JIM HALL Maniacs

since 2001/12/01

余談

 余談が少し。あくまでも、余談です。それでどうした?といわれてもどうもしません。 ですので、あくまでも、余談です。

余談その1
 
 オリジナルジェリーマリガンカルテットの ベーシスト、ビル・クロウ著の「さよならバードランド あるジャズ・ミュージシャンの回想」 (新潮文庫 1996 村上春樹訳)に、J.Hのエピソードが、2つ紹介してある。J.Hが笑い上戸 で、笑いすぎて、左肩を脱臼した話。ビル・クロウのアパートメントでの泥棒話にJ.Hもかかわってしまった 話。

余談その2
 
 写真家 安部克自氏の「パーカーの 子守唄 とっておきジャズ体験」(1994 シンコー・ミュージック)にJ.Hの愛猫パブロ との留守番同棲生活が紹介してある。尚、余談になるが、この本には、ジョージ・ムラツと ローランド・ハナにはさまれた、歌手キャロル・スローンのオッパイポロリ写真も掲載されている。
 
余談その3
 
 ジム・ホール ジャズ・ギターの探検(1996 リットー・ ミュージック)のリズム・ギターの項にリッチー・ヘイブンスが紹介してある。リッチー・ヘイブンス といわれても誰の事かわからないとお思いのあなた、もし、「ウッド・ストック」という ロック・フェステバルの映画を見ていたのであれば、フォーク・ギターで前歯がなくて、 ”ギター・マイクプリーズ、ギター・マイクプリーズ”とのたまいながら、”フリーダム”という 曲を歌っていた人です。J.Hは、彼のリズム・ストロークに少なからず影響をうけたとの事です。
 
余談その4
 
  はっきり言って、J.Hは禿げである。27歳の初リダー・アルバムにて既に、若禿げである。 余談ではあるが、禿げについて、少々調べてみた。ちなみに、益満妙は、禿げではない。 友人のアルトのチャリーは相当いったらしい。

  • コーカソイドはモンゴロイドよりもはるかに禿げが多い。ある調査によると、白人の 若禿げ(30歳未満)はアジア人の4倍もの頻度になるという。ジョン・スコフィルド、ジョー・ パス、ランデイ・ブレッカーを見よ!
  • 禿げは、結核、胃がん、気管支ガン、肺気腫などの病気に強いらしい。
  • 禿げが、結核に強いという事は、裏を返せば、結核に強い禿げがヨーロッパで淘汰されてきた、 という事である。
  • 禿げのイメージは、”すけべ””温厚””女にもてない”ということらしい。このイメージは 禿げについてで、但し、禿げるまでは、精力絶倫、病気になりにくく、割と精悍なマスクで、もてるらしい。 禿げる前に、つがいになり、世代交代してしまえば、浮気をせず、(容貌的に難しいらしい。はっきりいって女性 は、禿げがきらいらしい。)子供の面倒をよく見る、本当の男、男の王道であるらしい。

    さて、J.Hの場合あてはまるのだろうか?余談であるが、J.Hとション・コネリーって似てませんか?
     

  • 余談その5
     
       Jazz Impressinos of Japan (1976)という、アルバムがある。その中に、"エコー"という 曲をJ.Hは作曲している。この曲は、12小節のブルースなのであるが、何となく聞き覚えはありませんか? じつは、"エコー"は"こだま"のことであります。"こだま"とくれば"ひかり"、"ひかり"とくれば、新幹線 、1976年当時、新幹線の車内放送のチャイムは、"鉄道唱歌"でありまして、♪汽笛一声新橋を♪ とチャイムが鳴っておりました。この、曲にヒントを得て作られたのが、この"エコー"という 曲でした。

    余談その6

     1961年6月にライヴ録音された「ビル・エヴァンス/サンデイ・ナイト・アット・ヴァンガード」に J.Hの拍手が入っているという話。いきさつはこうだ。

     ニューヨークのジャズ・クラブ「ビレッジ・バンガード」は、1週間単位でミュージシャンをブッキング する。月曜日が、休みで、楽日は日曜日になる。
     このアルバムが録音された頃は、ビル・エヴァンス自体はそれほど集客力がなかったらしい。火曜日から 土曜日まで客の入りはよくなかった。そこで、急遽、親戚や友人一同に連絡してライヴ録音の時の、 サクラを準備したが、その効果は充分ではなかった。演奏内容は、素晴らしいのだが、アルバムには、 盛大な拍手は入っていない。
     J.Hはこの時「ビレッジ・バンガード」に同席していたと述懐している。(ジャズ・ギターの探検1996 リットー・ ミュージック)ただし、他に仕事がなかったから 同席していたのだろうが、自発的であったか、頼まれたのかは定かではない。

     演奏の後の拍手のどれかは、間違いなくJ.Hのものです。そうやって、もう一回聴いてみるのも一興 ではないでしょうか?