Home > U.S. Life > Hot Springs

アメリカで温泉に入る

日本ほどではありませんが、探せば意外に温泉はあります。ただし、日本とはだいぶ趣が違いますが。 ま、でもなんだかんだ言っても、やっぱり日本人は温泉ですね。 ( ◆をクリックすると写真を見れます。)

  1. シカモア温泉
  2. ソルダック温泉
  3. マンモスレイクス周辺
  4. ウォリーズ温泉
  5. ビシー温泉(鉱泉)
  6. デザート温泉
ところで、西海岸の温泉を紹介している書籍があります。カリフォルニア〜ネバダ〜ワシントンあたりの43の温泉を巡るという本で、なかなか面白いです。(サンノゼの紀伊国屋とかにも置いてありました)
アメリカ西海岸温泉紀行
中山幸男&ジェフ・クラーク著
TOTO出版
¥1,429.-

シカモア温泉

Sycamore Mineral Springsは、San Luis Obispoの近くにあり、San Joseエリアからは、US-101で南に向かって3〜4時間かかります。 行き方などの詳細は公式web siteを参照してください。US-101を降りてから、川沿いの道を数マイルほど走った左側(道沿い)です。夜でも看板は照明されていたと思います。 ◆(看板の写真)

泉質は(恐らく)単純硫黄泉で、固形物が湯に混じっており、匂いは強めです。ホテルと、屋外のバスタブ、温泉プール、マッサージルームなどがあります。

ホテルには2回泊まりましたが、2回とも$125.00/roomでした。露天のプライベート温泉バスタブがバルコニーに付いている部屋で、同じような形式の部屋が十数部屋ほどある2階建ての建物になっています。 バルコニーには目隠しの囲いがしてありますので、水着は着けなくても大丈夫な風になっています。 1階と2階では、2階のほうが比較的オープンな感じになっていて良いです(予約の時に指定できます。下の写真は1階のものです)。 ◆(建物の外観) 

部屋の中は、普通のキングベッドとちょっとした机と椅子、洗面所とトイレとシャワーだけのバスルームという感じです。 樹脂製の温泉バスタブには、お湯と水の栓があるので、適当にうめながら自分でためて入ります(つまり最初は浴槽はからっぽで、湯が満たされてはいない)。 浴槽にはジェットもついてました。ただ、深夜には(たぶん騒音の関係で)入らないでくれ、という貼紙がありました。 やたらとお湯を足したり流したりジェットを回したりしなければ、まあ大丈夫だとは思いますが。 ◆(部屋風呂のタブ),

パブリックな露天バスタブのほうは、昼間とか夕方は(宿泊客でも)料金を取られるので使いませんでしたが、斜面に点在する独立した木製のバスタブがいくつかあって、それぞれ囲われているので、水着を着てなくてもまあ大丈夫、という仕掛けのようです。

ホテル併設のレストランは結構まともな味でした。ただし、他に選択肢がないので、ちょっとお高いかも。朝ご飯もちゃんとしたものが食べられます。 ◆(ロビーとレストランの建物の外観。2階では結婚式などができます)

なお、足立さんのページに、露天バスタブも込みでたいへん詳しい体験記がありますので、ぜひどうぞ。

ソルダック温泉

Sol Duc Hot Springsは、ワシントン州のOlympic National Park内にあります。

泉質は硫黄系だと思いますが、あまり匂いません。湯は無色透明です。

Sol Duc Hot Springs Resortという施設があり、温泉プール、キャビン、レストランなどが点在しています。 温泉には3つくらい大きな浴槽があって、それぞれ温度が変えてあります。普通の温水プールもありますので、泳ぐこともできます。建物の右手の窓口で一人$6ほど払って、ビニルのブレスレッド状のものを腕に巻いてもらってはいります。 ガラス製ではない(PETなどの)飲み物は、ノンアルコールなら持ち込み可能です。なお、水着の着用が必要です。 ◆(朝の温泉プール。早朝なのでガラガラ)

レイバーデーの連休(1997)に行ったためか、結構利用客は多かったと思います。東洋人もそれなりにいました。Seattleからそれほど遠くないからだと思います。◆(混んでいるとこんな感じ)

谷の奥まった場所にあり、周囲の山は温帯雨林を形成しているため、なんとなく日本の温泉を彷彿とさせる景色です。(山に樹がはえていないカリフォルニアから行った場合)

併設のレストランは、きわめて普通のアメリカンレストランです。また、ワシントン州だけあって、ロビー横のコーヒースタンドにはスターバックスのマークが入っていました。 ◆(建物外観)

宿泊用のキャビンに付いているのは、普通のアメリカ風呂です。キャビンはコテージ風の作りで簡素ですが、静かで良いと思いました。

なお、これらの施設は、5月〜9月の間だけオープンのようです。 公式web siteもありますので、詳しい営業期間などはそちらをご覧ください。

マンモスレイクス周辺

Mammoth Lakesは、San JoseエリアからはYosemite National Parkを越えて行くのが最も近いです(夏季のみ。冬季はLake Tahoe経由)。シエラネバダ山脈を越えた向こう側になります。

Mammoth-June Lakes空港のすぐ北にあるHot Creek Road(?)を395号線から3マイル半ほど道なりに東に入ります(途中からダートですがセダンでもOK)。Hot Creek Geothermal Siteなる看板が道案内です。 意外にちゃんとした駐車場があり、トイレ兼脱衣所のような建物が4つほどあります。川に向かって遊歩道を降りていくと、その川がそのまま温泉で、立て屋などは全くありません。 川底の一部と、川べりの噴出口から温水(熱水?)が湧き出しており、流れの緩やかになっているところが暖かい温泉、というえらくワイルドなものです。 ◆(川の全景。左が上流です。向こう岸は一応立ち入り禁止になっています)

川の駐車場側の半分は流れの速い部分で、冷たい上に川底は砂利ですぐ背が立たなくなるので、数メートルほど泳がなくてはいけません(結構冷たいので、ちょっと入るのをためらうかも)。 向こう側の半分は温水の影響で暖かく、また流れが緩やかになっているので川底は砂で、大人の腹くらいの深さです(小学生くらいなら背が立つ)。 湯温の調整は自然の川の流れに依存しているため、時々冷たい水が足元をどっと流れることがあり、冷たい思いをすることもあります。また、足元を藻が流れていたりもします。

また、あちこちの看板に"DANGER!"と書かれているとおり、温水の湧出場所近辺をそのまま使っているため、突然高温の湯が噴き出したりすることがあり、1967年から通算で14人が命を落としているということです。 アメリカ式にown riskです。また、湧出している湯には、多量のケミカル(ヒ素化合物などを含む)が含まれているため、長時間の入浴は好ましくないそうです。でも成分表などが掲示されている訳ではないので、ちょっと良く分かりません。 ◆(危険を示す看板。良く読むと、水の中には入るな、だって…)

私はレイバーデーの連休(1998)に行ったためか、家族連れなどで大変賑わっており、子供が温水プールのつもりで泳いでいたりもしました。 東洋人の10人くらいのグループも来ていましたし、白人の若いカップル(ちょっとデミ・ムーア似)なんかも利用していました。

日の出から日没まで利用可能で、水着の着用が要求されています。 自然の川をそのまま利用しているため管理人などはおらず、利用料金は無料です。 恐らく夏場だけしか実質利用できないと思います。川の水はシエラネバダの雪どけ水が流れてきますので、初夏もつらいかもしれません。水着のほか、バスタオル、サンダル、飲み物などを持参するといいでしょう。

これとは別に、Benton Crossing Roadを395号線から東に3マイルほど入り、長い坂を降り切ったあたりのダート(かなり荒れていてエグい。出来ればオフ車。普通の車だとテクが必要)を左に曲がった先にも、名称不明の温泉があります(坂の途中から左手にクルマが止まっているのが見えるかもしれません)。 ここは平原の真ん中に四角く浴槽が掘ってあり、地面からしみ出してくる温水を樋で集めるようになっている、というこれまたワイルドなものです。建物は全くありません。もちろん無料です。 見てみただけで入ってないので(見物している人は何人かいたけど、入っているのは地元の人らしい兄さん一人だった)、温泉の詳細は分かりません。 ◆(温泉の遠景)◆(人が立っている辺りが浴槽)

ウォリーズ温泉

ネバダ州のGenoaという町の近郊にWalley's Hot Springsというのがあります(住所などはこちら)。レイクタホの東岸沿いの山地の、タホの裏側の山すそに位置しています。Carson Cityからは、US-395を南下して、US-50と分岐してさらに平原をずっと南に行くと、右折でGenoaに向かう三叉路があるので右折し、つき辺りがGenoaなのでそこを左折、道なりに南に2-3マイル程の左側にあります。◆(入り口付近の看板)

泉質は硫黄系だと思いますが、透明で匂いも弱いので良く分かりません。 日帰りの温泉は$12.00で、敷地内の5つほどの温泉タブと、小さめのプールを利用できます。水着着用が必要です(ロッカールームあり)。

いくつかのタブには、ジェットが付いており、タブの脇にある鉄の蓋に付いているスイッチを操作すると一定時間だけジェットが出るような仕掛けになっています。タブはそれぞれ水温が変えてあって、それぞれの温度が入り口に掲示してありました。西側に山があるので、夕方にはいるとちょっと寒い気がするかもしれません。◆(タブの一つ。背景はCarsonの平原)

客はほとんど白人で地元の人が多いようでしたが、アジア人も一組だけいました。常連の人はシーズンパスの様な物を持っているらしく、$50.00で入り放題と言っていました。

別料金でマッサージサービスもあります。また、自由に使えるジムマシンのコーナーがあります。宿もあって泊まれるようです。かなり静かな場所に位置していますので、のんびりしに行くのにいいでしょう。また、タホ湖のヘブンリースキー場からネバダ側に降りると近いと思うのですが、冬季の営業については不明です。

ビシー温泉(鉱泉)

Vichy Springsは、ソノマ郡北部のUkiahという町にあります。US-101をSan Franciscoから北に2時間くらいです。

泉質は炭酸系で、透明でほとんど無味無臭です。源泉からは飲泉も可能です。

Hot TabとBathing Tabsがあり、前者は加熱してありますので摂氏40度程度ありますが、後者は体温よりやや低い感じでちょっと冷たいです。ここの温泉の基本はBathing Tabsのほうらしいので、そちらに適当に入って、寒くなったら熱いほうに入って暖まる、というのが良いようです。水着の着用が必要です。 ◆(Bathing Tab)と、◆(Hot Tab)

Bathing Tabは、100年ほど昔に作られたそうです。 棺桶のように横長の形状で、使うたびにお湯をためて終ったら流してしまうようになっています。ちょっと冷たいのをがまんして入っていると、炭酸のアワがぼこぼこしてきてマッサージな感じです。夜は特に寒いんですが、しかし田舎だけあって星は綺麗です(天の川もばっちり見えます。先日は流れ星もいくつか見ました)。なお、雨天用?の屋根をかけたBathing Tabも隣にありました。

Hot Tabには、ジェットが付いています。どちらも午前2時まで使えます。予約しておくと、Hot Tabの横の建物で、マッサージが受けられます(有料)。

Day Useも可能ですが、宿泊施設(B&B)もついています。歴史の古い温泉ですが、建物は改造されていて各部屋にシャワーもついています。クイーンベッドのごく普通の部屋で、$135.00でした(朝食付き)。 朝食はバフェで、デニッシュやベーグル&クリームチーズの他、ゆで卵、フルーツ、ケーキ、コーヒーなど。 宿泊客はなぜか白人ばかりでした。

なお、ここはカリフォルニア州の史跡#980に指定されてます。◆(史跡の看板)

デザート温泉

Desert Hot Springsは、ロサンゼルス近郊のPalm Springsの近くにあります。I-10でL.A.から2時間位です。I-10をPalm Driveで降りて北に15分くらいの場所に位置しています。Desert Hot Springsの町自体は、意外に大きい町で、ファストフードの店やら銀行もあります。

泉質は炭酸塩系で透明、無臭です。湯に入っていると泡がぷつぷつしてきて、後で体がほかほかしてくる気がします。

Desert Hot Springs Spa Hotelの敷地内の屋外に、4つのホットタブと、2つの少し冷ためのプール、他にいわゆる泳ぐプールがあります。4つのホットタブはそれぞれ温度が違えてあります。大体華氏100度前後です。一部のタブにはジェットがついています。

水着の着用が必要です。タブの他に、サウナやロッカールーム、マッサージなどの設備があります(一部有料)。マッサージは30分から受けられます。◆(全景)と、◆(バスタブ。背後の建物ははマッサージ室など)

ホテルは$170.00/room位で、上記タブやプールを囲むように2階建ての部屋が建っています。建物自体は、ちょっと広めの普通のモーテル風です。Day useだけだと、曜日などによって$3.00-$7.00です。08:00-20:00の営業です。

レストランも併設ですが、ここはたいして美味しくないです。アメリカの普通の田舎のレストランのつもりで行けば、OKかもしれないです。Palm Springsの町まで行ったほうが美味しいものが食べられると思います。


Return to Home Page

Last modified: $Date: 2005/06/17 14:29:44 $ UTC
Copyright (C) 1998-99,2001 Koichi Terada, All Rights Reserved.