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Novel   騎士の述懐  ... last-updated : 2018-01-28 登場人物紹介を追加しました。
 これは、一人の人間が世界を破滅へと至らしめた事の顛末である。
 ここに反省と謝罪、自責の念をもって述懐する。
【作品紹介】
 この世界では、千年に一度のスパンで世界が壊滅するという呪われた歴史を繰り返してきた。
 二,九九九年現在、運命のその時が再び訪れようとしている。
 近い将来死ぬと分かっている中、多くの人間が生きる意味を見失い、荒んだ心と暗い眼差しでその日その日をやり過ごしていた。
 これは、そんな世界に暮らす新聞記者、エリオットの一人称で進む、世界が破滅に至るまでの経緯を綴った物語です。
【登場人物】 … 各キャラクターアイコンをクリックすると、(大昔に描いた)CGイラストが表示されます。
Eliot Vithdeen Juan Garwick Rachel Vozeg Chritis J Tingel Abel Fortner Sasya Driver
エリオット・ヴァイスディーン

新聞記者
ジュアン・ガーウィック

新聞記者
レイチェル・ヴォゼッグ

女子学生
クライティス・J・ティンジェル

騎士見習い
アベル・フォートナー

保険外交員
サーシャ・ドライバー

社長
 Characters  ※本編の若干のネタバレを含みます。
Eliot Vithdeen
エリオット・ヴァイスディーン

 主人公。大陸中央新聞社に記者として勤務する青年。無難で凡庸な性格は円滑な人間関係の構築に多くの場面で寄与してきたが、見ようによっては主義主張のないつまらない男とも言え、現にジュアンからは内心そのように評価されている。女性の扱いにはあまり長けておらず、女心が読めずに相手の機嫌を損ねてしまうこともしばしば。忌憚なく物を言うレイチェルとは話がしやすく、彼女が自分に懐いてくれているのも悪く思ってはいない。
 平凡な一市民であったつもりが、千年単位の世界の破滅に自らが大きく関与していたことを知り、激しい自責の念に苛まれながらも歪んだ秩序から脱するべく立ち向かう。

「冗談じゃない。無理だ、人殺しなんてできない」
「他人任せの無責任野郎が、勇者に過大な期待を寄せているだけさ」

Juan
Garwick

ジュアン・ガーウィック
 大陸中央新聞社に籍を置くものの、重役出勤は当たり前、勤務時間の途中で蒸発、会社でしていることといえば、寝ているかゴシップ誌を眺めているだけ。それでも何故か会社をクビにならない不思議な男。会社のお荷物として鼻摘み者の存在だが、本人は全く気にする素振りもなくマイペースを貫く。クリスとは昔馴染みの仲を公言しており、会社内外を問わず彼女と行動を共にすることが多い。気を許し合っているような二人の様子から、エリオットには特別な仲なのかと勘繰られるほど。
 お調子者の面が目立ちつつも、どこか達観した物の見方をする面も見られ、飄々として掴みどころのない性格。自分のことを多くは語らない点から、社員からも謎の存在とされている。内実は非常に責任感が強く、仲間思い。目的達成のためには努力を惜しまない真面目さを隠し、駄目人間を偽る。
 魔法で未来からやってきたと自称する少女。天真爛漫で子供っぽい印象を周囲に振りまきつつも、他人の至らない点などはどんな相手でも物怖じせず指摘する。一見度胸があるように見えるが、オバケは苦手。
 実は大変に頭脳明晰、成績優秀であり、難解な魔術書を独学で解読し、様々な魔術を発現させる。シロクマのような召喚獣のアトラスは頼れる武器であり、護衛であり、大切な相棒。エリオットを異性として慕っているように見えるが、実際には憧れ以上恋愛未満であることを本人も自覚している。まだ色気より食い気が勝る様子。

「そんなんだからいつまでたっても前に進めないんだよ」
Rachel Vozeg
レイチェル・ヴォゼッグ
 アルバドール城騎士見習い。『クリス』という愛称で呼ばれることが多い。しっかり者のお姉さん的な目で見られがちだが、筋金入りの世間知らずゆえにズレた発言も散見される。勇者殺害を企むディルクとは師弟関係であり、また恋仲でもある。彼に対する想いは並々ならぬものがあり、もはや執着とも言えるレベル。彼に危害を加えようとする者には、それがたとえエリオットやジュアンであったとしても容赦なく剣を向けるが、時折何故こんなにも彼に気持ちが向くのか分からなくなる。
 真っ暗な場所が苦手で、夜は明かりがないと一人で部屋に入ることすらできない。しかし闇夜を照らす月や星は大好きで、一人で星空を眺めるのが趣味。
 性格は真面目。やや強がりなところがあり、他人に自分の弱い部分を晒け出すことを恥とする。が、ディルクにだけは素直に弱音を吐いたりもしていた。

「あの人を殺すって言うのなら、私も死ぬから」
Chritis J Tingel クライティス・J・ティンジェル
Abel Fortner
アベル・フォートナー

 名刺の文言をそのまま信用するなら、フェルトナール保険会社に所属する外交員。ふと現れては消える謎の男。かつてエリオットに助けられたことがある旨を主張し、今度は自分がエリオットを助けたいのだとして彼と怪しげな契約を結ぼうとする。
 皺一つないスーツ、折り目正しく物腰柔らかな言動からは一種の誠実さを感じさせるが、淡々とした語り口や微笑みが絶えない目元からは今一つ人間らしい感情が読み取れない。

「これは一つの賭けであり、チャンスでもあるのです」
Sasya Driver
サーシャ・ドライバー

 大陸中央新聞社社長。小柄な体格ながら腕力は凄まじく、ちょっとしたゴロツキ程度ならば片手で捻じ伏せることが可能。黙っていれば美人なのだが、発する言葉は辛辣を極め、社員の人事評価も厳しいため女というより恐怖の対象としか見られていない。横暴な振る舞いで周囲を辟易させながらも、心は常に社員を大切に思っている。唯一の天敵はゴキブリ。

「きりきり働かないってんなら減給だよ、減給」
【本編】
  1. 呪われているんだ、この世界は -      
  2. もし、私が勇者だったら -    10 11
  3. 退避観測 - 12 13 14 15
  4. 無力で、薄情で、ちっぽけな男 - 16 17 1819(続)
Gift  素敵な戴き物。ありがとうございます。いつまでも宝物です。
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●小説:暁 十夜様より
こちらの作品は、拙作『騎士の述懐』の前身にあたる『LAND WALKER』という小説をベースとした内容となっております。
登場人物についてはほぼ同じですが、世界観やキャラクターの性格、その他細かな設定等は連載中の小説と若干の相違がございますことをあらかじめご承知おき下さい。また、若干のネタバレ要素も含みます。
作品そのものはとても素晴らしく、どなたでも楽しめる内容となっております。是非ご覧いただければと思います。
エリオットよ永遠に・・・・? … 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 俺は布団を跳ね飛ばし飛び起きた。
さらばホワイトタイガー、君は強かった … 「&#$@☆§∈%&#。」「ああ〜ん、エリオット〜どうしちゃったの〜」
暑き戦い・・・・なのか? … 俺達は白目を剥きピクリとも動かないジュアンを前に立ち尽くしていた。
【Happiness】(全四章)
第一章:支配者の帰還
… 「・・・これは・・・夢か?」 夢にしてはハッキリし過ぎている。だけど現実としては曖昧だ。
第ニ章:強者達の憂鬱 … その人の顔を見た瞬間、私はイスを跳ね飛ばし抱きついた。「エリオット〜〜〜〜〜」
第三章:Vergangnheit … 俺の名はラムディス=ヴァイスディーン、このダグラムの町でしがない郵便配達員をやっている。
第四章:幸せ・・・ … 「さぁ、いけエリオット!世界がキミを待っている!」

月華蝶  暁 十夜様のサイト『月華蝶』はこちらです。

●詩:秋好 更級様より 『西』 … エリオットをイメージして書いてくださいました。

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