2005年1月〜2月

Author Title Start Finish Point
Zachary Alan Fox When The Wind Blows Feb. 23, 2005 Mar. 3, 2005 ★★

 妻を亡くしていて7才の少女の父親である30才のMark RitterはシアトルからSouth Dakotaに行き、死んだ母親を埋葬し昔の家を売り払おうとしていたが、遺品を整理していると実の息子は既に死亡しるという書類が出てきた。自分の実の親を探してコロラドのスキーリゾート、ハーモニーにやってきたMarkはそこで地元の記者Karen Paigeの助けを得て過去を掘り起こそうとする。
 いきなり自分が死んでいるという証拠を見せ付けられるというショッキングなイントロの掴みはいいのだが、このMarkが探索のために人にものを尋ねるとき直ぐにカッカするのがいただけない。 置かれた環境はひどいものかもしれないが他人にとって見れば痛くも痒くもないものだからね。 そこから探索のたびはカリフォルニアに行ったり、いろんな人物が絡んだり、波乱万丈なのだが、どうも話を面白くしようとする作為が見える気がして興ざめになるところが減点だね。

2001年8月の紀伊国屋新宿南店バーゲンで

Author Title Start Finish Point
Daniel Silva The English Assassin Feb. 18, 2005 Feb. 23, 2005 ★★★★★

 絵画修復士でイスラエルのシークレットエージェントでもあるGabriel Allonはチューリヒにやってきた。スイスの著名な銀行家で美術収集家でもあるAugustus Rolfeの持っているラファエルの絵を修復するという表向きの名目だったのだが、家に着いてみるとRolfeは血の海の中で死んでいた。チューリッヒから逃れようとしたがスイス警察にすぐに捕まり、偽名を使っていたのだが彼らはGabrielが何者か知っているようだった。すぐ釈放されたGabrielはRolfeの娘で有名なバイオリニストAnnaに出会う。AnnaはGabrielの話を信用し、Rolfeが実はフランス印象派の絵を密かにコレクションしていたが、これらが盗まれていると話す。事件の背後を追う2人の前に立ちはだかったのは強力な敵たちだった。
 静かだが鍛えられたスパイGabrielと、ミュージシャンにとって大事な手に大怪我を負って表舞台から姿を消したバイオリニストAnnaの組合せは、Annaが国際的音楽家として世界を飛び回っていた行動力がGabrielを驚かすぐらいだから楽しくなってくる。第2次大戦中スイスの銀行家たちが、ユダヤ人たちが持っていた膨大な美術品を預かり、そのまま秘匿してしまった事実が背景になっていて、真実味が迫って来るから、現れる敵たちがどれだけ強力であっても納得できる。だから、読んでいるとあれよあれよと物語に入り込んでしまうことになるのだ。このGabriel Allonが活躍する話はこれが2作目だそうで、The Kill Artistという第1作も話題になったようだから探してみよう。

2004年6月の有隣堂本店バーゲンで

Author Title Start Finish Point
Stephen King The Girl Who Loved Tom Gordon Feb. 16, 2005 Feb. 18, 2005 ★★★★

 9歳の女の子Trisha McFarlandは最近離婚したばかりの母親と兄と一緒にハイキングにやってきた。町から田舎に引っ越して学校になじめない兄は母親とけんかばかりしている。トイレに行きたくなったTrishaは2人から離れたが戻ろうとして道に迷ってしまった。知恵を絞って何とか人里に出ようとがんばるTrishaの頼りはラジオ付きウォークマンで、アイドルである大リーグレッドソックスのピッチャーTom Gordonの出る試合の中継を聞くことだった。電池が無くなるを恐れて電源を時々しか入れないのだが、さ迷い歩くうちにラジオの電波も届かなくなる。
 酒におぼれたために離婚に到った父親、思い込みが激しい母親、親友のPepsiのことを考えながら歩くTrishaの健気さに、親とは勝手なものだと思ったりもする。 森の中でTrishaを脅かす蚊の群れや動物達を恐れず、Tom Gordonに導かれて勇気を出すTrishaには9歳ながら一途で力強く、思わずがんばれと応援しながら読むことになるのだ。ミステリとはいえないかもしれないがKingのサスペンスの盛り上げ方はさすがで、ITでは子供たちを描きながらなんだか考え方が大人のような感じがしたのだが、ここではそれが無くさわやかだ。

2004年5月の有隣堂目黒店バーゲンで

Author Title Start Finish Point
Jasper Fforde Lost in a Good Book Feb. 9, 2005 Feb. 15, 2005 ★★★★

 ジェーンエアの結末を悲劇からハッピーエンドに変えてしまった文学刑事. Thursday Nextはそれで一躍有名になってしまった。 腐敗したGoliathコーポレーションの重役Jack Schittをエドガーアランポーの「大烏」の頁に閉じ込めてしまったために彼等を敵に廻したNextは結婚したばかりの夫Landenを消されてしまった。もっとも並行世界のどこかに連れ去っただけなので、NextがSchittを元に戻せば助かるはずなのだが「大烏」の世界に行くことは容易ではない。 そこでDickensの「大いなる遺産」のMiss Havishamの助けを借りることにした。彼女は文学内警察Jurisfictionの一員なのだ。大阪の中島夫人(Nakijimaとあるので鳴島かも知れないが、日本では非常に多い名前とあるから中島の間違いに違いない)はJane Eyreの世界とよく行き来しているのだから教わればよいと大阪にやってくるのだった。小説世界に入り込む術を憶えたNextはカフカの「審判」、オースチンのSense and Sensibility、不思議の国のアリスなどを渡り歩いていく。
 クリミヤ戦争が長引いた並行世界は地球の反対側にいくのに地球を貫く穴を落下すれば数十分でいけるGravitudeがあるところで、面白いアイデアが次々出てくるので楽しい。 時間旅行中で一瞬しか出てこないNextの父親は前作でも登場したが、今回初めてでてくるのは脚注の中でしか喋れない相手との会話で、これは他の人には聞こえないのだ。 Gravitudeを使って行った大阪が特にそれらしい特徴が出てこないのが残念なのと、ここに出てくる小説の殆どをよく知らないため仕掛けられているらしい面白部分が分からないのが悔しい。

2003年11月の東京ランダムウォークのストライプハウス店バーゲンで

Author Title Start Finish Point
Donald E. Westlake The Hook Feb. 7, 2005 Feb. 9, 2005 ★★★★

 Bryce Proctorrは売れっ子小説家で、次に書く小説を既に何百万ドルで契約しているのだが、妻とは離婚訴訟の真っ最中で締め切りが迫っているのに一向に書けそうにない。 方やWayne Prenticeはちょっとは売れたことのある小説家だったが、売れなくなって別のペンネームで発表している。今も新しい小説を書いているが先行きが分からないのでもう先生にでもなろうかと考えているところだ。この二人が偶然図書館で会い、BryceはWayneの書きかけの小説を自分の名前で出せば出版の前受け金を半分Wayneにあげようという。但しBryceが出した条件は彼の妻を殺すことだった。
 Bryceとしてはこれで離婚訴訟で大金が取られることが無いし、小説の契約も果たせるというわけだ。 Wayneとしては今までいろいろペンネームを使ってきたわけだし、Bryceのゴーストライターであっても本が出るのは嬉しいし、何よりもやりたくもない先生になる必要が無くなると両方にとって好都合な話なのだ。 ここでは計画がなかなかうまく行かないという流れではなく、うまく行ってしまうのだがさてそうすると、という展開でこれが上手い。 小説家であれば書けなくなったり、売れる小説家をうらやんだりすることがあるだろうから、両人の心理の変化描写が実にありそうで怖い。 こんな都合のいいことを実行するような二人に感情を移入できずにいたから、最後まで突き放して読んでいたのが惜しいところか。

2004年4月の有隣堂目黒店バーゲンで

Author Title Start Finish Point
Machael Connelly Void Moon Feb. 2, 2005 Feb. 7, 2005 ★★★★★

 Cassie Blackは仮釈放中の元窃盗犯で今はポルシェのセールスウーマンだが、ある目的のために資金が必要になり昔の仲間Leoに直ぐ稼げる仕事を頼んだ。 盗む相手はプロのギャンブラーで持っているだろう金額は問題ないのだが、その現場のカジノはCassieのかつての相棒で愛人でもあったMaxがCassieと一緒に窃盗仕事の最中に死んだ所なのだった。 その点が気乗りしない点だったが、計画は問題なさそうなので仕事をやることにした。 ところがLeoはある時間帯だけは不吉な「Void Moon」なので、その時間帯には絶対仕事をしないようにと頼むのだ。 Maxの事件でホテル側の警備は厳しくなっているだろうからCassieは無事盗みができるだろうか。
 仕事を無事終えたつもりのCassieにその後数々の困難が降りかかるのだが、仕事の腕前だけではなく身の危険を含むいろんな困難に対処する手並みも鮮やかで、保護観察の身のCassieがなぜまた危険を冒して盗みをやることになったのか分かっているので更に応援することになるのだ。 右へ左へ揺さぶられるジェットコースター展開で読後感もさわやかで楽しめる。

2005年1月の丸善丸の内本店バーゲンで

Author Title Start Finish Point
Trevanian Incident at Twenty-Nine Jan. 27, 2005 Feb. 2, 2005 ★★★★★

 1898年ワイオミングの丘の町Twenty-Mileは枯れかけた銀鉱山の町だった。 そこへ父親の形見の古いライフルを担いで流れ着いた若者Matthew Dubchekは読んでいた物語の主人公Ringo Kidに自分をなぞらえたい少年で、何の技術も持ち合わせてなかったが何でも下働きをすると言って、町に住み着いた。少年の過去については相手ごとに言うことを変え、町のあるものはMatthewのことを生まれつきの詐欺師だと言うのだった。 ある日脱獄した殺人鬼Hamilton Leiderは仲間2人を連れて銀鉱山を盗もうという馬鹿な計画を考え付きTwenty-Mileにやってきた。銃を突きつけて狼藉を働く彼等に町の全員が服従せざるを得なくなった。
 昔のアメリカの鉱山といえばアラスカの金鉱山を舞台にした映画White Fangが思い出される。 雪の中を鉱山目指してもくもくと歩く金に憑かれた人々と町の様子がこの物語の舞台を想像するのにちょうど良い。 物語の舞台の町は週に一度週末だけ鉱山で働くものたちが戻ってきて酒と女に金を使うようなところで、そこに入り込むMatthewの甘言は、最近の電話セールスのしつこさを想いおこすので始めはいい気持ちがしない。 しかしそれは何とか生き抜こうとする彼の生活の知恵で真面目に仕事をすることが分かると町の人々にも受け入れられるし、読んでいるこちらもほっとするのだ。 脱獄囚が現れたとたんにこの均衡が大きく狂い、大興奮の展開になるから嬉しい。 その展開も西部劇のよくあるパターンから1,2歩ずれたところに行くから先が読めない。 最後は登場人物たちのその後をまとめて紹介してくれるのも映画の付録画像を見ているようで嬉しい。

2005年1月の丸善丸の内本店バーゲンで

Author Title Start Finish Point
Nicholas Blincoe Manchester Slingback Jan. 24, 2005 Jan. 27, 2005

体調不良

 Jakeは34才、ロンドンのカジノのマネジャーとして成功している。 そこへDavey Green刑事がやって来て出身地マンチェスターに戻ることになった。 そこは15年前にJakeの親友だったJohnnyが殺されたところで、数週間前また別の友達の死体が見つかったというのだ。 15年前にはJakeは場末のゲイのディスコでDavid Bowieの真似をした連中とつるんで退廃した生活を送っていたのだった。 というここまでは問題なかったのだが、、、、
 物語は1997年の今の話に15年前の話がフラッシュバックする書き方で、死んでいたはずのJohnnyは次にはぴんぴんしているし、その次ではやっぱり死んでいるので混乱することはなはだしい。 マンチェスター訛りのスラングがよくわからないし、ぶっちぎれたようなセンテンスの会話が何を言っているのか??? というわけで読んでも読んでも良くわからないまま終わってしまったのでした。 悲しい。 力不足だった。

2001年3月神田タトル商会のバーゲン台で 

Author Title Start Finish Point
Arnaldur Indridason Jar City Jan. 19, 2005 Jan. 22, 2005 ★★★★★

 69才の男がガラスの灰皿に頭を殴られて殺されていた。始めは強盗かと思われたのだがErlendur刑事は現場に残された謎の言葉から、単純な事件ではないと信じ、この男の過去を調べ始めた。 すると男が40年前に少なくとも2つのレイプ事件を起こしていたことが分かり、持っていたパソコンのハードディスクにはダウンロードした何千というポルノ写真が残されていた。 調べていくにつれこの男がひどいやつで何かの復讐のため殺された可能性が出てきた。 更に男の友達だった男が25年以上行方不明になっていることも分かってきた。 この殺人の背後には何があるのか?
 Erlendurは50過ぎで離婚した妻は今でも彼を憎んでいる。娘と息子は父親とは殆ど口をきかない。娘はひどい麻薬中毒でErlendurは何とか助けようとするがほとんど話もできないでいる。 その中をErlendurの捜査が進むが娘がこんな状態であっても職場である警察で特に問題になっているわけでもないのがさすが。 Erlendurは上司の反対を押しのけて、時には勘違いで大恥をかきながら次々に新しい事実を明らかにしていき、このタイトルの意味が分かると慄然とすることになる。 ErlendurはHenning MankellのWallanderに冗談をいうタイプではない真面目で頼もしいところがよく似ていて、北欧の刑事ものの特徴なのだろうか。アイスランドでは通常相手をファーストネームで呼び、電話番号簿でさえファーストネームで並んでいるらしい。Erlendurの正式名はErlendur Sveinssonで、娘の名前はEva Lind ErlendsdottirとなってラストネームがErlendurの娘を表すのだ。 但し家族名をラストネームとする伝統的な名前もあるらしくこの小説の中でMarion Briemという人物が出てくるが、性別が分からない変な名前ということになっている。 作者の名前IndridasonもIndrida何とかの息子ということだろうが、実は2つ目のdに横棒がついているのだ。どう発音するんだろうね。

クリスマス休暇にレイキャビクに帰るアイスランド人に、この本が評判になっているから英語の翻訳版を買ってきてくれと頼んで入手したのがこれ。 本国のベストセラーリストには3冊も出ている人気作家で買ってきてくれたこれは第1位に輝くもの。 UKで出版されたこのPBは縦23cm横18cmという大判で£10.99のところアイスランドでは更に高くて3千円になってしまったのだった。 これからはUKから直接買おう。

Author Title Start Finish Point
John Case The First Horseman Jan. 12, 2005 Jan. 19, 2005 ★★★★★

 NewYorkで男女がカルトの連中に殺されたが動機は分からない。 北朝鮮では、村人ほとんどが死んだ病気から逃れて、一人の医者が山に隠れたが、そこで彼が見たのは兵士が村を焼き払うところだった。 CIAはこの事件を捜査していたが、この病気はスペイン風邪の亜種で生物兵器として開発された疑いがあるのだ。 そのウイルスを調査するため、1918年に2千万人の命を奪ったスペイン風邪の死者が葬られている北極に科学者を派遣した。掘り返した死体からウイルスを取り出そうというのだ。このストーリーを追いかけているワシントンポストの記者Frank Dalyは科学者たちを追ったが、ようやく追いついたノルウェーの港町で発見したのは、科学者たちが手ぶらで帰ってきたこと。 今までよく話してくれた彼等と急に連絡が取れなくなったこと。Frankはこれは背後に大きな何かがあると、経費がかさむので乗り気でない新聞社のボスを説得して捜査を続けるのだった。
 スペイン風邪が強力だったことは知らないでもなかったが、こんなにたくさん死者が出たとは知らなかった。 作者はこの強力な事実ネタに謎を作り、カルト、北朝鮮、CIA、ウォーターゲート事件を暴いたことで有名なワシントンポストの記者と役者はふんだんで、メインプロットにサブプロットが絡み目が離せない。 事実を下敷きにしているからこんなことぐらい有っても不思議ではないと思うから、右に左に揺さぶられるジェットコースター ライドを楽しめる。

2004年11月高田馬場の洋書古本屋The Blue Parottで

Author Title Start Finish Point
Robert J. Sawyer Illegal Alien Jan. 7, 2005 Jan. 12, 2005 ★★★

 海に落ちた物体から出てきたのは頭から左右に手が付いているが、足は頭の前後から出ているエイリアンだった。 持ってきた翻訳機を使って英語を憶えたエイリアンから判ったのは、彼は4光年離れたアルファケンタウリに住むTosok族でHaskという名前であること。 故障した宇宙船が北極の上空にいて他に6名がいることだ。 全員がアメリカに降り立ち人類は宇宙船の修理に協力することになった。 ところがエイリアンたちがLos Angelsに滞在中、人間の科学者が惨殺され、その手口からLAPDはHaskを殺人の容疑で逮捕したのだった。 Haskの弁護をすることになったのは一流人権擁護専門弁護士のDale Riceだ。 アメリカの司法で裁かれることになったエイリアンの弁護はうまく行くのだろうか。 本当にHaskが犯人か? だとすると動機は何か?
 進んだ科学を駆使して直ぐに英語が喋れるようになったエイリアンという設定が安易なのだが、裁判になってこの事件の背景を調べ始めたDaleの調査はミステリーの定石を押さえていて設定の割にはまともな謎解きになっている。 ところが具体的に謎が判ってくると、やっぱりこれは無理があるな、ということになってくるから惜しい。 恐竜探偵ほどの笑いの要素も無いからミステリ要素が入ったSFとして読んだほうがいいのだろう。

2004年6月高田馬場の洋書古本屋The Blue Parottで

Author Title Start Finish Point
C. J. Box Open Season Jan. 5, 2005 Jan. 7, 2005 ★★★★★

 ワイオミングのTwelve Sleepという町に妊娠中の妻と娘を連れて住むようになったJoe Pickettは州の狩猟監視人だが、地元の住人から見ると自分たちの狩の邪魔をする厄介者なのだった。 密猟者の違反を見つけたのだが、それは州知事で、持っていた銃を奪われたために地元の笑いものになってしまった。 直後に娘と裏庭で見つけた死体はその銃を奪った密猟者で、その死の謎を探ろうと森に入ると、キャンプ場でも2人死体を発見してしまう。それからというもの家族にも危険が及ぶようになるのだった。
 好きで選んだ職業だが州の給料は少なく、狭い家でのつましい暮らしに妻は付いて来ているものの、娘を金持ちと結婚させたかった義理の母親は不満を隠さない。 地元に歓迎されないが、不器用で真面目なJoeは捜査を続け、射撃は下手だが家族への危険にも立ち向かうところが物語にぐいぐい惹きこまれるところ。 感情移入して読んでいると、いい西部劇映画を見ているような感覚になってきて読後感もさわやかで気持ちがいい。
新人賞をたくさん貰ったこの作品だから、すぐシリーズになり、もう4作まで出ているようだから楽しみだ。

2004年12月の有隣堂ルミネ横浜店バーゲンで