金魂巻(きんこんかん)とホィチョイプロ(ダクション)が好き!
金魂巻 ←昭和59年に主婦の友社から発行された、渡辺和博とタラコプロダクション著の「金魂巻」¥880也。これは笑いました。僕のバイブルの一つといっていいでしょう。これを読んだ当時、26歳ハマりまくりました。

「金魂巻」=現代人気職業三十一の金持ちビンボー人の表層と力と構造。誰も書かなかった人気職業の○金(まるきん)=金持ちと○ビ(まるび)=ビンボーの徹底比較!!なんてもので笑える図解入りイラストとへたうま文章でミリオンセラーでした。

例)として僕らカメラマンは、副題「便利屋の目にも涙。」

金=身長178cm体重70kg年齢34才。筋肉質で締まった健康体。年収7200万円。節税のためにアシスタント、自動車は必要経費。自宅)神奈川県葉山。アメリカ西海岸のエグゼクティブを思わせる豪邸。3人の息子と妻らは、ここで、ほとんど「夢のカリフォルニア」を実践。ハワイにも別荘あり。オフィス)浜松町の倉庫を改造したスタジオ。最近はロフトブームだが、5年前からしていた。仕事)西武、サントリーの広告。雑誌で撮るのは一流女優のみ、しかも写真集になるという前提で。読書)「月刊プレイボーイ」「スコラ」などの掲載誌。目が疲れるので原則的に読書はしない。酒場での話題)六本木レキシントンクイーンで、その場にいる有名人と互いにホメあう。浮気の相手)売り出し中の歌手、峠を越した女優、ハーフのモデル。

ビ=身長183cm体重76kg年齢38才。骨太なので見た目よりは体重がある。年収)72万円。もちろんこれで食えるわけはなく、実際は300万円程度あるが、確定申告は赤字で。自宅)中野サンモールを抜けたところにある閑静な住宅街の木造二階建てアパート。ひとり暮らし。オフィス)自宅と同じ。留守番電話はあるが、いつ電話しても出るのが不思議。ふろ場は暗室なので銭湯に通う。仕事)雑誌の1Cカット。スーパーのチラシ用ブツ撮り。アシスタント無しの常に孤独な職業。作品になるようなものを撮りたいと願う。読書)「税金で得する本」「写真時代」「エントロピーの法則」「サントリー宣伝部」など脈絡はないが幅広く勉強熱心。酒場での話題)新宿ゴールデン街で、税金対策、宇宙論。最終的には「だから日本は駄目なんだ!」という結論に終わる。浮気の相手)近所の小料理屋のおカミさん。

以上がおもしろ図解イラスト付き、文付きで解説されていてありそうな話で面白い!他の職業としては、女性アナウンサー、医者、イラストレーター、OL、看護婦、女子大生、テレビディレクター、ホステスなどなど。ほんと面白いですよ!お探しあれ

ついでの話「金魂巻」が僕のバイブルの1つと御託を述べましたが、他にもその時代・時代にあり、小学生低学年の時は「二宮金次郎の伝記」でしたし、高学年は漫画家石森章太郎さんの「漫画家入門」でしたし、中学時代は井上靖さんの「しろばんば」「夏草冬波」の自伝小説だったし、高校時代は「月刊宝島」浪人時代は「小六法」なんて具合です。現在の僕のバイブルは写真集「ファミリーオブマン」なんですが、カメラマンならあたりまえか?
何事にも感化されやすくミーハーな僕は…「金魂巻」いらい、渡辺和博さんのファンになり、作風をまねたりしておりました。「金魂巻」はタラコプロダクションとありますが、のちにはホイチョイプロダクションの名にかわり、ご存じ角川映画の作品までかかわるようになりました。もちろん大ファンである僕は今でもビデオを持っており、毎年、夏が近付くと「波の数だけ抱きしめて」=織田裕二・中山美穂。「彼女が水着に着替えたら」=織田裕二・冬になると「私をスキーにつれてって」を見るのです。「メッセンジャー」も見ましたね!ホイチョイ作品は細かな描写や台詞がいい!じつにマニアックで好きです。特に「私をスキーにつれてって」のトヨタセリカと台詞「凍ってるね!」ってとこが大好きです。ちなみに、夏版二作の主演が織田裕二で、これがきっかけで織田裕二ファンになり…妻が一緒にハマり、今は妻がおっかけするほどの織田裕二ファンです。まあ、この話はここらへんで、そのうち詳しく書きます。