彼らは私の良い相談相手でしてね。 その彼らに聞いた話。

 皮膚病の患畜、患畜というのは動物の患者さん、患った家畜だから、患畜。 で皮膚病の患畜が来て、原因が蚤だのダニだのだったら、それ用の薬をやれば治るから、それで飼い主も患畜も獣医さんも皆幸せ。 こまるのが原因不明の皮膚病。 で、飼い主に聞くのがペットフードなにやってます? シャンプーなに使っています? 聞かれた方は、「しまった、あの特売のやつはだめだったか?」なんて思いながら、「うちポチには、人間用の松坂牛のひき肉をあげております」とか答えるんですね。

 獣医さんは、人間の病院食にあたる低アレルゲンペットフードを持ってますから、これを処方します。 また、これが売れないとナカナカ病院経営も大変らしいですが。 そりゃ病院食になればね、治るんです。 当たり前です。 お値段何倍もする餌やって、治んなかったら詐欺ですよねぇ。  で、それまでやっていた餌は危ない餌だ と思い込んじゃう。  でもね実は、餌が根本原因のことって驚くほど少ないそうです。 猫も犬も、家の中で閉じ込められて飼われていればね、健康が壊れてくるんです。 日光に当たるということは大事なことなんです。 それをしないで薄暗がりで、運動もしないで飼われていたら、ストレスも溜まってアレルギーにもなるわなぁ。 と言うのが、どうも本当らしいです。  これは人間のアレルギーなんかもそうなんでしょうかね。 まぁ、そうやって、餌やシャンプーのせいにしておけば、いよいよ原因がわからなくて治療に困るときも誤魔化せるんだそうです。

 さきほども言いましたが、、、、ヨーク考えていただきたいのは、人間が食べないもの使って動物を育てると言うのが畜産の基本です。 普通は人間が食べても消化できない牧草を食べて牛や羊は育ちます。 貧乏な国々で、主食として扱われている穀物を、家畜にやって、肉にするというのは、いかにも金持ち国のわがまま。 日本の霜降り和牛なんかまさにそうなんですね。 世界的凶作の時には先進国が家畜の餌用に、穀類を持っていってしまうから、発展途上国で人間の食料が足りなくなるという、本末転倒。 確かに霜降りはうまい。 牛に、本来はアフリカの人に行くはずだった穀類を与えて太らせよう、いうのも、数が多くなきゃまぁいいでしょう。

 でもねぇ、人間用の食品で作りましたと言うペットフードを見るとねぇ。 わたしはいいのかなぁと思いますよ。

 みなさんはどう思います?


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